こんにちは!ジョージア滞在も間もなく2年!世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
ジョージアの首都・トビリシの南西部に広がるクヴェモ・カルトリ地方(Kvemo Kartli)には、観光客にはあまり知られていない穴場の見どころがたくさん点在しています。
今回紹介するのは、クヴェモ・カルトリ地方の穴場スポットの中でも「選ばれし者だけが見られる絶景」と言えるスポット。
ビルトヴィシ城塞(Birtvisi Fortress / ბირთვისის ციხე)へのトレッキングです。
地面からニョキニョキと生えたかのような三角柱の形をした奇岩が広がる風景は、ジョージアの自然モニュメントに指定されているもの。
「ジョージアのカッパドキア(トルコの奇岩地帯)」や「ジョージアのメテオラ(ギリシャの奇岩地帯)」などの愛称で呼ばれることもあるのだそうです。
ビルトヴィシの奇岩地帯一帯を歩くトレッキングコースは、距離こそ合計8kmほどと長くはなく高低差も少なめ。
コースの9割は初心者~中級者でも余裕で歩けるレベルですが、最後の1割の難易度はかなりのものです。
その最後の1割が、コース上のハイライトとなるビルトヴィシ城塞の手前。
足がすくむほどの断崖絶壁を登る場面があるのです。 ▼
ビルトヴィシ城塞は「ジョージア国内で最も敵の侵入が難しい城の一つ」とされていた地。
天然の奇岩をそのまま利用して造られた城塞は、長い歴史の中でジョージアに侵攻した異民族の攻撃を幾度も免れてきたのだそうです。
いっぽうで、「敵が侵入しにくい=アクセスが難しい」ということ。
正直、どうやってこんな場所に城を築き上げたのか不思議に思うレベルで、ラストの数百メートルは鬼です。
ラストの崖を考慮すると、万人向けではないトレッキングコースではありますが、それまでの区間であれば初心者でも大丈夫。
ハイライトとなる城塞最上部からの絶景が見られないのは惜しいですが、他にも絶景ポイントや自然の美しさが感じられる区間は多くあります。
今回の記事では、旅行者にほとんど知られていないビルトヴィシ城塞のトレッキング情報を詳細に解説するもの。
トビリシからミニバスを利用しての日帰りトレッキングも余裕なので、アクティブ派の旅行者はデイトリップ先候補の一つとして考えてみては?
ビルトヴィシのトレッキング基本情報
ビルトヴィシ城塞へのトレッキング情報はインターネット上にほとんどないのが現状。
「トビリシから日帰りできるトレッキング」「合計で8km」と聞くと、なんだか余裕で歩けるレベルのように思うかもしれません。
実際に歩きましたが、自分のレベルをちゃんと知った上で挑戦すれば大丈夫。
自信があるのであれば城塞最上部まで歩くのも良いですし、そうでなければ途中までにしておくことも可能です。
この項では、ビルトヴィシ城塞トレッキングに関する基本情報や注意点・アドバイスなどを解説していきます。
コース概要&マップ
青:見どころ
赤:分岐点
緑:トレッキングコース
コース詳細
・所要時間::合計3時間半~4時間半
・距離:合計8.0km
・高低差:▲▼340m
・難易度:★★★★☆
持ち物&注意点
装備はしっかりと!
「スニーカーで行けない場所などない!」をポリシーに色々歩き回っているのぶよですが、ビルトヴィシのトレッキングに関しては絶対にトレッキングシューズ等の装備で行きましょう。
コースの9割以上はスニーカーでも歩けるレベルの簡単なものですが、最後の一部区間に足場の悪い岩をよじのぼる場面があるため。
滑ったらもう人生終了となるので、どうか安全のために装備はぬかりなく。
登山用のステッキ等は逆に邪魔になると思うので、持って行かない方が良いでしょう。
飲料水・食料は持参する!
