【ポルトガルワーホリ】ビザ取得の準備、申請手続きから出発までの流れ

【ポルトガルワーホリ】ビザ取得の準備、申請手続きから出発までの流れ

こんにちは!ポルトガルでワーキングホリデー中ののぶよです。

前回の記事では、ポルトガルでのワーキングホリデービザの申請に必要な資格と書類について、詳細に解説しました。

今回は、実際にのぶよがワーホリビザを申請した経験を基に、

「いつからビザ申請の準備を始めたらいいのか」

「どの申請書類を優先的に用意すればいいのか」

「出発前に何をしておいたらいいのか」

これらの疑問に答えるために、準備~日本出国までの流れを残しておきます。

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出国3ヶ月前 : ビザ申請に必要な書類集め

まずはポルトガルのワーキングホリデービザ取得に必要な書類を集めましょう。

必要な書類は全部で10種類。自分で記入するだけのものからかなり手続きが面倒くさいものまで様々です。

ポルトガルワーキングホリデービザ申請に必要な書類

1.  ビザ申請申込書
2.  パスポート(原本およびコピー1枚)
3.  証明写真1枚(サイズ3x4cm)
4.  往復航空券の予約確認書、もしくは片道航空券+帰国分の航空券代を上乗せした残高証明書
5.  英文健康診断書
6.  海外旅行傷害保険証明書
7.  ポルトガルでの犯罪有無を確認する要請書
8.  3ヶ月以内に発行された犯罪経歴証明書と、日本国外務省によるアポスティーユ証明
9.  金融機関発行の残高証明書
10.  適切な査証でポルトガルに入国する宣言書

各書類についての詳細な解説は、前回の記事を参照してください。

パスポートの取得

パスポートを持っていない人は、まず初めに取得しておきましょう。

各都道府県のパスポートセンターで取得することとなります。

お手元のパスポートのコピーをとるのも忘れずに。申請時に求められるかもしれません。

ビザ申請申込書の記入

必要書類の①である、ポルトガルワーキングホリデービザ申請申込書に記入しておきます。

とはいっても、この時点ではまだ入国日や滞在先など全く決定していないはず。

 

…適当に3ヶ月先くらいの日付を書いておきましょう(笑)

なぜここでこの書類を記入するのかというと、次の「犯罪証明書の発行」のステップに必要だからです。

 

ポルトガル大使館のサイトからいくらでも新しく申請書をダウンロードできるので、正式にビザ申請時に提出するものは後で改めてダウンロードして記載すればOK。

今はとりあえず、犯罪証明書の発行のための「仮記入」くらいに考えておきましょう。

犯罪証明書の発行

ポルトガルワーキングホリデーの最初の難関となるのが、犯罪証明書の発行です。

各都道府県の警察署にて、証明書の請求と指紋の採取を行います。

犯罪証明書の発行に必要な書類は、各都道府県によって異なる可能性がありますが、のぶよの場合は以下三点でした。

・パスポート
・犯罪経歴証明書提出先の国名が書かれた公的書類
・住民登録確認書類 (免許証、住民票等)

二番目の「犯罪経歴証明書提出先の国名が書かれた公的書類」というのがなかなかに謎です。
ポルトガルワーキングホリデービザの場合は、記入済みのビザ申請書のことです。

そういうわけで、前のステップでビザ申請書に記入しておいたわけです。

特に予約等は必要なく、直接警察署に行って、必要事項を記入した書類を指紋とともに提出します。

犯罪証明書の発行にかかる期間は、都道府県の警察署によって異なると思います。
のぶよの場合は10日ほど(土日祝は含まない)

つまり2週間ほど見ておかなければなりません。

しかも、犯罪証明書の受け取りは郵送ではなく、自ら再び警察署まで足を運んで、直接受け取る必要があります。

受け取った証明書は封筒に入って封がされています。
この封筒は絶対に開けてはいけません!

この書類を次のステップでアポスティーユ証明してもらう際に、封が開いているものは無効となってしまいます。

2週間待ってやっと受け取った大切な書類が無駄にならないためにも、決して封を切らないよう!

