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ウジツェに来たら絶対に行きたい!全てにおいて完璧なセルビア料理レストラン。

こんにちは!セルビアの田舎をのんびりと旅行中。世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

セルビア西部の観光の拠点となるウジツェ(Uzice)の町に来てすでに5日目。
正直、ウジツェには観光スポットはあまりありません。近郊には見どころがたくさんありますが。

ウジツェの観光スポット、名物B級グルメとホステル情報はこちらの記事をCheck!

そんなウジツェの町で訪れたセルビア料理のレストランがとにかく良かったんです!

料理の美味しさもさることながら、田舎風の内装と人々のホスピタリティー、全てにおいて完璧でした。

というわけで、今回の記事ではウジツェ滞在中に是非訪れたいレストラン、“Konak”を紹介します。

セルビアの田舎風の内装が可愛い!雰囲気抜群のレストラン。

ウジツェ中心街にある、隠れ家的なレストラン、Konak。

入口はまるで普通の民家のようでわかりづらいですが、一応看板が小さく出ています。

Konakの内装は、これでもかというくらいにフォークロア。
セルビアの田舎風の温かみがある雰囲気です。

これに、セルビアの伝統的な音楽まで流れているのですから、大したもの。
まるでどこか田舎の村にある家に来てしまったような感覚になります。

メニューはこんな感じ。

スープが150DIN(=¥156)~、メインが280DIN(=¥292)~とお財布にとっても優しいです。

ホスピタリティーあふれるおばちゃんと、一冊のノート。

店員のおばちゃんは英語が話せ、とてもウェルカムな雰囲気で対応してくれました。

こちらが日本人だとわかると、メニューについて詳しく説明してくれ、一冊のノートを渡してくれました。

実はこのノート、レストランにやってきた外国人がコメントを残していくもので、一番古いコメントは2006年のものでした。
ぼろぼろの見た目も含めてかなり歴史を感じさせます。

驚くことに、日本が誇るガイドブック「地球の歩き方」の切り抜きが貼ってありました。

初めに見つけた時はびっくり。
そもそもウジツェの町が地球の歩き方に載っていることすら知りませんでした。みんな何をしにやってくるのでしょう(笑)

地球の歩き方効果なのか、日本人のコメントも結構ありました。
皆さん旅を楽しんでいるようで、読んでいると自然と笑顔になります。

いくらテクノロジーが発展しても、こうしたアナログもいいものですよね。
なんだか温かみがあります。

絶品すぎるセルビア料理をいただく。

ゆったりとした雰囲気と温かいサービス。

料理への期待も高まってきたところで、注文の品が到着しました。

まず前菜として、魚のスープ (Riblja corba)150DIN(=¥157)。

海がないセルビアで魚?という感じなのですが、ウジツェの町には川が流れており、釣りをする人も多くいます。

ウジツェでとれた川魚を、パプリカのペーストとじっくり煮込んだこちらのスープ。
もう、絶品です。

魚臭さは全くありませんし、味付けも濃くなくて優しい味。
魚の旨味がぎゅっと詰まっています。

お好みでチリパウダーを入れてピリ辛で食べるのもおすすめですよ。

メインとして注文したのが、プニェナ・パプリカ(Punjena Paprika)。280DIN(=¥293)。

日本でいう「ピーマンの肉詰め」なのですが、セルビアでは全くの別物です。

黄パプリカに牛ひき肉とお米を詰めたものを、赤パプリカのペーストと一緒にじっくりと煮込んだもので、とにかく美味しいの一言。
一口食べて気絶しそうになりました(笑)

具にしっかり味がついていて、口の中で旨味が広がります。
付け合せのマッシュポテトの塩加減も絶妙で、これを食べるためだけにでもウジツェへ来るべきと言いたいくらいの絶品料理でした。

無料でバスケット一杯のパンもついてくるので、かなりお腹いっぱいになります。
そしてこのパンでさえ、柔らかくてとても美味しかったです。

全てにおいて大満足のランチとなりました。

Amazon.co.jp

あまりに美味しすぎたため、再訪。

結局1週間もウジツェの町に滞在したのぶよ。

これを逃すと次にいつこのレベルのレストランに出会えるかわからないので、計3回もKonakで食事をしました。(笑)

ホステルに宿泊していた客を数人誘っての再訪でしたが、おばちゃんの温かいおもてなしは健在。

みんな料理の美味しさと値段の安さにびっくりしていました。のぶよは何もしていないにもかかわらず、なんだか鼻高々です。

セルビア風ロールキャベツ、サルミカ(Sarmica od zelja)。280DIN(=¥292)。

キャベツの葉の緑の部分を使ったロールキャベツの中身はお米と牛ひき肉。
サワークリームをたっぷりかけていただきます。

のぶよイチオシの料理がこちらのチュフタ(Cufta)。280DIN(=¥292)。

セルビア風ミートボールのトマトソース煮込みといったところなのですが、味付けがとにかく絶妙すぎます。
ミートボールもソースも手作り感があふれ、とても優しい味でした。

というか、こんなに何を食べても安くておいしいレストランにはもう二度と出会える気がしません。

おわりに

スープ、メインに瓶ビール(500ml)まで注文して、580DIN(=¥607)というリーズナブルな値段も嬉しい点。。

全ての料理が手作りで、家庭的な味にハマってしまうこと間違いなしです。

味、値段、雰囲気、サービスの全てにおいて完璧なレストランでした。

ランチ、ディナーと通しで営業しており、夜は0時まで営業しているので、時間を考えずに利用しやすいのも高ポイントです。

朝食も200DIN(=¥209)~で提供しているので、観光前に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。

インフォメーション

Kanak

住所:Kralja Petra I 16, Užice 31000
営業時間:全日 9:00~0:00
予算:前菜150DIN~ / メイン:280DIN~

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