こんにちは!カッパドキア観光を満喫中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
カッパドキア観光&滞在の中心となるギョレメから北に4kmの所に位置するチャヴシン(Çavuşin)は、世界遺産に指定されている巨大な岩窟教会がある町。
カッパドキア北部の見どころをまわるレッドツアーではスキップされてしまうことも多いのですが、見ごたえのある観光スポットがいくつかあるおすすめの町です。
ローズバレーやラブ・バレーなど、カッパドキアを代表する絶景ポイントへのハイキングコースのスタート地点としても便利な位置にあるので、アクティブにカッパドキアを楽しみたい人は是非訪れるべきです。
今回の記事では、チャヴシンの観光スポットと、セットで訪れたい近郊の見どころを紹介します。
チャヴシンの観光スポット
黄色:バス停
青:観光スポット
チャヴシンはとても小さな村。
観光スポットは全て徒歩圏内にあります。
ただし、岩山を上り下りする箇所もあるので、サンダルは厳禁。
最低でもスニーカーの着用をおすすめします。
チャヴシン岩窟教会
チャヴシン村北部のバス停を降りた目の前に堂々とそびえ立つのが、チャヴシン岩窟教会(Çavuşin Kilisesi)。
もはや教会と呼ぶには巨大すぎる岩の中には、10世紀に造られた教会があります。
特筆すべきが、教会の外壁に残るフレスコ画。
色褪せにくい赤色の部分が特に残っており、1000年以上前にこの地にあった信仰の息吹を感じることができます。
チャヴシン岩窟教会がある岩の裏側の道を少し行くと、「妖精の煙突」と呼ばれるキノコ岩がニョキニョキと生えている光景が見られるので、こちらもお見逃しなく。
廃墟群
現在でこそ普通の民家が建ち並ぶチャヴシン村の中心街。
しかしながら、そこから少し離れた岩山の斜面には、かつての集落跡である廃墟群が残されています。
斜面にびっしりと並ぶ土壁の家々が織りなす風景はとにかく圧巻。
現在では完全に放置されており、自由に立ち入ることができます。
洗礼者ヨハネ教会
チャヴシンに来たら絶対に見逃せないのが、村の中心部南側の岩山の内部にある洗礼者ヨハネ教会(Vaftizci Yahya Kilisesi)。
先述のチャヴシン教会よりも大きな岩全体に造られた岩窟住居の一部が教会として利用されていたものです。
教会内部にはかつてのフレスコ画が残されており、赤色だけでなく青色も綺麗に見られます。
教会がある岩山は複数階に分かれており、まるで巨大なアパートのよう。
岩山の上から眺める景色はとにかく絶景です。
教会内部・岩山ともに立ち入りは自由ですが、足場が悪い部分もあるのでくれぐれも自己責任で。
チャヴシンへの行き方&周辺の見どころ
ギョレメからチャヴシンへのアクセス
↑チャヴシン岩窟教会前のバス停
カッパドキア観光の中心となるギョレメからチャヴシンまでは幹線道路が走っており、4kmほどの距離。
ユルギュップ~ギョレメ~アヴァノス間を走るドルムシュ(ミニバス)がチャヴシンの入口付近を通ります。
・ギョレメ→チャヴシン
ギョレメのバス停を1時間に1本、毎時20分頃に通過
・チャヴシン→ギョレメ
チャヴシンのバス停を1時間に1本、毎時30分頃に通過
所要時間:5分
料金:4TL(=¥76)
チャヴシンから行ける周辺の見どころ
↑荒涼とした大地の真ん中にあるチャヴシン村
チャヴシンはとても小さな村。
見どころもそう広くない地域に集中しているので、1時間半~2時間ほどあれば十分に観光できます。
ここでは、チャヴシンとセットで訪れたい周辺の見どころを紹介します。
いずれも数時間~半日もあれば観光できる場所なので、プランニングの参考にしてください。
ローズバレー&レッドバレー
カッパドキアの広大な大地と独特な風景をアクティブに満喫したいなら、ローズバレーとレッドバレーをハイキングするのがおすすめ。
アップダウンはさほど激しくなく、初心者でも簡単に歩くことができます。
1000年以上前に岩の中に作られた岩窟教会は、全く観光地化されていないながらも、内部に残るフレスコ画や柱などはとにかく見ごたえ抜群。
絶景のパノラマビューも至る所で見られ、カッパドキア観光のハイライトとなることでしょう。
コースにもよるものの、チャヴシン~ギョレメまでで3時間~5時間ほどのハイキングとなります。
所要時間:半日
料金:無料
ホワイト・バレー&ラブ・バレー
有名なローズバレーに比べて穴場感が強いホワイト・バレーとラブ・バレー。
チャヴシン~ウチヒサル間の6kmのハイキングコースは、アウトドア派に大人気です。
所要時間:2~3時間
料金:無料
アヴァノス
カッパドキア北部に位置するアヴァノス(Avanos)は、陶器で有名な町。
ツアーで訪れると、陶器ショップに連れて行かれて終わり、という場合が多いのですが、個人で訪れると観光地とは別のカッパドキアの雰囲気が味わえます。
所要時間:3時間
アクセス:ギョレメ~アヴァノス間のドルムシュで20分/4.5TL(=¥85)
ゼルヴェ野外博物館
有名なギョレメ野外博物館に比べて、日陰の存在となっているゼルヴェ野外博物館。
観光客の数はかなり少ないながらも、敷地内の岩窟住居や教会の保存状態の素晴らしさには目を見張るものがあります。
営業時間:夏季8:00~19:00/冬季8:00~17:00
料金:15TL(=¥285)
所要時間:2時間
アクセス:ギョレメ~アヴァノス間のドルムシュで10分/4TL(=¥76)
見どころが広い範囲に点在しているカッパドキア。
公共交通手段でもまわれますが、短い日程ならツアー参加が便利で格安!
カッパドキア北部の見どころをまわる定番のレッドツアーから、個人では行きにくいユフララ渓谷やカイマクル地下都市をまわるグリーンツアー、観光のハイライトとなる熱気球フライトまでさまざま。
意外と高額な各観光スポットへの入場料も含まれているのが一番のメリットです。
・世界遺産カッパドキア 熱気球 朝日鑑賞ツアー 軽食&シャンパン付き<ホテル送迎付き/カッパドキア発>
・世界遺産カッパドキア 1日観光ツアー<昼食付き/日本語/カッパドキア発>
・世界遺産カッパドキア 1泊2日観光ツアー<国内航空券込/朝・昼食付き/日本語/イスタンブール発>
おわりに
↑1000年以上前の装飾がそのまま残る場所がたくさん。
カッパドキア観光の穴場であり、絶景ハイキングへの入口でもあるチャヴシン。
ギョレメから近く、アクセスも簡単なので、デイトリップにはぴったりの場所です。
周辺の見どころとセットで観光して、豊かな歴史とダイナミックな絶景に感動してください。
ネット規制の影響で、Booking.comでの予約ができないトルコ。代わりの宿泊予約サイトではAgodaがおすすめです。
期間限定セールを利用すればかなりお得な料金で宿泊できるのもポイント。チャンスを逃さないで!
おすすめ書籍
旅人マストの一冊、「地球の歩き方」。
写真が多く、訪れる場所のイメージがわきやすいです。安心して旅行したい人にオススメ。
英語ができるなら、“Lonley Planet”は世界最強の旅人のバイブル。
とにかく情報量が半端じゃありません。人と違う場所へ行ってみたい人は是非!
コメント