アポスティーユ証明申請

すでにかなりの面倒くささだった、犯罪証明書の発行ですが、さらに面倒くさいのはここから。

取得した犯罪証明書を、東京か大阪の日本国外務省の窓口でアポスティーユ証明してもらう必要があります。

↑もはや自分が何語で話しているのかわからない。

 

「アポスティーユ証明」とは、ある書類が公的な機関で正式に発行されたものであることを、外務省によって証明してもらうことです。

つまり、「外務省のお墨付き」をもらうということ。

 

…超めんどくさい。

地方民無視なシステムで、東京か大阪の外務省窓口に出向かなければなりません。

もしくは郵送申請も可能ですが、時間がかかります。(10日~2週間)時間に余裕がある地方民は選択の余地あり。

のぶよ的には、犯罪証明書の発行は先にしておいて、アポスティーユ証明はビザ申請の直前に、東京の外務省窓口でしてもらうのがベストだと思います。特に地方民は。

なぜなら、書類がそろった後にビザの申請を行うのは東京にあるポルトガル大使館。郵送やネットでの申請はできません。

つまり、どのみち東京に行かなくてはならないんです。

行ったり来たりするのは面倒くさいですし、お金もかかります。
なので、うまくビザ申請日を調節して、アポスティーユ証明発行と同じ機会にしてしまいましょう。

意外と融通が利くのがポルトガル大使館。後ほどビザ申請の予約の際に事情を話せば、うまく調整してくれるはずです。

アポスティーユ証明の詳細や必要書類に関しては、外務省ホームページにてご確認を。

アポスティーユ証明は即日発行ではありません。申請翌日の受け渡しとなるので注意。

犯罪経歴証明書同様、受け取った書類の封は絶対に開けないこと。ビザ申請時に無効となってしまいます。

英文健康診断書の発行

さて、続いて時間がかかる可能性がある書類である「英文健康診断書」を発行しましょう。
そうなんです。「英文」指定なんです。

東京や大阪などには英文のひな型が用意されていて、即日発行してくれる病院も多いと思いますが、地方では事情が異なります。

とりあえず、お近くの病院で、英文健康診断書の発行をしてもらえるか問い合わせをしてみるのがベストです。

 

のぶよの経験談では、渋られるものの受け付けてもらえます(笑)

ポルトガル大使館の方では、検査項目やひな型などの指定はないため、完全に個人の裁量で検査項目を決めることとなります。

のぶよの場合は、無駄なお金をかけたくなかったため、

・身長・体重
・血圧
・視力
・触診・問診
のみ。

しかも診断書は、おじいちゃん先生が頑張ってWord文書で作ったというクオリティーだったのですが、普通にビザおりましたよ。(笑)

出国2ヶ月前 : ポルトガル大使館に電話&ビザ申請

とりあえず時間がかかる面倒くさい手続きは済んだであろう時期。

あとは、出国日を決めてしまえば、自動的に航空券の予約や保険の加入ができるようになります。

ビザ申請までもう少し! 頑張っていきましょう。

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大使館に電話&申請日を予約

このステップ、とても大切です!

東京にあるポルトガル大使館に直接行っても、申請させてもらえません!

まずはポルトガル大使館に電話して、ワーキングホリデービザを取得したい旨をつたえましょう。

 

この際に、「必要書類が全て手元にそろっているか」と質問されますが、元気よく「YES!」と言いましょう(笑)
実際にはまだ航空券や保険加入証明書など必要書類があるのですが、とりあえず全部そろっていると言い張ります。

なぜなら、大使館側から指定される申請日は、早くて3日後だからです。(大使館の人の忙しさによる)

その3日の間に、残りの必要書類は準備できます。

時は金なり。一日も早くビザを手元に受け取るためにも、早めに申請日の予約をしておくべきだと思います。

航空券を予約

ビザの申請日を電話で予約したら、航空券を予約します。

のぶよは様々な旅行会社の航空券料金と空席を一括検索&オンライン予約できるエクスペディアにお世話になっています。

「往復航空券の予約確認書(原本)」が必要書類に上げられていますが、片道航空券でも大丈夫です。
ただし、後述の残高証明書の金額は、「指定金額+帰りの航空券代」を合わせた額が必要となります。

この「予約確認書 (原本)」という言葉が何を意味しているのかは謎ですが、のぶよの場合、航空会社から送られてくるeチケットの控えを印刷したもので大丈夫でした。

ポルトガルへ経由便で渡航する際の注意

ポルトガルと日本との間には直行便が運航していないため、他都市を経由して渡航することとなります。

ここで注意しておきたいのが、「EU域内の国々を経由する便を使わないほうがいい」という点。
ポルトガル以外のEU諸国を経由する便では、最初に到着する経由地で入国審査が行われます。

ポルトガルに長期滞在する外国人がポルトガル以外のEU諸国を経由して入国する場合、ポルトガル到着後3日以内に、現地の警察署で「入国宣言」という謎の手続きをしなければいけません。
しないと後で罰金を払わされます。しかも結構高めの。

