こんにちは!アルメニアに5ヶ月滞在した、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
アルメニアは海のない内陸国。
そのため、どこまでも続く荒野やごつごつした山々の風景がとても印象的ですが、少し異なった一面も持っています。
それが見られるのが、セヴァン湖(Lake Sevan / Սևանա լիճ)の周辺エリア。
どこまでも澄んだブルーの湖面はとても穏やか。
夏になると、40℃越えの灼熱の日が続くエレバンから多くの人が湖水浴に訪れます。
セヴァン湖を初めて見た人は、この湖が「アルメニアの真珠」と称される理由がすぐにわかるはず。
水質は抜群に良く、コバルトブルーの湖水と荒涼とした茶色い大地とのコントラストは、まるで荒野でキラリと輝く一粒の宝石さながらであるためです。
セヴァン湖周辺エリアには、アルメニア旅行のハイライトの一つであるセヴァナヴァンク修道院もあり、エレバンからの日帰り観光客も多いです。
しかしほとんどの人はセヴァナヴァンク修道院に1時間ほど立ち寄って、さっさと別のエリアへ去ってしまいます。
それ、本当にもったいないです!
セヴァン湖周辺には、知られざる絶景修道院や極上ビーチ、文化的な見どころに名物グルメまで…旅行者を楽しませるものがとにかくたくさんあるためです。
今回の記事は、セヴァン湖周辺の観光情報をまとめたもの。
「セヴァン湖観光でしたい12のこと」と題して、定番から穴場まで、あらゆる面からこのエリアの魅力を紹介していきます。
当初の計画では、のぶよはセヴァン湖周辺に3日間だけの滞在を予定していたのですが、なんと4週間近くも居座っていました(笑)
なので、日本人旅行者の中ではこのエリアに関しての知識は一、二を争うほどあると思います。
一度来たらもう離れられなくなる…旅行者の心をつかんで放さない魔性の湖へ、いざ!
セヴァン湖観光でしたい12のこと
①セヴァナヴァンク修道院を訪れる!
セヴァン湖エリアで最も有名な観光スポットが、セヴァナヴァンク修道院。
その歴史はかなり古く、305年(1700年前)にひらかれたもの。
アルメニアが世界で初めてキリスト教を国教と定めたのが301年なので、それから間もなくの建造ということになります。
修道院敷地内の建造物の造りや、内部の神聖な雰囲気はもちろん素晴らしいのひとこと。
それ以上に、セヴァナヴァンク修道院がここまで人気となった理由が、青く澄んだ湖を見渡す高台に建つ絶好のロケーション。
セヴァン湖の穏やかな湖面と対岸の大地を見守るかのように、黒とオレンジの石造りの建物がたたずむ風景。
アルメニアの観光ポスターにもよく登場するほどにポピュラーな絶景を一目見ようと、首都のエレバンからのデイトリップ客にも大人気です!
②「リアルRPGの風景」に感動する!
セヴァナヴァンク修道院が位置する半島を一望する展望台は、観光客はまず訪れない穴場中の穴場。
ブルーの湖に浮かぶような緑の半島と修道院の姿は、まるでRPGの世界さながらの風景。
どこまでも現実離れした絶景には感動間違いなしです!
展望台からは、セヴァン湖東岸の荒涼とした大地も一望できます。
山のすぐ向こうはアゼルバイジャン領。
目と鼻の先に位置するのにアルメニア側からはアクセスできない「近くて遠い地」への思いが膨らみます。
③セヴァン湖ビーチを楽しむ
セヴァン湖はもちろん遊泳可能。
湖畔にはビーチが点在しており、夏場は多くの湖水浴客でにぎわいます。
セヴァン湖の水質はかなり良く、青や緑に輝く湖水と真っ白な砂浜のコントラストは、内陸国の風景だとは信じられないほどの美しさです。
観光客が多く訪れるセヴァン湖の北岸~西岸エリアにおいては、最も水がきれいだと思ったのはセヴァンの市街地にあるビーチでした。(不思議…)
セヴァン湖は標高1900mの高地に位置しているため、ビーチ目的の場合は季節が限られる点にご注意を。
④セヴァンのソ連建築めぐり
セヴァン湖北岸に位置するセヴァンの町は、このエリアの観光&滞在の拠点となる小都市。
町自体に目立った観光スポットはないのですが、ソ連時代の町並みが色濃く残っており、ある意味圧巻です。
鉄道駅や市場など「THE・ソ連」といった建造物やモニュメントも多く、一つ一つ巡るのも楽しいかも。
セヴァンはとにかく居心地が抜群なので、ぜひ数日滞在してこの味わい深い町の魅力を感じてほしいです!
