こんにちは!海外生活7年目、現在はジョージア滞在中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
現在世界中で猛威を振るっているコロナウイルス。
ウイルス自体への恐怖はもちろんのことですが、コロナウイルス拡大による自粛や経済活動の停止によって、これまでの日常生活が送れない状況になっている人も多くいるのではないでしょうか。
現在コーカサスの小国ジョージアに滞在しているのぶよですが、日本と同じような状況になっています。
感染者数・死者数は多くはないものの、都市封鎖がされて多くの店舗が閉鎖されていたり、夜9時以降の外出ができなくなったりと、これまでとは180°異なる生活を送っています。
外出ができず、日常生活に制限がされた状態が長く続くと、人間どうしても不安になってしまうもの。
終わりが見えているならまだしも、ウイルスという見えない敵との戦いに疲れを感じつつある人も多いのではないでしょうか。
のぶよも、ある朝目が覚めた時にそこはかとない絶望を感じた日々もありました。
外は透き通るような青空で春の空気なのに、外出するのを控えなければならないこと。
日に日にマスクを着用している人の数が増えていくこと。
毎日同じことの繰り返しで一日が終わること。
自分の意識では、気持ちを強く持っていると思っていても、人間の心は結構正直なものです。
気が付かないうちに、ストレスを溜め込んでしまっていたことに気づきました。
しかし、のぶよはこのネガティブな気持ちに打ち勝ちました。(そう信じたいです)
海外在住で先行きの見えない不安に押しつぶされそうな気持ちになっている人はもちろん、日本で日常生活が送れないことにストレスを感じている人にも、毎日のちょっとした習慣でできる自分の心のケアについて考えてもらうきっかけになればと思い、今回の記事を書いています。
いわゆる「コロナ鬱」にならないために、のぶよが実践した簡単&無料でできる10の対処法を紹介していきます。
コロナ鬱対処法1:朝早く起きる
悩んでいても、心待ちにしていても、誰もに平等にやってくる朝。
その力は凄まじいものがあります。
コロナ鬱真っ只中&仕事激減で暇になったのぶよは、たいそう自堕落な毎日を1週間ほど送っていました。
前日の夜とにかく飲む→昼頃に目覚める→「もうこんな時間か。でもどうせ今日もどこにも行けないし、同じような一日だし。」→冷凍食品を適当に食べる→暗くなる→「朝なんて来なければいいのに」と思いながら飲む→昼頃に目覚める
これの繰り返しでした。やばいですよね(笑)
とにかく、朝の時間は大切です。
どうせ同じような一日が始まるのだとしても、朝早くから活動すると気分的に大きく違うことが実感できるはず。
5時や6時とは言いませんが、遅くとも9時までには目を覚まして、コーヒーの香りに包まれていたいもの。
するとあら不思議。
何でもできそうな気がしてきて、活力が湧いてくるのです。
生活のリズムを変えるだけで、ここまで精神的な余裕が生まれたことに、はじめはかなり驚きました。
コロナ鬱対処法2:太陽を浴びる
朝の時間と同じくらい大切なのが、太陽の光。
植物が太陽の光を欲するように、私たち人間にもパワーを与えてくれる存在です。
幸い、今住んでいるアパートにはベランダがあって、午後の暖かな日差しをめいっぱい浴びることができます。
日焼けが気になる人は、紫外線があまり強くない朝の時間帯に5分~10分ほど太陽の下に出るだけでも、気分が大きく変わります。
もしくは、カーテンを開けて窓を全開にするだけでも少し気分が変わってくるはず。
コロナ鬱対処法3:おうちスパを楽しむ
あなたがもし日本のバスタブがある家で生活をしているなら、おうちスパを楽しむのがおすすめ。
おうちスパと言っても、特別な道具や空間は必要ありません。
普段通りの入浴にちょっとしたアイディアを加えるだけで、驚くほどにストレスが軽減されていることを実感できます。
そのアイディアとは、冷水を浴びること。
温かい湯舟で体を温めた後に、シャワーで頭から豪快に水を浴びるのです。
(要するに、サウナ→水風呂の要領)
(できれば)1分ほど冷水を浴び続ける→再び湯舟で体を温める
これを2セットから3セット繰り返すだけで、信じられないほどに心も体もスッキリとしていることが実感できるはず。
