こんにちは!ジョージア南部のサムツヘ=ジャワヘティ地方をのんびり旅行中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
ジョージア南部に位置するジャワヘティ地方は、旅行者がほとんど訪れない穴場のエリア。
有名な観光スポットとは無縁で交通も不便なためか、その存在を知らない人も多くいるほどです。
そんなジャワヘティ地方には、ある程度大きな町が2つあります。
そのうち、南に位置するのがニノツミンダ(Ninotsminda / ნინოწმინდა)。
標高1900m以上の高地に位置するこの町は、「ジョージアの極地」と呼ばれるほどに厳しい気候に位置しています。
冬場はマイナス30℃を下回ることもあるそうで、訪問可能な時期は限られています。
ニノツミンダには観光スポットの類はほぼ存在しないものの、色々と面白い風景が見られます。
その代表が、町の至るところで見られるコウノトリ。▼
「もはや人間の数よりコウノトリの数の方が多いのでは…?」と勘繰ってしまうほどのレベルで、多くのコウノトリが電柱の上に巣を作ってくつろいでいるのは、ニノツミンダの風物詩の一つ。
この町に来れば「いや、どんだけ鳥おんねん…!」という、のぶよのこの町への第一印象に納得するはず。
町自体の観光的な魅力には乏しいニノツミンダですが、周辺には見ごたえたっぷりのスポットが点在しているのも見逃せません。
四季折々の風景を見せる湖や、「ジョージアで一番かわいい村」など、個性あふれる見どころばかりです。
5000人ほどの人口を誇るニノツミンダですが、その95%以上はジョージア人ではなくアルメニア人である点も、この町の独自の存在感を醸し出しています。
人々の会話は完全にアルメニア語。町並みは完全にアルメニアそのもの。そして、ニノツミンダのグルメはアルメニア料理一色なのです。
この町をひとことで表すなら「ジョージアにあるのにアルメニアな町」。
もはやジョージア感ゼロの町並みと町の雰囲気は、アルメニアに行ったことのない人にとってはエキゾチックに映るでしょうし、アルメニアを旅した人にとっては懐かしさを感じさせるものです。
今回の記事は、ニノツミンダ観光&滞在に役立つ情報を解説するもの。
情報がまったくないエリアのひとつなので、旅する人はきっと参考になるはずです。
さあ、ジョージアに居ながらのアルメニア旅行に出かけましょう!
ニノツミンダの見どころ
はじめに言ってしまいますが、ニノツミンダには見どころはありません。
この町に滞在する旅行者の99%は、20kmほど南にあるアルメニア国境から/へ 移動する際にここで少し食事がてら数時間休憩していく人か、一泊して英気を養っていく人。
観光目的で数泊する旅行者などまずいません。
しかしながら、ニノツミンダ周辺の見どころをまわったり、この町のアルメニアン・グルメを食べ歩いたりするなら、数日間腰を据えるのもOK。
なにより、町全体に漂うアルメニアそのものな雰囲気を感じることが、ニノツミンダ最大の魅力だと思います。
ここでは、頑張って絞り出した(笑)ニノツミンダの見どころを紹介していきます!
