こんにちは!残り少ないアルメニア滞在を満喫しつくそうと奔走中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
今回のアルメニア旅のラストを飾るエリアとしてはるばるやって来たのが、アルメニア北東部に位置するセヴァン湖を中心とするエリア。
正式には「ゲガルクニク地方」と言われますが、まあどう考えても「セヴァン湖周辺」の方が伝わりやすいと思うので、それでいきます。

のぶよがセヴァン湖周辺エリアを訪れるのは、実は3回目。
1回目はガッツリと3週間ほど滞在/2回目は日帰りでサクッと/そして今回は数泊のんびりと滞在しながら、この癒され度100%のエリアを満喫しています。
セヴァン湖周辺は、有名どころから穴場までたくさんの見どころが点在するエリア。
見どころを制覇するのはもちろん楽しみですが、この地域ならではの名物料理を堪能するのも忘れてはいけません!

アルメニア最大の湖であるセヴァン湖を取り囲むように広がるこのエリアでは、湖の幸がよりどりみどり。
内陸国・アルメニアに居ながら、さまざまな調理法や味付けがされた魚料理を楽しむことができるのです。


「セヴァン湖=魚料理」のイメージばかりが先行しますが、実は魚以外の名物料理も意外と豊富であるのもポイント。
この地域ならではの果実を使ったドリンクや、「グルメの町」と称される湖西岸のガヴァルの郷土料理など、知られざる絶品グルメが多く存在しているのです。

というわけで今回の記事は、セヴァン湖周辺の名物料理&ご当地グルメを15品紹介するもの。
アルメニアを訪れる旅行者の多くはセヴァン湖に足をのばすでしょうし、ぜひともできるだけたくさんの名物に挑戦してほしいです!
内陸国アルメニアのおさかな天国!セヴァン湖周辺エリアの食文化

セヴァン湖周辺エリアの食文化をひとことで表すなら「湖でとれる魚を用いた料理の豊富さ」。
もちろんアルメニア他地域と同様に、肉や野菜も消費されますが、やっぱりセヴァン湖と言えば湖の幸が最初に来ます。
そもそも、セヴァン湖周辺エリアは標高1900m~2000mの高地に位置しており、厳しい気候&痩せた土壌という地理的条件から、農業や牧畜には向いていない地域。
「じゃがいもくらいしか育たない」と言われる厳しい土地なのですが(とはいえ、セヴァン湖周辺のじゃがいもは美味しいことで有名)、この地域で暮らす人々は目の前に広がるセヴァン湖の自然の恵みを食してきました。


そんなセヴァン湖の幸の大定番が、シグ(Sig/Սիգ)という淡水魚。
シグはセヴァン湖の固有種である白身魚で、焼いたり煮たり茹でたりオイル漬けにしたり…と、とにかくあらゆる調理法で食されます。
「湖の魚」と聞くと、なんとなく生臭そうなイメージを持ってしまいますが、セヴァン湖周辺で食べるシグは臭みゼロ。
目の前の湖で朝とれたばかりの新鮮なものがエリア内のレストランに直接卸されるため、アルメニア他地域で食べるシグとは鮮度の良さが桁違いなのです。


セヴァン湖を訪れるなら、ごちゃごちゃ考える前にとにかくまずはシグを食すべき。
色々な食べ方がありますが、のぶよ的には下味をつけたシグを炭火焼にした「シグのホロヴァツ」が定番ながらも最強だと思います。
旅行者にとってもアルメニア他地域の人にとっても、「セヴァン湖=シグ」のイメージがあまりにも大きいですが、実はセヴァン湖には魚料理以外にも名物とされるグルメが数多くあります。
特に、湖西岸エリアの中心的な町であるガヴァル周辺地域は、「アルメニアのグルメの聖地」として有名。
現在アルメニア全国的に食されるいくつかの定番料理は、ガヴァルこそが本場とされ、ガヴァルの地元民もそれを誇りに思っているのです。

