静かなる聖地と絶景。キエフ・聖ミハイル修道院周辺の観光スポット。

こんにちは！ウクライナの首都、キエフの街の魔法にかかり、のんびり滞在している世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

ウクライナの首都・キエフにはたくさんの観光地があり、とても数日間ではまわりきれないほど。

今回は、ドニエプル川沿いに佇むキエフ四大聖堂の一つ、聖ミハエル修道院周辺の観光スポットを紹介します。

キエフの中心街からすぐそばにあるにもかかわらず、緑がたくさんある静かな丘の上に広がるこのエリア。
観光客の数も少なく、ゆっくりと散策するのにぴったりです。

名物の聖ミハイル修道院はもちろん必見ですが、このエリアからのドニエプル川とキエフ新市街の眺めはキエフで一番だと思います。

小さなエリアなので、短い時間でまわれるのも嬉しいポイント。
他の観光エリアと組み合わせるのがポイントです。

聖ミハイル修道院周辺の観光地図

聖ミハイル修道院地区の観光スポット

1.聖ミハイル黄金ドーム修道院

ウクライナらしい、パステルブルーの外観と黄金のドームが特徴の聖ミハイル修道院。
世界遺産の聖ソフィア大聖堂と向かい合う形で建っています。

それぞれの聖堂の大きな鐘楼が向かい合う光景は、おそらくキエフでしか見られない特別なものでしょう。

入口に描かれた宗教画も見逃せません。

こぢんまりとした聖堂ではあるものの、パステルブルーに塗られたその外観は圧巻。
どことなく気品が感じられます。

入場は無料ですが、ここは地元の人がお祈りに訪れる神聖な場所であるためか、聖堂内部の写真撮影は禁止です。

敷地内には、ウクライナの伝統的な建築様式の建物が。
キエフではなかなか見られない貴重なものです。

2.聖ボロディミール像

聖ミハイル修道院裏手の丘は公園になっていて、多くの市民が思い思いの時を過ごしています。

聖ボロディミール像は公園のすこし下側、ドニエプル川を見下ろすように立っています。

3.友好のアーチ

ボロディミールの丘から谷を挟んだところにある友好のアーチ付近は、キエフで最も美しいドニエプル川の風景が見られる場所でしょう。

なんだか旧ソ連感がぷんぷん漂うアーチですが、実際に見るとなかなか大きくて迫力があります。

巨大なアーチはもちろん、そのすぐ裏手のドニプロ展望台に行くのもお忘れなく。

4.ドニプロ展望台

友好のアーチのすぐ裏手に位置するドニプロ展望台からは、ドニエプル川とキエフ北部の若者の街・ポディール地区のパノラマが広がります。

こうしてみると、キエフがかなり大きな町であることを実感するはず。

5.水博物館

その名の通り、「水」をテーマにした博物館です。

のぶよは入場してはいませんが、二つ対になった美しい建物がとても印象的でした。

ちなみに、キエフの水道水は飲まない方がいいそうです。

ホステルで普通に水道水を飲んでいたところ、現地の人に「クレイジーだ！」と言われました(笑)

え、でもビールとかスープとか水道水使われてるし。しかも全く健康に異常をきたしてないし。

とにかく、水道水は飲まない方がいいそうです。

地元のウクライナ人たちは、コーヒーや料理に使うお湯まで、巨大なポリタンクに入ったミネラルウォーターを使用していました。そこまでするか？

聖ミハイル修道院地区のまわり方

小さなエリアなので、ゆっくりと散策しても3時間ほどでまわれてしまう聖ミハイル修道院周辺のエリア。

隣接した聖アンドレイ教会エリアやポディール地区、独立広場などと組み合わせて刊行するのがおすすめです。

ドニエプル川の夕暮れの眺めは圧巻なので、このエリアの観光を一日の終わりに持ってくるのがいいと思います。

最寄りの地下鉄駅は、独立広場のマイダン・ニザレシュノースチ駅(Майдан Незалежності)か、ポシュトヴァ・プローシャ駅(Поштова площа)。
ただし後者は丘の下に位置しており、聖ミハイル修道院まではケーブルカーを利用して上ることとなります。

おわりに

あまり観光地化されていない聖ミハイル修道院周辺エリア。

日々のお祈りに訪れる地元の人たちや、公園を散策する若者たちなど、キエフの人々の日常に触れることができるのも大きな魅力です。

町はこのエリアを観光地として整備しようとしているようで、大規模な工事が行われていました。
聖ミハイル修道院から友好のアーチまでを、歩行者専用の橋で繋ぐ計画のようです。

数年後、どのようになっているのか楽しみなエリアですね。