こんにちは!ジョージア滞在も1年、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
2021年に入っても終わりの見えないコロナ禍。
世界中の多くの国が、「これまでの日常」と「コロナ後の新しい日常」の間で明確な答えが出せない状態となっています。
のぶよが滞在しているジョージアでは、かなり悲惨なことになっていた第二波をようやく抑え込みつつある状況。
2021年の2月から入国時の新しいガイドラインが定められたりと、少しずつ状況が良い方向へと動いている印象を受けます。
いっぽう、私たち外国人に向けた出入国情報に関しては、情報が錯そうしているのも事実。
政府がコロコロと方針を変更することも理由ですが、情報発信がちゃんとされておらずわかりにくいことも理由だと思います。
というわけでこの記事は、日本人旅行者・長期滞在者向けに、ジョージアの出入国情報やコロナウイルス関連の制限などを随時お伝えするもの。
①出入国条件・ビザ等の情報
②到着後の検査や隔離等の情報
③現地での行動制限等の情報
の三つのトピックに関して、最新情報を伝えていきます。
・2021年3月4日:①出入国情報/②検査・隔離情報/③現地での各種制限の情報を執筆
・2021年4月01日:③制限緩和に関する情報を更新
・2021年4月18日:再々ロックダウンの可能性についての情報を更新。
・2021年4月27日:③制限強化に関する情報を更新
・2021年5月13日:③制限緩和に関する情報を更新
・2021年5月17日:③制限緩和に関する情報を更新
・2021年5月25日:①出入国情報/②検査・隔離条件の緩和に関する情報を更新
・2021年6月8日:①出入国情報/②検査・隔離条件の緩和の詳細に関する情報を更新
・2021年6月22日:③制限緩和に関する情報を更新
・2021年7月1日:③制限緩和に関する情報を更新
・2021年7月21日:③制限強化に関する情報を更新
・2021年8月3日:「外国人向けワクチン接種」に関する情報を更新
・2021年8月13日:③制限強化に関する情報を更新
・2021年9月3日:③制限強化に関する情報を更新
・2021年9月13日:③制限緩和に関する情報を更新
・2021年11月29日:②検査・隔離条件の強化/③制限強化に関する情報を更新
・2022年2月14日:③制限緩和に関する情報を更新
・2022年3月28日:③制限緩和に関する情報を更新
・2022年5月7日:③制限緩和に関する情報を更新
・2022年6月16日:①出入国情報/②検査・隔離条件の緩和に関する情報を更新
新しい動きや政策が発表され次第、記事上部に最新の情報を追加掲載していくつもりなので、ジョージア渡航を考えている人はぜひチェックしておきましょう!
- ジョージア現地での制限に関する最新情報(2022年6月16日更新)
- ジョージア現地での制限に関する最新情報(2022年5月7日更新)
- ジョージア現地での制限に関する最新情報(2022年3月28日更新)
- ジョージア現地での制限に関する最新情報(2022年2月14日更新)
- ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年11月29日更新)
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2022年6月16日更新)
とうとうこの日がやってきました。
2022年6月15日をもって、全世界の旅行者を対象に、ジョージア入国時のワクチン接種証明書/PCR検査の陰性証明書の提示義務が全面撤廃されることになりました。
これに伴い、PCR検査の陰性証明でジョージアに入国した場合の「入国後3日目にあたる日」のPCR検査義務も撤廃となり、出入国システムがコロナ禍以前の状態に戻ったこととなります。
日本人の場合は、パスポートの提示のみで入国可能で最大365日間の滞在が可能です。
いっぽう、現地でのマスク着用義務に関しては一部依然として残っている状態です。
(が、ほぼ誰も順守しておらず、完全にコロナウイルスなど存在しなかったかのような雰囲気になっています。)
というわけで、ジョージア旅行へのハードルもグッと下がった2022年。
当ブログでは200以上の記事でさまざまな情報を提供しているので、渡航を計画している人はぜひ参考にしてくださいね!
