「理想的な大都市」クロアチア・ザグレブの必見観光スポットと名物グルメ、おすすめホステル情報。

「理想的な大都市」クロアチア・ザグレブの必見観光スポットと名物グルメ、おすすめホステル情報。

こんにちは!ザグレブに滞在して四日目、世界半周中ののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

クロアチアの内陸部に位置するクロアチアの首都・ザグレブ(Zagreb)、歴史を感じさせるオーストリア=ハンガリー帝国風の町並みと、スタイリッシュなデザインの建物が上手く融合した美しい町です。

ドブロブニクやスプリットなどの「THE・クロアチア」というアドリア海沿いの町をイメージしていると、その雰囲気の違いに驚かされることでしょう。

コンパクトにまとまった美しく静かなクロアチアの首都・ザグレブの魅力を紹介します。

記事後半では、ザグレブの名物グルメであるシュトゥルクリの専門店と、ザグレブのまわり方、おすすめホステルも紹介しています。

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ザグレブ観光地図

ザグレブの中心街は、アッパータウン(Gornji Grad)と呼ばれる高台にある地域と、ロウワータウン(Donji Grad)と呼ばれる平坦な地域に大きく分けられます。

いずれも隣り合わせの位地にあり、そこまで坂道も急ではないので、気軽に行き来できるコンパクトさが魅力のザグレブ。

徒歩で十分にまわることができますが、市内全域を走るトラムを利用するのもいいでしょう。

黄色:ザグレブ鉄道駅/バスステーション
紫:おすすめホステル
赤:おすすめ名物グルメレストラン
青:アッパータウンの観光名所
緑:ロウワータウンの観光名所

アッパータウンの観光名所

ザグレブの始まりの地であるアッパータウン

中世らしいオレンジ屋根の小さな建物が連なるコジャルスカ通り(Kožarska)は、レストランやオープンカフェが建ち並ぶ活気ある通りです。

コジャルスカ通りを散策した後は、かつてのアッパータウンへの東側の入口である石の門をくぐって緩やかな坂道を登っていきましょう。

ザグレブのランドマークである聖マルコ教会や、市内を一望できる展望スポットであるロトルシュチャック塔など魅力的な観光スポットが集中しているアッパータウン。

観光客の数は多いものの、どこかひっそりとしており、リラックスした散策が楽しめるはずです。

1.ザグレブ大聖堂

ザグレブで最も高い建造物の一つであるザグレブ大聖堂

中世の雰囲気そのままの巨大な大聖堂の存在感は抜群で、遠くからでもその姿を確認できるほどです。

聖堂内のステンドグラスも美しく、多くの観光客でにぎわう人気の観光スポットです。

インフォメーション

ザグレブ大聖堂

営業時間:月-土 10:00~17:00 / 日 13:00~17:00
料金:無料

2.ドラツ市場

ザグレブ市民の台所と言えば、市内中心部に位置するドラツ市場

主に野菜や果物が売られていますが、特産のはちみつやお菓子などを売る屋台もありました。

ドラツ市場の外れにはフラワーマーケットも開かれていて、色とりどりの花から漂う香りに包まれながら散策できます。

インフォメーション

ドラツ市場

住所:Dolac 8, 10000, Zagreb
営業時間:月-金 7:00~15:00 / 土日 7:00~13:00

3.石の門

かつてのアッパータウンの東側の入口であった石の門

その名の通り、内部の壁にはたくさんの石碑が埋め込まれています。

かつて石の門が大火に見舞われた際に唯一残った宗教画は、ザグレブの信仰の中心的存在。

熱心にお祈りを捧げ続ける修道女や、通りすがりに胸で十字を切る若者の姿が多く見られました。

4.聖マルコ教会

ザグレブのランドマーク的存在の聖マルコ教会は、そのカラフルな屋根の紋章が特徴的です。

ザグレブ観光局のポスターにも使われているタイル屋根の写真を撮ろうと、常に多くの観光客でにぎわっています。

インフォメーション

聖マルコ教会

住所:Trg Sv. Marka 5, 10000, Zagreb
営業時間:全日 7:30-18:30 ※内部入場は午後の決められた時間のみ
料金:無料

5.失恋博物館

世界中の人々の失恋エピソードとそれにまつわる物を集めた失恋博物館は、ザグレブに来たなら外せないスポットです。

ユーモアあふれるエピソードから、涙なくしては見れないエピソードまで、それぞれの展示物に色々な人の思い出が詰まっています。

インフォメーション

失恋博物館 (Museum of Broken Relationships)

住所:Ćirilometodska ul. 2, 10000, Zagreb
営業時間:9:00~21:00
料金:40Kn(=¥657)

6.ロトルシュチャック塔

ケーブルカーのアッパータウン側乗り場の目の前にあるのがロトルシュチャック塔です。

塔の前からは、ザグレブのロウワータウンが一望できるおすすめの絶景ポイントです。

塔に登ることもできますが、入場料がかかります。

インフォメーション

ロトルシュチャック塔

住所:Tomićeva ul. 9, 10000, Zagreb
営業時間:月-金 9:00~20:00 / 土日 10:00~19:00
料金:20Kn(=¥328)

