こんにちは!2025年のジョージア旅もまもなくフィナーレ、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
ジョージア西部サメグレロ地方の見どころをのんびりと周っている今日この頃。
天気も良く時間的にも余裕があったので、2020年に一度訪問した場所を再訪してきました。
それが、バルダ渓谷(Balda Canyon / ბალდას კანიონი)。
サメグレロ地方最東に位置する美しい渓谷は、観光地化がそこまで進んでおらず、このエリアでは貴重な場所です。

▲ジョージア人にとってバルダ渓谷といえば、カグの滝。
三角錐のような形の苔が生えた岩肌を流れ落ちる滝の美しさは年々ポピュラーになりつつあり、車で滝の近くまでアクセスできる利便性のよさも相まって、週末になると多くの人が訪れる場所です。
また、バルダ渓谷には他にも二つの滝があり、カグの滝と合わせて「バルダ三滝」と呼ばれます。▼


バルダ三滝のうちトバの滝とオニオレの滝には車両の乗り入れができず、自分で歩いた人だけが見られるご褒美感と秘境感が素敵。
三つの滝のいずれも入場や見学は無料で、観光地化の波に呑み込まれてしまった感のある近郊のマルトヴィリ渓谷に比べると、サメグレロ地方本来のピュアな自然の美しさが強く感じられる点も素晴らしいです。
バルダ渓谷の観光は基本的にエリア内の三つの滝を周るだけのものなので、マルトヴィリ方面からの日帰りも余裕。
しかしながら、現地には民家の一部を旅行者向けに開放したゲストハウスもあるので、ちょっとした田舎暮らし気分でのんびり滞在することも可能です。


そんなわけで今回の記事は、ネイチャー派の旅行者に心からおすすめしたいバルダ渓谷の観光情報を解説するもの。
三つの滝を周るハイキングコースや宿情報、マルトヴィリからのアクセス情報まで、実際に訪問する人の役に立つ内容となっています!
バルダ渓谷が位置するサメグレロ地方はジョージアの中でも温暖なエリアであるため、ハイキングが比較的長い期間に渡って楽しめるのも◎
週末にちょっと足をのばして自然を堪能しに行くにはぴったりなエリアです。
バルダ渓谷観光の基本情報

バルダ渓谷が位置するのは、サメグレロ地方の最も東。
イメレティ地方との境界線を成す岩山から流れる清流が形成した、緑溢れる渓谷地帯です。
バルダ渓谷の観光のメインは、バルダ三滝を順番に訪問すること。
二つのハイキングコースがあり、いずれも難易度は低めであるものの、ルートに関しては絶対に知っておきたい注意点があるので知っておきましょう。
バルダ渓谷観光マップ
緑線:カグの滝ハイキングコース
オレンジ線:トバの滝&オニオレの滝ハイキングコース
紫:ゲストハウス
黄色:マルシュルートカ途中乗下車ポイント
バルダ渓谷三滝のハイキングコース

バルダ渓谷には二本のハイキングコースがあり、いずれも観光ハイライトとなるバルダ三滝のいずれかに至るもの。
二本のハイキングコースをどちらも歩く場合でも一日あれば余裕ですが、体力や時間に余裕がない場合は二日間に分けて歩くのもアリです。
2つのハイキングコースの拠点!ピルヴェリ・バルダ集落

バルダ渓谷の二本のハイキングコース、どちらを歩く場合でも起点となるのが、ピルヴェリ・バルダ集落(Pirveli Balda / პირველი ბალდა)。
川を挟んだ北側の地区には舗装道路が通っていますが、南側の地区には未舗装の砂利道しかないので、タクシーでアクセスする場合は注意が必要です(未舗装道路は走りたがらない運転手もいるため)。
ジョージア語で「第一バルダ」という意味のピルヴェリ・バルダ集落は、人口数十人の小さなもの。
商店は存在しないもののゲストハウスはいくつあるので、宿泊拠点にはぴったりです。