⑤セヴァンの名物料理を味わう!
見どころこそ限られているセヴァンの町ですが、ここでしか食べられない名物グルメがいくつかある点は見逃せません。
湖でとれたばかりの新鮮な魚を用いた絶品料理の数々…
アルメニアの他地域に比べてリーズナブルな値段も嬉しいです!
ここでは、セヴァン滞在中に挑戦したい名物料理を紹介します。
シグ・ホロヴァツ
セヴァンの名物の代表格といえば、シグ(sig / սիգ)と呼ばれる淡水魚。
淡白な風味の白身魚で、湖の魚とはいえ臭みはいっさいないのが特徴的です。
セヴァン周辺にはシグを炭火でグリルしたシグ・ホロヴァツを提供するお店が点在しており、外はカリカリ&中はふんわりの天国食感に感動…!
どこのレストランでも食べられるシグ・ホロヴァツですが、節約派は自分で調理するのもおすすめ ▼
セヴァンの中心街では朝とれたばかりの新鮮なシグがその辺の道端で売られており、一尾200AMD~300AMD(=¥45~68)ほどと激安。
のぶよが3週間宿泊したホステルにはBBQセットがあり、買ってきた魚をオーナーが絶品ホロヴァツに調理してくれて至れり尽くせり。
他の宿泊客と一緒に楽しむBBQは、旅の良い思い出となるはずです。
シグのマリネ
シグの調理法はホロヴァツ(BBQ)が基本ですが、新鮮な魚が手に入るセヴァン周辺では、生の身をオイルにつけてマリネにした状態のものを食べることも可能です。
「生の湖水魚」と聞くと、どうしても生臭そうなイメージを持ってしまいますが、こちらも臭みはいっさいなし。
生魚があまり得意ではないのぶよでも全く問題なく食べられたほどでした。
ふんわり&ぷりぷりした食感のシグのマリネは、新鮮さが命。
アルメニア広しといえどもセヴァン周辺でしか食べられないので、ぜひ挑戦してみましょう!
セヴァニ・イシュハン
セヴァン湖に生息する魚の王様のような存在が、セヴァニ・イシュハン(sevani ishkhan / Սևանի իշխան)。
マス科の淡水魚で、世界でもここセヴァン湖にしか生息していない超レアな魚です。
漁獲量が限られているため、なかなか市場に出回ることはない&レストランで食べるとかなり高いですが、運が良ければセヴァン中心街の路上の魚売りから購入できます。
セヴァニ・イシュハンの味をひとことで表すなら、天国。
上品な旨味とほのかな甘さが特徴で、柔らかな身は舌先で溶けてしまうほど。
大袈裟ではなく、日本で売られているそのへんの魚の何十倍も美味しかったです。
この魚を食べることこそが、セヴァン滞在最大の目標かも…?
⑥セヴァンの地ビールに舌鼓を打つ!
セヴァンの町はずれにぽつりと建つ“Sevan’s brewery Kellers”は、ビール好き歓喜の地ビール工場。
数種類のビールが製造されており、どれもここセヴァンでしか味わえない超レアなものです。
工場にはビアガーデンが併設されており、新鮮な地ビールとセヴァン湖の名物料理の数々には舌鼓がどんどこどん。
お店の人もかなり気さくな感じで(アルメニア地方部はどこもそうだけど)、一人で利用する場合も心配無用です!
クラフトビール1杯250AMD(=¥55)~と、信じられないような低価格で飲めるのも◎
セヴァンに来たなら問答無用でここ!もう行くしかありません!