ただでさえ右も左もわからない渡航後間もない時期に、こんな面倒くさい役所手続きをするのはかなりしんどいと思います。

EU域外の国(トルコ、中東諸国、アジア諸国など)を経由する便を使い、リスボンで入国審査を受けた場合は、入国宣言の必要はありません。

これらの国々を経由する航空券の値段は比較的安めですし、手続きの手間を考えると、わざわざヨーロッパ諸国を経由する意義は少ないと感じます。

海外旅行保険保険加入

往復にしろ片道にしろ、航空券を予約したということは、日本出国日が決まったということです。
ビザ申請の際に必要な海外旅行保険保険の加入と加入証明書の入手も済ませておきましょう。

保証プランや金額などお好みで保険を選べばいいと思います。

 

大使館は海外旅行保険の条件として、
ポルトガル滞在中の緊急治療および日本へ送還費用を含む病気や怪我の治療費を保障する海外旅行傷害保険証明書類」
の2点を挙げているので、その項目を満たしているか確認を忘れずに。

 

のぶよは、ASSETS ASSURANCE社のグローブパートナーの1年プランに加入しました。

最安プランで、年間540€で保険加入できますし、ネット上でカード決済が完了すると即座に保険証書のコピーがメールで送られてくるという素晴らしいサービス。

ちなみに、保険証書は原本ではなく、メールで送られてきたコピーを提出しました。

残高証明書の発行

別にこのタイミングではなくもっと前でもいいのですが、のぶよの場合は給料日を待ってから残高証明書を発行せざるを得ない金銭状況だったため、このタイミングで(笑)

16,000ユーロ。つまり日本円で200万円以上。

様々なワーキングホリデー協定国の中でも、おそらく最も大きな額の証明が必要となるポルトガルのワーキングホリデービザ。

フランスのワーホリビザは100万円ほど、カナダにいたっては30万円ほどの資金証明で大丈夫でした。

みんなが気になるであろう、ポルトガルワーキングホリデーにかかる実際の費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。

とにかく。必要なものはしょうがない!頑張ってお金をためましょう。

片道航空券で入国する人は、帰りの航空券代金として、10万円ほど上乗せして残高証明することを忘れずに!

 

実際の残高証明発行はとても簡単。

大手銀行などではユーロだての英文の残高証明書の発行を即日してもらえます。

のぶよはゆうちょ銀行にて即日発行してもらいました。

ゆうちょ銀行で英文残高証明書を発行してもらう人へ注意

ゆうちょ銀行では、米ドルだてで残高を計算してくれますが、ユーロだてでの計算には対応していない窓口があります。(特に地方)
のぶよの場合は、ユーロだてで計算した残高を、係員の方が手書きで書き入れてくれました。

ビザ申請でポルトガル大使館に赴いた際に、大使館の係員の方から、
「手書きの場合、ポルトガルの移民局の方から、偽造の可能性を疑われてはねられてしまう可能性があります」とのお言葉をいただきましたが、結局「まあ、送ってみましょう!」となり、そのまま申請しました。

のぶよの場合は結局何の問題もなく申請が通ったのですが、心配な方はユーロだての残高証明に対応している銀行や窓口で残高証明書を発行することをおすすめします。

ポルトガル到着日の宿泊先を予約

必要書類ではないものの、次のステップである「ビザ申請申し込み書」の項目に、現地の滞在先住所を書く欄があります。

適当に書いて実際に予約が入っているかチェックされるのもいやですし、どうせ必要になるものなので予約しておきましょう。
のぶよは到着日の1日分だけ予約して、その宿泊先の住所を記載しました。

日本にいながらポルトガルの宿泊先を探すなら、Booking.comやAgodaなどの宿泊予約サイトが便利です。

口コミなども見られますし、なによりも日本語で予約できるのがうれしい!

ビザ申請申込書の記入 (本番)

わざわざ「本番」と書いたのは、以前に犯罪経歴証明書を発行してもらうために「仮」のものをすでに記入したからです。

この時点で、この申込書記入に必要な書類や情報はすべてそろっているはず。

ポルトガル大使館のホームページより、PDF形式のひな型をダウンロード、印刷して記入します。
日本語で書かれた記入サンプルもあるので、難しくはないはず。

英語もしくはポルトガル語で記入する必要があります。

その他必要書類をダウンロードし、記入

さて、残りの書類は以下三種類。

3.  証明写真
7.  ポルトガルでの犯罪有無を確認する要請書
10.  適切な査証でポルトガルに入国する宣言書

証明写真は自分で何とかしてもらうとしまして、他二つの書類は超簡単。
ポルトガル大使館のホームページより必要書類をダウンロード、印刷して記入するだけです。

いよいよ!大使館でビザ申請

予約した申請日になったら、全ての書類が手元にあることを確認し、東京にあるポルトガル大使館へと行きましょう。

この時、ビザが発行された後にパスポートを手元に戻してもらうためのレターパックを持参する必要があります。

ポルトガル大使館はもはや普通のアパートの一室にあります。どんなクオリティー(笑)