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2022年5月7日更新)
2022年3月に規制を大きく緩和したジョージアですが、新規感染者数は引き続き少ない水準で推移しています。
そのため、2022年5月2日をもって屋内でのマスク着用義務が廃止となりました。
飲食店や商業施設などほとんどの場所でマスクの着用が必要なくなりますが、公共交通機関内と医療施設内は例外で引き続きマスクの着用が必要となります。
このまま感染者数が少ないままの状況が続けば、入国時に依然として必要なワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明書の提示もいよいよ必要なくなる日も遠くはないのかもしれません!
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2022年3月28日更新)
3月に入ってからのジョージアでは、新規感染者数は目に見えて減少傾向にあります。
一時は1日数万人という数に上っていたものの、現在では1日1000人を切るほど。
この状況にともなって、本日2022年3月28日をもってジョージア国内で長らく課されていた屋外でのマスク着用義務が廃止となりました。
これにより、ジョージア国内でのコロナウイルス関連の制限で残っているのは、飲食店や公共交通機関など屋内でのマスク着用のみとなりました。
一歩ずつ平常時に戻りつつある今日この頃。
新たな波がやって来ないことを祈るのみです。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2022年2月14日更新)
2022年に入ってからは、感染者数の増加に歯止めがきいていません。
1日の感染者数は2万人以上(!)と、人口400万人の規模であることを考えるとものすごい状況となっています。
いっぽうで、重傷者数や死者数はある程度抑えられており、ジョージア政府はコロナウイルスと共存する方針に舵を切った印象も受けます。
象徴的なニュースが、グリーンパスの廃止。
2021年12月1日に「グリーンパス」と呼ばれるワクチン接種のデジタル証明が全国的に導入され、飲食店やミュージアム等の施設への入場には提示が義務づけられていましたが、2022年2月1日をもって廃止されました。
正直、グリーンパス導入からたったの2ヶ月で大きく方針転換するとは誰しもが想像していなかったこと。
この一例が象徴するように、高い水準の感染者数でもある程度状況をコントロールできているという政府の自信が感じられます。
グリーンパスの廃止にともなって、現在ジョージア国内で有効な規制は屋外・屋内でのマスク着用義務のみとなりました。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年11月29日更新)
②到着後の検査・隔離の要否:南部アフリカ地域からの渡航者に対して厳格化
南アフリカ共和国によって報告された、「オミクロン」と呼ばれる新たな変異株。
驚くほどのスピードで世界中に拡散しつつある状況を踏まえ、アフリカ南部8ヶ国からの入国者に関して、入国後14日間の強制隔離措置を実施することがジョージア政府より発表されました。
・南アフリカ共和国
・ボツワナ
・ジンバブエ
・ナミビア
・レソト
・エスワティニ(スワジランド)
・マラウイ
・モザンビーク
多くの日本人にとってはあまり馴染みのない国かもしれませんが、オミクロン株の世界的流行がこのまま進めば、入国時の隔離対象となる(もしくは入国制限が課される)国や地域は拡大していくことが予想されます。
状況はかなり流動的で、数日先さえも見通せないほどに不確か。
ジョージア国内での新規感染者数は相変わらず高い数値で推移していることもあり、再び都市封鎖や各種制限等に踏み切る可能性も大きいです。
年末年始~2021年春にかけてのジョージア渡航を計画している人は、最新の情報を注視し、場合によっては計画を練り直すことを強くおすすめします。
③現地での各種制限の強化:2021年12月1日~グリーンパスの導入
2021年12月1日から、ジョージア国内で「グリーンパス」と呼ばれる制度の運用が開始されます。
グリーンパスの提示ができない人は、2021年12月1日以降は飲食店や宿泊施設などの利用は原則不可能となります。