▲ピルヴェリ・バルダ集落の最も東側には、バルダ渓谷の二本のハイキングコースのスタート地点が、それぞれ400mほど離れて位置しています。
コース①:バルダ渓谷入口~カグの滝コース

まずは、バルダ三滝の中で最も知名度が高く人気があるカグの滝へのコース。【マップ 緑線】
1.5kmほどの道のりのほとんどは舗装されており、「ハイキング」というよりも「ウォーキング」と言った方が良いレベルの簡単さです。
・距離:片道1.5km
・所要時間:片道30分
・高低差:▲54m ▼47m
・難易度:★☆☆☆☆
コースの起点となるのは、集落の最も東にたたずむバルダ修道院。
ここから若干のアップダウンがある道路をずっと歩いていくだけです。


カグの滝の手前200mほどの場所には古い鉄製の橋があり、ここからは車両の通行禁止。
橋を渡ってちょっとした砂利道を歩いてすぐ、あっけないほど簡単に目的地であるカグの滝に到着です。
コース②:バルダ渓谷入口~トバの滝~オニオレの滝コース

バルダ三滝のうち残り二つの滝を周るコースは、車両でのアクセスが完全に不可能であるため、カグの滝に比べると歩く人は少なめ(ジョージア人はまじで歩くの大嫌い民族)。【マップ オレンジ線】
ピルヴェリ・バルダ集落の南東の一角がスタート地点となり、コースがのびています。
・距離:片道7.2km
・所要時間:片道2時間半
・高低差:▲619m ▼208m
・難易度:★★★☆☆


こちらのコースは「結構がちのハイキング」といった感じ。
登ったり下りたりする場面もおおく、石がごろごろした歩きにくい山道を行く場面も多いので、できればトレッキングシューズなど着用した方が肉体的に楽だと思います。

往復で14kmほどとまあまあな距離&アップダウンが結構多いため、こちらのコースは体力のある人向き。
難易度は決して高くはないのですが、登ったり下りたりの繰り返しは肉体的にも精神的にもややハードに感じます。
オニオレの滝~カグの滝間コースは危険

バルダ三滝を周る際に注意したいのが、カグの滝~オニオレの滝間のコースはかなり危険である点。
マップアプリや現地のトレイル標識には二つの滝の間をハイキングコースが結んでいるように描かれており、「トバ→オニオレ→カグとぐるっと周るように歩けば効率が良いのでは?」と思ってしまうでしょう(のぶよもそうだった)。

しかし実際には、オニオレの滝~カグの滝間のコースは完全な獣道。
トゲのある植物に覆われた渓谷沿いの斜面をかき分けて歩くような道なので、かなり危険だと思います。
今後ちゃんとハイキングコースとして整備が行われれば状況は変わるでしょうが、現状ではこの区間を歩くのはかなりリスキー。
個人的には本記事の通りに、カグの滝コースとトバの滝&オニオレの滝コースの二つのハイキングコースを別々に歩くことを強くおすすめします。
バルダ渓谷の見どころ

バルダ渓谷のハイキングに関する基本的なことを理解したら、いよいよ実際に自分の足で歩くとき。
それぞれ個性のあるバルダ三滝の自然美とサメグレロ地方が誇る渓谷美を存分に堪能しましょう!
カグの滝

バルダ三滝の中で最も知名度が高いのが、カグの滝(Kaghu Waterfall / კაგუს ჩანჩქერი)。
滝のすぐ近くまで舗装道路が敷かれておりアクセスが良いことから、多くの人が訪れる自然スポットです。【マップ 青①】
カグの滝の高さはそこまでありませんが、独特なのは滝が流れ落ちる大岩。
三角錐のような岩をつたうように水が流れ落ち、びっりしと緑の苔に覆われた姿は、なんとも言えない神秘的なたたずまいです。