のぶよの場合はジョージアにいて、湯舟などあるはずもないので、シャワーで同じことをしていますが、それでも十分に効果が感じられます。
コロナ鬱対処法4:人に会わなくてもおしゃれしてみる
コロナの影響で外出自粛が広がってしばらく経つと、自分の見た目をあまり気にしなくなってしまうのは当たり前のこと。(のぶよだけじゃないと思います)
「どうせ誰にも会わないし…」なんて思って、パジャマのまま一日過ごす生活を続けていると、コロナ鬱への道まっしぐら。
化粧、髭剃り、歯磨き…何だかすべてが面倒に感じてしまいはじめ、心の健康だけでなく、女子力/男子力も大暴落してしまいます。
たとえ一日中人と会う予定がなくても、ちゃんとした服を着たり、髪型を整えたり、化粧したりすることで、不思議と気分が明るくなってくるもの。
朝起きて身だしなみを整えることを習慣づけることで、「今日も一日頑張ってみようかな」と感じることができます。
コロナ鬱対処法5:読書や映画鑑賞をして、感想を発信してみる
外出自粛中に、趣味の読書や映画鑑賞に精を出す人も多いのではないでしょうか。
完全に個人的な意見なのですが、読書や映画鑑賞は「余暇」として行うから楽しめるもの。
それが生活の主となると、自分が好きなことなのにだんだんと飽きてしまうこともあります。
これらはインプット(知識などを自分の中に詰め込む)にあたる行為なので、そればかりだと自分の中の許容量がいっぱいになって、せっかくの趣味が楽しめなくなってしまうことも。
そんなときは、アウトプット(得た知識や感想などを発信・表現)してみるのがおすすめです。
本や映画の感想を日記やブログに書いてみる
友人と読んだ本や見た映画の話をする
SNSで発信してみる
など何でも良いのですが、ポイントは「ああ、この本(映画)面白かった!終わり。」で自己完結しないこと。
ブログを書いているのぶよですが、本当にブログというツールを持っていて良かったと思っています。
なんせ、身の回りのことや、自分が経験したこと、学んだことなど、全てを記事のネタとして発信することができるのですから(笑)
自分の意見や感想をシェアすることで、同じ波長を持った人とつながることができたり、自分とは異なる感想や表現方法の人を見て参考にすることができる可能性だってあります。
誰もがスマートフォンを使ってインターネットに接続できる時代ならではの、インプット→アウトプットという一連の流れ。
後述しますが、人とのコミュニケーションは心のストレス軽減に大きな役割を果たします。
(もちろん人間関係がストレスになる場合もありますが)
また、自分の意見を表現することはとても気持ちが良いもの。
さじ加減は大切ですが、まだアウトプットしたことがない人は一度試してみるのもいいと思います。
コロナ鬱対処法6:ちょっと凝った料理を自炊してみる
コロナウイルスによってほとんどのレストラン等が閉鎖されている国では、人々は自炊するくらいしか生きていく術がありません。
日本の場合は、まだ営業している飲食店もあるでしょうが、それもいつ制限されるかわかりませんよね。
こんな状況だからこそ、普段は自炊などしない人でも挑戦してみるチャンスと考えてみては。
いつもより時間があるので、手間がかかった料理を作ってみるのもおすすめです。
最初こそ「面倒くさい~」と感じていても、いざ初めてみると意外に楽しめるもの。
私たちが普段、出来合いのものを使っているような一品でも、身近な材料で意外に簡単に作ることができたりするのです。
のぶよの最近の発見は、「醤油さえあれば、○○のタレの類は必要ない」ということ。
焼き鳥のタレ、生姜焼きのタレ、ウスターソース、ポン酢…
日本ではいろいろなソースが売られていますが、ほとんどのものは醤油 + 砂糖やレモン、りんごなどの身近な材料で超簡単に作れます。(これ知った時はびっくりしました)
自家製のこだわり料理を盛り付けにまでこだわって、「おうち居酒屋」っぽくしてみるのもいいかも。
とにかく、コロナ鬱防止に大切なのは五感を通して気分的に明るくなるように過ごすこと。
これに尽きます。
コロナ鬱対処法7:人と話す
アウトプットの項でも触れましたが、人と話すことはストレスを最大限に軽減させることができる特効薬のようなもの。
一方で、外出自粛により、友人に直接会ったり、グループで飲みに行ったりすることは難しくなっています。
そんなときは、テクノロジーの力を借りましょう!