・あらゆる種類の飲食店(屋内/屋外のいずれも)
・映画館・劇場・オペラハウス・ミュージアム・コンサートホール当の文化施設
・カジノ等遊戯施設
・スパ施設
・ジム
・ホテル(どのレベルの宿泊施設まで適用なのかは不明)
・山岳リゾート施設
欧州ではすでに導入済の国も多いグリーンパス。
「ワクチンパスポート」と呼ばれることもありますが、ジョージアで取得が可能なのは以下のいずれかに該当する人。(国籍や滞在資格に関係なし)
・2回のワクチン接種完了者
・72時間以内のPCRテストで陰性
・24時間以内の迅速抗体検査で陰性
・コロナウイルスに以前に罷患したことがある人
いずれの場合でも、専用のアプリ内で情報が共有されるシステムになる予定とのことです。
(アプリの詳細は追記します)
また、グリーンパスの導入にともなって、2021年12月1日よりレストラン等飲食店の営業時間短縮措置(~22時まで)は、撤廃となる予定です。
公共交通機関内でのマスク着用義務は、依然として残っています。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年9月13日更新)
感染拡大のピークは越えたジョージア。
1ヶ月ほどに渡って大都市圏内での市内交通が全面閉鎖されていましたが、本日2021年9月13日より全面的に再開されることとなりました。
公共交通機関内でのマスク着用義務や飲食店の営業時間制限は、依然として残っています。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年9月3日更新)
新規感染者数は微減しつつあるジョージアですが、いまだに陽性率はかなりの高水準で推移しています。
また、死者数の増加には歯止めがかかっていない状況で、とうとう本日、歴代最高の死者数を記録(81名)してしまいました。
状況を注視しているジョージア政府は、2021年8月13日に発令した各種制限の強化&延長に踏み切ることを決定しました。
・9月4日まで大都市内の市内交通の全面閉鎖→「9月13日まで」に延長
・飲食店の営業時間を23時まで→「22時まで」に短縮
また、飲食店や公共施設の利用時にワクチン接種証明書の提示を義務化することも議論に上がっているそうで、早ければ9月中にも導入されるのではないかという話になっています。
感染拡大が続く状況&ワクチン接種証明書の義務化など、ジョージア国内の制限に関する状況はかなり不安定。
9月や10月にジョージア渡航を予定している人は、最新の情報を注視するようにしましょう。
日本の外務省からもジョージアへの渡航中止勧告が出ていますし、個人的には今この状況でジョージアに渡航するのは絶対に避けるべきだと思います。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年8月13日更新)
新規感染者の急増に歯止めが聞かなくなっているジョージア。
去年冬の5000人/日を上回る新規感染者が連日で続けており、直近一週間の10万人あたりの感染率は世界で最悪。
「世界で最も感染拡大している地域の一つ」という恐ろしい状況になっています。
急激な感染拡大を受けたジョージア政府は、夏の観光シーズンに向けて緩和した各種制限を再び導入することを決定しました。
・トビリシ/クタイシ/バトゥミなどの大都市内の市内交通の全面閉鎖(都市間交通は運行)
・飲食店の営業時間を23時までに短縮
・あらゆるフェスティバル・イベントなどの中止
など、「半ロックダウン」のような措置が8月14日から9月4日までの約3週間に渡って課されます。
この感染状況を考えると、かなり詰めが甘い規制に見えますし、状況が改善されなければ制限期間の延長やさらなる規制が課される可能性も十分に考えられます。
9月や10月にジョージア渡航を予定している人は、最新の情報を注視するようにしましょう。
個人的には、今この状況でジョージアに渡航するのは絶対に避けるべきだと思います。
ジョージア現地での外国人向けワクチン接種に関する最新情報(2021年8月3日更新)
本日2021年8月3日より、ジョージア国内に滞在している外国人でもコロナウイルスのワクチン接種が可能になりました。
接種の料金は無料で、製造元が選択可能となる見込みです。
特別な居住許可証やビザを持っている人のみならず、あらゆる国籍&観光目的のノービザ滞在者も対象となるのが嬉しいですね!
