こんにちは!元ポルトガル在住ののぶよ(@nobuyo5696)です。
リスボンからのデイトリップ先として大人気なのが
世界遺産の王族の避暑地・シントラ
ユーラシア大陸最西端の最果ての地・ロカ岬
海とともにある町・カスカイス
の3か所を日帰りでまわるコース。
「リスボンの海岸」という意味のコシュタ・ドゥ・リシュボア(Costa de Lisboa)と呼ばれるこのエリアは、まさに「最果ての地」の雰囲気漂う他に類を見ない場所。
当ブログでも観光情報を色々と書いてきましたが、今回はその総まとめです。
リスボンから日帰り(or一泊)で、効率良くシントラ~ロカ岬~カスカイスをまわるためのアレコレを解説していきます。
各地域の見どころ&移動手段
複雑な交通チケットの種類
日程別(日帰り/宿泊)のモデルプラン
の三つから構成されており、主に各スポット間の移動に焦点を当てています。
多くの観光客でにぎわうコシュタ・ドゥ・リシュボアの観光をスムーズ&低予算で行うなら、とにかく事前のプランニングが命。
この記事を参考に完璧なプランニングをして、風光明媚な「最果ての地」の観光を100%満喫しましょう!
シントラ・ロカ岬・カスカイスの見どころ&移動手段
まずはこのエリアの位置関係と移動手段を把握しておきましょう。
シントラ、ロカ岬、カスカイスは公共交通手段で結ばれており、個人での移動も簡単。
(料金体系などはやや複雑ですが)
リスボンを起点に、時計回りか反時計回りの一筆書きでぐるりと観光してまわるのが基本となります。
ロシオ駅(リスボン)
リスボンのバイシャ地区に位置するロシオ駅(Rossio)は、近郊鉄道シントラ線の始発駅。
シントラ~ロカ岬&カスカイスエリアの鉄道&バスが乗り放題となる“Train&Bus”というチケットや、シントラ観光で利用価値が高い観光+移動がセットになった“Sintra Green Card”など各種チケットは、この駅のチケットオフィスでの購入となります。
ロシオ駅~シントラ駅
運行頻度:20分に1本
所要時間:近郊鉄道シントラ線(Linha de Sintra)で40分
見どころしかない王族の避暑地・シントラ
観光のハイライトとなるのが、世界遺産の宮殿が点在しているシントラの町。
王家の避暑地として発展してきたという、由緒正しい歴史を持つ町ですが、現在ではポルトガルきっての観光地として名を馳せるようになりました。
たくさんある見どころが広い範囲に点在しているシントラ観光は、まわり方や見学時間を間違えると大変なことに。
「混雑に巻き込まれて、チケットを購入するだけでも一苦労。バスは大混雑でなかなか乗れず。とにかく疲れた…」
なんて旅行者も多く見かけます
今回の周遊観光プランニングとは別で市内観光のプランニングを綿密にしておくべきです。
シントラ~ロカ岬
運行頻度:20分~30分に1本
Scottub社の路線バス403番で30分
日本と正反対の場所にある「地の果て」・ロカ岬
ユーラシア大陸最西端の場所・ロカ岬(Cabo da Roca)は、ポルトガルに来たなら絶対に行っておきたいスポットです。
断崖絶壁の高い崖の上からは、どこまでも青く輝く大西洋の絶景。
堂々と佇む十字架には、ポルトガルの詩人・カモインスによる有名な詩が刻まれています。
“Aqui, onde a terra se acaba e o mar começa”(ここで地が果て、海が始まる)
カモインスが詠んだ通り、とにかく最果て感がすごいロカ岬。
周辺には灯台とレストラン(ぼったくりなので行ってはいけません!)の建物があるだけです。
時間があれば、岬周辺を散策してみるのもおすすめ。
春~秋にかけては美しい花々が大地を染め上げます。
のぶよはこれまでに四回も訪れましたが、いつ行っても風がかなり強いのがロカ岬。
手すりなどが設置されてない場所では十分にご注意を。
ロカ岬の観光自体は1時間もあれば十分。
というか風が強すぎて、それ以上は立っていられないと思います。
できれば夕方の時間帯を狙って、ユーラシア大陸で最後に沈む夕日を鑑賞してみるのもおすすめ。
日出ずる国から日沈む国へとはるばるやってきたことに、きっと感慨深くなることでしょう。
ロカ岬~カスカイス
運行頻度:20分~30分に1本
Scottub社の路線バス403番で30分
大西洋の潮風に包まれた「海の町」・カスカイス
多くの旅行者はシントラとロカ岬を訪れた後に、カスカイス駅からリスボンへと直行してしまいます。
しかしながら、大西洋をすぐそばに望むカスカイスも、このエリアの必見スポットの一つ。
断崖絶壁にあるロカ岬では、大西洋を一望はできるものの、そのすぐ近くで潮風を感じることは難しいです。
(むしろ暴風が吹きすさんでいます)
一方のカスカイスでは、町のどこからでもすぐ近くに大西洋の雄大な風景が望めるのがポイント。