「とにかく魚!魚!魚!…でもそれだけじゃない」というのが、セヴァン湖周辺のグルメ文化の正しい解釈。
奥深い食文化を、時間と胃の容量が許す限り満喫していきましょう!
セヴァン湖周辺エリアの名物グルメ15選
①シグ・ホロヴァツ

セヴァン湖周辺エリアに来たなら、まず問答無用で食べるべきなのが、シグのホロヴァツ(Sig Khorovats/Սիգ Խորովաց)。
「ホロヴァツ」とは、アルメニア語で串に刺した具材を炭火焼きで調理したものの総称。
基本的に豚肉や羊肉を骨付きのまま焼いたものを指しますが、野菜のホロヴァツやキノコのホロヴァツなど、とにかく「串に刺して炭火でじっくり焼く」というのがホロヴァツの定義です。
セヴァン湖周辺エリア名物であるシグのホロヴァツは、その名の通りシグを串刺しにして炭火で焼いたもの。
多くの場合は、油や少量のスパイスとともに下味をつけたものが炭火で焼かれます。


炭火でじんわりと焼かれた新鮮なシグは、外は香ばしくパリッとした食感/中はほわっほわの身から魚汁(?)がじゅんわりと染み出してくる極上の食感で、もはや昇天レベルの美味しさ。
自分で焼いたのでは絶対にこの絶妙な焼き加減にならないので、ぜひ一度はちゃんとした店で食べるのがおすすめです。

セヴァン湖でとれるシグは、身が肉厚でほんのりと甘みが感じられるのが特徴的。
素材の新鮮さが舌で感じられるシンプルな料理なので、ぜひともまずは挑戦を!(絶対に醤油ほしくなるはず)
②セヴァニ・イシュハン

セヴァン湖と言えばシグですが、実はもう一種類、名物の魚があります。
それが、ここセヴァン湖の固有種であるセヴァニ・イシュハン(Sevani ishkhan / Սևանի իշխան)。
とにかくいつでも大量にとれるシグとは対照的に、漁獲量がとても限られているレアな魚です。
アルメニアでは全国的に「イシュハン」(ishkhan / իշխան)という魚はまあポピュラー。
イシュハンとは淡水に生息するサケ科の魚で、アルメニア国内に数種類が棲息しています。
いっぽうでセヴァン湖のセヴァニ・イシュハンは、他のイシュハンたちとは比較にならないほどの貴重さ&美味しさであることで有名。
ほんと、一度食べたらわかります…頬っぺたが落ちるという比喩を地でゆくような絶品さなので。

セヴァニ・イシュハンの味をひとことで表すなら、天国。
シグとは比べ物にならないほどの上品な旨味とほのかな甘さが特徴で、柔らかな身はもちろん舌先でじゅっわぁ~と溶けてしまいます。
セヴァニ・イシュハンは希少種ということもあり、レストランで食べるとまあまあな値段がするもの。
セヴァンなどある程度の町の魚屋では、時期や時間帯によっては比較的割安で手に入れることができるので、自分で調理するのもアリだと思います(そこはおさかな天国島国民の腕のみせどころ)
のぶよの料理の腕でも感動するほどの美味しさだったので、ちゃんと調理できる人なら絶対に感動するはず。
まじで日本で売られている適当な魚よりも断然美味しかったので、予算が許すのであればぜひ…!
③ズクナプール

セヴァン湖周辺で絶対に食べてほしい料理の一つが、ズクナプール(Zknapur/Ձկնապուր)。
店によっては英語で”Fish soup”と書かれていたり、ロシア語風に「ウハー」と書かれていたりもしますが、基本的に同じ「魚のスープ」を指します。
セヴァン湖周辺では、魚=もちろんシグのこと。
シグ丸一尾を大き目にぶつ切りしたものをメインの具に、じゃがいもや玉ねぎ、パプリカなどの野菜とともに煮込んで作られます。


ズクナプールは、魚のダシがこれでもか!とばかりに出まくった深い旨味が最大の特徴。
びっくりするほどに魚の美味しさがスープに溶けだしており、五臓六腑に染み渡るような深い旨味に感動するはずです。