ただし、ジョージア入国から3ヶ月以上経っている外国人のみが対象となる点にご注意を。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年7月21日更新)
つい3週間前に夜間外出制限を撤廃し、本格的な観光シーズンに向けて突っ走って行こうとしていたジョージア。
しかし、LGBTプライドパレードに反対するデモ→暴力事件など、多くの人が集まる機会が増えたせいか、新規感染者の数がどんどん増えてきています。
2021年6月22日に屋外でのマスク着用義務を撤廃した政府ですが、ここに来て再び屋外でのマスク着用義務が復活することになりました。
現在のところはその他の制限に関する情報は出ていませんが、このまま感染者数の増加に歯止めがかからなければ再ロックダウン等の措置が取られる可能性も十分に考えられます。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年7月1日更新)
2021年7月1日より、7ヶ月に渡って課されていたジョージア国内での夜間の外出制限が撤廃されました。
それにともない、トビリシ地下鉄や市内路線バスは朝7:00~夜12:00の平常運行時間となります。
今回の規制緩和によって、残るコロナウイルス関連の規制は、屋内施設や公共交通機関内、屋外の人が集まる場所でのマスク着用義務のみとなりました。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年6月22日更新)
本日2021年6月22日より、ジョージア国内での屋外でのマスク着用義務がなくなりました。
ただし、バス停など多くの人が集まる場所や屋内施設でのマスク着用義務は依然として残っています。
また、2021年7月1日より夜間外出禁止措置が撤廃される予定であることも同時に発表されています。
陸路国境の開放&日本人はPCR検査のみで入国可能となったことに続く良いニュースではあるものの、依然としてジョージアの感染状況には不安が残ります。
本日2021年6月22日の新規陽性者数は914人と、先週に比べるとやや増えた印象。
国境開放にともなって外国人観光客の姿も見られるようになってきましたが、インド由来のデルタ株もジョージア国内で症例が出ており、まだまだ気のぬけない状況だと感じます。
ここでマスク着用義務の撤廃&夜間外出禁止の撤廃措置がとられ、多くの人が自由に動き回るようになると再び感染拡大しかねないのではないか…と危機感を抱きます。
出入国条件・ビザ等に関する最新情報(2021年6月8日更新)
2021年6月1日から、ジョージアが隣国との陸路国境を開放しました。
また、日本国籍保持者であればジョージア入国72時間前と入国後3日目の2回のPCR検査で陰性が証明されるという条件で、観光目的での最大1年間の滞在が可能となりました。
①日本人のジョージア入国は可能?
この出入国制度の大幅な改変によって、日本国籍保持者のジョージアへの入国方法は以下の3通りとなります。(これまでは①と②の2通りでした)
PCR検査での入国が可能となったことで、②Remotely from Georgiaプログラム(俗称:「リモートワークビザ」)をわざわざ申請していく意義はゼロとなりました。
(これは「ビザ」ではなく、あくまで「コロナ禍中にジョージア滞在を希望する人向けの入国許可証」のような暫定的な措置だったため)
というわけで、
①2回のあらゆるワクチン接種証明
③到着前と到着後2回のPCR検査
のいずれかの条件を満たせば、日本国籍保持者はジョージアに入国&最大365日間の滞在が可能となります。
これはとても嬉しいニュースですね!
②ジョージア入国時に自主隔離・PCR検査は必要?
【①ワクチン2回接種した証明書で入国した場合】
ジョージア入国時にワクチン接種証明を提示して入国した場合は、到着前/到着後のPCR検査や到着後の隔離はいっさい必要ありません。
空港/陸路国境審査所で入国審査を済ませた時点で自由の身となります。
【③PCR検査陰性証明で入国した場合】
ワクチン未接種の人でも入国前72時間以内のPCR検査の陰性証明が提示できれば、ジョージアに入国が可能です。
以前は、PCR検査の陰性証明で入国した外国人(当時は日本国籍者は対象外)は、指定ホテルでの3日間の隔離が義務付けられていましたが、2021年6月8日現在は隔離も義務ではなくなりました。
つまり、PCR検査の陰性証明を提示して入国した日本国籍保持者は、ワクチン接種完了者と同じように、ホテル隔離等いっさいなしで入国後すぐに動くことが可能です。
いっぽうで、PCR検査の陰性証明で入国した外国人は、ジョージア入国後3日目にあたる日に再び自費でPCR検査を受けることが義務となっている点にご注意を。(出国時のトラブル等を避けるためにも、従っておいたほうが良いでしょう)
出入国条件・ビザ等に関する最新情報(2021年5月25日更新)
とうとうこのニュースがやってきました…!