LINE、Facebook、Skype、Zoom…
インターネット環境さえあれば、世界中どこにいようとも誰もが無料でビデオ通話することができるアプリは数多くあります。
Zoomを利用してのオンライン飲み会などが日本で流行っていると聞きましたが、別にお酒を飲まずとも、家族や友人と直接顔を見ながら通話するだけでも、だいぶ心が楽になることを実感できるはず。
一日中、一言も話さずに家に閉じこもっていると、まじでヤバいです(経験談)
「ここで何してるんだろう…」から始まり、「朝なんて来なきゃいいのに…」の負のループに陥ること必至です(笑)
コロナ鬱対処法8:ニュースを見過ぎない
日本だけでなく、全世界中のニュースはコロナウイルス一色となっている今日この頃。
もちろん今起こっている現実を知り、これ以上感染拡大が起きないように情報を集めることはとても大切です。
しかしながら、私たちの人生はコロナウイルスに支配されたわけではありません。
こんな状況でも新しい命は生まれ、人間の温かさが感じられるエピソードだってたくさんあるはず。
コロナウイルスに関するネガティブな話題の影に隠れてしまっているだけで。
また、不安をあおるだけの伝え方をするメディアの存在や、フェイク(偽)ニュースなども多く存在しているため、それを真に受けた人が間違った情報を鵜呑みにして拡散してしまうリスクもあります。
連日のコロナ報道に疲れを感じたら、そっとニュースを閉じてしまいましょう。
そして、自分の趣味など楽しめることに時間を使いましょう。
正しく怖がり、予防をすることは大切ですが、この世界には私たち人間の力ではどうしようもないことだってたくさんあります。
それは、自然災害に翻弄されてきた日本人である私たちは身に染みて理解しているはず。
地震や津波に対する防災対策や、ウイルスに対しての予防を徹底することはとても大切です。
しかし、いつどこで起こるかわからない地震におびえながら毎日過ごしても仕方がないように、ウイルスに関しても「やれることはやった」とどこかで気持ちの線引きをしなければならないのではないでしょうか。
「自分ができる予防対策は徹底し、万が一自分が感染したら他の人に移さないようにする」
のぶよ的には、それで十分だと思います。
コロナ鬱対処法9:新しいこと/興味があることの勉強を始める
コロナウイルスによる自粛期間で時間ができたなら、新しいことに挑戦してみたり、勉強し始めるのはどうでしょうか。
普段は仕事や外出に追われ、ついつい後回しにしていた自分への投資。
資格をとるための勉強や、歴史や建築・芸術などの教養、外国語学習など、興味のあるものなら何でも始めてみるのがおすすめです。
昔はわざわざ参考書を購入したり、初期投資をしなければならなかったりと、新しいことを始めるためのハードルが高めでしたが、現在ではインターネットを利用して、誰でも好きなことを無料で始められる環境が整っています。
コロナが終息した後に、この期間で学んだことを活かせる機会がやってくる可能性だってあります。
のぶよもせっかくなので(&暇なので)、何か新しいことを始めようと考えています。
自分が得意で、勉強にもなる語学系の動画でも撮っていこうかな~なんて。
コロナ鬱対処法10:次の旅行先へと妄想トリップしてみる
数か月前には考えもしなかったような世界情勢になっている今日この頃。
飛行機のチケットをとってパスポートさえ持っていれば、誰もが簡単に外国を旅行することができた時代は、まるで遠い昔のことのよう。
多くの国で外出禁止や自粛が敷かれ、この状況がいつまで続くのかは「神のみぞ知る」といったところでしょうか。
そんな暗い状況だからこそ、夢を持ちましょう!
コロナが無事終息した後に行きたい国や観光スポットへと、頭の中で旅行するのです。
インターネット上には国内・海外に関わらず、美しい写真や動画が多くアップされており、地図アプリを使えば妄想もはかどります。
本当に旅行気分を出したいのなら、行きたい場所へのガイドマップを購入して計画をたててしまうのも一つの手。
のぶよ的に、書店でガイドマップを立ち読みしている瞬間がとても好きです。
あの小さな本の中に無限の可能性が詰まっているような気がして。
当サイト・さぼわーるでも、これまでに訪れた場所に関しての過去記事が膨大にあるので、それを順番に読んでいくのも一つの手かもしれません(笑)
トップページから好きな国の記事一覧にも飛べますし、テーマ別に興味のある記事をピックアップできるので、時間がある人はぜひ!
おわりに:コロナ鬱克服の3つのポイント
というわけで、のぶよ自身の体験をもとに、コロナ鬱を防ぐために日々の生活でできる10のことを解説してきました。
この先が見えない状況の中で、落ち込んだ気分にならない&ストレスを抱え込まないために大切なことは3つ。
何かに熱中すること
人との関わりを持ち続けること
良い意味で楽天的になること
昔の人が「病は気から」と言ったように、気持ちを上向きに持ち続けることはとても大切だと思います。
私たちがこれまで築き上げてきた社会の在り方が問われているようにも思える、今回のコロナウイルスの世界的な蔓延。
絶対に乗り越えられると信じたいですし、それには私たち一人ひとりの行動や心構えが大切になってきます。
こんな時だからこそ他人に優しくできるよう、また自分自身の心の健康を守れるよう、ストレスを極力取り除けるような生活を小さなことから心がけていきましょう。
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