⑦ガヴァルの絶景とレトロ感に酔う
セヴァン湖の南西に位置するガヴァル(Gavar / Գավառ)は、このエリアではセヴァンに次いで大きな町。
ノラトゥスやハイラヴァンク修道院などセヴァン湖西岸エリアの観光拠点としても便利ですが、町を一望する絶景ポイントやレトロな風景が残るガヴァル中心街も素敵です。
旅行者にはほとんど知られていないマイナーな町ですが、美しい町並みとアルメニア地方部らしいのんびりとした雰囲気は訪れた人を魅了するもの。
セヴァンからマルシュルートカ(公共ミニバス)で簡単にアクセス可能なので、デイトリップ先としてもおすすめです!
⑧ガヴァルの名物料理を味わう!
外国人には全く知られていないガヴァルですが、実は「グルメの町」としてアルメニアではかなり有名です。
その最大の理由が、ガヴァル・キュフタ(Gavar Kyufta / Քյուֆթա Գավառի)と呼ばれる名物料理の存在。
「ガヴァルに行くなら絶対にキュフタを食べろ!」と地元の人が激推ししてくるくらいなので、その知名度の高さは計り知れません。
「キュフタ」とは、バルカン半島からトルコ、中東地域まで広い範囲で食される、ひと口大のミートボールのことです。
キュフタの基本的な調理法はグリルですが、ここガヴァルのキュフタは独特。
テニスボールを二回りほど大きくした巨大ミートボールを、お湯で茹でて調理するのです。
まるでソーセージの皮を取り除いて身の部分だけ食べているかのような、もってりと弾力がある不思議な食感で、肉の旨味がギュッと詰まっています。
ガヴァル・キュフタと双璧をなすガヴァル名物がパフラヴァ(Pakhlava / Փախլավա) ▼
パフラヴァ(バクラヴァ)とは、バルカン半島~トルコ~イランの広い範囲で食されるスイーツのこと。
何層にも重ねたパイ生地にピスタチオなどのナッツ類を挟んでオーブンで焼き上げ、糖蜜をたっぷりと染み込ませたお菓子です。
ここガヴァルのパフラヴァは、とにかくこだわり抜かれていることで有名。
・地元産のナッツを使用
・近郊の山で採れた新鮮なハチミツを染み込ませる
・とにかく巨大&ずっしり
「ガヴァル=パフラヴァの町」という方程式が脳内で成り立つアルメニア人も多いほどだそうです。(「大阪=たこ焼き」的な)
実際に食べて見ると、サクッ&じゅわぁ~の暴力。
ナッツの割合が多いためボリューム満点でカリカリ&サクサク感が100%。
ハチミツの芳醇な風味が口いっぱいに広がる絶品スイーツでした。
⑨ノラトゥス墓地でアルメニアの長い歴史を知る!
ガヴァルからほど近いノラトゥス墓地(Noratus / Նորատուս)は、アルメニアの長い歴史を肌で感じることができる場所。
9世紀~17世紀の長い間に渡って死者が埋葬されてきた場所で、アルメニア文化の象徴であるハチュカル(石に刻まれた十字架)が800基以上も点在する特別な墓地です。
世界初のキリスト教国となったアルメニアにおいて、ハチュカルはどこの修道院にも見られる文化の象徴の最たるもの。
ハチュカルひとつとっても時代によってデザインや形が異なっている点も興味深く、アルメニアの歴史を追体験しているかのような気分になるかもしれません。
ぴりっと張りつめた墓地の雰囲気や墓地からのノラトゥス村の絶景も含めて、満足のいくデイトリップとなるはずです!
⑩ハイラヴァンク修道院
ガヴァルからほど近いハイラヴァンク修道院(Hayravank monastery / Հայրավանք)は、知る人ぞ知る穴場のスポット。
湖を望む岩場の頂上に凛とたたずむ中世の修道院は、異世界さながらの風景を醸し出しています。
アルメニア全体の観光ハイライトとしても有名なセヴァナヴァンク修道院と比べるとマイナーで、訪れる人のほとんどはアルメニア人の国内観光客。
そのため、聖地らしい静かな雰囲気を存分に楽しむことができます。
セヴァン湖西岸散策コースの基点にもなるので、周辺の見どころとあわせての見学がおすすめです!