滝が流れ落ちる渓流は信じられないほどの透明度。
透き通ったエメラルドグリーンの水がとにかく美しく、夏場は絶好のスイミングポイントなのだそうです。
バルダ三滝ラストのカグの滝。苔に覆われた岩を滑り落ちるように流れる滝は、三滝の中でも最も知名度がある。有名になりすぎた結果、週末はジョージア人軍団がうるさくてぶちこわしらしいのだが運良く誰もおらず、エメラルドグリーンの渓流と朝の静寂に包まれた渓谷美を独り占め。わらわは大満足ぞ。 https://t.co/pis8TcuqFa pic.twitter.com/luSmnBoV3W
— 小山のぶよ🇵🇹ジョージア旅行ガイドブック発売中 (@nobuyo5696) November 29, 2025
カグの滝の周りには、BBQ料理や飲み物などを出すちょっとした飲食店があり、腹ごしらえしていくのも◎
価格は観光地価格だと思いますが、この自然美を堪能しながら食事する体験の貴重さを考えるとアリだと思います。
トバの滝

バルダ三滝のうち二つ目が、トバの滝(Toba Waterfall /ტობას ჩანჩქერი)。
三つの滝のうち最も知名度が低い滝ではありますが、岩肌を滑らかに流れ落ちる優雅な姿はとても印象的です。【マップ 青②】
トバの滝は二本の大きな滝が隣り合うように流れ落ちており、二つを同時に眺めるのはちょっと難しめ。
滝の高さは数十メートルにも及び、水量が少ない11月でもかなりの迫力を見せてくれます。


トバの滝の滝壺は、やや小さいながらもクリアな水が美しいもの。
泳げないこともないくらいの大きさですが、滝行には良いかも…?
ジョージアの中でも知る人ぞ知る「バルダ三滝」の一つ、トバ滝。二本の滝が岩肌をしな~っと流れ落ちててとても優雅。日本だったら夫婦滝とか呼ばれそうなおしどり感。そして周囲は一面びっしりと苔に覆われてもののけ。脳内に自動インストールされた米良美一がうるさい。 pic.twitter.com/eUskBGJTtw
— 小山のぶよ🇵🇹ジョージア旅行ガイドブック発売中 (@nobuyo5696) November 28, 2025
トバの滝から流れ出る水はこれまた美しい渓流を形成しているのですが、周囲にびっしりと苔が覆われているのが特徴。
まるでもののけ姫の世界のような濃い緑色の渓谷風景は、なかなかに神秘的です。
オニオレの滝

バルダ三滝のラストであり、のぶよが最も「うおおっ!」となったのが、オニオレの滝(Oniore Waterfall / ონიორის ჩანჩქერი)。【マップ 青③】
全長50m以上に及ぶ滝は、バルダ三滝の中でも最大の規模。
かなりの水量が轟轟と流れ落ちる男性的な滝で、どちらかと言うと優雅な姿のカグの滝やトバの滝とは異なる魅力を放ちます。


オニオレの滝は、地元民支持No.1の滝。
「歩くのは大変だけど絶対に行くべき!」とおすすめされますが、本当にわざわざ歩いて見に行く価値があると思います。
自分の足で山道を歩いた人だけが見られる極上の自然風景は、まさに最高のひとこと。
このときは他に人の姿はありませんでしたが、そもそもオニオレの滝を訪れる人はかなり少ないそうで、夏場のハイシーズンでも比較的静かなのだそうです。

オニオレの滝の滝壺は深いプールのようになっており、神秘的なディープブルーの水がとても美しいもの。
夏場なら絶好のスイミングポイントとなるでしょう。
バルダ三滝の二つ目&ハイライトのオニオレの滝。いやあもう感動。高さ50m以上の大瀑布でとにかく素晴らしいのひとこと。水量も優雅な流れも水の透明度も高潔な雰囲気も圧倒的で、ここが観光客に知られてないの不思議で仕方ない。ワイ的「ジョージアの滝四天王」にノミネートしちゃう。全員行くべき。 https://t.co/CG4d32jinQ pic.twitter.com/jMWaHCCDkp
— 小山のぶよ🇵🇹ジョージア旅行ガイドブック発売中 (@nobuyo5696) November 28, 2025
のぶよ的には、ジョージアに数ある滝の中でもオニオレの滝の見ごたえはかなり上位。
日本人にはなぜか滝好きが多い(?)気がしますが、そんな滝マニアの人でも大満足の絶景がみられると思います。おすすめ!
バルダ渓谷の宿情報