2021年6月1日より、ジョージアが近隣国との陸路国境を開放する予定であるそうです。
また、これまで(=2021年5月31日まで)外国人の観光目的での入国の際の条件は以下の3通りでした ▼
③の「PCR検査のみでの入国」は、日本国籍保持者は対象外だったのですが、なんと2021年6月1日より日本国籍保持者も対象となります。
つまり、日本国籍であれば、空路/陸路のいずれでもジョージア入国可能&ワクチン証明やリモートワークビザ取得の必要がなくなった=パスポート(とPCR検査)だけでジョージアに入国可能となる見込みです。
(隔離等の条件がどうなるかは続報待ちですが、日本が③の入国条件の国に入るのであれば必要ないと思われます)
まだ政府による発表があったばかりで、1週間先のことなので若干の条件変更等の可能性は残ってはいますが、「やっぱり日本は除外!」とはならないはず。
2021年夏~秋にかけてのジョージア旅行ができる可能性が、これで大きく広がったと思います。
※続報などあれば、随時更新していきます。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年5月17日更新)
少しずつ以前の状況に戻りつつあるジョージア。
2021年5月17日より、現地での制限のいくつかが緩和されました。
・夜間外出禁止時間を23時~5時に短縮(以前は21時以降だった)
・飲食店が土日祝日も営業可能に
・感染防止対策をとった宿泊施設の営業再開
など、大幅な制限緩和となりました。
依然としてジョージア全土で有効な各種行動制限は以下の通りです。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年5月13日更新)
ジョージア正教のイースター休暇を見越して強化された移動制限は、本日2021年5月13日をもって解除となりました。
市内交通・都市間交通のいずれも再開され、自由な移動が再び可能となりました。
依然としてジョージア全土で有効な各種行動制限は以下の通りです。
まだ噂レベルではありますが、このまま感染者数が減少すれば2021年5月末をもっての夜間外出禁止の制限の解除が議論されているそう。
入国規制措置の緩和についても同様に議論されているとのことなので、もしかしたら近いうちに良いニュースが聞けるかもしれません!
現地人の噂レベルではありますが、希望を捨てずにいましょう!
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年4月27日更新)
前回の更新時に「連続する14日間の陽性率が4%を上回ったら、ロックダウンを含む制限措置が課される可能性」について触れました。
およそ1週間後の2021年4月26日時点で、過去14日間のコロナウイルス陽性率は4.03%と、ジョージア保健省が制限強化の基準とした数値を超えた感染拡大が続いています。
この現状を受けて事前に通告されていた通り、各種制限の第一弾が即座に発表されました。。
墓地へ続く道の封鎖や礼拝時間の短縮など様々な制限がありますが、私たち外国人に最も関係するのは「2021年5月3日~2021年5月12日の10日間、公共交通機関(市内交通および都市間交通)を全て閉鎖する」という項目でしょう。
こちらは、一週間後(5月3日~5月12日)のイースター休暇に備えた措置のよう。
ジョージア正教のイースターは、家族で集まって先祖の墓参りをしたり、親戚一同で宴会をしたりする伝統があり、多くの人が生まれ故郷へ戻って家族との時間を過ごします。
(日本で言う「お盆」のような感じ)
ジョージア政府としては、どう考えても感染拡大を助長する状況を食い止めるために、このタイミングでの制限強化となったのでしょう。
レストラン等の営業制限に関しては言及がありませんが、これまでに引き続き店内飲食が可能なのはジョージア全土で平日のみに限られているのが現状。
したがって、祝日扱いのイースター休暇中はレストランの営業は屋外席およびテイクアウトのみになると思われます。
感染状況によってはさらに厳しい制限が課される可能性もあるので、5月~6月にジョージア渡航予定の人は最新情報を入手するように心がけてください。
依然としてジョージア全土で有効な各種行動制限は以下の通りです。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年4月18日更新)
4月も半ばになり、気温が20℃を越える日が多くなってきました。
多くの人が町に出向くようになり、飲食店にも人が戻りつつあります。
しかし、人手が多くなる=感染が拡大するということ。
ここ数日間は新規感染者数1000人/日(日本の人口なら3万人/日)を超える日も多く、再び感染拡大の兆しが見えつつあります。
出入国条件や検査や隔離の要否、現地での行動制限のいずれにも大きな変化はありませんが、今回更新したのは再々ロックダウンの可能性が示唆されたため。
