ルーマニア旅行情報まとめ
「本物の中世の国」で人々の温かさに出会う旅へ。
Here are the 7 wonders of the Romanian world: sunny days, hot temperatures, warm hearts, bright minds, colourful imagination, golden fields and delicious food!
-Michelle Rosenberg
「ルーマニアには7つの奇跡がある。
素晴らしい天気、暖かな気温、柔らかな気持ち、明るい心、色彩豊かな想像力、肥沃な大地、そして美味しい食べ物!」
-ミシェル・ローゼンベルグ
日本人にとってはマイナーな国、ルーマニア。
共産主義、ルーマニア革命、吸血鬼ドラキュラ…。
なんとなく陰惨なイメージが付きまとってしまいます。
でも、実際にルーマニアを訪れてみると、そんなイメージとの違いにきっと驚くはず。
世界遺産・ドナウデルタの大自然
中世がそのまま息づく古い町並み
ラテン民族らしい、気さくで素朴な人々の温かさ
旅人を夢中にさせる「何か」が、いまでも強く残っている国。
それがルーマニア。
時が止まったような村から、今にも吸血鬼が現れそうな古城まで…
その魅力を余すことなく味わってみませんか。
ルーマニアみどころマップ
タイプ別!ルーマニアの見どころ
中世そのままの町や村から、ドナウ川に育まれた大自然まで…
バラエティーに富んだルーマニアの魅力的な見どころを、タイプ別に分けてみました。
都市
ブカレスト
近年の激動の時代が印象に強い、ルーマニアの首都。
共産主義時代と「東欧の小パリ」の名にふさわしい優雅な旧市街のコントラストが素敵。
クルジュ・ナポカ
ルーマニア中部の「学生の町」は、若いエネルギーに満ちた町。
近郊エリアの観光拠点としても便利で、のんびりと長期滞在したくなる不思議な魅力が。
ティミショアラ おすすめ!
まるで映画のセットに迷い込んだかのような、ルーマニア西部の町。
パステルカラーの建物が美しい旧市街は緑に囲まれ、開放的で明るい雰囲気の虜に。
中世の町・村
シギショアラ おすすめ!
ルーマニアで、というかヨーロッパでも有数の”中世そのままの村”。
この国の魅力がギュッと詰まった、トランシルヴァニア地方の宝石のような村でタイムスリップ。
ブラショフ 世界遺産
ここまで完璧な旧市街を持つ町は、後にも先にもブラショフだけ。
絶景ポイントだらけの世界遺産の町は、のんびり滞在にも、近郊の見どころへのアクセス拠点にも◎
シビウ 世界遺産
かつてドイツ人移民によって築かれたルーマニア中部。
その中でも最もドイツの香り漂う旧市街を持つ町は、洗練された空気とローカル感が融合する場所。
城・城塞
シナイア 世界遺産
古くから王族に愛され続けてきた、静寂に包まれた避暑地。
世界遺産の修道院と中世のお城がそのまま残る自然豊かな町で、素顔のルーマニアを感じる。
ブラン城
ルーマニア=ドラキュラのイメージの象徴の古城。
ドラキュラ伝説は本当か、または嘘なのか…陰惨な雰囲気が支配する城に確かめに行ってみては。
ルシュノフ要塞 おすすめ!
ブラン城とセットで観光するなら心からおすすめしたい廃城塞。
トランシルヴァニア地方の広大な大地を一望して、この場所に住んだ人々に思いを馳せる。
その他の見どころ
ドナウデルタ 世界遺産
ルーマニアが誇る世界自然遺産・ドナウデルタ。
欧州数か国を流れたドナウ川の下流、大自然の中で生きる人々の生活にお邪魔する旅。
五つの修道院 世界遺産
ルーマニア北部・南ブコビナ地方の世界遺産の修道院群。
外も中も色鮮やかなフレスコ画で飾られた中世の修道院と、地方部の人々の温かさに触れる。
陽気な墓
「サプンツァ・ブルー」と称される青一色の墓地。
目が覚めるほどのブルーに囲まれた空間は、ルーマニア人の死生観に触れられる場所。
マラムレシュ地方 おすすめ!