ニノツミンダ観光マップ
灰色:タンボフカ行きバス出発ポイント
青:見どころ&周辺の見どころ
赤:おすすめレストラン
紫:史上最悪宿
コウノトリの巣探し
ニノツミンダでまずするべきこと、それはコウノトリの巣を探すことです。
「探す」というか、夏場にこの町に来た旅行者がまず自動的に目にすることになるのがコウノトリの巣。
電信柱の上に枝を集めた巨大な巣を作ったコウノトリたちが、のんびりと優雅にくつろいでいるのです。
それも一羽や二羽ではなく何十羽、もしかしたら百羽以上はいるかもしれません。
のぶよがニノツミンダ村に到着してまず出会った生物が、人間でも野犬でもなくコウノトリでした。
「どうしてニノツミンダにこんなにたくさん…?」と不思議に思うほどに、町中の至るところに巨大な巣があります。
コウノトリがニノツミンダにやって来るのは、例年6月から8月の間だそう。
それ以外の季節はコウノトリの姿は見られず、彼らが作った巣だけがぽつりと残る寂し気な風景となるはずです。
アルメニアそのままの町並みを散策
人口の95%がアルメニア人であるニノツミンダの町並みは、もはやジョージアではなくアルメニアの地方都市そのもの。
ピンクがかった暖色系の石や、黒とオレンジの石を組み合わせた剥き出しの石造りが特徴的です。
サムツヘ=ジャワヘティ地方最大の町・アハルツィヘ(人口の半数がアルメニア人)においても、アルメニアの建築様式の家々は多く見られましたが、ニノツミンダに関しては町全体がアルメニア建築。
アルメニアを訪れたことがない人でも「この町、ジョージアの他の町と雰囲気が全然違う!」と思うはずです。
ニノツミンダの町には、レトロな風景がたくさん。
なんだか昔懐かしくなるような雰囲気に浸りながら、散策するのがおすすめです。
そして、ニノツミンダのアルメニア感を象徴するのが、中心街に位置するアルメニア人大虐殺慰霊碑。【マップ 青①】▼
アルメニアの歴史を語る上で避けては通れない、およそ150年前にオスマン帝国(現在のトルコ)によって行われた大虐殺。
ここニノツミンダにも虐殺を逃れて命からがらやって来たアルメニア人は多くいたようで、彼らの哀しい歴史を象徴するスポットとなっています。
アルメニア語とジョージア語の二言語併記を探す
ニノツミンダの商店や飲食店の看板の多くは、ジョージア語とアルメニア語の二言語表記。
もはや95%がアルメニア人であるため、アルメニア語オンリーの表記なのかと思っていたのですが、その辺はジョージアの法律でジョージア語表記をすることが義務化されているのだとか。
ジョージア語とアルメニア語は、語族も文字も異なる完全なる別言語。
そんなお隣の国同士の言語が仲良く肩を寄せ合うように併記されているのを見ると、なんだかほっこりします。
ニノツミンダ周辺の見どころ
ニノツミンダの町自体の見どころはほとんどありませんが、周辺には素晴らしいスポットがいくつか点在しています。
どれもニノツミンダを拠点に訪れることができるので、滞在中にはぜひ足をのばしてみましょう。
ハンチャリ湖
ニノツミンダの中心街から30分ほど歩いた場所に広がるのが、ハンチャリ湖(Khanchali Lake / ხანჩალის ტბა)。【マップ 青②】
自然保護区に指定されている湖で、野鳥の楽園となっています。(確かにものすごい数の鳥がいた)
ニノツミンダ周辺には大小さまざまな湖が点在しており、ハンチャリ湖もその一つ。
湖岸は湿原のようになっており、広々とした開放的な風景に癒されます。
ハンチャリ湖周辺だけではないのですが、ジャワヘティ地方は標高1700m~2200mの高地に位置し、森林限界を超えているためか、木々がほとんど生えていない大地の風景が特徴的。
ベルベットの絨毯のような緑の丘がどこまでも連なる風景は、ジョージアの他エリアではなかなか見られないものです。
ゴレロフカ村
ニノツミンダ滞在中にぜひとも足をのばしてほしいのが、ゴレロフカ村(Gorelovka / გორელოვკა)。【マップ 青③】
ニノツミンダから南に11kmほどの場所にあるこの村は、「ジョージアで一番かわいい村」と言われるほどに、可愛らしく美しい建築様式の民家が多く残っているのです。
ゴレロフカ村に独自の建築様式の家々がこんなにたくさん残っていることには、この村の哀しく数奇な歴史が関係しています。
ゴレロフカ村訪問前には歴史を理解しておくのが絶対。
この場所で何があったのか知った上で訪問すると、かわいいだけではないゴレロフカの魅力に気付けるはずです。
ニノツミンダのおすすめレストラン
見どころこそ少ないニノツミンダですが、グルメ派には天国そのものです。
というのも、この町の飲食店で提供されるのはジョージア料理ではなくアルメニア料理である場合が多いため。
アルメニア人の人口がここまで多いと、やはり彼らの食文化に合わせた外食産業が発展するのでしょう。
ジョージアに居ながら本格的なアルメニア料理が食べられるのは、もしかするとニノツミンダ最大の魅力かもしれません。
飲食店の価格がかなりリーズナブルである点も、旅行者にとっては嬉しいです。
ここではニノツミンダで気取らずに入れるレストラン2軒を紹介します。
どちらも絶品の肉料理が自慢なので、ぜひ足を運んでみてください!
