こんにちは!ジョージアに滞在してもうすぐ2年。世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)
ジョージアを旅しようと考えている人の多くが「ここは絶対に行きたい!」と口を揃えるエリアがあります。
その名も、ジョージア軍用道路(Georgian Military Highway)。
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「軍用道路」というインパクトある名前もあってか、この国を訪れる観光客にとっては最もポピュラーな観光エリアの一つ。
コーカサス山脈の大自然が織りなすダイナミックな風景が見られると同時に、道路沿いにはジョージアを代表する見どころが点在していることも人気の理由です。
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ジョージア軍用道路を訪れる旅行者のほとんどは、タクシーをチャーターしたり現地ツアーに参加したりして、サクッと観光を済ませてしまうのが定番。
そもそも「ジョージア軍用道路を個人で観光するのは難しい」なんてよく言われているくらいです。
しかし、そんなことはありません!
のぶよは全て個人で&公共交通手段のみでまわりましたから。やる気があればなんだってできます!
大自然も、穴場スポットも、地元の人々との触れ合いも…個人で時間をかけて旅することで、コーカサスの山岳エリアらしい魅力を存分に味わうことができるのもポイント。
映えスポット探しに夢中の各国からの日帰り観光客たちには到底感じられない「山の国らしさ」が詰まったエリアなので、ジョージア旅行において最大級のの思い出となるはずです!
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当ブログでは、ジョージア軍用道路沿いの見どころに関する記事をいくつか書いてきましたが、今回はその総集編のようなもの。
ジョージア軍用道路沿いの観光スポットと、ミニバスを利用しての個人でのアクセスを徹底解説していきます!
【1ページ目:サクッと知りたい人向け情報】
・ジョージア軍用道路とは?
・ジョージア軍用道路沿いの観光スポット15選
→ムツヘタ周辺エリア
→アナヌリ~パサナウリ間エリア
→グダウリ周辺エリア
→カズベキ周辺エリア
【2ページ目:実際に行く人向け情報】
観光スポットの情報と個人でまわる際に必要な情報をすべて詰め込んだので、プランニングの参考にしてもらえれば嬉しいです!
(「自力でまわってやろう!」という気概に満ちた人が、果たしてどれだけいるのか謎ではあるけど…)
文豪たちの冒険心を追体験!「ジョージア軍用道路」とは?
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「ジョージア軍用道路」とは、ジョージアの首都・トビリシからロシアの国境を越えた先のウラジカフカースまでを結ぶ、総延長212kmにも及ぶ幹線道路のこと。
標高400m~500mの首都トビリシから、標高2379mのジュワリ峠(Jvari Pass)を越え、標高1600mほどのカズベキまでを移動すること自体が、ジョージア旅行の堂々のハイライトの一つだと言えます。
北へと進めば進むほどに、周囲の風景は山岳地帯らしいダイナミックなものへと変貌していき、訪れる旅行者に大きな感動を与えてくれます。
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ジョージア軍用道路の歴史は古く、遥か昔からコーカサス山脈の南北をつなぐ交易路として使用されていたもの。
もともとはただの険しい山道でしかなく、徒歩か馬に乗るしか移動手段がありませんでした。
ようやく馬車の通行が可能となり道路状態が改善されたのが、ジョージアがロシア帝国領に入っていた1799年のことでした。
当時の北の大国・ロシア帝国にとって、南の宿敵であったオスマン帝国やペルシア帝国と地理的に近いトビリシは超重要な軍事拠点。
トビリシまで兵力や物資の輸送を効率化することが急務となり、当時繁栄を極めていたロシア帝国の莫大な資金がつぎ込まれ、ジョージア軍用道路の近代化工事が行われたのです。