⑪セヴァン湖西岸散策コース
セヴァン湖の西側を走る幹線道路は、どこまでも湖の絶景が続くドライブコースとしてアルメニア人に大人気。
個人旅行者の場合は、マルシュルートカ(公共のミニバス)で移動してしまう人が多いかもしれませんが自分の足で歩いてみるのもおすすめです。
まるで南国に来たように錯覚させられるシークレットビーチや、素朴な漁村、水鳥の鳴き声だけが響く静寂…
アルメニアの中でも指折りの風光明媚な風景の連続は、きっと旅の思い出を彩ってくれるはずです!
⑫チチュハンを食べまくる!
セヴァン湖を秋(9月~10月)に訪れる人だけの特権が、チチュハン(Chichkhan / չիչխան)。
日本では「サジー」と呼ばれる黄色いベリーのような木の実で、その恐ろしいほどのビタミン含有量から「美容や健康にはコレ!」と注目が集まっているスーパーフルーツです。
チチュハンは、アルメニア国内ではセヴァン湖周辺にのみ自生しており、秋になるといっせいに黄色い実をつけます。
日本ではかなりの高級食材だそうですが、秋のセヴァン湖ではいつでもどこでも自由に採って食べることができる美容・健康天国となります。
「良薬口に苦し」とよく言われるように、チチュハンは強い酸味と苦みが特徴的。
そのまま食べるよりも、ジュースやコンポート(砂糖水漬け)にするのが現地では一般的です。
セヴァン市内にはチチュハンを使用したワインや紅茶を提供するカフェもあり、秋以外の季節でも地元の味を楽しむことができます!
セヴァン湖周辺エリア観光プランニングのポイント
「アルメニアの真珠」と称されるセヴァン湖の魅力は、もう十分に伝わったはず。
ここからは、実際にセヴァン湖周辺エリアへ行く人向けに、プランニングに役立つ情報を解説していきます!
セヴァン湖エリア観光に必要日数
セヴァン湖周辺エリアの観光に必要な日数を考えるポイントは、以下の2つ。
①どうやってまわるか (タクシー?個人でミニバス?)
②どこまでまわるか (定番だけ?穴場スポットも?)
日程に限りがある場合はタクシーか現地ツアー利用となるでしょうが、余裕があるなら個人でまわるのもおすすめです!
【タクシーをチャーターする場合】
エレバンorセヴァンでタクシーをチャーターしてしまえば、定番のセヴァナヴァンク修道院とハイラヴァンク修道院をセットでまわっても丸1日あれば余裕。
その他のスポットを訪れる場合でも、2日間で制覇することが可能です。
タクシーをチャーターするなら、エレバン→セヴァン湖観光→ディリジャンと移動しながら観光するのが効率的だと思います。
【個人でまわる場合】
個人でマルシュルートカ(公共ミニバス)を利用して、セヴァン湖周辺エリアの各見どころをまわる場合の必要日数は以下の通り。
・セヴァナヴァンク修道院周辺:1日
・ガヴァル&ノラトゥス墓地:1日
・ハイラヴァンク修道院&湖西岸散策:1日
全てまわるなら合計3日間が最低でも必要となります。
ここに、セヴァン市内観光やビーチに充てる日などをお好みで追加してプランニングしましょう。
【現地ツアー利用の場合】
時間に限りがある場合は、エレバンからの日帰りツアーを利用してセヴァン湖周辺エリアの定番スポットをまわることも可能。
一人や二人など少人数で旅する場合、タクシーチャーターよりも安く効率的に観光することができます。
セヴァン湖周辺エリアを重点的に観光するツアーから、エレバン周辺の定番スポットをセットで訪れるものまで、その種類はとにかく豊富。
現地ツアーはほぼすべてエレバン発着なので、同じ宿に連泊しながら遠出できる点のもメリットだと思います。
セヴァン湖観光におすすめの季節
セヴァン湖周辺エリアを観光するなら、ベストシーズンはやっぱり夏場。
セヴァン湖周辺は標高が1900m以上と高いため、夏場でも灼熱となることは稀。
首都のエレバンよりも常に10℃ほど低い気温だと考えてOKです。
反対に、冬場はものすごい寒さとなるので、あえてこのシーズンに訪れる意味ははないでしょう。
(「セヴァン湖と雪山の風景を見たい!」とかなら話は別ですが。)
セヴァン湖周辺はアルメニア屈指のビーチエリアでありながら、年間を通して降水量がかなり多いのが残念。
気温が高め&降水量が少ない季節を狙うのがポイントです!
