こんにちは!元ポルトガル在住ののぶよ(@nobuyo5696)です。
リスボンから気軽にアクセスできるデイトリップ先として大人気のシントラ(Sintra)。
かつてイギリスの詩人・バイロンは、山の中に佇むこの美しい町を「エデンの園」と呼びました。
ポルトガル王家の夏場の避暑地として発展してきた歴史を持つシントラは、気品と優雅さが漂う美しい町並みが魅力的。
王家の歴史が感じられる建造物の数々や、それ以前にこの地に居住していたムーア人の遺跡が残るシントラ一帯は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
とにかく見どころたっぷりのシントラ観光。
リスボンから簡単にアクセスできることもあり、常に多くの観光客で賑わっています。
それぞれの見どころが離れているため、上手なまわり方を知らないと大混雑に巻き込まれて思うように観光を満喫できないことも…。
今回の記事では、シントラ観光に必要な全ての情報を惜しみもなく出しています。
シントラの見どころ&名物スイーツ
シントラのバス路線
混雑を避ける上手なまわり方&モデルコース
お得なチケット
リスボンからのアクセス
これさえ読めば、効率的&混雑を避けたシントラ観光が満喫できるはず!
シントラ中心街の観光スポット
シントラの中心街(シントラ・ヴィラ)は、深い森の緑に囲まれた白亜の建物がとても美しい町並み。
観光地化されてはいるものの、王家の避暑地らしい優雅で気品ある雰囲気は健在です。
シントラ王宮
シントラ・ヴィラの中心に堂々と佇むのが、15世紀中ごろにジョアン1世によって建設されたシントラ王宮(シントラ宮殿)です。
シントラ観光のハイライトとなる場所の一つで、内部の見学も可能です。
もともとこの地に居住していたイスラム教徒のムーア人の宮殿の跡地に建設されたもので、ポルトガル独特のマヌエル様式の中にイスラム風建築のエッセンスが加わった独特のものとなっています。
建設当時は、ポルトガルが栄華を極めた大航海時代。
新大陸や植民地からもたらされた莫大な富がつぎ込まれた宮殿内部は、現在の郷愁ただようポルトガルからは考えられないような煌びやかな雰囲気です。
代々の王族に愛されてきた、由緒正しきシントラ王宮。
優雅な雰囲気漂うシントラの町を代表する存在です。
シントラ・ヴィラ
シントラ王宮の周辺に広がるのが、シントラ・ヴィラ(Sintra Villa)と呼ばれるシントラ中心街。
パステルカラーに統一された家々がとても美しく、写真を撮る観光客で常にいっぱいです。
レストランやおしゃれなカフェなども多いですが、観光地とあって値段の相場はやや高め。
中心街から少し外れると、リーズナブルなお店を見つけることができます。
絶対に外せないのが、シントラ王宮付近から眺めるシントラ・ヴィラの町並み。
山の上にあるのは、後述するムーアの城壁です。
シントラ・ヴィラ観光の目玉は、狭い路地をあてもなく散策すること。
お土産屋や名物のワインを売る店などが多く、かなり観光地化されてはいるものの、人通りが少なく良い雰囲気の路地も残っています。
とにかく観光地っぽさがすごいシントラ・ヴィラですが、中心街を西(レガレイラ宮殿方面)に歩いていくと、昔ながらの素朴な風景が残っているのもポイント。
観光客の姿はあまりなく、王族の避暑地らしい静かな雰囲気を味わうことができます。
鉄道駅~シントラ・ヴィラの観光&グルメスポット
シントラ駅~シントラ・ヴィラは1kmほどの距離で、のんびり歩いても15分ほど。
路線バスも運行されてはいるものの、自然に囲まれたシントラの美しい風景を味わいながらの散策もおすすめです。
道沿いにはシントラ王宮を眺められる絶景スポットや、名物スイーツが味わえるお店などもあるので、行きか帰りのどちらかはゆっくり歩いてみるのがいいでしょう。
