こんにちは!ポルトガルから世界半周に出発してもう1年半ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
当ブログ「さぼわーる。」では、これまで訪れた国の観光スポットや文化体験、物価や治安などの基本情報を多く紹介してきました。
中でも自信があるコンテンツが、
ガイドブックに載っていない穴場スポット
国によって異なる食文化を象徴する名物グルメ
の二点。
「どうやってこの場所を見つけたんですか?」
「美味しいレストランをどう探しているんですか?」
など、穴場スポットや名物グルメの探し方に関してよくお問い合わせをよくいただきます。(ありがとうございます)
のぶよは基本的にガイドブックを買わない派の旅人(何しろ重いので)なのですが、そもそも日本のガイドブックはどうしても情報に限りがあるもの。
日本人が多く訪れる人気の観光スポットやアクセス情報がほとんどで、「誰も知らないような穴場スポット」に関してはかなり心許ない内容です。
というわけで、ガイドブックの情報はほとんど当てにしていないわけですが、「じゃあどうやって良い感じの場所を見つけてるの?」と不思議に思う人もいるでしょう。
今回の記事では、のぶよがブログ記事のネタにしている海外の穴場スポットや名物グルメを探す方法をシェアしていくものです。
結論から言ってしまうと、「英語」が最重要なキーワード。
定番でない旅をしたいなら、ある程度の英語は絶対だと思います。
1.旅の情報検索は英語で!
ある国や町の観光スポットや見どころを探す際に、最も役立つのがインターネットでの検索です。
ガイドブックなどの紙媒体とは異なり、実際にその場を訪れた人による生の声にタイムリーに触れることができる個人の旅ブログやサイトなど、かなり多くの情報を得ることができます。
しかしながら、最近では「まとめサイト」や「キュレーションメディア」など、企業がライターに書かせた記事をただ集めただけのものが検索エンジン上位に目立ちます。
中には「こんな場所あるんだ!」というお宝情報もあるにはあるものの、それはかなりレア。
多くのまとめサイトでは、「○○観光の定番〇選!」など、できる限り多くの人に読まれる記事が主流となっていて、誰も知らないような穴場スポットを見つけることは簡単ではありません。
中には行ったこともないような人が、適当に他のサイトの記事を切り貼りしてつなぎ合わせただけの粗悪なサイトまで見られるほど。
実際にその場所を訪れた人が書いた個人ブログなどにたどり着くためには、検索結果ページをいくつも進んでいかなければならないことも多いです。
では、インターネットの検索でどうやって穴場スポット情報を得れば良いのでしょうか。
答えは簡単。
英語で検索することです。
そもそも英語と日本語ではブログで情報を発信している人の母数がケタ違いですし、日本人には馴染みのない国や場所について書かれた記事も、普通に検索結果の1~2ページ目に表示されています。
“○○(知りたい場所) tourism”
“○○(知りたい場所) travel”
など、中学生レベルの簡単な単語で検索するだけで、これほど情報量に差があるということに驚くはず。
検索結果として出てきた英語のページを読むのはなかなか大変かもしれませんが、時は2020年。
Google翻訳など、コピペするだけで翻訳してくれる機能も利用できるので、その場所がどんな感じなのか知るくらいの目的なら問題なく利用できると思います。
ちなみに当ブログでは、英語でのブログ情報に負けないほどの情報量の記事を日本語で提供しようと、日々頑張っています(笑)
2.現地の人/他の旅人の意見に耳を傾ける
実際に旅をしていると、ホステルなど他の旅人と交流する機会のある場所に滞在することも多いでしょう。
会話の中で得られる彼らからの口コミ情報は、どんなガイドブックやブログよりも新鮮で正確。
何しろ、実際にその場所を訪れた人の生の声や感想、アクセス方法を詳細に聞くことができるのですから。
日本人の旅人から得られる日本語での情報も良いのですが、日本人が訪れる場所はかなり限られている&旅のペースが速い人も多いので、結局は定番におさまってしまうことも。
それに比べて、他の国から来た様々な旅のスタイルの人からの情報は、それまで知らなかったような場所を知るきっかけになることがかなり多いです。
名物料理を提供する地元の食堂やレストランに関しても、他の旅人からの生の声はとても貴重。
味の評価はもちろんのこと。
一人でも入りやすい雰囲気か(結構重要)
料金はどのくらいか
など、インターネットではなかなか探しにくい口コミを得ることができるためです。
旅行者だけではなく、ホステルのオーナーなど地元の人の声もとても大切。
特に、名物料理が食べられる食堂やレストラン情報などは、地元民に尋ねればほぼ外れません。
どんな料理が食べたいか
価格はどのくらいか
など自分の希望を伝えれば、それに合ったおすすめのお店を必ず紹介してくれるはずです。
一方で、観光スポットに関しては地元の人の声は意外に当てにならない場合も。
京都で生まれ育った人が、そこら中にある神社やお寺に特別な感動を覚えないように、私たち旅行者が求めるものと地元で育った人がおすすめするものの間には、多少の違いがあるためです。
穴場スポットや観光地の口コミに関しては現地の人よりも、実際にそこを訪れた他の旅人の声の方が当てになると思います。
3.現地の観光案内所は宝の山!
