こんにちは!ウクライナの首都、キエフの街の魔法にかかり、のんびり滞在している世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
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ウクライナの首都・キエフにはたくさんの観光地があり、とても数日間ではまわりきれないほど。
今回は、キエフの北部にある学生の街・ポディール地区の観光スポットを紹介します。
若者が多く、カジュアルながらおしゃれなレストランやお店が多くあるポディール地区。
必見のチェルノブイリ博物館もこの地区にあるので、博物館の見学がてら散策してみましょう。
ポディール地区観光地図
青:観光スポット
赤:おすすめカフェ
黄:地下鉄2号線、コントラクトヴァ・プローシャ駅
ポディール地区の観光スポット
1.ウクライナ国立チェルノブイリ博物館
1986年4月8日に起こったチェルノブイリ原発事故。
30年以上経った今でも、放射線の影響は残っており、住んでいた町に帰ることができない人々が多くいます。
チェルノブイリ原子力発電所事故に関する展示を行っている国立チェルノブイリ博物館では、「事故の夜」「事故の後」「チェルノブイリのこれから」の三つの大きなテーマに沿って展示がされています。
チェルノブイリ原発事故について理解を深める同時に、放射能の恐ろしさやそれに負けずに立ち向かった勇敢な作業員たちの功績を改めて知ることができます。
私たち日本人が経験した東日本大震災や福島第一原子力発電所事故とも関連性を持たせた展示コーナーもあり、原発の在り方、事故との向き合い方について考えさせられます。
チェルノブイリ原発ツアーに参加する人も多いと思いますが、是非ツアー前にこちらの博物館を訪問しておきましょう。
実際の事故現場を訪れた際に感じられるものが大きく変わってくるはずです。
インフォメーション
国立チェルノブイリ博物館
住所:Provulok Khoryva, 1, Kyiv, 02000
営業時間:10:00~18:00 (日曜定休)
入場料:24UAH(=¥97)
※写真撮影料別途48UAH(=¥194)、音声ガイド貸出60UAH(=¥242)
2.コントラクトヴァ広場
ポディール地区の中心に位置するコントラクトヴァ広場周辺は、歩行者天国になっています。
通りを行きかうおしゃれな若者たちや今風のカフェレストランが並び、キエフの若いエネルギーを感じられます。
バスを改造したカフェで一休み
コントラクトヴァ広場には、カラフルな二階建てバスを改造したカフェがあります。
手ごろな値段でコーヒーや軽食などを販売していて、休憩にはぴったりの場所です。
内装は、バスの座席をそのまま活かしたセンスあるもの。
若者たちがおしゃべりに興じていました。
3.キエフ モヒーラ・アカデミー国立大学
ポディール地区を学生の街たらしめているのが、こちらの国立アカデミー。
ちょうど授業が終わった時間だったためか、多くの学生の姿がありました。
4.ペトラ・サハイダーチナバ通り
コントラクトヴァ広場からポシュトヴァ・プローシャ駅(Поштова площа)までのびる歩行者天国の大通りがペトラ・サハイダーチナバ通り。
通り沿いの建物は、歴史あるキエフらしいものが多く、歩いている人もなんだか少し洗練されているような気がします。
5. ピロホシュチ教会
中世のウクライナ正教のピロホシュチ教会は、12世紀頃の古代ロシア建築で再建されたもの。
パステルカラーの外壁に黄金のドームといった派手な外観のものが多いウクライナの教会や聖堂と大きく異なり、飾りっ気のない茶色の土壁が特徴です。
6.古代女性修道院
16世紀建造のウクライナ正教の古代女性修道院。
敷地内には聖なる水が湧き出ており、いろいろな病を治癒するという伝説があるそうです。
ポディール地区へのアクセスとまわり方
ポディール地区は、キエフの中心街からは少し離れているため、地下鉄でアクセスするのが便利です。
地下鉄2号線のコントラクトヴァ・プローシャ駅(Контрактова площа)は、ポディール地区のど真ん中にある駅。
ここを起点に全ての見どころを徒歩でまわることができます。
おすすめは、チェルノブイリ博物館を朝一番(10:00~)に訪れること。
午後になると、地元の校外学習の生徒たちがやってきてかなりうるさくなり、集中して展示を見ることが難しくなる可能性があるためです。
博物館見学後は、ポディール地区をゆっくりと散策してランチ休憩。
そこから、キエフのシンボルの一つである聖アンドレイ教会へと続くアンドレイ坂をゆっくりと散策するのがいいでしょう。
キエフでの宿泊なら、キエフ市内観光に便利なキエフ中心街の一択。
特に便利なのが、地下鉄プローシャ・リヴァ・トルストヴァ駅(Ploshcha Lva Tolstoho)周辺。キエフ中央駅やバスステーションへ1本でアクセスでき、独立広場までもたった一駅と最強の利便性です。
周辺には飲食店やカフェ、商店などが数多くあり、不便のない滞在ができます。
おわりに
チェルノブイリ博物館を含めても、半日あれば全ての観光スポットを見て回れるポディール地区。
他のエリアとは少し異なった雰囲気の、若いエネルギーに満ちたエリアを散策しながら、若者に流行のレストランやカフェで一休みするのが楽しむポイントです。
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