こんにちは!アルメニア滞在もすでに5ヶ月!世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
アルメニア北部のロリ地方(Lori)を旅して、もう2週間。
大小さまざまな山に国土を覆われた「山の国」アルメニアを象徴するような、独特の地形や風景がどこまでも広がる…そんな魅力たっぷりなエリアです。
今回紹介するのは、そんなロリ地方の中でもあまり訪れる旅行者が少ないステパナヴァン(Stepanavan / Ստեփանավան)という町。
ジョラゲト川が作り出した深い渓谷。
目が眩みそうなほどに深い谷に沿った断崖絶壁の上に築かれた町がステパナヴァンです。
ステパナヴァンの町自体は、典型的なアルメニアの地方都市(というか”村”)といった雰囲気で、目立った見どころはありません。(断崖絶壁にひらけた町の風景はものすごいインパクトだけど)
いっぽうで、ステパナヴァンの周辺にはバラエティー豊かな観光スポットが点在していて、どれも見ごたえは抜群!
ステパナヴァン周辺の見どころは大きく分けて三か所あり、いずれも中世から近代にかけてのアルメニアの歴史を現在に伝えるもの。
それぞれ趣向が大きく異なったスポットなので、きっと「ああ、今日はガッツリ観光したなあ」と満足のいく一日になるはずです!
今回の記事は、ステパナヴァンの周辺の三大スポットの観光情報を徹底解説するもの。
インターネット上にはほとんど情報がないエリアですが、個人で公共交通機関を利用して周遊することだって可能。
丸一日あれば記事内の見どころを全て制覇できるので、アルメニア旅行の計画にぜひ組み込んでほしいです!
ステパナヴァン周辺の三大観光スポット
①まるでお化け屋敷…【聖ニコライ教会】
ステパナヴァンから幹線道路を東に6kmほど。
アムラキッツ(Amrakits / Ամրակից)という小さな村の中心に、もはやお化け屋敷にしか見えない建物がたたずんでいます。
この場所の名前は、聖ニコライ教会(Church of St. Nicholas Wonder-worker)。
数々の奇跡を起こしたことで知られる聖人の名を冠したロシア正教の教会で、アルメニアがロシア帝国の支配下にあった1840年代の建造だとされています。
聖ニコライ教会が完成した当初は、ここアムラキッツ村には人は住んでいませんでした。
教会の完成から10年ほど後の1852年に、あるスラブ系住民がお隣ジョージアのボルジョミ(Borjomi)から移ってきてこの地に定住したことをきっかけに、ロシア正教徒の村として人口が増えていったそうです。
アムラキッツ村の住民は、このスラブ系住民の末裔にあたる人がほとんど。
もはや「リアル・ホーンテッドマンション」にしか見えない聖ニコライ教会も、村人たちの現役の祈りの場として、いちおう機能しているようです(内部への立ち入りは不可)。
聖ニコライ教会がお化け屋敷さながらのミステリースポットになってしまった理由が、1988年にアルメニア北部を襲ったスピタク大地震。
震源からほど近い場所に位置するステパナヴァン周辺地域の被害は甚大だったそうで、アムラキッツ村のシンボルであった聖ニコライ教会も半壊。
リノベーションする予算がないためか、地震以降もそのまま放置されることとなり、現在に至ります。
聖ニコライ教会見学後は、アムラキッツ村の民家にも注目してみましょう。
木造の三角屋根と木造テラスが設置されたものがほとんどで、オール石造りが基本のアルメニアの建築とは異なっていることが一目でわかります。
アルメニアというよりも、ジョージア西部の木造建築やロシア地方部の木造民家に近いものを感じますが、それも当然。
先述の通り、アムラキッツ村の住人の祖先はジョージア出身のスラブ系の移住者であるためです。
先祖代々受け継がれてきた伝統の建築様式を、遠く離れたこの地で守り抜いている人々の誇りが感じられるような気がしました。
②アルメニアの近代史が動いた地【共産党員の洞窟】
ステパナヴァン市内の東のはずれ。ジョラゲト川が形成する谷間の南側にあるのが「共産党員の洞窟」(Communist’s Cave / Mayori Dzor)と呼ばれる天然の洞窟。
洞窟は断崖絶壁にぽっかりと口を開けており、眼下には大地の裂け目のような深い渓谷がどこまでも続いています。