ジョージア保健相の公式発表によると、「14日間連続で、検査後の陽性率が4%を上回った場合、ロックダウンを含む各種制限を課す可能性が高い」とのこと。
ちなみに、直近3日間は3%台だった陽性率は、本日(2021年4月18日)4.38%に一気に上昇。
万が一このまま4.0%を切ることがないまま14日間が過ぎた場合、ロックダウン措置が取られる可能性はかなり高いと思われます。
今春~今夏にかけてジョージアへの渡航を予定している人は、とにかく状況を注視しましょう。
例え”Remotely from Georgiaプログラム”(=入国許可証)を所持していたとしても、ロックダウン措置に伴う航空便の停止や出入国要件の厳格化などの状況によって渡航ができなくなる可能性(または、日本に帰国できなくなる可能性)は低くはありません。
ジョージア現地での制限に関する最新情報(2021年4月1日更新)
前回の最新情報から1ヶ月近くが経ちました。
気温が上がってくるにつれて、街は徐々に活気を取り戻しつつあります。
前回の更新から大きく変わった点は、③の現地での制限が緩和された点。
・飲食店は屋外席/持ち帰りのみ営業可能→2021年3月8日に解除
・劇場・スポーツ競技場の閉鎖→2021年4月1日に解除
と、飲食店や文化施設も通常通り営業ができるようになりました。(もちろん店内飲食も可能)
依然としてジョージア全土で有効な各種行動制限は以下の通りです。
ジョージア入国/現地の制限に関する最新情報(2021年3月4日更新)
まずは、現時点での一番気になるジョージア入国条件やビザの要否、現地での制限や義務に関して。
これまでは「パスポートさえ持っていれば無条件で最大1年間の滞在が可能」という超寛大な出入国システムが話題となったジョージアですが、現在は入国条件が大きく変化しています。
①日本人のジョージア入国は可能?
2021年3月現在、日本人(日本国籍保持者)の観光目的でのジョージア入国は可能です。
しかしながら、これまでのように「パスポートさえあれば無条件で入国可能&1年間滞在可能」というわけではなく、「いくつかの制限の下で」という注意書きが付くのでご注意を。
2021年2月1日より、ジョージア入国時の外国人に対する新たな出入国条件が発表されました。
完結にまとめると、外国人がジョージアに入国するためには、以下の3つのパターンのいずれかに当てはまっている必要があります。
(日本国籍の場合は①②の2つのパターンのみ)
以下、詳細を説明していきます。
【①ワクチン2回接種完了を証明できる人】
国籍にかかわらず、今まで通りジョージアに入国&最大1年間の観光目的での滞在が可能です。
(ワクチンの製造会社等の指定はなく「あらゆるワクチン」を2回接種した証明書でOKとのこと)
つまり、パスポートに加えて、ワクチン接種証明の書類が必要になるだけです。
【②ワクチン未接種、または1回しか接種していない人】
日本国籍保持者でワクチン未接種/2回の接種を終えていない人は、Remotely from Georgiaプログラムをオンラインで事前申請し、入国時に許可証を提示する必要があります。
Remotely from Georgiaは「ビザ」ではない!
Remotely from Georgiaプログラムとは、2020年8月にスタートした新しい入国システムのこと。
ジョージアを拠点としてリモートワークを希望する人向けに発給されるもので、「リモートワークビザ」の俗称の方がポピュラーかもしれません。
注意したいのが、Remotely from Georgiaプログラムはあくまでも「入国許可証」であって、滞在資格を証明する「ビザ」にはならない点。
つまり、入国時にRemotely from Georgiaプログラムを申請している必要がある(これまではパスポートだけで1年間滞在できた)というだけで、滞在資格としては「ビザなし観光客」という扱いです。
もともとはリモートワーカー向けに発表されたRemotely from Georgiaプログラムですが、目的が短期の旅行・観光であったとしても、ワクチン未接種の日本人は予めこのプログラムを申請する必要があります。
つまり、ワクチン未接種の人は、「パスポートだけでジョージアに入国」することは現状不可能です。
【③到着前と到着後2回のPCR検査/ホテル隔離で入国】
これが大きく誤解されている項目。
2021年2月1日に発表された入国条件が緩和(ワクチン未接種でも到着前/後の2回のPCR検査+隔離で入国可能)される対象には、日本国籍保持者は当てはまっていません。
つまり、日本のパスポートでジョージアに渡航するのであれば、
①ワクチン2回接種の証明書提示
②Remotely from Georgiaプログラムの許可証の提示
のいずれかが可能である人しか、ジョージアへの入国はできないということになります。
②ジョージア入国時に自主隔離・PCR検査は必要?