バルダ渓谷はマルトヴィリからの日帰りが基本となりますが、日数に余裕があるなら宿泊するのも◎
ハイキングの拠点となるピルヴェリ・バルダ集落には数軒のゲストハウスがあるので、宿泊に困ることはありません。
ここでは、のぶよが実際に宿泊した最安値の宿を紹介します。
【Balda Guesthouse】

・部屋タイプ:ダブルルーム一人利用 ※シャワー&トイレ共用
・料金:50GEL(=¥2500)
・食事オプション:朝食20GEL(=¥1000/夕食25GEL(=¥1250)
・立地:8/10
バルダ渓谷の二つのハイキングコースのいずれにも行きやすい場所にある宿です。
ピルヴェリ・バルダはとても小さな集落なので、あまり立地にこだわりすぎる必要はなし。
集落には商店などはないのが不便かもしれません。
・アクセス:9/10

宿入口には看板が出ており、簡単に見つけることができます。
入口の門の開け方が少し分かりにくいものの、宿に入れば家族がいるのでスムーズにチェックイン可能です。
・スタッフ:7/10
家族経営の宿で、主におばさんと息子が旅行客に対応しています。
息子は英語がある程度話せ、気さくな感じ。
おばさんも柔らかな態度で、温かく迎えてくれます。
家族が住む建物と宿泊客用の建物は完全に別になっているので、そこまで絡む機会はありません。
・清潔さ:6/10

部屋はきちんと掃除されているものの、宿泊客用の建物にも家族の私物が多くあり、ややごちゃごちゃしていたのがマイナス。
トイレ&シャワーの清潔感もやや微妙で、シャワーにカーテンがなく床がびしょびしょになってしまったりと細かい気配りが足りない印象でした。
・設備:5/10
部屋にはエアコンがあり快適に過ごすことができます。
しかし、キッチンの使用ができないので、ちょっとお湯を沸かしたりする際などに不便。
シャワーの水圧も弱めで、お湯の出も少し微妙だったり…と、価格の割に設備があまり良くないように思います。
・ベッド&部屋:8/10

部屋には大きな窓があり、それなりに快適な広さ。
部屋のすぐ前に木製テラスがあるのも良かったです。
ベッドは寝心地も良いのですが、やや小さめなのが難点。
身長の高い人は苦労するかもしれません。
・Wi-Fi:6/10
インターネットは宿の敷地全体で接続できますが、電波はかなり弱かった印象。
おそらく安いルーターを使用しているためでしょう。
普通に使う分にはまあ問題ないものの、作業をしたい場合は向きません。
・雰囲気:6/10

宿自体はまあまあ居心地良い空間で、のんびりと過ごすことができます。
しかし色々と「ちょっとここが足りない…」といった面が多かったのも事実。
家族経営の宿なので、もう少し温かみのある雰囲気だったら良かったと思います。
また、二匹の犬が飼われているのですが、表の通りを人や車が通るたびに大音量で吠えるのがかなり不快。
宿泊客に吠えることはないのですが、早朝からものすごくうるさかったです。
・食事:7/10