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ジョージア軍用道路の風光明媚な風景と、コーカサス山脈が醸し出す旅情は多くの作家や芸術家を魅了しました。
有名なのが、1829年にこの道を旅したロシアの詩人・プーシキン。
彼の冒険の記録は瞬く間にロシアで話題となり、トルストイやゴールキなど当時の名だたる文豪たちが、プーシキンの足跡をたどるようにコーカサスへと赴き、旅をしたのです。
(現在でいうなら、SNSでの「キラキラジョージア発信」みたいな感じかもしれない(笑))
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現在では全面舗装されたジョージア軍用道路。
大型車両の通行も可能となり、南北コーカサス地域を結ぶ物流のメインルートとしての役割も担っています。
ロシアの文豪たちにインスピレーションを与え、愛され、憧れの対象となった時代からおよそ200年。
世界中からやって来る旅行者を惹きつけてやまない底なしの魅力は、今でも色褪せることなく健在です。
ジョージア軍用道路沿いの観光スポット15選
基礎知識:ジョージア軍用道路の4エリア
「ジョージア軍用道路」とひとことで言っても、そこは総延長200km越えの長~い道路。
単体の観光スポットと考えるよりも、4つのエリアに分け、各エリア内に見どころが点在していると考えるのがおすすめです ▼
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・ムツヘタ周辺:世界遺産の古都&古い教会
・アナヌリ~パサナウリ間:湖や川の絶景&名物グルメ
・グダウリ周辺:山岳リゾート&山や谷の絶景
・カズベキ周辺:圧倒的な大自然&トレッキング天国
各エリアに異なった魅力がある点も、ジョージア軍用道路の面白いところです!
ジョージア軍用道路見どころマップ
青:見どころ
ムツヘタ周辺エリア
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世界遺産のムツヘタ(Mtskheta / მცხეთა)を中心とするエリアは、トビリシから気軽に足をのばせるデイトリップ先としても大人気。
1700年前に首都とされていたムツヘタの旧市街をはじめ、ジョージアの長い歴史を現在に伝える見どころが点在しています。
①ムツヘタ 世界遺産
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トビリシからのデイトリップ先の定番としても知られる、古都・ムツヘタ(Mtskheta / მცხეთა)。【マップ ①】
およそ1600年前にこの地を支配していたイベリア王国の首都だった町で、トビリシに都が移されるまでは東ジョージア一帯の経済・文化の中心地として繁栄していました。
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町の中心に堂々と建つスヴェティツホヴェリ聖堂や、高台にたたずむサムタヴロ修道院など、こじんまりとした旧市街には見どころがギュッと詰まっています。
ジョージアは世界で二番目のキリスト教国となった国としても知られていますが、その舞台となったのがここムツヘタ。
悠久の歴史が感じられる雰囲気の石畳の路地を散策していると、「さすが世界遺産!」と感動させられます。
②ジュワリ教会 世界遺産
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ムツヘタ観光のハイライトとして知られるのが、ジョージア軍用道路の東側の山の頂上にぽつりとたたずむジュワリ教会(Jvari Church / ჯვრის მონასტერი)。【マップ ②】
敷地内からはクラ川とアラグヴィ川が交わる地点にひらけたムツヘタ旧市街を一望することができ、絶好のフォトスポットとして大人気となっています。
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「ジュワリ教会=絶景」ばかりが取り上げられますが、歴史的にも計り知れない価値を持つもの。
6世紀(1400年前)に建造された歴史を持つ聖地は、ジョージアでは知らぬ者はいない「聖ニノの十字架伝説」が根付く場所。
ジョージア国内に数多く存在するキリスト教関連の建築の中でも、最も神聖な場所の一つとされているのだそうです。
③シオ・ムグヴィメ修道院 おすすめ!
