こんにちは!ようやくクロアチアを出国しモンテネグロに入国した、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
世界遺産のコトルを観光するなら絶対に外せないのが、コトル湾の絶景を眺めること。
コトルを代表するこの風景を見るためには、山の上にある城壁へと登っていかなければなりません。
城壁の入場口はコトル旧市街側に二ヶ所あり、€8(=982)の入場料がかかります。
しかし、コトルの観光案内所情報によると、「入場料を払わなくても城壁に登れるよ!」とのこと。
どケチなのぶよは、もちろん1000円の入場料なんて払いたくないので、素直にアドバイスに従うことに。
結果から言うと、これが大正解だったのです。
今回の記事では、コトル観光案内所公認?の裏技を紹介します。
コトル城壁へ無料で登る方法
城壁上の絶景スポット
の二つについて解説しているので、コトル観光の際にはお役立てください!
コトル城壁への無料アクセスルート
そもそも、「入場料がかかる場所なのに無料でアクセスなんてしていいの?」という問題なんですが、結論から言うと問題ありません。
城壁への無料ルートはハイキングコースになっており、途中で城壁の窓を通って城壁上へと合流することになります。
この窓を通るルート含めてハイキングコースの一部になっています。
つまり普通にハイキングとしてアクセスしてOKなわけです。
そこはかとなく漂う、モンテネグロの適当感(笑)
ハイキングコースの途中には、コトルの町の背後にそびえ立つ山々の絶景や、石造りの廃村などの見どころもあります。
上りが続くコースですが、正規の入口から城壁に入場したところで結局かなりの数の階段を登ることとなるので、結局は同じこと。
どうせ登らなきゃいけないなら、無料のほうがいいですよね。
コトル城壁観光マップ
無料ルートへの入口は、コトル旧市街の西側の入口である川の門を出て、川を渡ったところから北に100mほど歩いたところにある発電所脇(地図A)にあります。
ここからはつづら折りのような砂利道をひたすら登って行きます。
絶景を眺めながらのハイキング
40分ほどあれば、城壁上部に合流することができます。
コースの途中からは、山々とコトル湾の絶景が。
かなりハードな上りですが、絶景を見ながら休み休み行きましょう。。
30分ほど登ったところにあるこちらのカフェが城壁への分岐点。(地図B)
カフェの左側の道をさらに登っていくと、石造りの廃村に至ります。
かつては人々の暮らしがあった場所ですが、残るのは石の壁ばかり。
唯一完璧な状態で残っているのは小さな教会だけです。(地図C)
教会の内部は荒れ果てており、朽ち果てていくのを待つだけのような状態でした。
この教会前から、城壁に向かって歩いていくと、城壁の入口である窓に到着します。(地図D)
この窓をくぐると、城壁の上(正規ルート)に出ることができます。
コトル城壁の最上部・聖ギオバンニ城へ
窓をくぐったら、コトル城壁の頂上・聖ギオバンニ城まではあと5分ほど登るだけ。
右手にコトル湾の絶景を望みながら登っていきましょう。
聖ギオバンニ城は、お城というよりも移籍のような雰囲気。(地図E)
かつての栄華はどこへやら。
朽ち果てた石造りの建造物はもはや廃墟そのものです。
コトル城壁で最も高い場所とだけあって、ここからの眺めは感動もの。
写真で見たような、素晴らしいコトル湾の風景をじっくり堪能しましょう。
城壁を下ってコトル旧市街へ
絶景を十分に満喫した後は、眼下に見えるコトル旧市街へと城壁を下っていきます。
下りなので楽ですが、かなり多くの階段があることに驚くはず。
正規の入口から入場すると、この階段を登り続けなければいけないわけです。
コトル城塞がかなりの山の斜面に造られた城塞であることがお分かりいただけると思います。
正直、ものすごくハードだと思います。
みんな8ユーロも払った挙句、ハアハア言いながら登っていました(笑)
聖ギオバンニ城とコトル旧市街のちょうど中間地点にあるのが、救済の女神教会。(地図F)
この教会の上部からは、三角形の形をしたコトル旧市街を一望できます。
さらに城壁を下っていくと、コトル旧市街の町並みがだんだんと近くに見えてきます。
城壁上のいたるところが撮影スポット。
気に入った景色を見つけたら、立ち止まってみましょう。
国土の小さなモンテネグロでは、一か所に滞在しながらいろいろな場所に足をのばせるのが魅力。コトル湾周辺のクルーズツアーはもちろん、ロブチェン山やドゥルミトル国立公園など個人では行きにくい場所にも日帰りで訪問することが可能です。
おわりに
聖ギオバンニ城までの往復で約2時間ほど。
決して難しいコースではないものの、ひたすら登りとなるので結構ハードです。
また、ハイキングコース上の砂利道と城壁の階段のいずれも滑りやすく、サンダルで登るのはおすすめしません。
水や歩きやすい靴など準備を万端にして、忘れられない思い出となるコトルの絶景を満喫してくださいね。
コトルは他都市からの日帰りも可能なものの、モンテネグロ観光の拠点として他都市へと足をのばすには便利な町。
観光の中心となる旧市街の宿もいいですが、旧市街外側の港沿いの開放的な雰囲気も魅力的です。
コメント
2023/06/20にコトル城壁に行ってきました。
Googleマップのコメントにある通り、こちらの窓は閉鎖されていました。
https://www.google.com/maps/place/Welded+door/@42.4233214,18.7749565,17z/data=!3m1!4b1!4m6!3m5!1s0x134c33b80f1a063d:0x297d3b7a9e8f8550!8m2!3d42.4233214!4d18.7749565!16s%2Fg%2F11kqbrf7zk?entry=ttu