この場所が「共産党員の洞窟」と呼ばれている理由が、20世紀初頭のアルメニア人革命家ステパン・シャフミャン(Stepan Shahumyan)の隠れ家となったため。
シャフミャンはトビリシ(現在のジョージア)生まれのアルメニア人で、アルメニア共産党の前身となるアルメニア社会民主同盟を創設した人物です。
当時コーカサス地域一帯を統治していたロシア帝国の転覆を狙ったシャフミャンは、レーニンやスターリンなど後のソ連指導者となる重要人物とも親交を深めていました。
当時のロシア帝国では、国家転覆を企てる行為は重大な犯罪。
そのため、シャフミャンや他の革命家たちは人里離れたこの洞窟に身を隠し、革命の機会を虎視眈々と狙っていたと言われています。
共産党員の洞窟に実際に足を運んでみると、隠れ家としては最高のロケーションであったことが一目瞭然。
洞窟の真下にはジョラゲト川の深い谷間がどこまでも続き、人の侵入はまず不可能。
対岸からはちょうど洞窟の入口部分が死角となるため、この場所に人間が潜んでいるなんて考えにも至らないでしょう。
結局、事態はシャフマンたち革命家の思惑通りに進み、1917年のロシア革命でロシア帝国は崩壊。
その後1922年にアルメニアはソ連支配下となります。
「この小さな洞窟からアルメニアの近代史が大きく動いた」と言っても過言ではないでしょう。
革命の結果を見届けることなく、1918年に39歳の若さでこの世を去ったステパン・シャフミャン。
彼が潜んでいた「共産党員の洞窟」があるこの町は「ステパナヴァン(=ステパンの町)」と名付けられ、町の中心の広場に堂々と立つ彼の像は、革命から100年以上経った現在でも住民の誇りとなっています。
③断崖絶壁に建つ観光ハイライト【ロリ要塞】
ステパナヴァン周辺エリアの文句なしの観光ハイライトが、ロリ要塞(Lori berd / Լոռի բերդ)です。
ジョラゲト川とウルット川の二つの深い渓谷に挟まれた場所に、戦略的に築かれた要塞都市。
1065年には、現在のロリ地方一帯を支配下にしたタシル・ジョラゲト王国(Kingdom of Tashir-Dzoraget)の首都として定められました。
11世紀に建造されてから、アルメニアがソ連統治下にあった20世紀半ばまでのおよそ千年間に渡って、ロリ城塞の敷地内には住人がいたそう。
しかしながら、給水の不便さや三方を断崖絶壁に囲まれた独特な地形によるアクセスの悪さが災いし、とうとう無人になってしまいました。
現在では敷地の大部分は野原と化しており、1000年前の教会や浴場の跡などがわずかに残るだけ。
断崖絶壁の絶景はもちろん、往年の城塞都市の栄枯衰退を感じることができるはずです。
ステパナヴァン~他都市間のアクセス情報
ステパナヴァンが位置するのは、アルメニア北部・ロリ地方の北西部。
他のエリアから地理的に孤立していることもあって、交通の便はやや不便です。
アルメニア他都市~ステパナヴァン間のアクセス方法は、大きく分けて以下の2通り。
スケジュールや予算に合ったものを選びましょう。
①タクシー
公共交通機関が不便なステパナヴァンへ効率良くアクセスするなら、タクシーをチャーターしてしまうのが便利。
アルメニア国内の各都市~ステパナヴァン間のタクシーの料金相場は、だいたい以下の通りとなります。
・エレバン:20000AMD(=¥4705)~
・ギュムリ:15000AMD(=¥3529)~
・ヴァナゾル:5000AMD(=¥1176)~
・ディリジャン:8000AMD(=¥1882)~
・アラヴェルディ:8000AMD(=¥1882)~
せっかくタクシーをチャーターするなら、各都市~ステパナヴァン間の単純移動だけでなく、今回の記事で紹介している見どころに立ち寄りながら移動するのが効率的。
その場合はもちろん料金相場は上がってくるので、あとは交渉次第となります。
(上の片道料金+4000AMD~5000AMDくらいが相場かと)
②マルシュルートカ
ややスケジュールが不便ではあるものの、アルメニア各都市~ステパナヴァン間をマルシュルートカ(公共ミニバス)で移動することも可能です。
ステパナヴァンを発着するマルシュルートカは、大きく分けて以下の4路線のみ。
これ以外の町からの直行便は存在しないので、いずれかの町で乗り換える必要があります。
それぞれの都市~ステパナヴァン間のマルシュルートカ情報(発着地・料金・タイムテーブルetc)に関しては、以下のタブ内で詳細に解説しています!