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一時期、「RPGの風景!」なんてフレーズでジョージア各地の修道院や城塞が紹介されていましたが、のぶよ的にこの国の修道院の中でも指折りのRPG感を放つと思うのがシオ・ムグヴィメ修道院(Shiomgvime Monastery / შიომღვიმის მონასტერი)【マップ ③】
ジョージア東部に13か所存在する「アッシリア十三士伝説」にまつわる聖地の一つで、シオ・ムグヴィメリという人物が、切り立った崖に穴を掘って隠遁生活をしていた場所だとされています。
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観光客に大人気のムツヘタ旧市街の近くに位置しているにもかかわらず、ここまでやって来る旅行者はかなり少なめ。
そのため聖地らしい凛とした空気が辺り一帯を包み込んでおり、自然と心が澄んでいくような感覚になります。
アナヌリ~パサナウリ間エリア
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ムツヘタを過ぎると、ジョージア軍用道路沿いは徐々にジョージア地方部らしい素朴な風景へと変わっていきます。
山岳地域と平野部の中間といった感じのエリアで、5月~6月にかけての一面の新緑はとても印象的。
ジョージア軍用道路観光の定番中の定番であるアナヌリ要塞に立ち寄るのはもちろんのこと。
ジョージア風小籠包「ヒンカリ発祥の地」として知られるパサナウリ村でランチ休憩をとるのもおすすめです!
④アナヌリ要塞 定番
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トビリシを出発して北へ進むこと50分ほど。
軍用道路のすぐ東側に広がるジンバリ貯水池(Zhinvali Reservoir)の青さに感動していると、急に姿を現すのがアナヌリ要塞(Ananuri fortress / ანანურის ციხის კომპლექსი)です。【マップ ④】
四方を高い城壁に囲まれた敷地内には、いくつかの教会が所狭しと並んでいて圧巻。
いずれの建造物も豊かな歴史を誇るものですが、アナヌリ要塞がここまで人気となった理由はその絶好のロケーションに尽きます。
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とにかく大人気スポットとなっているアナヌリ要塞は、いつ訪れても団体ツアー観光客に占拠されているのが残念。
個人で訪れる場合は時間に融通がきくと思うので、絶対に朝一番に行きましょう。
人影まばらな聖地と凪いだ湖の穏やかさ、その遥か上空を飛び交う鷹の鳴き声が響き渡るだけの静寂…
どうしてこの場所に要塞を築いたのか、感覚で理解できるほどの神々しさが感じられるはずです。
⑤オリ・アラグヴィ
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アナヌリ要塞から北へ走ること20分ほど。パサナウリの村はずれにあるのがオリ・アラグヴィ(Ori Aragvi / ორი არაგვი)と呼ばれるスポット。【マップ ⑤】
「オリ・アラグヴィ」とは、ジョージア語で「二本のアラグヴィ川」の意味。
その名の通り白と黒、それぞれ異なる色の二本の川が合流する不思議な風景が見られます。
それぞれの川の水質や含有成分が異なるために、このような風景が見られるそう。
まるで絵の具が混じり合うかのように、合流してから徐々に一つの色に変化していく川の流れは、どこか幻想的にも思えます。
⑥パサナウリ おすすめ!
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オリ・アラグヴィからすぐの場所に広がるのが、パサナウリ村(Pasanauri / ფასანაური)。
ジョージア軍用道路に沿って細長くひらけた地形の小さな集落で、特に観光スポットというわけではありません。
一見何の変哲もないくたびれた村といった雰囲気のパサナウリですが、ジョージアでこの村の名前を知らない人はまずいません。
その理由が、ジョージア風小籠包・ヒンカリの発祥の地とされているため。
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パサナウリ村の中心部から軍用道路を2kmほど進むと、ヒンカリを提供するレストランが数軒建ち並んでいる場所があり、それぞれの店が味を凌ぎ合っているのです。
(のぶよは「ヒンカリ街道」と名付けた)【マップ ⑥】
どのお店のヒンカリも、トビリシで食べるものとは比べ物にならないほどにジューシーで新鮮な風味。
皮のもちっとした食感も特徴的で、とにかく旨いが大渋滞でした。
ヒンカリを食べるためだけにでも足をのばす価値があるパサナウリ。
ジョージア軍用道路の移動&観光の際には、どうか絶対に立ち寄ってみてください!
