こんにちは!クロアチアに滞在中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
都市開発のモデルのような、クロアチアの首都・ザグレブ。
人混みであふれていることもなく、コンパクトで緑あふれる美しい街並みが魅力的です。
しかしやっぱり大都市は大都市。
都会のリズムや喧騒に疲れたら、日帰りで小さな町へ足をのばしてみるのはいかがでしょうか。
今回は、ザグレブ近郊のサモボル(Samobor)という小さな町を紹介します。
ザグレブから20kmしか離れていないものの、小高い山々に囲まれた小さな町は、「古き良きクロアチアの雰囲気が残る町」として、観光客だけでなくザグレブ市民にも人気のスポットです。
サモボル名物の絶品スイーツ、クレムシュニッタ(Kremšnita)を食べるのもお忘れなく!
サモボル観光地図
黄色:バスステーション
赤:おすすめカフェ
青:観光スポット
古き良きクロアチアの雰囲気が残る!サモボル観光
サモボルの小さな中心街は、バスステーションから徒歩15分ほどのグラドナ川沿いに位置しています。
中欧の小さな町に来たような感覚になる美しい町並みの中心は、クラリャ・トミスラブ広場。
広場にはカフェやレストランが立ち並び、名物のクレムシュニッタを提供するお店がほとんどです。
サモボルの中心街はとても小さく、30分もあればのんびりと散策できてしまうほど。
グラドナ川に架かる、木製の可愛らしい橋も見逃せません。
この橋を渡ってグラドナ川沿いを西に進むと、下で紹介する廃城へと続くプチ・ハイキングコースへと至ります。
サモボルの名物スイーツ!サモボルスカ・クレムシュニッタを食す
サモボルに来たら絶対に食べておきたいのが、名物スイーツであるクレムシュニッタ(Kremšnita)。
日本語で「クリームケーキ」という名前の通り、程よい甘さのクリームがパイ生地に挟まれたものです。
今回は、トミスラブ広場にある老舗カフェ、“U PROLAZU”へ行きました。
観光客だけでなく、地元の人もちょっと休憩に訪れているような感じの場所です。
そして、こちらがサモボル名物のクレムシュニッタ。
数層ものサックサクのパイ生地に挟まれたクリームはふわっふわ。
ポルトガルのエッグタルトのクリームに似た味がしました。
甘さは控えめなので、甘いものが得意でない人でも大丈夫。
9Kn(=¥147)とかなり良心的な価格も嬉しい点です。
インフォメーション
U PROLAZU
住所:Trg kralja Tomislava 5, 10430, Samobor
営業時間:全日 7:00~23:00
サモボルの丘の上の廃城へプチ・ハイキング
名物スイーツを堪能した後は、町はずれの丘の上にひっそりと佇む廃城へとプチ・ハイキングしてみるのはいかがでしょうか。
グラドナ川沿いに整備された遊歩道を歩いていくと、途中から山道へと分岐するので登っていきます。
少し急な箇所もあるものの、基本的にはスニーカーで十分歩ける道。
トミスラブ広場から30分ほどで、丘の上の廃城に到着します。
この廃城はスタリィ・グラード(旧市街)と呼ばれ、サモボルの始まりの地。
かつてここに生活があったとは信じがたいほど、廃城の内部は朽ち果てるがままとなっています。
廃城からはサモボルの町を一望できるスポットもあるので、見落とさないでくださいね!
ザグレブ発のサモボルやその周辺の田園地方を訪れるツアーは、ピュアなクロアチアの魅力を感じるにはぴったりです。
・中世の街サモボル 半日観光 プライベートツアー<英語/ザグレブ発>
・フルヴァツコ・ザゴリェ地方 クムロベツ村+トラコシチャン城 半日観光 プライベートツアー<英語/ザグレブ発>
ザグレブからサモボルへの行き方
ザグレブの中央バスステーションの610番プラットフォームからSamoborček社のバスに乗ります。
30分〜1時間に1本の頻度で運行しているので便利。
チケットは、バスステーション内のチケット売り場ではなく、運転手から直接購入します。
行きも帰りもかなりの運転の荒さだったので、酔いやすい人は注意が必要かもしれません。
サモボルのバスステーションがこちら。
ここから中心街までは、一本道を徒歩15分ほど。
小さな町なので、道に迷うこともないでしょう。
ザグレブ~サモボル間バス
料金:片道28Kn(=¥457)
所要時間:50分
おわりに
中心街の散策と廃城へのハイキング、スイーツを食べながらの休憩を全て含めても3時間ほどあれば十分に満喫できるサモボルの町。
ザグレブからのバスもかなりの頻度で運行されているので、ちょっと時間があれば訪れることができます。
大きな街に滞在しているだけでは見えてこない、素朴なクロアチアの魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
ザグレブの宿泊なら、鉄道駅やバスステーションに近いロウワータウンの宿泊がおすすめ。
坂の上に位置するアッパータウンは観光には便利なものの、他都市への移動の際は少々不便です。
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