北西部のマラムレシュ地方は、「ルーマニア人の心のふるさと」。
数十年前で時が止まってしまったかのような、木造教会が建ち並ぶ村をゆくローカル旅。
地底遊園地
かつての塩坑をリノベーションした地底遊園地。
家族連れや若者が現実を忘れて楽しむ妖艶な地底空間で、ルーマニアを奥深くまで楽しむ。
世界一美しい書店(?)
首都・ブカレストの旧市街にある「世界一美しい書店」。
誰が言い出したのかは謎だが、スタイリッシュで明るい光に包まれた空間は確かに美しい。
ルーマニア旅行お役立ち情報
旅行計画前にチェック!ルーマニア基本情報
ビザ・滞在登録
ビザ・滞在登録
必要なし
滞在可能日数
90日間
観光目的での入国にはビザは必要なく、最大90日間の滞在が可能。
滞在登録など現地での手続きも必要ありません。
ルーマニアはシェンゲン協定未施工のため、EU加盟国に90日滞在後でも入国可能です。
旅行に必要な日数
一都市~二都市のみ
2日間~
ルーマニア周遊
7日間~
ブカレスト単体なら、急げば丸一日で観光可能。
その他の都市も一都市につき最低一日の計算でOK。
ルーマニアの国土は意外に広く、移動には時間がかかることをお忘れなく!
物価・旅行の予算
バックパッカー旅スタイル
110Lei=¥3000/日
快適旅スタイル
275Lei=¥7500/日
ルーマニアの物価はヨーロッパではかなり安い方。
移動/外食/観光などめいっぱい楽しんだ日でも、3000円ほどで済んでしまいます。
移動手段
ルーマニアは鉄道大国。国内のほとんどの都市に列車が通っていて格安で移動できます。
切符の買い方や移動当日の流れは詳細記事をチェック!
治安
「ルーマニア=治安が悪い」は完全なる誤解。注意することさえ知っておけば問題なく旅行できますよ!
都市別の治安情報&旅行時の注意点は詳細記事をチェック!
ヒッチハイク
鉄道が通っていないルーマニア地方部では、ヒッチハイクが唯一の交通手段であることも…
安全&効率的にヒッチハイクするためのアレコレをまとめました。
旅行計画に役立つ!ルーマニア旅行モデルルート
ルーマニア周遊旅行は、中央部のトランシルヴァニア地方を中心にまわるのが定番。
中世そのままの村や歴史を感じる世界遺産の町、ドラキュラ伝説息づく古城が点在している、見どころたっぷりのエリアです。
日程に限りがある場合はブカレスト + トランシルヴァニア地方で計画して、余裕がある場合はさらに地方部へと足をのばすのが良いでしょう。
ルーマニア&ブルガリアの二ヶ国周遊旅行のモデルプランは、詳細記事でチェックしてください! ▼
ルーマニアをもっと理解する
ルーマニア料理
サルマーレ
ルーマニア風ロールキャベツのサルマーレは国民食的ポジション。
ハーブが効いた米とひき肉の優しい味わいの虜に…。サワークリームをたっぷりかけていただきます!
チョルバ・ルドゥツェアヌ
南ブコビナ地方の名物料理、鶏肉のバタークリームスープ。
未体験のコクと深い風味にには感動まちがいなし。ルーマニア料理でダントツNo.1のおすすめ!
パプリカ・デ・ピュイ
鶏肉をパプリカペーストと一緒にじっくり煮込んだ家庭料理。
地方によって作り方や具は変わりるものの、どれも鶏肉の旨味がギュッと染み込んだ絶品。
旅のルーマニア語
こんにちは
Bună ziua
ブヌ・ジゥア
基本のあいさつは「ブヌ・ジウア」。直訳は”Good day”(良い日を)。
短縮した「ブヌ」だけで挨拶する人もたくさん。
ありがとう
Mulțumesc
ムルトゥメツク
ルーマニア語の「ありがとう」は、なかなか覚えにくい響き。
フランス語風に”Mersi”(メルシー)を使うカジュアルバージョンも◎
~をください
Vă rog
ヴ ローグ
商店やレストランで何かを指差し注文するときに便利な表現。
“este”(エステ=これ)をつければ「エステ ヴローグ (これください)」と立派な会話にも!
ルーマニア旅をもっと便利に!
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