①Ojakhi
ニノツミンダ中心街の最も南、二本の幹線道路が交わる交差点すぐそばにあるのが、Ojakhi。【マップ 赤】
店名はジョージア語で「家族」という意味。
その名の通り、家族に出迎えられるような温かなおもてなしと、絶品のグリル料理に出会えるお店です。
Ojakhiの店内は、けっこう小綺麗でモダンなファストフード店といった雰囲気。
テーブルが5卓ほどあり、カウンターで好きな物を注文するシステムです。
この店の自慢は、自家製炭火BBQマシンで焼く肉料理。
レンガ造りの立派な炭火BBQマシンで、串に刺さった肉をじゅうじゅうと焼く光景は、もはやアルメニアそのもの。
炭火でじっくりと焼かれた肉が美味しくないわけはありません!
注文したキャバブ(挽き肉を棒状に固めたものをグリルし、ラヴァシュという薄い生地で巻いたもの)は、頬が落ちるほどの美味しさ。
「どうしたらこんなにたっぷりの肉汁が出て来るの…?」と不思議に思ってしまうほどのジューシーさは、一度食べたらヤミツキになってしまいます。
店の人たちが明るく笑顔で迎えてくれる感じも素敵。
ニノツミンダ滞在中の食事に、一度は訪れたいお店です。
②HASK
BBQやパン系はもちろん、他のジャンルのアルメニア料理を試したいなら、ニノツミンダ中心街北側にあるHASKがおすすめ。【マップ 赤】
こちらも愛想の良い店員さんが明るく出迎えてくれ(というか、ニノツミンダの人はみんな本当に対応が笑顔で良い)、ショーケースに並ぶ軽食をその場で選ぶスタイルです。
ピザやサンドイッチ、炭火で焼いた肉を挟んだハンバーガーなど、軽食メニューはとにかくバリエーション豊富。
アルメニアでは定番のラフマジョ(アルメニア風のひき肉ピザ)もあるのが嬉しいです。
軽食系以外にも、スープ料理やピラフなど温かい料理の注文ができるのもこのお店の良いところ。
メニューはかなり豊富で、何を頼もうか迷ってしまいます。
そして、この店にも立派な炭火BBQマシンがあり、グリル料理系の注文も可能。
のぶよはイキビル(アルメニアの豚肉BBQ)を頼んでみました。▼
ぎっしりと詰まった豚肉の焼き具合は完璧で、肉汁が滴り落ちて来るほどのジューシーさ。
玉ねぎとハーブの清涼感も良いアクセントとなっており、ラヴァシュ(小麦粉生地)の食感も完璧です。
のぶよ的に、アルメニア人が焼く肉料理は世界一美味しいと思っているのですが、国境を越えたニノツミンダでもその法則は存在するようです。
このクオリティーの料理を激安価格で提供してくれるのも、このお店の素晴らしいところ。
ジョージに居ながらアルメニアの食文化にどっぷりと浸りたい人、心からおすすめです!
ニノツミンダへのアクセス・行き方
ニノツミンダが位置するのは、ジョージアで人が住む最南部にあたるエリア。
ご想像の通り交通は便利とは言えず、他都市から距離があるため、個人で移動するのはなかなか大変な場合も多いです。
ここでは、ニノツミンダへのアクセスに利用可能な2つのマルシュルートカ路線を紹介します。
このエリアを移動しながら観光するプランにも、きっと参考になるはずです!
