【ボスニア】「橋の町」ヴィシェグラードの楽しみ方【おすすめ宿・アクセス情報も】

【ボスニア】「橋の町」ヴィシェグラードの楽しみ方【おすすめ宿・アクセス情報も】

こんにちは!ようやくセルビアを後にして、ボスニア・ヘルツェゴビナに入国を果たした世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

セルビアとの国境にほど近いヴィシェグラード(Višegrad)の町には、世界遺産に指定されている美しい橋があります。

神秘的な水の色をたたえるドリナ川にかかるこの橋は、イヴォ・アンドリッチの「ドリナの橋」という小説の舞台として一躍有名になった一方で、二度の世界大戦やボスニア内戦において、幾度となく悲しい歴史の舞台ともなってきました。

現在では平和そのもののヴィシェグラード。
山間の小さな町では、人々に温かい笑顔が戻ってきています。

今回の記事では、ヴィシェグラードの楽しみ方、おすすめの宿情報とアクセスを紹介します。

一般的にはハンガリーにあるヴィシェグラードが有名ですが、全くの別物です。

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ヴィシェグラードの橋の歴史

正式名称を「ソコルル・メフメト・パシャ橋(Мост Мехмед Паше Соколовића)」というヴィシェグラードの橋。

現地では「スタリィ・モスト(古い橋)」「ドリナの橋」とも呼ばれています。

青とも緑ともつかない不思議な色のドリナ川に架かるこの橋は、ヴィシェグラードがオスマン・トルコ支配下にあった16世紀に作られたものです。

石組みのアーチがとても美しく、オスマン・トルコ建築の最高傑作と言われることも。

↑破壊された後に、臨時の鉄橋が築かれたソコルル・メフメト・パシャ橋

第一次・第二次世界大戦では壊滅的な被害を受け、橋は破壊されてしまったものの、現在は再建され、世界遺産に登録されています。

ヴィシェグラードの楽しみ方

ヴィシェグラードには、橋しかありません(笑)

町並みはお世辞にも美しいとは言えず、共産主義感と退廃感が漂うボスニアの地方都市そのものの雰囲気。

正直、橋を見て散策するしかすることがないヴィシェグラード。
3時間ほどあれば十分に満喫できます。

とは言いながらも、ヴィシェグラードにはもう一つの観光名所である「アンドリッチグラード」という、ボスニア出身であるエミール・クストリッツァ監督のプロデュースにより作られた町もあり、かなり観光地化されています。

かなりの悪天候と人混みのため、のぶよは中には入りませんでした。

セルビアのモクラ・ゴラには、「クステンドルフ」という、これまたエミール・クストリッツァ監督が丸ごと買い取って造り上げた村があります。

エミール・クストリッツァ監督のファンなら、アンドリッチグラードとクステンドルフは、セットで訪れてみたいスポットなのでは。

 

他都市からのアクセスが悪く、日帰りで訪れるのはなかなかハードルが高いヴィシェグラード。

どうせ滞在するなら、ソコルル・メフメト・パシャ橋と美しいドリナ川の流れ、町を取り囲む山々が織りなす美しい風景をいろいろな角度から楽しみましょう。

ヴィシェグラード観光地図

青:観光スポット
紫:おすすめ宿の受付
黄色:バス停(ウジツェ方面からサラエボ方面へ)

橋の上から眺める、ドリナ川

ヴィシェグラードに到着した旅行者は、まずソコルル・メフメト・パシャ橋を渡ってみることでしょう。

ゆったりと流れるドリナ川の水の色は本当に神秘的で、吸い込まれそうに感じます。

ヴィシェグラードの町が、高い山々に囲まれた谷に位置しているのがよくわかります。

町と反対方向には、大自然が広がります。

それにしても、この川の色はいったいどうやって作り出されているのでしょうか。
色々な景色を見てきましたが、こんな色の川を見たのは初めてかもしれません。

勝手に「ヴィシェグラード・ブルー」と名付けました(笑)

橋の中間地点には、アラビア語で書かれた石碑が。

オスマン・トルコ時代の栄華を感じさせられます。

高台から眺める、橋とドリナ川の絶景

ヴィシェグラードの町から橋を渡って対岸にある山には、小さな展望台があり、ドリナ川と橋の風景を上から眺めることができます。

人も少なく、かなりのおすすめスポットです。

川辺から眺める、橋とドリナ川

続いては、橋を眺めながらドリナ川沿いを散策してみましょう。

上から眺めた時とは、水の色が変化して見えます。

川沿いにはベンチやテーブルもいくつか整備されているので、ビール片手にのんびりとドリナ川の風を感じるのもおすすめです。

観光客用に、ドリナ川を下る遊覧船もあるようでした。

ヴィシェグラードの宿情報

かなり小さな町であるヴィシェグラードにはホステルはありません。

“Sobe”と言われる、個人経営のゲストハウスを利用するのが安上がりで、ホステルと変わらない値段で個室を利用できる宿が多くあります。

Guesthouse Kruna Visegrad

→Booking.comで閲覧・予約する

住所:Višegrad 73240 (Google Map では表示されない)
料金:20KM(=¥1263)
部屋:トリプルルーム1人利用(バス・トイレ付)

