こんにちは!クロアチアでアイランドホッピング中、世界半周中ののぶよ(@nobuyo5696)です。
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クロアチア南部、ダルマチア地方のコルチュラ島は、青く澄んだアドリア海に浮かぶのんびりとした島。
山がちな島の大部分は、名産のオリーブ畑やワイン用のブドウ畑に覆われています。
ドブロブニクからカタマラン(高速船)で2時間ほどと、気軽に訪れることができるのも魅力のコルチュラ島。
今回の記事では、コルチュラ島に来たら是非してみたいことを10個紹介します。
コルチュラ島観光でしたい10のこと
1.旧市街の路地を散策
コルチュラ・タウンの小さな旧市街の路地は、石造りの建物に挟まれた重厚な雰囲気が特徴的。
どの路地を歩いてもアドリア海へとたどり着きます。
花やアート作品で飾られた、なんともお洒落な路地を行ったり来たり。
素朴なコルチュラ島の雰囲気が感じられるはずです。
2.マルコ・ポーロに思いを馳せる
コルチュラ島は、中世にアジアを旅したマルコ・ポーロの生まれた地。
彼が本当にコルチュラ島で生まれたのか、イタリアのベネチアで生まれ育ったのかは定かではなく、現在でも論争が続いています。
そんなこととは関係なしに、コルチュラ島はマルコ・ポーロづくし。
マルコ・ポーロが生まれた(であろう)家や、マルコ・ポーロミュージアム、マルコ・ポーログッズ専門のお土産屋など、町全体がマルコ・ポーロ推しなんです。
真偽のほどは別として、かつての偉大な旅人が生まれたコルチュラ島は、「冒険の出発点」にふさわしい場所。
未知なる東洋を夢見たマルコ・ポーロは私たち旅行者の大先輩。
彼の原点とも言えるコルチュラ島で、長い冒険の旅に思いを馳せてみましょう。
3.海岸沿いを散策して潮風を感じる
コルチュラ・タウンは城壁に囲まれており、そのすぐ外側は海という独特な作りの町です。
町の東側に連なるレストラン通りには、城壁の外側の海岸へと降りられる階段がいくつかあり、知る人ぞ知るスポットとなっています。
目の前に広がるアドリア海と、わずか4km先のクロアチア本土の高い山々が織りなす絶景は必見です。
4.小さな教会をめぐる
コルチュラ・タウンはとても小さな町なのですが、いたるところに小さな教会が点在しています。
町の中心の聖マルコ教会以外は無料で入場できるので、散策途中に見つけたら是非入ってみましょう。
クロアチアは、敬虔なカトリック国。
特にアドリア海沿岸のダルマチア地方では熱心な信者も多く、お祈りに来ている地元の人の姿をよく見かけます。
観光地のコルチュラ島にもしっかりと息づく人々の信仰心を垣間見られるでしょう。
5.町を見渡す絶景ビーチで泳ぐ
コルチュラ・タウンから西に歩くこと5分ほど。
港を越えたあたりには小さなビーチがあり、コルチュラ・タウンの旧市街を望みながら泳ぐことができます。
町のすぐそばにもかかわらず、水はとてもきれい。
目の前に広がる古い町並みと、対岸に見える山々に囲まれながらのビーチタイムは、きっと忘れられないコルチュラ島の思い出となるはずです。
6.オレビチへデイトリップ
コルチュラ島に来たなら絶対に外せないのが、目と鼻の先にあるクロアチア本土側の町、オレビチ(Orebić)へのデイトリップ。
クロアチアでは数少ない砂浜のビーチがあり、ワイン畑が連なる丘をハイキングすることもできます。
コルチュラ島に比べると物価が安めなので、名物のシーフードやワインを味わうのもいいでしょう。
7.名物ワインに舌鼓
コルチュラ島の三大名物が、先述のマルコ・ポーロとオリーブオイル、そして白ワインです。
コルチュラ・タウンから出るとよくわかるのですが、山がちの地形のコルチュラ島内陸部では、どこまでも広がるオリーブ畑やワイン用のぶどう畑の風景がとても印象的。
コルチュラ・タウンのワインショップでは、島産のワインのテイスティングができますし、オリーブオイルはどこのお土産屋でも置いている定番の商品です。
年間日照時間がクロアチアで最も長い地域であるコルチュラ島。
名産のワインやオリーブオイルは、太陽の恵みを一身に受けた絶品なのです。
のぶよ的には少し酸味が強めに感じたコルチュラワイン。
コルチュラ島に来たなら是非味わってみたいものです。
コルチュラ島のワインで最も有名なものが、こちらの「ポシップ (Pošip)」というブドウ品種で作られたもの。
フルーティーな香り漂うあっさりとした風味は、ダルマチア産のシーフードとの相性抜群!