①アハルツィヘ/アハルカラキ方面~ニノツミンダ間のアクセス
サムツヘ=ジャワヘティ地方最大の町であるアハルツィヘ(Akhaltsikhe)~ニノツミンダ間は、1日2往復のマルシュルートカが走っており、移動時間も短く比較的移動しやすいです。
この路線の2023年現在のスケジュールはこちら▼
・アハルツィヘ→ニノツミンダ:8:15 / 15:00
・ニノツミンダ→アハルツィヘ:9:30 / 13:00
※最新のスケジュールはアハルツィヘのバスステーションorニノツミンダのマルシュルートカ運転手に確認を!
アハルツィヘでの発着ポイントは、市内中心部のバスステーション。
アハルツィヘ→ニノツミンダ方面は、アハルツィヘ・バスステーション内のチケットオフィスでチケットを購入してからの乗車となります。
ニノツミンダ側のマルシュルートカ発着ポイントは、町の中心部の警察署前の交差点付近にあるバスステーション(らしきもの)。【マップ 黄色】
ニノツミンダ→アハルツィヘ方面は事前にチケットを購入する必要はなく、運転手に直接現金払いでOKです。
ニノツミンダの北20kmほどの場所にあるジャワヘティ地方最大の町・アハルカラキ(Akhalkalaki)~ニノツミンダ間を移動したい場合は、直行マルシュルートカがないため、このアハルツィヘ~ニノツミンダ間のマルシュルートカを途中乗車/下車することになります。
②トビリシ/ツァルカ方面~ニノツミンダへのアクセス
ジョージアの首都・トビリシから南部のツァルカ(Tsalka)を経由してニノツミンダへ至るマルシュルートカも1日2往復運行されています。
この路線のスケジュールは以下の通り。▼
・トビリシ→ニノツミンダ:8:00 / 17:00
・ニノツミンダ→トビリシ:6:00 / 14:30
※最新のスケジュールはサムゴリ・バスステーションorニノツミンダのマルシュルートカ運転手に確認を!
トビリシでの発着地は、市内南部に位置するサムゴリ・バスステーション(Samgori Bus Station)。▼
ニノツミンダ側のマルシュルートカ発着ポイントは、町の中心部の警察署前の交差点付近にあるバスステーション(らしきもの)です。【マップ 黄色】
この路線は、ニノツミンダの東に位置するポカ(Poka)やツァルカ(Tsalka)などジョージア湖水地方の町を経由するため、このエリアを移動しながら観光したい旅行者には便利。
本数がかなり少ないため一日で移動と観光を済ませるのは不可能ですが、数日間かけて湖水地方を個人でゆっくりとまわりたい人にはおすすめの路線です。
③ポカ/パラヴァニ湖~ニノツミンダのアクセス
ジャワヘティエリアで最も美しい風景が見られるポカ&パラヴァニ湖へアクセスする場合は、ニノツミンダ~タンボフカ(Tambovka / ტამბოვკა)を結ぶミニバスが便利。
1日1往復していますが、平日のみの運行である点に要注意です。(土日とジョージアの祝祭日は運休)
この路線のスケジュールは以下の通り。▼
・ニノツミンダ→タンボフカ方面:ニノツミンダ発13:00~ポカ経由13:35~タンボフカ着13:50
・タンボフカ→ニノツミンダ方面:タンボフカ発10:00~ポカ経由10:15~ニノツミンダ着10:50
※平日のみの運行
※最新のスケジュールはミニバス運転手に確認を
ニノツミンダの発着ポイントは、中心街南部の交差点付近。
“Ojakhi Fast Food”という食堂の向かい側からの出発です。▼
ニノツミンダを出発し、ポカ村中心部のバス停を経由したミニバスは、終点のタンボフカ村北端にある広場に停車します。(小さな村なので行けば一発でわかる)
ニノツミンダのホテル情報
ニノツミンダには宿泊先の選択肢がとても少なく、宿代相場は高め。
ホステルなどの節約派旅行者向け宿も、お洒落なホテルも存在せず、あるのは田舎のホテルといった感じのものばかりです。
宿代相場が高めなニノツミンダで唯一ちょっと安い宿を見つけて宿泊したのですが、ここがもうジョージアで一番、いや、これまでポルトガルから4年間旅してきた中でも歴代No.1の最悪な宿でした。
