こんにちは!ようやくクロアチアを出国しモンテネグロに入国した、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
世界遺産の町・コトルを訪れたなら、息を呑むような景色が見られるコトル湾沿いの小さな町に足をのばしてみるのはいかがでしょうか。
今回の記事では、コトルからバスで30分と気軽にアクセスできるペラスト(Perast)を紹介します。
ペラストの見どころ&絶景ポイント
コトルからのアクセス
について解説しているので、個人で訪れる際は参考にしてください!
散策が楽しいペラストの路地
ペラストを訪れたなら、海沿いのメインストリートだけではなく、町の中の小さな路地を散策してみましょう。
ペラスト観光の起点となるのが、バス停からもほど近い聖ニコラ教会。
1564年に造られた古い教会と鐘楼に、増築された新しい教会が組み合わさった、何とも不思議な造りです。
聖ニコラ教会を見下ろすように高台に建つのは、古いカトリック教会。
教会前は、ペラストの町とコトル湾を一望する絶景ポイントです。
階段が連なるペラストの路地散策は、アップダウンが意外に多く、なかなか大変。
特にのぶよが訪れた6月後半のペラストの気温は37℃。
日差しはかなり強いのに加え、日影がほとんどないため、かなり体力が奪われます。
夏場のモンテネグロはとにかく灼熱で、ペラストも例外ではありません。
日焼け止めや帽子、飲み物の準備など、暑さ対策はしっかりとした状態での観光をおすすめします。
とにかく絶景続き!ペラストの風景
ペラストはとても小さな町で、端から端まで歩いても20分もかからないほど。
斜面に広がる町にはたくさんの階段があり、登った先からはどこでもペラストの町とコトル湾の絶景が見られます。
ペラストのシンボルである聖ニコラ教会の鐘楼を中心に広がる赤い屋根の家々。
それを包み込むようにそびえたつ切り立った山々と、コトル湾が織りなすフィヨルドのような風景。
大自然をすぐそばに感じられます。
また、ペラストの町の海沿いを歩いていると、町全体を眺めることができる場所もいくつかあります。
背後にそびえる山々の緑と、ペラストの町並みの赤、コトル湾の青が素敵なコントラストを生み出しています。
コトル湾に浮かぶ二つの小島へボートトリップ
ペラストの町から目と鼻の先、雄大な景色のコトル湾には二つの小島が浮かんでいます。
写真左側が聖ユライ島(Sveti Juraj)で、ベネディクト会修道院があります。
聖ユライ島は聖地のような島で、一般人の立ち入りはできません。
そんな聖なる修道院を近くで見るために中世に造られたのが写真右側の人工島。
こちらには観光客も上陸可能で、新たに作られた教会が鎮座しています。
人工島へは、ペラストの港からボートタクシーを利用して渡ります。
料金は往復で€5(=¥613)。
人数が集まり次第の出発です。
のぶよがペラストを訪問した時は、ドブロブニクからの団体ツアー客が大挙してタクシーボートに乗ろうとしていました。
気温37℃の中、小さな人工島で人混みにまみれるのが嫌すぎて、結局島へは渡りませんでした。
コトルからペラストへの行き方
コトルからのデイトリップ先として最もポピュラーなペラスト。
そのアクセスはとても簡単です。
コトルのバスステーションか、旧市街の城壁の外側・リヴァ通りにあるバス停から、BLUE LINE社のミニバスに乗ります。
1時間に1本程度運行されているので、利用しやすいです。
旧市街近くのリヴァ通りのバス停の地図はこちら↓
コトル~ペラスト間BLUE LINE社路線バス
所要時間:30分
料金:片道€1(=¥122)
コトル発ペラスト方面:毎時20分発(8:20、9:20…)
ペラスト発コトル方面:毎時30分発(12:30、13:30…)
とのことですが、現地での確認をお忘れなく。
ペラストまでの道のりでは、コトル湾の絶景を眺めることができます。
行きは左側、帰りは右側の座席が海側になるのでおすすめですよ。
国土の小さなモンテネグロでは、一か所に滞在しながらいろいろな場所に足をのばせるのが魅力。コトル湾周辺のクルーズツアーはもちろん、ロブチェン山やドゥルミトル国立公園など個人では行きにくい場所にも日帰りで訪問することが可能です。
おわりに
ペラスト観光は、2時間もあれば十分に楽しむことができます。
数時間で観光を済ませて、その後コトルを観光することも十分可能なので、是非セットで訪れてみてはいかがでしょうか。
コトルは他都市からの日帰りも可能なものの、モンテネグロ観光の拠点として他都市へと足をのばすには便利な町。
観光の中心となる旧市街の宿もいいですが、旧市街外側の港沿いの開放的な雰囲気も魅力的です。
コメント