ワクチン2回接種済/Remotely from Georgiaプログラムの許可が下りた人は、ジョージアへの入国が可能となります。
ジョージア入国前後のPCR検査や自主隔離の必要性に関しては、情勢がかなり流動的。
ザックリ分けると、上の項で紹介した、
①ワクチン2回接種完了した人
②Remotely from Georgiaプログラムの許可証を持っている人
のどちらのパターンでのジョージア入国かによって対応が変わります。
【①ワクチン2回接種した証明書で入国した場合】
ジョージア入国時にワクチン接種証明を提示して入国した場合は、到着前/到着後のPCR検査や到着後の隔離はいっさい必要ありません。
空港で入国審査を済ませた時点で自由の身となります。
【②Remotely from Georgiaプログラムの許可証で入国した場合】
Remotely from Georgiaプログラムの許可証が発行&それを提示して入国した場合は、到着後のPCR検査と政府指定ホテルでの隔離が必要となります。(2021年3月現在)
いちおう、以上①②の義務にさえ従えば、隔離明けの8日目からは自由の身となる。
というのが公式情報です。
…が。
この二つの条件に関してはかなり情報が錯そうしています。
などなど。
全てRemotely from Georgiaプログラムで入国した人の話です(国籍問わず)。
おそらくですが、国籍や入国のパターンによって検査や隔離が必要かどうか変わる&政府が出入国ポリシーをコロコロ変更するため、ジョージア側の入国審査所でも「何が何だか…状態」になっているのでしょう。
(この国ではよくあることなので全く驚かない)
日本人でRemotely from Georgiaプログラムの許可証を持っている人は、原則として「①到着後のPCR検査+②8日間の自主隔離」の二つの条件に従えばジョージア入国が可能です。
しかし結局は、航空会社の職員の対応や入国時の審査官の判断が全て。
飛行機への搭乗拒否や入国拒否を避けるためにも、入国前72時間以内のPCR検査の陰性証明書は持って行った方が良いと思います。
③その他、現地滞在中の制限はある?
2020年11月から3ヶ月に渡り、部分的なロックダウン措置が取られていたジョージア。
感染拡大がどうにか抑えられつつあることから、2021年3月から徐々に各種制限が緩和されつつあります。
逆にこれ以外の面では、少しずつ日常が戻りつつある印象。
都市間交通や市内交通も再開され、ショッピングセンターや市場も営業しています。
おわりに:どうなる?2021年のジョージア旅行・長期滞在
LCCの発展や旅行ブームなどの追い風を受けて、簡単&気軽に海外旅行ができるのが当たり前だった2010年代。
対する2020年代の始まりは、平和な時代には気が付かなかった「外国に行くことのハードルの高さ」を、多くの人が改めて実感させられた1年だったのかもしれません。
よく考えれば当たり前のことなのですが、いちおう言っておきますね。
コロナがあろうがなかろうが、外国に渡航する際に100%入国が可能である保証などどこにもありません。
いちおう、ビザの条件や入国に必要な書類などを揃えれば「まあ問題なく入国できるだろう」というくらいのレベル。
いち外国人が自国以外の国に入れるかどうかは、結局は入国審査官の判断次第となります。
ジョージアの場合は、新しい入国制度がどんどん作られては変更されることが繰り返されてきたので、入国管理の現場でもかなり混乱が生じていることでしょう。
のぶよ的には、現段階で日本からジョージアに観光・長期滞在目的で渡航するのはかなりリスクが高いと思いますし、おすすめはしません。
ワクチンの先行きも不透明ですし、いつまた感染再拡大&ロックダウンとなって閉じ込められるかも予想できませんから。
それでも何らかの事情で、わざわざこの時期にこの国にやって来ようとする人を止めるつもりも責めるつもりもありません。
その場合は、「あの人がPCR検査なしで行けたらしいから大丈夫だろう」ではなく、「もしかしたら何かトラブルになるかもしれないから事前にPCR検査受けておこう」くらいには、あらゆる場合を想定して慎重な渡航計画を立てるべきだと思います。
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