これを読んでいる皆様には、ぜひ+15GEL~+25GELほど上乗せして別の宿に宿泊することをおすすめします。自分をいたわってあげましょう…(心からの忠告)
LITE HOTEL
・部屋タイプ:トリプルルーム1名利用
・料金:36GEL(=¥1800)
・立地:3/10
中心街のバスステーション(らしきもの)や商店、レストランがあるエリアからは1.5kmほど離れた町はずれに位置しています。
買い物や食事でいちいち中心街まで歩くのはなかなか面倒でした。
・アクセス:2/10
不満だったのが、宿へのアクセス。
予約していたにも関わらず、到着してみると誰もいない&鍵がかかっているという最悪なパターンでした。
それを見ていた、すぐそばで働いていた人がやって来て鍵を開けて部屋を用意してくれたのですがオーナーの友人らしい)、1泊45ラリと言い出して「は…?」。
「Booking.comで36ラリで予約してる」と言っても、そもそもBooking.comが何なのかも知らない様子(こりゃだめだ…)。
電話してオーナーを呼んでもらい、待つこと数十分。ようやくやって来たオーナーとはちゃんと話がつきました。
・スタッフ:6/10
オーナーは悪い人ではないのですが、調子が良い感じ。
2日間の断水(後述)の際にも「すぐに水が戻るから!」と繰り返していたものの、全く水は来ませんでしたからねえ…
・清潔さ:1/10
この宿が最悪だった最大の理由は、まったくもって清掃がされていなかったこと。
部屋は3人部屋を1人利用だったのですが、のぶよが使用するベッドだけ綺麗にして、他2つは誰かが寝た後の状態のまま。
水回りに関してはもう最悪で、いつから洗われてないのか分からない食器類や調理器具がそのまま放置され、生ゴミにはハエの大群がたかっている始末。トイレには便座すらありません。
これでよく客を迎えられるなと驚いてしまうほどに汚かったです。
・設備:6/10
この宿で最悪だったもう一つのことが、宿泊した2泊のうちほとんどの時間断水していたこと。
地域全体なのかと思いきや、この建物だけ。オーナーは何やら機械室で色々やってはいたものの全く水が来る気配はありません。
想像できますか?2日間水がいっさいでないホテルを?
流れないトイレには誰かの汚物が溜まっていく一方。シャワーも浴びられず手さえ洗えず。
この断水のせいで、無駄にミネラルウォーターをたくさん買うことになりました(そのお金でまだマシな宿に止まれば良かった)。
・wi-fi:8/10
この宿で唯一まともだったのがインターネット。
普通にサクサク動きましたが、画像のアップロード等にはかなり時間がかかりました。
・雰囲気:2/10
掃除が一切されていない&水が出ない時点で雰囲気もへったくれもないのですが、この宿の問題は壁が薄いことと扉の開閉時にものすごい音が響くこと。
のぶよの滞在中には他にジョージア人グループが泊まっていたのですが、彼らがまた激的にうるさく、夜中まで声が響いてきました。
宿泊客同士がコミュニケーションをとるような和気あいあいとした雰囲気でもなく、もう場末of場末といった感じでした。
・総合:4.0/10
Booking.comで最も安い宿だったので予約しましたが、ほんとにもう次はありません。
良かったのは宿のオーナーの愛想の良さとWi-fiくらい。その他全てはもういっそ潰れてしまえと思うほどに糞でした。
ニノツミンダに宿泊するなら、どうか自分をいたわって!ちょっと多めに払おうが、絶対に別の宿に泊まりましょう。
【ニノツミンダの宿をすべてみる!】
おわりに
ジョージアなのにアルメニアな町・ニノツミンダの観光や滞在に必要な情報を解説しました。
もはやこんな僻地にわざわざやって来て滞在しようと考える旅行者が果たして存在するのか不明ではありますが、どこかの誰かのお役に立ったら嬉しいです。
ニノツミンダは、アルメニアから/への移動の中継地点としても、さらに東に位置するジョージア湖水地方観光の拠点としても便利な町。
ほとんど旅行者が訪れないエリアにおいては貴重な、ある程度大きな町なので、必要になるものはすべてここで揃えていきましょう。
コメント