7.ケーブルカー

アッパータウンとロウワータウンをつなぐ目的で1888年に開業したケーブルカーは、ザグレブの隠れた名物です。

ケーブルカー横の坂道は歩行者専用の階段になっており、なんだかノスタルジックな雰囲気が漂います。

8.オパトヴィナ公園

アッパータウンで一番賑やかなコジャルスカ通りから一本東に路地を入ると、とてもザグレブの中心部だとは思えないような静けさが漂うオパトヴィナ公園があります。

とても小さな公園ですが、ここから眺めるアッパータウンの町並みは一見の価値があります。

ロウワータウンの観光名所

近世に造られたロウワータウンは、オーストリア=ハンガリー帝国調の美しくも重厚な建物が建ち並ぶ華やかな雰囲気が魅力のエリア。

アッパータウンとロウワータウンの境目にあるイェラチッチ広場は、ザグレブの中心と言える賑やかな場所。
常に多くの人が行き交い、首都としての活気が感じられるはずです。

↑イェラチッチ広場(ロウワータウン)とドラツ市場(アッパータウン)をつなぐ階段

イェラチッチ広場周辺は、ショッピングやグルメが楽しめるエリア。
ローカルの人々が通うレストランやバーもあり、アッパータウンに比べて観光客向けの店は少ない印象です。

イェラチッチ広場からザグレブ鉄道駅に向かって南に歩いていくと、三つの美しい公園が連なっています。

ヨーロッパらしい建物に囲まれたこれらの公園は、ザグレブ市民の憩いの場。
観光客の姿は少なく、ザグレブの人々の生活を垣間見ることができる場所です。

1.イェラチッチ広場

ザグレブの中心に位置するのがイェラチッチ広場

複数のトラム路線が乗り入れ、アッパータウンとロウワータウンの境目に位置していることから、地元の人の待ち合わせポイントとなっています。

広場を取り囲む建物はとても優雅で、中央には馬に乗ったイェラチッチ将軍の像が鎮座しています。

2.ズリニェバツ公園

イェラチッチ広場から鉄道駅に向かう途中にある三つの公園のうち、最も北側に位置しているのがズリニェバツ公園です。

緑あふれる公園には美しい噴水があり、周りの建物と合わせてどこか気品が感じられる場所です。

3.トミスラヴ公園

三つの公園のうち、鉄道駅に最も近い公園がトミスラヴ公園です。

花と緑にあふれる美しい公園と、奥に建つ黄色のアートパビリオンの建物のコントラストがとても美しいです。

ザグレブ名物グルメ・シュトゥルクリを食べる!

これといった名物料理に乏しいと言われるクロアチア料理。

ザグレブのレストランでは、ピザやパスタなどどこででも食べられるようなメニューや、チェバピなどボスニアやセルビアでより安く食べられるものばかりが目につきます。

しかし、唯一「ザグレブ名物料理」と胸を張って言えるのが、シュトゥルクリ(Štrukli)です。

ザグレブ風ラザニアとも言われるシュトゥルクリは、ラザニアのようなパスタ生地の層の間にカッテージチーズをたっぷりと挟んでオーブンで焼いたもの。

ザグレブで人気のシュトゥルクリ専門店、“La Štruk”(ラ・シュトゥルク)で、食べてきました。

観光客が多いアッパータウンの中心部に位置するLa Štruk。

天気が良い日なら、中庭にあるテラス席がおすすめです。
ここがザグレブの中心街だとは思えないほど、リラックスした空間で食事が楽しめます。

食事メニューはシュトゥルクリのみ。

基本的にはKuhaniというラザニア生地を丸めて焼き上げたシンプルな物と、 Zapečeniというクリームグラタンのような物の二種類があります。
グラタンの方は、基本のチーズのシュトゥルクリの他に、ブルーベリーやトリュフ入りのものもあって、いろいろな味が楽しめます。

店員のお姉さんのおすすめはZapečeniとのことで、シンプルなチーズのシュトゥルクリ(37Kn=¥602)を注文しました。

注文が入ってから一つ一つ焼き上げるそうなので、提供までは20分ほどの時間がかかります。
テラス席で気持ち良い風を感じながらのんびり待っていると、シュトゥルクリが到着。

アツアツのグラタンを一口食べると、口の中にはカッテージチーズのフレッシュな風味が広がります。
癖は全くないので、誰にでも食べやすい味です。

何層にもなっている生地は、普通のラザニアのものよりもかなり柔らかめ。
のぶよ的にはきしめんを思い起こさせるような食感でした。

見た目よりかなりボリュームがあるシュトゥルクリ。
数人でいくつか注文して、食べ比べてみるのもいいかもしれません。

インフォメーション

La Štruk

住所: Skalinska ul. 5, 10000, Zagreb
営業時間:全日 11:00~22:00 (日曜のみ11:30~)