個人的におすすめなのが、セヴァンの町郊外にある地ビールガーデン”Kellers brewery“のズクナプール。
このお店のものは調理する際に地元産のバターがたっぷりと投入されており、淡白なシグの身に芳醇な深みを加えてくれます。
④シグのマリネ

シグの調理法はホロヴァツ(炭火BBQ)が基本ですが、新鮮な魚が手に入るセヴァン湖周辺では、生の身をオイルにつけたシグのマリネ(Marinated Sig/Մանրէավորված Սիգ)も食べられます。
「生の湖水魚」と聞くと、どうしても生臭そうなイメージを持ってしまいますが、こちらも臭みはいっさいなし。
生魚があまり得意ではないのぶよでも、全く問題なく食べられたほどでした。


ねっとりと舌に絡むような食感と、淡白ながらも魚本来の風味が感じられる味わいが見事。
もうお酒に合うこと、この上なしです…!
シグのマリネの質や味わいは、店によってさまざま。
塩がきつすぎる場合も多々あるので、ちょうど良い味わいの店が見つかったときの嬉しさはものすごいです。
⑤シグのカバブ

色々な調理法があるシグですが、良く見かける&比較的リーズナブルに食べられるのがシグのカバブ(Sig Qabab/Սիգի կաբաբ)。
アルメニアの「カバブ」とは一般的に、牛挽き肉や鶏ひき肉を棒状に固めて串刺しにし、炭火で焼いたものを指します。
シグのカバブは、挽き肉の代わりにすり身にしたシグの身が使用されたもの。
もってりと弾力のある食感が特徴的で、魚ならではの風味と炭火焼きならではの香ばしさが感じられる一品です。
⑥シグのカトレト

もう一つ、シグのすり身を使ったご当地グルメがシグのカトレト(Sig Kotlet/Սիգի կոտլետ)。
「カトレト」とは、アルメニア全国でポピュラーな牛挽き肉のハンバーグのような料理のことですが、そのシグバージョンというわけです。

多めの油でサックリと揚げ焼きにされたシグのカトレトは、日本のはんぺんをフライにしたような食感と風味。
シグならではの風味もしっかりと感じられ、ビールにとてもよく合います。
⑦ズカン・ガタ

セヴァン湖周辺エリアのシグ料理の極めつけが、ズカン・ガタ(Zkan gata/ձկան գաթա)。
直訳すると「魚のガタ」となり、「ガタ」とはアルメニア全国でポピュラーなスイーツであるオーブンで焼かれた蜂蜜ケーキのことを指します。
しかしこのズカン・ガタはケーキではなく、シグの身をぶつ切りにしたものを各種野菜とともにオーブンで焼いたもの。
「シグと野菜のオーブン焼き」と表現するのが最も近いかもしれません(おそらく、「オーブンで焼く」という調理法が共通しているため「ガタ」と呼ばれるのではないかと)。
ズカン・ガタは、魚本来の美味しさと各野菜の風味が合わさった香ばしさ100%の一品。
炭火焼きとはひと味異なるシグの食べ方に、セヴァン湖周辺エリアの食文化の奥深さを感じます。
⑧セヴァン・レモネード

セヴァンのご当地ドリンクといえば、セヴァン・レモネード(Sevan lemonade/Սևան լիմոնադ)。
「レモネード」とはアルメニア全国でポピュラーな炭酸飲料のことで、各地域にご当地のレモネードメーカーが点在しています。

セヴァンで製造されるセヴァン・レモネードの最大の特徴が、ものすごく強い炭酸。
ひと口飲むと、そのあまりの刺激的な口当たりにびっくりするかもしれません。
フレイバーは数種類あり、どれも甘さは控えめ。
強炭酸の刺激的な味わいは好みが分かれるかもしれませんが、ぜひ一度は挑戦してみましょう。
⑨セヴァンの地ビール

セヴァン湖北岸に位置するセヴァンの町には、ここでしか飲めない地ビールを製造するスポットがあります。
この場所で製造されるのが、Kellersと呼ばれる銘柄。
一般的なビールではなくクラフトビールという位置づけで、全4種類のオリジナリティー溢れるビールを楽しむことができます。