エレバン発着のマルシュルートカでややこしいのが、行き先によってバスターミナルが異なる点。
ステパナヴァン行きのマルシュルートカが発着するのは、エレバン中心街の西に位置するキリキア・バスステーション(Kilikia Bus statuon / 「セントラル・バスステーション」とも呼ばれる)です ▼
ステパナヴァン便などの長距離の都市間マルシュルートカが発着するのは、バスステーションの建物の西側。
行き先によってプラットフォームが分かれています ▼
ステパナヴァンでの到着地/エレバン行きの出発地は、町の中心に位置するバスステーションです。
ロリ地方の最大都市・ヴァナゾル(Vanadzor / Վանաձոր)~ステパナヴァン間には、なんとマルシュルートカが存在しません。
かつては定期便があったそうですが、2021年現在は乗客が少ないために廃止になってしまったそう。
ヴァナゾル~ステパナヴァン間の公共交通機関として機能しているのが、座席予約制のシェアタクシー。
1時間に1台の割合で、ヴァナゾル~ステパナヴァンを往復しています。
全日までに電話で座席を予約しなければならないという前時代的なシステムで、ロシア語かアルメニア語しか通じないため、旅行者的にはかなりハードルが高いのが悩みどころ。
言葉ができない場合はどうしようもないので、普通のタクシーを利用するか(片道5000AMDが相場)、宿の人に電話予約してもらうように頼みましょう。
①希望の前日までに、シェアタクシーの予約センターに電話(093-81-55-44)
②希望の日時と人数、自分の電話番号を告げて、座席を予約
③当日、時間通りに待ち合わせ場所で待機
④運転手から電話がかかってくるので、指定されたタクシーに乗車
という流れ。
当日の待ち合わせ時間になると、運転手から電話がかかってくるシステムであるため、アルメニアの電話番号必須&最低限のロシア語orアルメニア語が必須となります。
ヴァナゾルでのシェアタクシー発着地は、町の中心に位置するハイク広場(Hayk square / Հայքի Հրապարակ)の北西の一角 ▼
ステパナヴァンでは、好きな所で降ろしてもらうことが可能。
中心街まで行っても良いですし、6kmほど手前の聖ニコライ教会があるアムラキッツ村で途中下車するのもOKです。(のぶよはアムラキッツ村で途中下車しました)
日帰りでステパナヴァンを観光してヴァナゾルへ戻るプランの場合には、ステパナヴァン→ヴァナゾルの帰りのシェアタクシーも前日までに予約しておくことをお忘れなく。
予約&乗車方法は往路と同じですが、ステパナヴァン発のシェアタクシーは町をぐるりと回って乗客を集めていくシステムであるため、ステパナヴァン市内の好きなポイントからの乗車が可能なのがヴァナゾル発とやや異なる点。(でも予約時に乗車場所を指定しなければいけない)
ステパナヴァンの中心部にあるバスステーションからの乗車で予約しておくのがベストだと思います。
アルメニア第二の都市・ギュムリ~ステパナヴァン間は、1日1往復のマルシュルートカが走っています。
ギュムリでの発着地は、中心街南部に位置するバスステーション ▼
