こんにちは!モンテネグロ滞在を満喫中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
せっかくモンテネグロを旅行するならモンテネグロ料理に挑戦したいもの。
しかし、コトルやブドヴァなどアドリア海沿いの観光地では、観光客向けの高めのレストランが多く、なかなか地元の人が通うようなレストランは見つけにくいです。
今回紹介するのは、モンテネグロの首都・ポドゴリツァにあるモンテネグロ料理のレストラン、Roštilj Janković。
肉料理から魚料理、煮込み料理まで、モンテネグロ料理の全てがコンプリートされたメニューとリーズナブルな価格が大きな魅力です。
ポドゴリツァのバスステーションと鉄道駅のすぐそばにあるので、乗り換えの短い時間でも利用することができますよ。
首都のど真ん中なのに雰囲気は伝統的な酒場
Roštilj Jankovićに一歩足を踏み入れると、一国の首都のど真ん中とは思えないような伝統的な造りの居酒屋風のレストランであることがわかります。
観光客向けというよりも、地元の人が食事しに来たり、ちょっと一杯飲みに来るような場所といった感じ。
そもそもポドゴリツァには観光客はほとんどいません。
みんな素通りしていきますので(笑)
モンテネグロ料理をコンプリートしたメニュー
こちらがRoštilj Jankovićのメニュー。
英語表記なんてあるわけがありません。
何度も言うように、観光客が寄り付かないポドゴリツァ。
外国人が来ない=英語を話したり書いたりする必要がない=英語の通用度がガクっと下がるのです。
店名の”Roštilj”(=「グリル」)の通り、肉のグリル料理がメインです。
魚料理(Riba)はマス(Pastrmka)と鯉(Saran)の二種類。
煮込み料理(Gotova jela)も種類が豊富です。
サラダや前菜類も豊富にそろっているので、あまりお腹が空いていない時でも大丈夫。
グラスワインは€1(=¥122)とリーズナブル。
ビールは
500ml:€1.2(=¥146)
330ml:€1.5(=¥182)
という謎の料金設定です。
(表記のミスかと思いましたが、本当にこの値段でした。)
モンテネグロ人、怠け者なだけでなく、計算もできないのでしょうか(笑)
ボリューム満点(すぎる)!絶品モンテネグロ料理料理
何を食べても美味しいRoštilj Janković。
とにかくいずれの料理もボリュームがかなり多いので、注文しすぎには要注意です。
食欲旺盛な人は、モンテネグロのパンであるレピーニャ(Lepinja)も注文してみましょう。
Roštilj Jankovićでは、アツアツのレピーニャを提供してくれて、どの料理にも合います。
チェバピ(バルカン諸国のケバブ)やラジュニチ(串刺しにして焼いた肉)もいいですが、せっかくなのでモンテネグロでしか味わえない地元の料理を味わってみるのはいかがでしょうか。
のぶよが10日間のポドゴリツァ滞在のうちRoštilj Jankovićで食べたものを紹介します。
「どんだけ居座るねん!」というツッコミはしないでください(笑)
ポペツィ
ポドゴリツァの名物料理と言えばポペツィ(Popeci)。
叩いて薄く伸ばした鶏肉の中にハムとチーズを乗せて棒状に巻いたものを油で揚げた豪快な料理です。
見た目の通り、正直かなり重たいです(笑)
昼間から一人で食べきれる量ではないので、誰かとシェアするのが理想かもしれません。
パスリ
モンテネグロの煮込み料理の代表であるパスリ(Pasulj)。
「豆のシチュー」といったところで、野菜の旨味が凝縮した素朴な味わいです。
ハンバーグ入り(Pasulj sa pjeskavicom)やソーセージ入り(Pasulj sa kobasicom)などのバリエーションも豊富です。
マスのフライ
ポドゴリツァや近郊にあるシュコダル湖国立公園では流れる清流や湖でとれるマスが名物。
Roštilj Jankovićでは、地元で獲れたマスを豪快に揚げたものがなんと二尾も出てきます。
ボリュームは多いものの、マス本来の淡白な風味が味わえて、意外とぺろりと平らげてしまいました。
おわりに
このレストランに行くためだけにでも、ポドゴリツァに立ち寄る価値があると言えるほどのおすすめレストラン、Roštilj Janković。
グリル料理は注文が入ってから焼くので、提供までは15分ほど時間がかかりますが、待つだけの価値ありです。
ポドゴリツァのバスステーションから徒歩2分と近いので、乗り換え待ちの短い時間でも是非ふらりと立ち寄れるのがポイント。
お店の人も物腰柔らかで良い感じでした。
ポドゴリツァに来た際はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
インフォメーション
Roštilj Janković
住所:Vlada Martinovića, Podgorica
営業時間:全日 7:00~0:00
予算:メイン€3~€6(=¥360~720)
観光名所には乏しいポドゴリツァですが、モンテネグロ国内どこでも日帰り圏内という抜群のアクセスの良さを誇ります。
モンテネグロで一番安いと言われるリーズナブルな物価とのんびりした雰囲気も魅力的。モンテネグロ国内観光の拠点都市としてはかなり便利です。
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