グダウリ周辺エリア
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標高1050mほどのパサナウリ村を越えて軍用道路をしばらく走ると、それまでの緩やかな坂道から一転、信じられないほどに急な山道が待ち受けています。
標高差1150m(!)の坂を上りきると、周囲の風景は完全に山岳地域らしいものに。
ほどなくして到着するのが標高2200mほどの地点に広がるグダウリ(Gudauri)の町です。
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グダウリの町自体はソ連時代にスキーリゾートとして開発されたもので、見どころは少なめ。
何となく作り物っぽい町の感じなので、好みが分かれるかもしれません。
グダウリの魅力は町ではなく、軍用道路をさらに北に走った周辺エリアに詰まっています。
⑦ロシア・ジョージア友好のモニュメント 定番
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グダウリ周辺はもとより、ジョージア軍用道路沿いの見どころの中でも最もポピュラーなもののひとつが、「ロシア・ジョージア友好のモニュメント」(Russia–Georgia Friendship Monument)。【マップ ⑦】
ジョージアがソ連統治下にあった1983年の建造で、1783年にロシア帝国の保護領となってから200周年をの節目を記念したものです。
美しい曲線を描くモニュメントの内側には、ジョージアとロシアそれぞれの歴史や重要人物が描かれたタイルアートが目を引きます。
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モニュメントの外側は断崖絶壁となっており、一部は絶景ポイントとなっています。
「悪魔の谷」と呼ばれる深い谷間とコーカサスの山々を一望でき、常に多くの旅行者で賑わっています。
⑧悪魔の谷
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ジョージア・ロシア友好のモニュメントから1kmほど北にあるのが、「悪魔の谷」を一望する展望台。【マップ ⑧】
断崖絶壁ギリギリにあるビューポイントで、その下の谷は最大で深さ600mほどもあるそう。
ぽっかりと口を開けた谷間は、確かに悪魔が潜んでいてもおかしくないような気もします。
そんな悪魔が潜む谷の名物が、パラグライディング ▼
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断崖絶壁から飛び降りるような形で大空を舞う、スリル120%のアクティビティーは、命知らずな観光客に大人気。(やたらとロシア人観光客の姿が目立っていた)
300GEL(=¥10814)で体験可能で、予約等も必要なく「いきなりパラグライディング」ができることで人気なのだそう…
勇気のある人は挑戦してみては?(のぶよは300GELもらってもやりたくない)
⑨ジュワリ峠
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ジョージア軍用道路全体を通して、最も標高が高い地点に位置するのがジュワリ峠(Jvari Pass)。【マップ ⑨】
標高は2395mもあり、ここから北のカズベキ方面へは緩やかな下り坂となります。
ジュワリ峠には特にこれといった見どころはありませんが、南北にひらけた開放的な風景を眺めながらの休憩にはぴったりです。
⑩ビダラの石灰棚
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ジュワリ峠から緩やかな下り坂を数km進むと、いきなり山肌がオレンジになっている不思議な光景が現れます。
ここはビダラの石灰棚(Bidara travertines / ბიდარას ტრავერტინები)と呼ばれる場所。【マップ ⑩】
山の中腹から湧き出した温泉水の成分が固まって形成されたもので、周辺の緑の山々とのコントラストが独特です。
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ちなみに、ここの温泉水は「万病に効く」と有名なのだだそう。(まあ、よくあるやつですが…)
大きなボトルやポリタンクで水を汲んでいく人もたくさんいました。
カズベキ周辺エリア
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ジョージア軍用道路のジョージア側の最北エリアにあるのがカズベキ(Kazbegi / ყაზბეგი)。
ジョージア語読みの「ステパンツミンダ」(Stepantsminda / სტეფანწმინდა)とも呼ばれますが、いずれも同じ町を指します。(圧倒的に「カズベキ」の呼び方がポピュラーです)
山岳リゾートとしての一面もあるカズベキですが、どちらかというとまだまだ素朴な村といった雰囲気が強め。
周辺にはジョージアを代表する自然風景や絶景修道院が点在しており、たっぷりと時間をかけて楽しみたいエリアです。
⑪トルソ・ヴァレー おすすめ!