マルシュルートカのスケジュールは、曜日にかかわらず固定されています。
・ギュムリ→ステパナヴァン:9:00
・ステパナヴァン→ギュムリ:14:00
ステパナヴァンでの発着地は、町の中心に位置するバスステーションです。
ロリ地方の北部。デベド渓谷の谷底に広がるアラヴェルディ~ステパナヴァン間は、1日1便のマルシュルートカが走っています。
アラヴェルディでの発着地は、中心街に位置するバスステーション(という名の、ただの広場) ▼
マルシュルートカのスケジュールは、曜日にかかわらず固定されています。
・アラヴェルディ→ステパナヴァン:10:00
・ステパナヴァン→アラヴェルディ:10:30
ステパナヴァンでの発着地は、町の中心に位置するバスステーションです。
ステパナヴァン周辺観光のプランニングのコツ
今回の記事で紹介しているステパナヴァン周辺の見どころは、半日~丸一日ですべて観光可能。
このエリアの観光プランニングのポイントは、以下のどのパターンで観光するか選ぶことです。
ゆっくりまわりたいならステパナヴァンに宿泊するのが理想ですが、ヴァナゾルからの日帰りでも十分に満喫することができますよ!
①ステパナヴァンに宿泊して観光
今回の記事で紹介している見どころをゆっくりとまわるなら、ステパナヴァンに最低1泊するのがベスト。
しかしながら、ステパナヴァンでは宿泊施設の選択肢が限られており、格安で宿泊できるホステル等が存在しないのが悩みどころ。
家族経営のゲストハウスは数軒あるものの、どれもアルメニア的にはやや高めの部類です。
お金や日程を気にしないで旅できる人は、ぜひともステパナヴァンに1泊しましょう。
急がずにゆっくりと観光することができるはず!
【ステパナヴァンの宿をさがす!】
②ヴァナゾルから日帰り(ステパナヴァンでタクシーチャーター)
のぶよのように予算に限りがある節約派や、日程に限りがある人は、わざわざ宿代が高めなステパナヴァンに宿泊するのは気が引けるもの…
そんな場合は、ロリ地方の中心都市であるヴァナゾル(Vanadzor)から日帰りでステパナヴァン&周辺の見どころをまわるデイトリップがおすすめ。
ヴァナゾル~ステパナヴァン間は、公共交通機関でも1時間弱。
ヴァナゾルにはリーズナブルな宿も多く、都市機能も整っているので、数日間の滞在にはぴったりです。
ヴァナゾルでタクシーをチャーターするのもOKですが、往復+観光地への立ち寄りで10000AMD~12000AMDとややコストがかかります。
少しでも出費を抑えたい場合は、ヴァナゾル~ステパナヴァンは公共交通機関でアクセス→ステパナヴァン中心街でタクシーをチャーターして三大スポットをまわるプランニングも可能です。
料金の相場は、ステパナヴァン中心街から4時間ほどのチャーターで4000AMD~5000AMD(1台/観光時の待機時間込み)です。
③ヴァナゾルから日帰り(徒歩でまわる)
ヴァナゾルを拠点に公共交通手段&徒歩のみで、ステパナヴァン周辺エリアをまわることも十分に可能です。
ヴァナゾルからの日帰り&すべて徒歩でまわる場合でも、7時間~8時間ほどみておけば十分。
事前のプランニングは必須ですが、意外と簡単にまわれてしまうのでおすすめ!
