こんにちは!イタリア旅行中ののぶよです。
イタリア中部の都市・ボローニャ。
この町に来たら、なんといっても本場のボロネーゼを食べたいものです。
日本では「ミートソーススパゲッティ」をイメージする人が多いボロネーゼ。発祥の地で食べる本場の味は一体どんなものなのでしょうか。
地元民おすすめ!格安&絶品な本場のボロネーゼが食べられる食堂
リストランテと呼ばれるレストランでの値段設定は高めで、コペルト(Coperto)と呼ばれる1~2ユーロ/人のテーブルチャージがかかってしまうことが多いイタリア。
名物のボロネーゼを安くリーズナブルに食べたかったのぶよは、地元の学生や家族連れで大盛況のローカルなオステリア(食堂兼居酒屋)へ潜入しました。
ボローニャ名物のボロネーゼを格安で食べられるのがこちらのトラットリア、Osteria dell’Orsa。
ボローニャ出身のイタリア人なら、100%知っているという無敵な知名度を誇ります。
というのも「安い」と「美味い」が共存した、パーフェクトなボロネーゼが食べられるため。
入口は小さいものの中は広く、地下にも席があります。
ヨーロッパ最古のボローニャ大学を有する学生の町・ボローニャ。
大学からそう遠くない場所にあるOsteria dell’Orsaの雰囲気は”学生食堂”と言った感じで、スタッフも学生らしき若い人が多いです。
メニューはいろいろとありますが、やはり名物のボロネーゼ(€6.50)が定番でしょう。
メニュー表一番上の“Tagliatelle al ragù bolognese”がそれにあたります。
同じくボローニャ発祥のラザニア(€10)や、イタリアデザートの定番・ティラミス(€4)などもあります。
ボローニャのボロネーゼ。そのお味は…?
そしてやってきた本場のボロネーゼがこちら。
なにこれ、すっっっっごく美味しそう!!
日本をはじめ世界各国でパスタの定番となっているボロネーゼでは、普通の細いスパゲッティーが使われることが多いもの。
一方、本場ボローニャではタグリアテッレ(Tagliatelle)という平打ちのきしめんのようなパスタが使われています。
ひき肉がふんだんに使用されたソースは、日本のミートソースのようなトマトソース主体ではなく、あくまでもひき肉が主体。
平打ちパスタのモチモチとした食感も相まってかなりの食べ応えです。
玉ねぎやセロリなどの香味野菜の風味もよく、かなりの絶品。
今まで食べた「ミートソース」や「ボロネーゼ」を名乗るパスタの中で、一番美味しかったです。
これで6.5ユーロはかなり安いのではないでしょうか。
イタリアのレストランではテーブルにパルメザンチーズが置かれていることが多く、自由にかけることが可能。この食堂でも例外ではありません。
(日本の食堂のテーブルに醤油さしがおかれているような感覚?)
せっかくなので、大量にチーズをかけていただきましょう!
日本の粉チーズとは完全に異なり、風味がかなり豊かなイタリアのパルメザン・チーズ。
肉の旨味を引き立ててくれます。
グラスワイン2ユーロ、ボトル1/4サイズのワイン2.5ユーロと、アルコールも学生に優しい良心価格です。
やはりみんな注文するのは名物のボロネーゼのようで、小さな厨房ではシェフが大量の注文をさばいていました。
若いスタッフのエネルギーも印象的で、接客も陽気な感じ。
英語は通じにくいものの、意思疎通は問題ありません。
一人でも気軽に入れる雰囲気も大きなポイント。
ボローニャを訪れる際には、是非立ち寄ってみてください!
おわりに
ミラノ、フィレンツェ、ベネチアなど、そうそうたる観光都市のちょうど真ん中に位置するボローニャ。
高速鉄道が停車するにも関わらず、多くの旅行者が素通りしてしまうのが現状です。
「赤い街」とも呼ばれるレンガ造りの旧市街はとても美しいですし、何より本場のボロネーゼを食べるためだけにでも立ち寄る価値があると思います。
陽気なスタッフたちが作るボロネーゼが食べられる評判のオステリア。
ボローニャに来たら絶対に見逃せないスポットです!
インフォメーション
Osteria dell’Orsa
住所:Via Mentana, 1, 40126 Bologna BO
営業時間:全日12:15~23:00
コメント:一般的にイタリア人の食事時間は遅めで、ピーク時にはかなり忙しくなります。
混雑している時間帯をさけるなら、昼12時頃、夜19時頃がおすすめ。
昼間はランチメニューがあり、ボロネーゼを注文するとデザートが無料でつくサービスがあるのでさらにお得です。
せっかくベネチアに泊まるなら、運河沿いの美しい景色が眺められる客室で忘れられない思い出を作りたいもの。
ベネチアは世界中から観光客が集まる町。計画を立てたら早めにホテルを押さえておくのが基本です。
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