コルチュラ島を訪れたなら、本場の白ワインを味わってみましょう。
8.海沿いでシーフードを堪能
コルチュラ島はシーフードが美味しいことで有名です。
コルチュラ・タウンの東側の海沿いには、名物のシーフードを提供するレストランが軒を連ねており、海を望むテラス席で優雅な食事が楽しめそう。
ロブスターやムール貝、カキなど新鮮なシーフード料理はある程度値が張りますが、予算が許すなら挑戦してみたいものです。
9.コルチュラ・タウンの絶景に感動する
コルチュラ・タウンの散策はとても楽しいですが、「リトル・ドブロブニク」とも称される町の全景を見るなら、高台へと行ってみましょう。
高台といってもそんなに大変な登り坂ではありません。
旧市街から緩やかな階段を登っていくだけです。
のぶよのおすすめは、ショッピングセンターの屋上駐車場から眺めるコルチュラ・タウンの風景。
オレンジの屋根と青いアドリア海の景色は、クロアチアにいることを実感させてくれます。
10.のんびりとした島の空気を感じる
のぶよ的にコルチュラ島の一番の魅力は、島らしいのんびりとした雰囲気だと思います。
お隣のフヴァル島やドブロブニクからコルチュラ島を訪れると、そののんびりとした雰囲気に驚くことでしょう。
コルチュラ島では急ぐことは禁物。
人も、車も、動物さえもなんだかのんびりとしています。
観光地ではあるものの、あまり商売っ気がないのもコルチュラ島の人々の特徴。
暇そうなレストランやお土産屋の従業員たちが日陰で井戸端会議をしている光景によく出会いました。
ドブロブニクから日帰りで、町をパッと見て帰っていく人たちが多いのですが、それはコルチュラののんびりリズムとは相反するもの。
ローカルの人々にならって、のんびりとした時間を味わってみるのが、コルチュラ島の一番の楽しみ方です。
ドブロブニクから日帰りでコルチュラ島を訪れる現地ツアーは、往復のフェリーはもちろん、名物のコルチュラワインの試飲が含まれていることがほとんど。
・コルチュラ島とストン 日帰り観光ツアー!ポトメでワイン試飲付き<日本人アシスタント同行/5〜10月/混載/ドブロブニク発着>
・ペリェシャツ半島ワイナリー+ストン+コルチュラ島 1日観光ツアー<5月~10月/英語/ドブロヴニク発>
おわりに
いろいろなアクティビティがあり、常に賑やかなフヴァル島に比べて、コルチュラ島は良い意味で垢抜けていない雰囲気。
そんな素朴さも魅力の一つです。
旧市街だけ見たところで、「小っちゃ!」としか思わないことでしょう。
とにかく、島独特のゆっくりした雰囲気を感じること。
これこそが、コルチュラ島を満喫する一番の方法だと思います。
日帰りなんてせかせかしたこと言わないで、美味しいワインと食事を楽しみながら数日滞在してみましょう。
きっと、「のんびりと時間を過ごす」ということの素晴らしさに気づけるはずですよ。
コルチュラ島の観光の中心コルチュラ・タウンは、こぢんまりとした旧市街が美しい人気の観光スポット。
ドブロブニクやスプリットから日帰りで訪れる旅行者も多いのですが、島らしいのんびりとした時間を楽しむなら宿泊するのが断然おすすめです。
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