歩く距離の合計は16.5kmと長いですが、そのほとんどが平坦な舗装道路。
普段から歩いている人にとっては楽勝だと思います。
のぶよは実際にステパナヴァンと周辺の三大スポットを個人&徒歩&日帰りでまわったので、参考までに実際のスケジュールを以下に残しておきます。
- 8:00シェアタクシーでヴァナゾル出発
前日に予約したシェアタクシーでヴァナゾルを出発。
「アムラキッツ村で降りたい!」と運転手に念押しすれば、この場所で降ろしてくれるはず ▼降車ポイントから聖ニコライ教会までは徒歩5分ほど。
物寂しさ漂う村を南に歩いて行きます ▼ - 8:45聖ニコライ教会到着&観光
聖ニコライ教会自体は、15分もあれば十分に見学可能。
アムラキッツ村の素朴な風景や独特の建築様式の見学も含め、30分~45分みておけば十分です! - 9:30アムラキッツ村出発
聖ニコライ教会~共産党員の洞窟間は、4.1km/50分ほどの距離。
平坦な幹線道路を西方向にひたすら歩いて行くだけです。▲ステパナヴァンの町はずれに入るあたりに、古びた看板が設置されています。
この看板から50mほど西に進んだところにある十字路を右に(北方向に)曲がって歩いていきます。 - 10:15共産党員の洞窟到着&観光
十字路で右に曲がって真っすぐ歩いて行くと、上の写真のゲートのようなものに突き当たります。
これを越えてさらに真っすぐ行くと、ゾラゲット川の渓谷に突き当たります▼
ここからは、階段を下って渓谷へと下りて行くだけ。
洞窟までの往復で20分+見学に20分ほどみておきましょう。 - 11:00共産党員の洞窟出発
共産党員の洞窟~ステパナヴァンの中心街間は、2.5km/30分の距離。
素朴な民家が建ち並ぶ道を、ひたすら西方向へと歩いていくだけです。 - 11:30ステパナヴァン到着&ランチ
ステパナヴァン中心街に到着したら、バスステーション周辺に数軒ある飲食店や商店で腹ごしらえ。
ここから先は飲食店がいっさいないので、必要なものは購入しておきましょう。 - 12:00ステパナヴァン出発
ステパナヴァン~ロリ要塞間は、5km/1時間ほどの距離。
アップダウンがほぼない平坦な道がずっと続きます。ステパナヴァンから3kmほどの地点で、ロリ要塞方面への分岐点があるので、右へ曲がります ▼
分岐点から20分ほどでロリ要塞に到着します。
- 13:00ロリ要塞到着&観光
ロリ要塞観光に必要な時間は1時間ほど。
要塞から崖を下った先の谷底にある900年前の石橋にも立ち寄る場合は、+1時間ほどみておくのが◎ - 14:45ロリ要塞出発
帰りのシェアタクシーの時間を逆算しながら、もと来た道を歩いていきます。
ステパナヴァンからのシェアタクシー出発時間の1時間前までには、ロリ要塞を出発するようにしましょう。 - 15:45ステパナヴァン着
ステパナヴァンの町に戻ったら、前日までに予約しておいたヴァナゾル行きのシェアタクシーを待つだけ。
多くの場合はステパナヴァンのバスステーションからの出発になると思います。(予約時に乗車場所を指定する必要があるので、間違えないようにご注意を) - 16:00ステパナヴァン出発
予約しておいた16:00ぴったりに、シェアタクシーの運転手から着信があり、無事バスステーションから乗車できました。
17:00や18:00のシェアタクシーも人が集まれば運行されるそうなので、もう少し遅い時間で座席予約するのも良いかも。 - 16:50ヴァナゾル到着
シェアタクシーは往路と同様のヴァナゾル中心街のハイク広場が終点。
それ以外の場所で途中下車することも可能なので、滞在先に近い場所で降りてしまうのもOKです。
おわりに
ステパナヴァンと周辺の見どころ情報を解説しました。
アクセスにやや難あり&他の地域から距離があるため、アルメニアの中でも穴場感が強いのが特徴的。
しかしながら、いずれのスポットも見ごたえ抜群なので、わざわざ足をのばす価値は十分にあると思います。
広い範囲に多くの見どころが点在しているロリ地方は、アルメニア観光のハイライトの一つ。
今回紹介したスポット以外にもたくさんの場所に訪れたので、随時記事にしていきます!
コメント