ムーアの噴水
シントラ駅からシントラ・ヴィラ方面へ歩いていると、道路沿いに不意に現れるのがムーアの噴水(Fonte dos Mouros)。
その名の通り、ムーア人のイスラム風建築様式を取り入れたもので、色褪せたブルーのタイルがとても素敵です。
シントラ名物のスイーツを!”Queijadas da Sapa”
ポルトガル人の間では、シントラ=ケイジャーダ&トラヴェッセイロの町。
ケイジャーダ(Queijada)とは、ポルトガル風チーズタルトのこと。
地域によって様々なレシピがあるのですが、サクサクのタルト生地の中にほのかに甘いクリームチーズをたっぷりと詰めて焼き上げたものです。
ここシントラのケイジャーダは、「ポルトガルで一番!」と囁かれることも多いほど、とても有名なのです。
もう一つのシントラ名物スイーツ・トラヴェッセイロ(Travesseiro)とは、ポルトガル語で「枕」の意味。
しかしながら、シントラでは枕のような長方形の形をした焼き菓子のことを指します。
有名なのが、鉄道駅~中心街の間にある“Queijadas da Sapa”という小さなパティスリー。
小さなカウンターがあるのみの店内は、名物スイーツを買い求める人でいつでも賑わっています。
行列ができていてもほとんどの人はテイクアウトしていくので、あまり待ち時間も長くありません。
Queijadas da Sapaのケイジャーダは、周りの生地がかなり薄いのが特徴。
甘さ控えめのチーズクリームは、ここでしか食べられない絶品です。
もう一つのシントラ名物・トラヴェッセイロもサクサクの生地の中のエッグ・クリームがほのかな甘さで、いくらでも食べられてしまいそうです。
天気の良い日には外にテラス席も出されるので、観光後の休憩にもぴったり。
シントラ観光のお供に、いかがでしょうか。
シントラ周辺の観光スポット
シントラ観光のハイライトとなるのは、すでに紹介したシントラ王宮を含めた四か所。
シントラ王宮
ペーナ宮殿
ムーアの城跡
レガレイラ宮殿
シントラ四大観光スポットとも呼ばれるこれらの見どころは、いずれも個性が強いスポットで、それぞれ異なった楽しみ方ができるのがポイント。
ヨーロッパにありがちな、「宮殿や城ばかりで飽きた…」なんてことには絶対になりません。
ペーナ宮殿
シントラの町を見下ろす山の上に建つペーナ宮殿は、シントラ王宮と同様に、かつてポルトガル王家の夏の離宮として利用されていた由緒正しき場所です。
おもちゃの城にしか見えない、カラフルでヘンテコな外観は、かつての国王・フェルナンド2世が「夢の城」を目指して建設したもの。
現在ではシントラで一番人気の観光スポットとなっています。
ムーアの城跡
シントラ中心街の山の上にそびえ立つムーアの城跡は、1000年以上前にこの地に居住していたムーア人が建設した城の跡。
1755年のリスボン大地震によって敷地内のほとんどの建物は崩壊してしまい、現在では城壁だけが残る「天空の城」のような佇まいが密かに注目を浴びています。
遠く大西洋までを望む絶景は、シントラに来たら絶対に眺めたいものです。
レガレイラ宮殿
カラフルなペーナ宮殿、ラピュり具合がすごい天空の城・ムーアの城壁に続いて、レガレイラ宮殿も外せないスポット。
ゴシック様式やマヌエル様式が混在した宮殿自体も素晴らしいのですが、注目すべきはその広大な庭園。
地底深くに掘られたイニシエーションの井戸や、池の上を飛び石で渡らないとアクセスできない滝、真っ暗な洞窟など、冒険心がくすぐられるRPGの世界が広がります。
歴史や文化的な知識を抜きにしても、五感を使って楽しむことができる超おすすめスポットです。
シントラ個人観光のポイント:シントラのバス路線&上手なまわり方
たくさんの観光スポットが、広い範囲に点在しているシントラ。