・立地:9/10
橋まで徒歩2分ほど。小さなヴィシェグラードの町のメインストリートに位置しています。
スーパーマーケットも近くてとても便利です。

・アクセス:4/10
宿自体にはなんの看板も出ておらず、Google Mapにすら表示されない始末。
近くにある同系列のレストラン、”Kruna”の店員に鍵をもらってチェックインします。

・スタッフ:6/10
レストランの店員さんが、部屋まで案内してくれました。
英語はあまり通じませんが、愛想は悪くありませんでした。

・清潔さ:9/10
部屋、バスルームともにかなり清潔です。

・設備:6/10
アパートのような感じで、テラスがあるのが良かったです。
キッチンはありませんが、冷蔵庫はあります。

・wi-fi:8/10
部屋、テラスともに問題なくつながりますが、若干速度が遅いような気がしました。

・雰囲気:10/10
ホステルではないので、他の旅行者との交流はありませんが、この値段で個室しかもトリプルルームの広い部屋でバス・トイレ付というのはかなりコスパが良いです。

総合:7.4/10

総合的に満足な宿でした。
家主が一緒に住んでいるわけではなく、アパート全体を旅行者向けに貸し出しているようなので、自由度が高いのも嬉しいポイント。

立地も抜群なので、安く快適にヴィシェグラードに滞在するなら是非おすすめしたい宿です。

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→その他のヴィシェグラードのホステル・ホテルを探す

ヴィシェグラードへのアクセス

サラエボ・ヴィシェグラード間の移動

ボスニア・ヘルツェゴビナの首都・サラエボとヴィシェグラードを結ぶバスは、1日2本のみ。

サラエボ発は6:50と14:00で、ヴィシェグラード発は8:00と13:00です。

サラエボ発6:50に乗れば、ヴィシェグラード着は10時ごろ。
帰りは13:00ヴィシェグラード発のバスに乗れば、日帰りも可能です。

サラエボの発着ターミナルは、中心街に近いメインバスステーションではなく、西に11kmほど離れたサラエボ東バスターミナル
サラエボ市街地からのアクセスはかなり悪いので、早朝のバスでヴィシェグラードに向かう場合は時間に余裕を持つようにしましょう。

料金:15KM(=¥944)~ ※荷物代別途2KM(=¥125)必要
所要時間:3時間

ウジツェ(セルビア)・ヴィシェグラード間の移動

ウジツェのバスターミナルから、1日1本、11:00発のバスが出ています。

途中モクラ・ゴラを12時頃に経由して、国境を越えてヴィシェグラードへ着き、サラエボへと向かうこちらのバス。

国境でどれくらい時間がかかるかにもよるものの、ヴィシェグラード着はだいたい13:00頃です。

ヴィシェグラードからウジツェ方面へは、10:15発の1日1本のバスがあります。

バスが1日1本で不便な時間にしかないため、サラエボ→ヴィシェグラード→ウジツェ(反対方向も同じ)を1日で移動するのは実質不可能です。

料金:590DIN/9.75KM(=¥617) ※荷物代別途120DIN/2KM(=¥125)必要
所要時間:2時間半

ヴィシェグラードのバス停

ヴィシェグラードにはバスステーションがありません。

町中にはいくつかのバス停があり、バス会社や行き先によってどのバス停を経由するか変わってくるという、超絶ややこしいシステムです。

サラエボ行き8:00発のバスは、ソコルル・メフメト・パシャ橋の中心街側(地図赤色)から出発します。

サラエボ行き13:00発のバスは、ヴィシェグラードの町の周りをぐるりとまわって、いくつかのバス停(地図黄色)に停車します。

ウジツェ行き10:15発のバスは、中心街から少し離れた坂道の途中のバス停(地図青色)に停車します。

最新情報は、中心街にある観光案内所で確認してください。

おわりに

橋以外には本当に何もないヴィシェグラード。

観光スポットめぐりをするよりも、ドリナ川の雄大な景色を眺めながらのんびりするのにうってつけの場所です。

日帰りで訪れるのはなかなかハードですが、幸いなことに安く宿泊できる宿はあるので、ゆっくりと1泊してみるのもおすすめです。

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