ある程度観光に力を入れている国や町なら、中心街に観光案内所が設置されているもの。
日本人は意外とこの観光案内所を利用する習慣がないようで、とにかくガイドブックに書いてある通りに旅行しようとする人が多いそうです。
しかし、観光案内所はその地域の観光のスペシャリスト。
各種パンフレットや地図などが置かれている宝の山でもあります。
のぶよのおすすめは、ただ地図をもらうだけでなく、観光案内所の人におすすめのレストランや見どころについて尋ねること。
観光地化が進んでいる国では適当にあしらわれることもありますが、そうでない国では目をキラキラさせながらたくさんの情報をくれます。
この方法でのぶよが実際に見つけた穴場スポットやローカルレストランは数知れず。
もしかすると、最も頼りになる情報元と言えるかもしれません。
4.食べたい名物料理はスクショしておく
せっかく海外に行ったなら、日本では食べることができない名物料理を味わいたいと思う人は多いのではないでしょうか。
ガイドブックにもおすすめレストランなどが掲載されていたりするものの、まあ当てになりません(笑)
というのも、ガイドブックに載っているようなレストランは、観光客がある程度やって来ることが前提な場所。
英語もちゃんと通じてそれなりの料理が食べられるでしょうが、地元の人が訪れるような場所かと言われると…微妙なところです。
のぶよのように「THE・ローカル食堂」のような場所で名物料理を食べることを生きがいにしている旅人におすすめなのが、あらかじめ調べておいた料理の写真をスマートフォンのスクリーンショットとして保存しておくこと。
ホステルの人や観光案内所の人など現地の人におすすめレストランを尋ねる際も、食べたい料理をスクショしておいた画面を見せれば一発ですし、実際に注文する時も画面を見せればOKです。
地元の人が通うようなローカルレストランの場合、英語で書かれたメニューがないことがほとんど。
せっかく名物料理を調べていたのに、言葉が通じなくて全然違うものが来た…なんて状況にもなりません。
ある国や町の名物料理やご当地グルメを調べる際に、日本語で検索してもまず出てこないでしょう。
この場合も、英語で”○○(場所の名前) gourmet/food”と検索するだけで、驚くほど多くの情報を得ることができますよ。
5.旅のアンテナを常に張っておく
穴場スポットや名物グルメを探す際に最も大切なことが、常に旅のアンテナを張っておくことです。
他の旅行者からの口コミや、インターネットで情報探しをするのはもちろんのこと。
観光スポットの背景にある歴史や文化などを知っておくことも大切です。
歴史を知らないとただの廃城塞でしかないような場所も、実は複雑な歴史の果てに成り立っていた。なんてことも多くあります。
(そもそも理由があってその場所に城が建っているわけなので)
また、一つの場所の歴史を知っていると、他の場所ともどんどん繋がっていくことがほとんど。
様々な民族が交差したバルカン半島が良い例で、多くの見どころや場所がかつてこの地域を500年にわたって支配した「オスマン帝国」に関連していました。
その後、実際にトルコに足を踏み入れると、それまで見てきたバルカン半島各国の歴史とのつながりがたくさん見られて感動したことを覚えています。
歴史などを勉強する際も、やはり日本語では情報が限られてくるため、英語で読んだ方が良いです。
Wikipediaにおいても、英語ページはあっても日本語版がないことはしょっちゅうありますから。
他にも、ビジュアルで感覚的に穴場スポットを探すなら、InstagramやPinterestなどの写真がメインのSNSを利用するのもアリ。
世界各国の旅行者や地元の人が多くの写真を投稿しているので、「何この場所!?行きたい!」とインスピレーションが得られることも多いです。
Instagram等で観光スポットを探す際も、日本語ではなく英語ハッシュタグ(“#istanbul” 等)で探すのが原則。
先述の通り情報の量がケタ違いですし、言葉はわからなくても写真なら簡単に気になる場所を探すことができるためです。
まとめ:有名どころでない場所へ行きたいなら、英語は必須
のぶよが実践している、穴場観光スポットや名物グルメを探すための5つのポイントを解説してきました。
全てにおいて共通しているのが、英語を使って情報を得るということ。
日本語だけで検索していたのが馬鹿らしく思えるほどに、正確でたくさんの情報に触れることができます。
海外を旅するなら、どのみちある程度は英語が必要になってくるもの。
「英語は苦手…」と避けていても仕方がないので、この機会に少しブラッシュアップしてみるのはいかがでしょうか。
もしくは、英語ブログに負けない情報量を目指す当ブログをフォローしておくというのも一つの手かもしれません(笑)
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