山の中に造られた町ということもあって、徒歩で観光するのは不可能です。
また、ポルトガルでも一、二を争う観光地とだけあって、いつ行っても混雑しているのもネック。
個人でまわるなら、
各観光スポットを結ぶ路線バス
各スポットが混雑する時間
の二つの点を理解して、上手にまわることがとても大切です。
ここでは、効率良く、できるだけ人混みを避けながらシントラを観光するために大切なポイントを解説していきます。
シントラ観光マップ
黄色:路線バス434番停留所(駅~ペーナ宮殿~駅)
オレンジ:路線バス435番停留所(駅~中心街~レガレイラ宮殿)
紫:路線バス403番停留所(シントラ~ロカ岬~カスカイス)
青:観光スポット
緑:王宮を望む絶景ポイント
赤:名物スイーツ店
複雑?シントラのバス路線
シントラのエリア内の移動手段は、Scottub社が運行している路線バスのみ。
かなり多くの路線があり、どの観光スポットへ行くかによって路線が変わるのが難しいところです。
旅行者が利用するのは3路線
観光客が利用するのは、
路線バス434番(黄色):シントラ駅~中心街~ムーアの城跡~ペーナ宮殿~中心街~シントラ駅
路線バス435番(オレンジ):シントラ駅~中心街~レガレイラ宮殿
路線バス403番(紫):シントラ駅~ロカ岬~カスカイス
の三路線。
434番と435番のバスはシントラ駅出口の東側50mほどのところにあるバス停を、403番のバスは駅出口すぐのバス停の発着です。
シントラ観光の上手なまわり方
とにかく混雑するシントラの観光スポット。
できる限り人混みを避けて快適に観光するためには、各スポットの混雑する時間を知り、その裏をかいたプランニングをすることがコツです。
シントラの四大観光スポットの混雑度
・シントラ王宮
混雑度:★★★☆☆
混雑する時間帯:午後
・レガレイラ宮殿
混雑度:★★★★☆
混雑する時間帯:午前~午後早い時間
・ムーアの城跡
混雑度:★★☆☆☆
混雑する時間帯:午後
・ペーナ宮殿
混雑度:★★★★★
混雑する時間帯:昼~夕方
というわけで、最も混雑が激しいペーナ宮殿は、人が少ない午前中に観光してしまうのがポイント。
また、多くの観光客がレガレイラ宮殿観光後にムーアの城跡/ペーナ宮殿へと向かうため(反対方向に周るバスはない)、レガレイラ宮殿は午後遅くなればなるほど空きます。
ムーアの城跡に関しては混雑していることはあまりなく、シントラ王宮も団体観光客にあたらなければ比較的混雑はしません。
以下、効率の良いシントラ観光のモデルプランをたててみました。
シントラ一日観光のモデルプラン
- 9:00シントラ駅到着
・路線バス434番でムーアの城跡へ - 9:30ムーアの城跡観光
・所要時間:1時間 - 10:30ペーナ宮殿観光
・ムーアの城跡前→ペーナ宮殿前は400mほど。歩いたほうが早い
・所要時間:1時間半
・観光後は434番バスを利用し、シントラ中心街で下車 - 13:00ランチ&中心街散策
・所要時間:1時間 - 14:00シントラ王宮観光
・所要時間:1時間
・観光後はレガレイラ宮殿方面へ移動(徒歩/435番バス) - 15:30レガレイラ宮殿観光
・所要時間:2時間 - 17:30中心街/鉄道駅方面へ移動
・435番バス利用
・時間&体力があれば、中心街~鉄道駅まで散策するのも◎
かなり盛りだくさんのプランとなっています。
日が長い夏場なら、この後に403番バスでロカ岬まで向かい、夕日鑑賞をすることも可能です。
逆に、日が短い冬場は、18時頃にはもう真っ暗。
どうしても日帰りでシントラとロカ岬観光を組み合わせたいなら、いくつかの観光スポットを諦める必要があります。
(個人的にはシントラ観光に一日充てて宿泊。→翌日にロカ岬というプランがおすすめです)
シントラ観光は日帰り or 宿泊?