電話で指定された時間から30分ほど待たされ、ようやく担当者の人に書類を提出。

記載事項に間違いがないか一つ一つ一緒に確認していきます。もし間違いがあってもその場で直してくれるので心配いりません。
担当の職員の方は日本人で、とても優しくて穏やかな方でした。フランス大使館にも見習ってほしい。

全ての書類を提出したら、長かった申請までの道のりは終了です!おつかれさまでした。

ビザ申請の際に、パスポートを預けることとなります。

ビザが発行されるまでの期間は、申請時期やポルトガル側の対応次第なのですが、最短2~3週間ほど。(のぶよの場合は年末年始を挟んだため、1ヶ月近くかかりました。)

その期間は、海外旅行等はできないのでご注意を。

 

出国1ヶ月前:ビザ取得、ポルトガル語の勉強

郵送でビザ受け取り

申請から2週間から3週間ほどで、ビザ発給の審査が終わり、念願のビザが発行されます。

無事にビザが発行されると、大使館より、これからレターパックでパスポートを送る旨の電話連絡があります。

それから2~3日後には預けておいたパスポートにビザが貼られて手元に戻ってきます。


こちらが実際に発行された、ポルトガルのワーキングホリデービザ。
ちゃんと1年間有効期間があります。顔面については、ごめんなさい(笑)

というわけで、長かったポルトガルのワーキングホリデービザとの戦いもこれにて完了!

ポルトガル語勉強

ポルトガル渡航前に、できるだけポルトガル語を勉強しておきましょう。

右も左もわからない海外生活で、全くの初心者から語学を始めるのはなかなかしんどいものがあります。

のぶよが実際にポルトガル語学習に使ったテキストや参考書などは、また改めて記事にしたいと思います。

とにかく日本食を食べておく

ワーホリの手続きとは全然関係ないのですが(笑)のぶよは声を大にして言いたい。

とにかく日本食を食べておいた方がいいです!

なぜなら、ポルトガルにはちゃんとした日本食が食べられるお店がほぼ皆無だからです。

 

なんちゃって日本食ならよくありますが、ラーメンとか、お好み焼きとか、牛丼とか…そんなものはワーホリ中の1年間は食べられないと考えておいた方がいいでしょう。

ネット上にあふれるポルトガルワーホリビザ情報のウソ

最後になりましたが、のぶよが実際にポルトガルのワーキングホリデーを申請する際に見ていた数少ない留学情報サイトなどには、嘘が堂々と書かれていました。

本当に腹立たしい。ちゃんと仕事してください。まじで。

というわけで、実際にワーホリビザを取得して、ポルトガルに渡航した経験者として、巷に溢れるウソ情報をここで訂正したいと思います。

ウソ情報1. 「ポルトガルワーホリビザの有効期間は4ヶ月間」

留学情報サイトなどで、「ポルトガルのワーホリビザは4ヶ月しか下りなくて、現地で更新手続きをしなければいけない」という情報をよく目にします。

これ、本当にただのウソです。

先に挙げたのぶよのビザの写真の有効期限を見てください。ちゃんと「365 days」と記載されています。

ポルトガルのワーホリビザの有効期間は、1年間です!

ウソ情報2.  「ポルトガルワーホリビザは発行日から1年間有効」

本当によく見かけるこの情報。

「ポルトガル入国日から1年間ではなく、ビザが発行されたその日から1年間の滞在ができる」

という謎の情報です。

 

実際にのぶよがビザを申請した際に、大使館の方に確認したところ
「そんなわけないでしょ(笑)」と軽くあしらわれました(笑)

のぶよのビザの写真を見ていただければ一目瞭然。

ビザの発行日は「2018年1月18日」
有効期間は「2018年2月20日~2019年2月19日」

とちゃんと書いてあります。

ポルトガルのワーホリビザは、「入国日から」一年間有効です!

 

おわりに

正直今まで長期滞在した国の中でも一番手ごわかったポルトガルのワーキングホリデービザの申請。

始まってまだ間もないため、ワーホリ経験者がまだ少なく、申請を受け付ける大使館側もまだ慣れていない感じがしました。

まだまだ情報が少ないのが現実なので、これからポルトガルに旅立とうと思っている物好きな(笑)方々のお役に少しでもたったらうれしいです!

ポルトガルへのビザ手続きや現地での生活に関してご質問等ありましたら、プロフィールページの下部よりお問い合わせくださいね。

ビザ申請の手続きなどの情報は流動的であり、変わることも十分にあります。最新情報についてはご自身でご確認することを忘れずに。

のぶよのオススメ!

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