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ジョージア国内で色々な場所に訪れましたが、BEST3に入るほどに感動したのがトルソ・ヴァレー(Truso Gorge / თრუსოს ხეობა)でした。【マップ ⑪】
ジョージア軍用道路から西にのびる谷間で、南オセチア共和国(ジョージア領内の未承認国家)との境界まで数kmの場所に位置しています。
住人の多くはジョージア人ではなくオセット人(南北オセチア共和国に多く住む人々)で、点在する村々の風景はおとぎ話の世界さながらです。
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トルソ・ヴァレーには車両の侵入はいっさい不可能。
自分の足でまわるしか方法がありませんが、徒歩コースは高低差はほとんどなく初心者でも問題なく歩けるレベルです。
現世から隔絶されたかのような風景が目白押しの、桃源郷さながらの穴場スポット。
カズベキ中心街からの日帰りも可能なので、ぜひとも訪れてほしいです!
⑫スノ村
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カズベキエリアには、ジョージア山岳部の伝統である石造りの見張り塔が残る小さな村が点在しています。
そのうちの一つが、スノ(Sno / სნო)という村。【マップ ⑫】
ジョージア国内でポピュラーなミネラルウォーターの産地としても知られ、シンボルの見張り塔とそのすぐそばを流れる清流が美しい静かな村です。
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スノ村の入口には、人の顔が描かれた巨石がゴロゴロと点在している不思議なスポットも。
ジョージア軍用道路から脇道に入って2kmほどの場所にあり、アクセスも簡単なので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
⑬パンシェティ村の天然プール おすすめ!
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スノ村からジョージア軍用道路を挟んだ反対方向にあるパンシェティ村(Pansheti / ფანშეტი)は、石造りの見張り塔に見守られた小さな集落です。
時が止まったような素朴な村の風景も良いのですが、絶対に訪れたいのが村はずれにある天然プール。【マップ ⑬】
この場所に湧き出るミネラル豊富な炭酸水を貯めたもので、シュワシュワの肌触りにはびっくり。
周囲360°をコーカサスの険しい山々に囲まれたロケーションは、思わず感嘆の声が漏れてしまうほどの素晴らしさです。
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夏の週末になるとカズベキの地元の家族連れで賑わう天然プール。
水はとにかく冷たいですが、こんな絶好のロケーションで泳ぐ体験もなかなかできないので、ぜひ挑戦してみるべき!
天然プールまでは車両の通行が可能ですが、カズベキ中心街から簡単なハイキングでもアクセスできます。
⑭ダリアリ渓谷 おすすめ!
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カズベキ中心街を抜けてジョージア軍用道路をさらに北へと向かうと、ダリアリ渓谷(Dariali Gorge /დარიალის ხეობა)と呼ばれる谷間エリアに入っていきます。【マップ ⑭】
ロシアとの国境まで3kmほどの「ジョージア軍用道路の最果て」といったエリアで、訪れる人はかなり少なめ。
緑でいっぱいの渓谷の風景や、岩山の頂上にへばりつくような集落など、ここでしか見られない風景が目白押しの超穴場です。
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ダリアリ渓谷でイチオシなのがツド(Tsdo / ცდო)という小さな村。
切り立った岩山の頂上に広がる人口数十人の集落で、背後の山と合わせて「天空の村」そのものな風景には感動間違いなし!
⑮グヴェレティの滝
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ジョージア軍用道路の最果てに流れ落ちるグヴェレティの滝(Gveleti Waterfalls / გველეთის ჩანჩქერი)は、大小二つの滝から成るダイナミックな自然風景が見られるスポット。【マップ ⑮】
滝までは車両の通行はできないためハイキングをする必要がありますが、その価値は大いにあります。
ジョージア観光の超定番である軍用道路でも、ここまでやって来る旅行者はごくわずか。
観光地化の波に呑まれていないコーカサスの大自然本来の姿は、訪れた人に感動を与えます。
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