多くの旅行者が、リスボンからの日帰りで訪れるシントラ。
そのため、日中はかなりの観光地感が漂い、街本来の魅力がかすんでしまうことも…。
王族の避暑地らしいシントラ本来の町の魅力を100%満喫するなら、宿泊してみるのもおすすめです。
夕方~朝にかけてのシントラ中心街の静かで優雅な雰囲気は、宿泊した人にしか味わえない極上のもの。
洗練されたブティックホテルから、低予算でも宿泊可能なホステルまで、幅広い選択肢があるのも魅力的。
丸一日をシントラ観光に充て、翌日はヨーロッパ最西端のロカ岬や「海の町」カスカイスへと足をのばしながらリスボンに戻る、というのんびり観光プランも組めます。
可愛らしい町並みと、夏でも比較的涼しいシントラは、古くから王族に愛された避暑地。
昼間こそ観光客であふれますが、夕方~朝にかけては本来の優雅で静かな雰囲気を取り戻します。
数日滞在して、のんびりと点在する観光スポットをまわるのもおすすめです!
シントラ観光のお得なチケット
ポルトガルきっての観光地であるシントラでは、各観光スポットの入場料はかなり強気な価格設定です。
できるだけお得に各スポットをまわるなら、各種割引が効いたチケットを購入するのがスマート。
旅行者にも利用価値が高い三つのチケットを紹介します。
1.コンバインド・チケット
シントラのいくつかの観光スポットに入場する予定なら、コンバインド・チケット(Bilhete combinada)を購入するのがおすすめです。
購入場所は、各観光スポットの入口前にあるチケットオフィスにて。
「コンバインド・チケット!」と言えば対応してくれます。
こちらは観光地入場に関してのみのチケットで、路線バスや鉄道などの移動費は別途かかってくることに注意。
2.で紹介するTrain&Busという乗り放題券のようなチケットとの組み合わせがおすすめです。
こんな人におすすめ!
シントラに宿泊して、数日間に分けて各スポットをまわる
一日でシントラ~ロカ岬~カスカイスをまわる
コンバインド・チケット購入のメリット1:一度購入すれば次からは入口に直行!
シントラで最初に観光する場所で、その後まわる予定のスポットのコンバインド・チケットを購入すると、次の観光スポットでチケットオフィスに並ぶ必要がありません。
そのまま入口に直行してチケット提示&入場できるのでスムーズです。
特に、チケットオフィスでさえ混雑が激しいペーナ宮殿入場の際は、予め別の場所(ムーアの城跡など)でコンバインド・チケットを購入しておくのが基本です。
コンバインド・チケット購入のメリット2:入場料金が割引に!
また、入場料金が割引になるのもポイント。
それぞれ入場料が異なるシントラ国立公園内の6つの観光スポットを自由に組み合わせて、その合計金額から割引が受けられるというシステムなのです。
・2か所のコンビネーションチケット:合計金額から5%引き
・3か所のコンビネーションチケット:合計金額から6%引き
・4か所のコンビネーションチケット:合計金額から7%引き
というように、多くの場所をまわればまわるほどお得になり、最大で6か所/合計金額の10%引きまでの割引が受けられます。
コンバインド・チケット購入のメリット3:発行日から1ヶ月の有効期間
シントラのコンビネーションチケットは、発行日のみ有効というわけではなく、発行日より1ヶ月間有効という優れもの。
シントラに宿泊して、ゆっくりと各スポットを観光したい場合にはぴったりです。
リスボンに長期間滞在する人で、シントラに何回か足を運ぶ予定なら、かなりお得だと思います。
2.Train&Bus
リスボンから日帰りでシントラ~ロカ岬~カスカイスをまわりたい旅行者のマストアイテムが、Train&Busというチケット。
その名の通り、シントラ周辺の交通機関が乗り放題になるものです。
シントラ市内の路線バス乗り放題
シントラ~ロカ岬~カスカイス間の403番バス乗り放題
カスカイス市内のバス乗り放題
リスボン~カスカイス間の鉄道
と、リスボン発着のシントラ~ロカ岬~カスカイス周遊デイトリップに必要な交通機関利用料金が全て含まれていて€15.90(=¥1903)です。
シントラ行きの近郊鉄道が発着する、リスボンのロシオ駅(Rossio)の有人チケットオフィスで購入でき、これ一枚あれば移動に関して追加で支払う必要は一切ありません。
観光スポットへの入場料は一切含まれていないので、1.で紹介したコンバインド・チケットと組み合わせて利用するのが鉄則となります。
また、Train&Busの有効期間は1日のみとあくまでも日帰りでこのエリアを巡る旅行者向け。
シントラやカスカイスに宿泊する予定の人は元が取りにくいです。
宿泊予定の人には、次に紹介するシントラ・グリーンカードの利用がおすすめ。
こんな人におすすめ!