ザグレブのまわり方

ザグレブはとてもコンパクトな首都。

観光スポットを見て回るだけなら、半日もあれば十分なほどです。

町のいたるところにある美術館や博物館を巡ったり、郊外の観光スポットへアクセスするなら数日間滞在するのもいいでしょう。

ザグレブの市内交通

ザグレブ観光の基本は徒歩です。

どこの観光名所にも徒歩でアクセスできるので、バスやトラムを利用せずとも済んでしまうほどです。

覚えておきたいトラム路線は31番

バスステーション~鉄道駅前~イェラチッチ広場を結ぶ便利な路線で、あまり歩きたくない場合には大活躍します。

この区間の移動だけなら、30分間有効の紙のチケットが4Kn(=¥65)で運転手から直接購入できます。
30分あればバスステーションからイェラチッチ広場まで問題なく移動できます。

トラム車内の刻印機で刻印するのをお忘れなく!

ザグレブのおすすめホステル情報

ザグレブには、かなり多くのホステルがあります。

料金もピンキリで、最も安いところで70Kn(=¥1152)~といったところ。

ザグレブでのホステル選びのポイントは、ロケーション。

観光の中心であるアッパータウンに宿泊するか、鉄道駅/バスステーションにほど近いロウワータウンに宿泊するかのどちらかになるでしょう。

のぶよ的には、ザグレブは一日でまわれる街で全てが徒歩圏内なので、バスステーションや鉄道駅からの移動距離が少ないロウワータウンに宿泊するのがいいのではないかと思います。

以下で紹介するホステルは、鉄道駅まで徒歩5分、バスステーションまで徒歩10分、アッパータウンまで徒歩15分といった好立地に加えて、居心地が良いおすすめのホステルです。

Palmers Lodge Hostel

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住所:Ul. Kneza Branimira 25, 10000, Zagreb
料金:82Kn(=¥1350)
部屋:8ベッドドミトリー

・立地:8/10
鉄道駅まで徒歩5分、バスステーションまで徒歩10分ほどの好立地のホステル。

ザグレブ中心街までは徒歩15分ほどで、トラムでのアクセスも可能です。

・アクセス:10/10
看板がちゃんと出ており、見逃すことはありません。

受付は24時間対応なので、夜遅い到着でも問題ありません。

・スタッフ:7/10
女性スタッフがとてもフレンドリーに対応してくれました。
男性スタッフはあまり愛想がいいとは言えないものの、きちんと仕事をしている印象です。

・清潔さ:7/10

基本的に清潔に保たれていますが、キッチンに洗い物を置く場所がなく、シンクの横に常にカップや皿が置かれていました。

シャワーボックスの扉がきちんと閉まらないため、床が常に水で濡れているのも気になりました。

・設備:9/10

キッチン用品はそろっており、問題なく自炊できます。
冷蔵庫、電子レンジ、オーブンまで完備しています。

各ベッドにライトと充電用コンセントが二つずつ設置されているのも高ポイントです。

・wi-fi:7/10
基本的につながるものの、たまに電波が途切れることがありました。

・雰囲気:8/10
小さなホステルなので、他の宿泊客と打ち解けやすいでしょう。

受付にはソファーがあり、のんびりとくつろぐことができます。

総合:8.0/10

ザグレブに滞在するならかなりおすすめのホステルです。

ロケーションが抜群に良く、バスステーションや鉄道駅まで徒歩でアクセスできるのはかなりの利点。
アッパータウンなど観光の中心地のホステルだと、そうはいきません。

居心地もよく、自炊もできるので、長期滞在向きだと思います。

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おわりに

観光スポットはそこまで多くはないものの、中央ヨーロッパの国のような美しく優雅な町並みが魅力的なザグレブ。

多くの旅行者はザグレブをとばして、アドリア海沿いの都市へと急ぎ足で移動してしまいます。

しかし、クロアチアの首都らしく文化的な香り漂う町は一見の価値があります。

のぶよ的にザグレブが素晴らしいと感じたポイントは、地元の人々が観光客疲れしていないところでした。

観光立国・クロアチア。
特にアドリア海沿岸のスプリットやドブロブニクなどの町では、観光客の数があまりに多すぎて地元の人がもはや生活できない状態になってしまっています。

「もう観光客はいらない」という声も多く、観光客の数を制限しようとする動きまであるそう。

それに比べると、ザグレブではまだまだ観光客であふれかえっているという状態ではなく、観光地と都市とのちょうど良いバランスが保たれている印象でした。

観光客が多いアッパータウンのすぐ隣には、地元の人が休日を楽しむロウワータウンがあり、それぞれのエリアが上手に共存できています。

レストランでも観光客と地元の人が入り混じっているのが普通で、両者の間にコミュニケーションが生まれることも少なくありません。

首都なのにゴミゴミしておらず、どこかゆったりとした雰囲気が漂うザグレブは、とても居心地が良い町。
半日とは言わず、暮らすように数日滞在してみるのもいいのでは。

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