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
平均最高気温(℃) | -3.2 | -1.8 | 1.9 | 7.3 | 14 | 18.5 | 20.9 | 20.7 | 17.4 | 11.7 | 4.5 | -0.5 |
平均最低気温(℃) | -9.9 | -9.5 | -5.3 | -0.8 | 4.1 | 7.2 | 10.5 | 10.3 | 7.5 | 3 | -2.6 | -7.1 |
平均降水量(mm) | 27 | 33 | 51 | 185 | 137 | 175 | 148 | 101 | 93 | 43 | 24 | 29 |
ビーチ目的なら、8月~9月初めの一択。
一年で最も気温が高く、湖の水温も最も高い時期にあたります。
修道院観光や街歩きが目的なら、9月~10月の秋の季節がおすすめ。
9月後半になると朝晩はかなり冷え込んできますが、湖沿いでは一気に紅葉が進むのでとても美しい風景が見られます。
いっぽうで、アルメニア全国的に「観光ベストシーズン」とされる5月~7月のセヴァンははとにかく降水量が多い点に注意。
「せっかく行ったのに毎日雨…」となる可能性が高いので、ビーチ目的なら避けるべきでしょう。
セヴァン湖観光の滞在拠点となる町
セヴァン湖周辺で宿泊して各見どころへ足をのばす場合、拠点となる町はセヴァンかガヴァルのいずれか。
湖西側のガヴァルは、宿の選択肢がものすごく限られているのが現状なので、多くの場合はセヴァンを拠点とすることになるでしょう。
セヴァンの中心街には、飲食店やスーパーマーケット、銀行など旅行者に必要な施設や設備は全て揃っているのが◎
手に入らないものはまずないので、エレバンでわざわざ色々と準備しておく必要は一切ありません。
【セヴァンの宿をさがす!】
セヴァン湖周辺エリアへのアクセス
アルメニア他地域~セヴァン湖のアクセス拠点となるのは、湖北側のセヴァン一択。
西岸のガヴァルや、南岸のマルトゥニ(Martuni)などへもエレバンから直行マルシュルートカは出ているものの、一般の旅行者が利用する機会はあまりないでしょう。
アルメニア他都市~セヴァン
セヴァンへの公共交通機関があるのは、エレバンかディリジャンのいずれかしかありません。
(その他の町からは直行の交通手段は存在しない)
ほとんどの旅行者はエレバン~セヴァン間を往復する形で移動しますが、ディリジャン→セヴァン→エレバンと移動することももちろん可能です。
(エレバン→セヴァン→ディリジャン方向の移動は、不確定要素が多いためおすすめしません)
セヴァンへのアクセス情報詳細は別記事内でまとめているので、そちらを参考にしてください! ▼
セヴァン~近郊
セヴァンは、セヴァン湖沿いに点在する小さな町や村へのアクセス拠点としても便利な町。
このエリアの主なマルシュルートカ路線は以下の通りです ▼
セヴァン湖周辺エリアのいずれの見どころへもセヴァンから日帰りが可能なので、セヴァン拠点で観光のプランニングをするのが基本です!
おわりに
アルメニアの魅力がギュッと詰まった、セヴァン湖周辺エリアの観光情報をまとめました。
セヴァナヴァンク修道院ばかりがポピュラーですが、それ以外にも素晴らしい見どころや食文化などがあることを知ってもらえたら嬉しいです。
「内陸国アルメニア」のイメージがガラッと変わること間違いなし!
風光明媚な風景に満ちたレイクサイドでのんびりと過ごすスタイルもおすすめです。
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