リスボンからの日帰りでシントラ~ロカ岬~カスカイスを一日でまわる
コンバインド・チケットを購入予定
3.シントラ・グリーンカード
リスボンからの日帰りでシントラだけを訪れる人におすすめなのが、シントラ・グリーンカードと呼ばれるチケット。
往復の鉄道
ペーナ宮殿&シントラ王宮の入場
434番バス(駅~中心街~ペーナ宮殿~駅)乗り放題
シントラ市内のミュージアムどれか1ヶ所の入場
がセットになったもので、有効期間は購入当日のみ。
2 Palácios(宮殿2つ)と3 Palácios(宮殿3つ)の二種類があり、3 Paláciosの場合はリスボン~シントラ間に位置するケルズ宮殿の入場もセットになっています。
レガレイラ宮殿・ムーアの城跡の入場料は含まれていないため、別途現地で購入する必要があります。
ロカ岬へのアクセスの際に利用する403番バスの運賃は含まれていないため、1日でシントラとロカ岬をまわる人には先述のコンバインド・チケットがおすすめです。
シントラ・グリーンカード
購入場所:ポルトガル鉄道(CP)主要駅の有人チケットオフィス
料金:2 Palácios €31(=¥3711) / 3 Palácios €39.50(=¥4729)
こんな人におすすめ!
リスボンからの日帰りでシントラの見どころを一日でまわる
シントラ観光の同日にロカ岬へは足をのばさない
リスボン~シントラのアクセス / シントラ~ロカ岬へのアクセス
リスボン~シントラのアクセス
リスボンからシントラまでは、近郊鉄道(CP)のシントラ線(Linha de Sintra)を利用して40分ほど。
リスボンの中心・バイシャ地区にあるロシオ駅(Rossio)からの出発です。
ロシオ駅~シントラ駅
所要時間:40分
料金:€2.25(=¥270)
シントラ~ロカ岬~カスカイスの周遊デイトリップも可能!
多くの旅行者が、リスボンを拠点にシントラ~ロカ岬~カスカイスと周遊するデイトリップを計画します。
この区間はScottub社の路線バス403番がカバーしており、簡単に移動することができます。
シントラ観光のモデルコースの項で触れた通り、シントラをガッツリ観光してからロカ岬に向かえるのは、夏場だけの特権。
冬場は日が落ちるのが早いため、
シントラ観光を手短に済ませてロカ岬に移動する
シントラをガッツリ観光後にシントラに1泊→翌日にロカ岬へ向かう
のいずれかを選ぶ必要があるでしょう。
のぶよ的には、のんびりとした「海の町」カスカイスの観光も捨てがたいので、ぜひシントラかカスカイスに宿泊するプランを組んでみてはいかがでしょうか。
移動や入場チケット購入などを考えなくて済むリスボン発の現地ツアー参加も一つの手。
混雑激しい路線バスを炎天下の中待たずとも、専用車で移動できるのはかなりのメリットです。
・【プライベートツアー】レガレイラ宮殿と世界遺産シントラ、ペーナ宮殿、ロカ岬 1日観光<車貸切/リスボン発>by[みゅう]
・世界遺産シントラとペーナ宮殿、ユーラシア大陸最西端のロカ岬 1日観光<リスボン発/昼食付き/日本語ガイド>by[みゅう]
おわりに
大人気の観光地・シントラの見どころや上手なまわり方を徹底的に解説してきました。
とにかく混雑が激しい&見どころが広範囲に点在しているシントラとその周辺地域は、事前のプランニングが命となります。
リスボンとは異なった、山と海の自然がすぐ身近に感じられるのもシントラ周辺の良いところ。
できれば一泊して、のんびりと優雅な雰囲気に浸りたい場所です。
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