トレッキングコース上は言うまでもなく、スタート/ゴール地点のトビシ村には商店やレストラン等の設備が限られています。
コースからやや離れた村の中心部(1kmほど余分に歩く)に行けば食堂や商店はあるそうですが、無駄に歩く距離が増えるのでおすすめしません。
コース上には渓流が流れている部分があるものの、飲用可能かどうかは微妙なところ。
湧き水が湧いているポイントも見当たりませんでした。
というわけで、飲料水(できれば2ℓ)と食料はトビリシ出発前に準備しておきましょう。
このトレッキングコースに挑戦してはいけない人
安全のために強く言っておきます。子供連れでは絶対に行かないでください。
(「子連れでトレッキングなんてする人いるの…?」と思うかもしれませんが、いるんですよ…最近のジョージアには…まじで命の危険があるので口うるさく言っておきます。)
というのもある程度トレッキング経験のあるのぶよでさえ、恐怖を感じる区間が一部あったため。
自分で自分の体をコントロールできないような小中学生以下の年齢の子供はまず論外だと思います。
最後に待ち構える恐怖の崖以外にも、足場が不安定な岩の上を歩く場面もあるので、大人であろうとも身体能力が低い人や運動神経に自信がない人もやめておくべき。
高所恐怖症の人も絶対にやめておいた方が良いと思います。(おそらく下りられなくなるかと…)
雨の日やその翌日は避ける!
ビルトヴィシのトレッキングは、晴れた日に決行するのが絶対です。
雨の日だと風景がきれいに見られないのはもちろん、コース上の岩場が滑りやすくなってリスクが大幅に上がるためです。
コースがぬかるんでドロドロ状態になる雨が降った日の翌日もNG。
快適に歩けないのはもちろん、靴底に泥がつくとスリップしやすくなるためです。
マップアプリは必須!
Google Mapは、ハイキングコースを網羅しているとは言い難いです。
のぶよがハイキングの際に使うのが、Maps.Meというアプリ。
オフラインでも地図の表示や近くのスポットの検索ができるだけではなく、ハイキングコースや自転車コースも詳細に表示されます。
また、ハイキングコースの高低差を表示する機能もあってかなり便利。GPSの制度もかなり正確です。
ビルトヴィシの歴史
ビルトヴィシ城塞がいつ、誰によって建設されたのかは現在でも不明だそう。
初めて文献に登場するのは12世紀(800年前)のことで、それ以前からこの場所に建っていたと考えられています。
三角柱型の天然の奇岩をそのまま利用して造られた城塞の頂上からは、周辺の大地を一望できるパノラマが。
もし敵が侵入してきても一目瞭然であるため、防衛用に建設された可能性が大きいでしょう。
ビルトヴィシ城塞は、「ジョージアで最もアクセスが難しい城塞の一つ」と言われるほどの難攻不落の城として有名だったのだそう。
13世紀のモンゴル帝国襲来時にも陥落することはなく、14世紀末のティムール朝の襲来時も7回に渡って陥落を防いだと言われています。
いっぽうでそのアクセスの難しさが裏目に出て、中世以降は放置された状態に。
現在では人の手は全く及んでおらず、どこまでが天然の奇岩でどこまでが人工の城塞なのか曖昧になっているほどで、それがビルトヴィシの「奇岩城塞」たる独特の存在感を演出しています。
ビルトヴィシのトレッキングコース上の見どころ
スタート地点
ビルトヴィシ城塞へのトレッキングコースのスタート地点となるのが、トビシ村の幹線道路沿いから500mほどゆるやかな坂を登った地点。
駐車スペースのようになっており、案内板(英語表記アリ)が出ているのですぐにわかります。
ここから2kmほどは、緩やかな上り坂を登っていくだけの簡単なコース。
林をくぐりぬける場面も多く、日陰もあるので「なんだ…楽勝では?」と思うでしょう。(のぶよも思っていました)
スタートして20分ほどで林が途切れ、目の前に灰色の岩場が現れます ▼
「岩場」といっても、傾斜はかなりゆるやかなので問題なく登れるはず。
まだまだ初心者コースと言えるレベルです。
灰色の岩場を登っている途中から、周囲の風景はようやくビルトヴィシの奇岩地帯らしいものとなってきます。 ▼
この辺りでも景色はすでにかなりの開放感。奇岩がニョキニョキと生えているかのようなビルトヴィシの大地を一望できます。
極端に体力に自信がない人や子供連れなどは、ここまでにしておくのが良いかも。
(ここまでならスニーカーでも余裕で登れますし、岩場の上で足元に気をつけてさえいれば危険もほぼありません)
装備バッチリ&体力がある人はさらに緩やかな山道を登って、奇岩地帯の内部へと足を踏み入れていきましょう!