Kellersの地ビール工場はビアレストランも併設しており、出来たての生ビールを激安価格で楽しめるのがポイント。
フルーティーな味わいのビールから、濃厚な黒ビールまで…絶対に好みのビールが見つかるはずです!
⑩セヴァン地ビールのスープ

セヴァンの地ビール工場Kellersの名物料理といえば、“Beer soup Kellers”。
その料理名の通り、この場所で生産されるビールをふんだんに使ったクラフトビールのスープです。
「ビールのスープ」と聞くと、味の想像がつかないかもしれませんが、これがかなりの絶品。
ビールをメインに各種野菜や牛肉を煮込むことで、素材本来の風味にビールのまろやかさやコクが足され、唯一無二の奥深い味わいとなっているのです。

じっくりと煮込まれているため、ビールの味はほとんど感じず、アルコールも完全に飛んでいるので、お酒が苦手な人でも大丈夫。
具材にはビール由来の甘味がたっぷりと染み込んでいて、素材の旨味が染み出したスープはパンとの相性抜群です。
アルメニアでもここだけでしか味わえないユニークな一品、本当に美味しいのでぜひ挑戦してほしいです!
⑪ガヴァル・キュフタ

セヴァン湖の西岸エリアの中心的な町として機能するガヴァルは、どこか日本的な情緒が漂う素敵な町です。
アルメニアの人にとってガヴァルと言えば、まずは「ユーモアの町」。
ガヴァルの人はユーモアに長けていることで有名で、話が面白いことに定評があるのだとか(大阪人的な感じだろうか)。
そんなガヴァルのもう一つの顔が、「グルメの町」。
いまやアルメニア全国に広がった料理のいくつかは、ここガヴァルが本場であるとされ、わざわざエレバンから本場グルメを求めて訪れる人も少なくないのだそうです。
そんなガヴァルのグルメの王者と言えるのがガヴァル・キュフタ(Gavar Kyufta/Քյուֆթա Գավառի)。
「ガヴァルに行くなら絶対にキュフタを食べろ!」と地元の人が激推ししてくるくらいなので、その知名度の高さは計り知れません。

「キュフタ」とは、バルカン半島からトルコ、中東地域まで広い範囲で食される、ひと口大のミートボールのこと。
キュフタの基本的な調理法はグリルですが、ここガヴァルのキュフタは独特で、テニスボールを二回りほど大きくした巨大ミートボールを、お湯で茹でて調理するのです。
ガヴァル・キュフタに使用されるのは、牛挽き肉に水を混ぜて原型がなくなるまで練り上げたもの。
いわば、牛肉のはんぺんのような料理と考えるのが最も近いかもしれません。
ガヴァル・キュフタは、まるでソーセージの皮を取り除いて身の部分だけ食べているかのような、もってりと弾力がある不思議な食感。
味はとても淡白ではありますが、肉の旨味がギュッと詰まっています。

実は、アルメニアにはここガヴァルと並ぶ「二大キュフタの町」とされる町があります。
それが、エレバン近郊に位置する世界遺産のエチミアジン。
名物であるエチミアジン・キュフタは、一度茹でたキュフタをひと口大にカットし、玉ねぎやキノコとともに油で炒めたものです。
キュフタに関しては、ガヴァルとエチミアジンは仁義なきライバル関係。
どちらのキュフタにも挑戦して、好みのものを見つけるのがベストです(のぶよはどちらかと言うとエチミアジン派)。
⑫ガヴァル・アリシュタ

アルメニア全国で食べられるアリシュタは、麺状にのばした小麦粉をオーブンでベイクして作られるアルメニア独自の麺料理。
その本場の一つがガヴァルであるとされ、ガヴァル・アリシュタ(Gavar Arishta/Գավառի Արիշտա)として多くの店で提供されています。
一般的なアリシュタは、キノコや肉などと炒めて焼きそばのようにして食される/味付けをせずにサイドメニューとして食されるのいずれかが定番ですが、ガヴァル・アリシュタはひと味違います。
茹でたアリシュタを油で和えたものに、みじん切りにした野菜を混ぜたヨーグルトをたっぷりとかけて食べるのです。
「麺類にヨーグルト」と聞くと味の想像がつかないかもしれませんが、これがなかなか良い組み合わせ。
アリシュタならではの香ばしさがヨーグルトの酸味と合わさり、独自の風味を感じさせてくれます。
⑬ガヴァル・パフラヴァ