オプションの食事は、値段を考えるとまあまあといったところ。
味はとても美味しく、この地域の伝統的な料理にも触れられます。
しかしながら品数が若干少なかった印象。
この料金ならあと一品は欲しいところです。
また、宿泊客用の食事スペースが屋外にしかない点もマイナス。
気温10℃前後の中、宿泊客を外でぽつりと食事させて平気な宿というのは、ちょっとどうだかなあといった印象がありました。
・総合:6.9/10
なんというか、悪くはないものの心からおすすめはできないといった微妙な滞在でした。
決して安くはない料金なので、清潔さや設備などもう少しプロ意識を持ってやってほしいところ。
まあ一泊するくらいなら特に気にならないですが、数泊のんびり田舎暮らしをしたいという場合は、色々とネガティブ面が見えてくるんじゃないかと思います。
【マルトヴィリ周辺の宿をすべて見る!】
バルダ渓谷へのアクセス・行き方
バルダ渓谷へのアクセス拠点となるのは、11kmほど離れたマルトヴィリの町一択。
マルトヴィリ~バルダ渓谷間には有名観光地のマルトヴィリ渓谷があり、上手にプランニングすればセットで1日で周ることができます。
タクシーをチャーターすればクタイシ拠点でのバルダ渓谷の日帰り観光も可能(その場合1日チャーターで150GELが相場)。
しかし個人的には、マルトヴィリの町に宿泊しながらの訪問の方が、時間の余裕的により楽しめると思います。
①マルトヴィリからタクシー
マルトヴィリ市内~バルダ渓谷間の移動の最定番はタクシー。
マルトヴィリ中心街には客待ちのタクシーが多くたむろしているので簡単に利用できます。
市内~バルダ渓谷間は11km/15分~20分ほどの移動もですが、さすがは一大観光地のマルトヴィリ渓谷周辺エリア。タクシー料金相場は高めです。▼
・マルトヴィリ市内~バルダ渓谷片道:40~50GEL(=¥2000~¥2500)
・マルトヴィリ市内~バルダ渓谷往復+観光時の待機時間6時間:100~120GEL(=¥5000~¥6000)
・マルトヴィリ~マルトヴィリ渓谷~バルダ渓谷往復+観光時期の待機時間7時間:150GEL(=¥7500)
正直、片道だけ利用しても帰りに困ってしまうので、基本は往復チャーターすることになるでしょう。
せっかくタクシーを利用するなら半日や一日チャーターして、バルダ渓谷だけでなくエリア内に点在する周辺の他の見どころもセットで周るのが効率的です。
②マルトヴィリからマルシュルートカ+徒歩

マルトヴィリ市内~バルダ渓谷を直接結ぶマルシュルートカ路線は存在しないものの、バルダ渓谷まで3kmほどの場所にあるバルダ渓谷入口を通過してさらに先の小さな村へ向かうマルシュルートカはいくつか存在しています。
マルトヴィリ中心街南側のバスステーションからディディ・チュコニ(Didi Chkoni / დიდი ჭყონი)行きやサルヒノ(Salkhino / სალხინო)行きなど、渓谷入口のさらに北に位置する村への便を利用して、バルダ渓谷入口の分岐点付近【マップ 黄色】で途中下車すればOK。
時間帯にもよりますが、1時間~2時間に1本は運行しています。

▲ここでマルシュルートカを途中下車したら、バルダ渓谷ハイキングコースの起点となるピルヴェリ・バルダ集落までは3.5km/45分ほどの道のり。
高低差もほとんどない未舗装の道路をずっと歩いていくだけです。

このエリアでマルシュルートカを利用する際に注意したいのが、時間帯によって便数が大きく増減すること。
どの路線も小さな村の住民が買い物等でマルトヴィリに出るために利用するものなので、午前中は各村→マルトヴィリ方面/午後はマルトヴィリ→各村方面がメインとなり、その時間を外すと一気に便数が減るのです。
例えば、旅行者は午前中に市内→バルダ渓谷へと移動したいものですが、この時間帯にこの方向へと走る便はかなり少なめ。
帰りも同様で、午後に各村→バルダ渓谷入口→マルトヴィリ市内方面へと向かう便はかなり少ないので、数時間待つ場合も考えられます。
おわりに
個性ある三つの滝を有するバルダ渓谷の観光情報を解説しました。
いずれもサメグレロ地方のピュアな渓谷美が存分に感じられ、初心者でも比較的簡単にハイキングできる点も嬉しいです。
正直、このエリアの「定番観光地」とされ、入場料がかかるマルトヴィリ渓谷やオカツェ渓谷よりも、バルダ渓谷の方が個人的に断然おすすめ。
定番以外の見どころにも訪問したい人にはもちろん、「自然の見どころにお金を払うのは嫌!」という人にも、バルダ渓谷は満足してもらえるのではないかと思います。













































コメント