デヴィス・ナプラリ
スタートしてからおよそ40分ほど。
それまでの上り坂から一転して、コースが急こう配の下り坂となります。
天高くそびえる奇岩と奇岩の間を縫うようなこの辺り数百メートルに渡る区間は、「デヴィス・ナプラリ」と呼ばれる見どころ。
ジョージア語で「巨人の裂け目」の名を冠する通り、両側を巨大な奇岩に挟まれた幅3mほどの渓谷が数百メートルに渡って続きます。
ダイナミックな自然の造形美と緑の美しさがとにかく圧巻で、まるでファンタジーの世界に迷い込んでしまったかのよう…。
デヴィス・ナプラリの奇岩に挟まれた渓谷が途切れたところにあるのが、林の中にある分岐点【マップ 赤】▼
この分岐点までで、スタートからおよそ1時間少々。
ここで道は東西二方向に分岐し、それぞれ到着地が異なってくるので注意。
・東への道:約200m先にあるシェウポヴァリ塔に続く
・西への道:約1.5km先のビルトヴィシ城塞へと続く
いずれの道も一本道であるため、シェポヴァリ塔&ビルトヴィシ城塞のどちらも制覇したい場合は、それぞれの道を往復してこの分岐点付近に再び戻って来ることになります。
のぶよたちはビルトヴィシ城塞まで往復した後でシェポヴァリ塔へ向かう予定だったのですが、想像以上に難易度が高いコースで時間が押してしまったため、シェポヴァリ塔は諦めることに…
もしシェポヴァリ塔まで行かれた方が居たら教えてください!
というわけで、まずはトレッキングのハイライトとなるビルトヴィシ城塞を目指すことにしたのぶよたち。
分岐点から西にのびる道を歩いて行きます。
小川が流れる渓谷のような区間を歩くこと10分ほどで、次の見どころであるアルセナ城塞が姿を現します。
アルセナ城塞
まるでジブリの世界のような光景が広がるアルセナ城塞は、森の中にひっそりとたたずむ神秘的な光景が魅力的。
内部へ入ることはできませんが、人工物と自然がせめぎ合っているような外観を見るだけでも美しいです。
アルセナ城塞からは、コースはだんだんと険しい上り坂となってきます。
上り坂の途中には、落下した大岩が奇岩に挟まったトンネルのような場所があり、こちらでも神秘的な光景が見られます ▼
ここまで来たら、ビルトヴィシ城塞まではもう少し。
道はだんだんと険しくなっていきますが、足元に気をつけながらゆっくりと歩けば問題ないレベルです。
ビルトヴィシ城塞ビューポイント
険しい上り坂を登りきった地点で視界は一気にひらけ、目の前にビルトヴィシ城塞がどーんと姿を現すビューポイントがあります。
その第一印象は、自分の目の前にあるものがいったい何なのか理解できないような、不思議な感覚。
どこまでが天然の岩でどこまでが人工の城塞なのか、もはや区別がつかない…ジョージアで一番の難攻不落の城の存在感に圧倒されます。
ビューポイントの少し先には、ビルトヴィシ城塞への唯一の入口である第一の城門が、まるで獲物を待ち構えるかのようにぽっかりと口を開けています。 ▼
周囲の奇岩とは異なり、明らかに人間の手で積み上げられたことが分かる、レンガのような石で造られた門。
こんな山奥まで手作業で石を運んだかつての人々の努力に、ただ頭が下がる思いでした。
第一の城門を越えて城塞の敷地内に入ると、道なき道が少し続きます。
数十メートル進んだところで姿を現すのが、灰色の岩場に階段のような段差が掘られただけの急斜面 ▼
これこそが、ビルトヴィシ城塞が難攻不落の城とされる最大の理由。城塞の最上部へ至る崖です。
遠くから眺めると、月面を思わせる異世界のような光景に感動を覚えますが、崖のすぐ真下まで歩を進めると、めきめきと湧き上がってくる恐怖感…。
45°ほどの傾斜がある岩場を削って、申し訳程度に階段(らしきもの)があるだけ。
ロープなどはいっさい設置されておらず、後ろを振り返れば奈落の底…
ここが、今回のトレッキングコース最難関のポイントである「スパイダーマンの崖」(勝手に名付けた)。