グルメの町・ガヴァルが誇る名物スイーツと言えば、ガヴァル・パフラヴァ(Gavar Pakhlava/Գավառի Փախլավա)以外にありません。
パフラヴァ(バクラヴァ)とは、バルカン半島~トルコ~イランの広い範囲で食されるスイーツのこと。
何層にも重ねたパイ生地にピスタチオやくるみなどのナッツ類を挟んでオーブンで焼き上げ、糖蜜をたっぷりと染み込ませたお菓子です。
アルメニアでも全国的にポピュラーなスイーツであるパフラヴァですが、ここガヴァルのものは「最上級」という位置づけ。
・地元産のナッツを使用
・近郊の山で採れた新鮮な蜂蜜を染み込ませる
・とにかく巨大&ずっしり
と、こだわりにこだわって作られているのです。


ガヴァル・パフラヴァはアルメニアではとにかく有名で、「ガヴァル=パフラヴァの町」という方程式が脳内で成り立つアルメニア人も多いほどだそう(「大阪=たこ焼き」的な感じ?)。
実際に食べて見ると、サクッ&じゅわぁ~の暴力。
たっぷりと蜂蜜が染みこんだ生地はずっしりと食べ応えがあり、ナッツの割合が多いためボリューム満点でカリカリ&サクサク感が100%でした。
⑭チチュハン

セヴァン湖を秋(9月~10月)に訪れる人だけの特権フルーツが、チチュハン(Chichkhan / չիչխան)。
日本では「サジー」と呼ばれる黄色いベリーのような木の実で、そのビタミン含有量の多さから「美容や健康にはコレ!」と注目が集まっているスーパーフルーツです。
チチュハンは、アルメニア国内ではセヴァン湖周辺にのみ自生しており、秋になると一斉に黄色い実をつけます。
日本ではかなりの高級食材だそうですが、秋のセヴァン湖ではいつでもどこでも自由に採って食べることができます。


「良薬口に苦し」とよく言われるように、チチュハンは強い酸味と苦みが特徴的。
そのまま食べるよりも、ジュースやコンポート(砂糖と混ぜて煮込んだジュース)にするのが現地では一般的です。
セヴァン市内にはチチュハンを使用したワインや紅茶を提供するカフェもあり、秋以外の季節でも地元の味を楽しむことができます!
⑮セヴァン・ハーブティー

標高1900m以上の高地に位置するセヴァン湖周辺エリアは、短い夏になると高山植物や独自のハーブが山々を彩ります。
そんな自然の恵みをふんだんに使用したのが、セヴァンのハーブティー(Sevan tea/Սևան թեյ)。
この地域ならではの植物やハーブを乾燥させたものを煮出したお茶は、すっきりとした自然の味わいはもちろん、健康にも良いことで知られています。

セヴァン湖周辺のハーブティー文化には驚くべきものがあり、どこのお店にも自家製ブレンドのハーブティーが必ずメニューにあるほど。
価格も300AMD(=¥120)~とリーズナブルで、店によって大きく味わいが異なるため、色々と飲み比べてみたくなります。
おわりに
セヴァン湖周辺エリアでぜひとも挑戦したいご当地グルメや郷土料理を15品紹介しました。
やはり「セヴァン湖=魚」ではあるのですが、それ以外にも知られざる絶品グルメがいくつも存在していることがお分かりいただけたかと。
セヴァン湖周辺エリアの観光・滞在拠点となるセヴァンの町には、町の規模を考えるとかなり多くの飲食店が点在しており、価格帯もエレバンに比べてとてもリーズナブル。
どこも個性溢れる店ばかりなので、グルメ目的での滞在にも強くおすすめしたいです!
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