崖の下までは初心者でも問題なくハイキング可能ですが、ここから先はかなりの危険を伴います。
トレッキングシューズなどの装備がない人や運動神経に自信がない人は、絶対にこの地点までで折り返してください。
スパイダーマンの崖
写真だけでもかなりの急斜面であることが伝わると思いますが、実際に自分で登るときの恐怖感は尋常ではありません。
姿勢を低くしながらゆっくりゆっくり進まないと、無理。
まるでスパイダーマンになったかのような姿勢をずっとキープしつづけなければなりません。
後ろを振り返ると、ぽっかりと口を開ける奇岩地帯の谷底…もうね、恐怖ですよこんなの。
ビルトヴィシ城塞の長い歴史の中で、これまでに何人の人がここで命を落としたのだろうか…
そんな縁起でもないことを考えながら(そして半泣きになりながら)、自分の身体能力と靴底の滑り止めだけを信じて這っていきます。
ようやく恐怖の崖を上りきると、人の手が加えられた第二の城門が。
というか、そもそもここまでどうやって石を運んできたのでしょうか…
第二の城門付近からは、ビルトヴィシの奇岩地帯の圧巻の風景が広がります。
遠くを見渡す限りでは感動の絶景なのですが、すぐ足元には「すべりだい」さながらの崖。
「これ…下りられるのか…?」と嫌な気持ちが頭をよぎりまくります。
結果論&個人的な感覚ですが、登りよりも下りの方が恐怖は少なかったように思います。
しかし、ここまで来たら城塞の頂上は目と鼻の先。
もう行くしかありません!
第二の城門をくぐった先にも岩場を登る場面はありますが、スパイダーマンの崖に比べれば朝飯前といったレベル。
トレッキングをスタートしてから2時間ほどで、ようやくビルトヴィシ城塞の最高地点に到着しました。
城塞最上部にあったのは、人の手が加えられた痕跡が見られるいくつかの岩(かつての建造物?)と、大地からニョキニョキと生える奇岩群、そしてクヴェモ・カルトリ地方の大地の絶景だけでした。
360°視界を遮るものはいっさいなし。
どこまでも広がる大地とミステリアスな奇岩群が織りなす風景は、5月の新緑と澄んだ青空も相まって、世界を制したかのような感動を与えてくれます。
ここまでの道のりでの(特にスパイダーマン)苦労もあってか、「一生忘れられない絶景」と言っても大袈裟ではないほど。
底無しの美しさと開放感に、ただただ心を奪われてばかりでした。
ビルトヴィシへの行き方・アクセス情報
ビルトヴィシ城塞トレッキングコースのスタート/ゴール地点となるのが、トビシ(Tbisi / ტბისი)という小さな村。
トビリシ~トビシのアクセス方法は以下の2通りです。
ビルトヴィシのトレッキング以外に、周辺の見どころもセットでまわりたい場合は、①タクシーチャーターが便利。
トレッキングのみに集中したい場合は、②マルシュルートカの利用をおすすめします。
①トビリシからタクシー
効率的&快適に移動したいなら、タクシーの利用が便利。
トビリシ~トビシ間のタクシー料金の相場(1台あたり)は、以下の通りです。
・片道:60GEL(=¥2635)~
・半日チャーター(往復 + トレッキング中の待機時間):150GEL~200GEL(=¥6588~8784)
・1日チャーター(往復 + 待機時間 + 周辺の見どころに立ち寄る):200GEL~300GEL(=¥8784~13177)
料金は交渉次第で上下するので、上手に利用するようにしましょう。
②トビリシからマルシュルートカ
トビリシ~トビシを直接結ぶマルシュルートカは存在しませんが、他の町行きの便が近くを通るので問題なし。
ビルトヴィシのトレッキングに便利なマルシュルートカは、以下の2つの便があります ▼
トビリシ~ツァルカ便とトビリシ~テトリツカロ便のいずれも、トビリシでの発着地はサムゴリ・バスステーション(Samgori bus station)です。
ここでは、ビルトヴィシのトレッキングコースへの個人でのアクセスに便利な、2路線のマルシュルートカ情報を解説します。
路線①:ツァルカ行きのマルシュルートカを途中下車
ハイキングコース最寄りであるトビシ村を経由する唯一のマルシュルートカが、ツァルカ(Tsalka / წალკა)行きの便です。
以下のポイント【マップ 黄色】にさしかかったら、途中下車すればOKです ▼
分岐点からは、北方向にのびる未舗装道路を歩くだけ。
トレッキングスタート地点までは500mほどの緩やかな上り坂となっています。
マルシュルートカを降りたポイントからトレッキングのスタート地点までは、10分~15分ほど。
あとは本記事の通りにトレッキングしていけばOKです。
一見便利そうに見えるトビリシ~ツァルカ便ですが、1時間~2時間に1本しか走っておらず、本数がやや少ない点がネック。
トビシ→トビリシへと戻る際の最終便は、16:00~16:30の間にトビシ村の分岐点を通過するそうで、時間的に少々タイトになってしまうかもしれません。
16:00~16:30の間にトビシ村を通過するトビリシ行き最終便を逃してしまった場合は、2kmほど先にあるパルツヒシ村まで歩き、テトリツカロ→トビリシの最終便(17:40頃)に乗ることも可能です!
方法②:テトリツカロ行きのマルシュルートカを途中下車
個人的におすすめなのが、便数が多めのトビリシ~テトリツカロ(Tetri tslkalo / თეთრი წყარო)間のマルシュルートカを利用してのアクセス。
時間帯にもよるものの、30分~1時間に1本の割合で走っているので利用しやすいです。
テトリツカロ行きのマルシュルートカを利用した場合、途中のパルツヒシ村(Partskhisi / ფარცხისი)の交差点付近【マップ 黄色】がビルトヴィシのトレッキング最寄りの乗降ポイントとなります ▼
ここからトレッキングコースのスタート地点入口となるトビシ村までは、およそ2kmほど幹線道路沿いを歩いていくだけ。
平坦な道のりなので、片道25分~30分ほどで歩けてしまいます。
トビシ村に入ったら、その後の行程はツァルカ行きのマルシュルートカを利用した場合と同じ。
歩く距離こそ増えますが、便数が多いので個人的にはこの方法の方が便利だと思います。
トレッキングを終えてトビリシに戻る際は、再びパルツヒシ村の交差点まで戻ってマルシュルートカを待てばOK。
トビリシ行きマルシュルートカのテトリツカロ出発時刻は以下の通りです ▼
時刻表には18:30に最終バスがあると書かれていますが、誰に尋ねてもトビリシ行きの最終便は17:30テトリツカロ発ということだったのでご注意を。
テトリツカロを出発したバスは10分ほどかけてパルツヒシ村の交差点付近に至るので、上のテトリツカロ出発時刻+10分くらいを目安にしておきましょう。
実際にのぶよがトレッキングをした際の帰りは、テトリツカロ→トビリシの最終便は17:40分頃にパルツヒシ村の交差点に停車し、問題なく利用できました。
おわりに
ビルトヴィシ城塞トレッキングコース情報を解説しました。
トビリシからの日帰りトレッキングの中では、おそらく最も難易度が高いものの一つであることは間違いありません。
しかし、スパイダーマンの崖を除けば、初心者~中級者レベルといったところ。
途中まででも息を呑むほどの絶景と自然美が味わえるので、アクティブ派の旅行者にはぜひ挑戦してほしいです!
ビルトヴィシが位置するクヴェモ・カルトリ地方には、観光客にほとんど知られていない穴場の見どころが他にもたくさん。
どこもトビリシから日帰りで足をのばせる場所ばかりなので、長期間滞在する人は色々とまわってみるのもおすすめです!
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