遥か昔から、海とともに発展してきた「海の町」の優雅でノスタルジックな雰囲気も、ポルトガルならではのものです。
カスカイス~カイス・ド・ソドレ駅
運行頻度:20分に1本
近郊鉄道カスカイス線で40分
カイス・ド・ソドレ駅(リスボン)
近郊鉄道カスカイス線の発着駅となるのがカイス・ド・ソドレ駅(Cais do Sodré)。
リスボン中心街の南側に位置し、周辺には坂も少ないため、おすすめの宿泊エリアでもあります。
時計回りにカスカイス~ロカ岬~シントラと周遊する場合、こちらが出発地点。
“Train&Bus”等各種交通チケットの購入も可能です。
知っておきたい!シントラ地域の交通チケットの種類
「なあんだ、一筆書きでまわるだけなら簡単!」と甘く見てはいけません。
というのも、この地域の路線バスを運行するScottub社は近郊鉄道を運行するポルトガル鉄道(CP)とは別会社なので、料金体系が複雑なのです。
(日本で異なる鉄道会社間の乗り継ぎなどで料金が変わるのと同じことです)
とはいえ、そこはポルトガルで一、二を争う観光地。
観光客が利用しやすい一日乗り放題券なども発売されています。
が。それらがちゃんとオーガナイズされていないのがポルトガル。
チケット種類があまりに多くて逆にわかりにくい、という本末転倒なことになっています(笑)
ここでは、代表的な交通チケットのカバー範囲や料金を比較していきます。
日帰りか、宿泊かによってどれを購入するべきかは変わってくるので、自分のプランに合ったものを選択していきましょう。
シントラ~ロカ岬~カスカイスの交通チケット種類
とにかく種類がたくさんある交通チケットですが、観光客にとって利用しやすいのは三種類。
いずれも購入した当日のみ有効の1日券です。
Train & Bus(€15.90=¥1909):リスボン~シントラ/カスカイス間の鉄道・シントラの路線バス・ロカ岬への路線バス一日乗り放題
Turístico diário(€15.10=¥1813):シントラの路線バス・ロカ岬への路線バス一日乗り放題
Sintra Green Card(€31=¥3722):リスボン~シントラ間の鉄道・シントラの路線バス乗り放題+シントラの2か所の観光スポットへの入場
すでにわかりにくさ満載なので、表にしてみました。
シントラ~ロカ岬~カスカイスの交通チケット比較表
近郊鉄道シントラ線 | シントラ434番路線バス | ロカ岬403番路線バス | 近郊鉄道カスカイス線 | 観光スポット入場料 | |
普通運賃 | €2.25 (=¥270) |
一回€3.90 (=¥468) |
一回€4.25 (=¥510) |
€2.25 (=¥270) |
× |
Train&Bus (€15.90=¥1909) |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
Turístico diário (€15.10=¥1813) |
× | 〇 | 〇 | × | × |
Sintra Green Card (€31=¥3722) |
〇 | 〇 | × | × | ペーナ宮殿(€14=¥1680) シントラ王宮(€10=¥1200) |
リスボンから日帰りで観光する場合:Train&Busがお得
もし普通料金だけでシントラ~ロカ岬~カスカイスをまわった場合の交通費は、
・リスボン~シントラ間近郊鉄道:€2.25(=¥270)
・シントラ434番バス(往路):€3.90(=¥468)
・シントラ434番バス(復路):€3.90(=¥468)
・ロカ岬403番バス(往路):€4.25(=¥510)
・ロカ岬403番バス(復路):€4.25(=¥510)
・カスカイス~リスボン間近郊鉄道:€2.25(=¥270)
合計:€20.80(=¥2496)
となります。
リスボンから日帰りでシントラ~ロカ岬~カスカイスを周遊するなら、全ての交通機関がカバーされたTrain&Bus(€15.90=¥1909)を購入した方がお得になります。
シントラ観光&ロカ岬一日目、カスカイス宿泊(反時計回り)の場合:Train&Busがお得
残念なことに、このエリアのバスや鉄道に乗り放題になるチケットは全て購入当日のみ有効。
複数日有効の乗り放題チケットは存在しません。
しかしながら、リスボン~シントラ~ロカ岬を一日で観光してカスカイスに宿泊、翌日にカスカイスを観光するプランの場合は、Train&Busの購入が最もお得になります。
というのも、移動のほとんどは1日目にすることとなるため。
二日目に別料金で支払う交通費はカスカイス~リスボン間の近郊鉄道€2.25のみです。
カスカイス観光&ロカ岬一日目、シントラ宿泊(時計回り)の場合:Sintra Green Cardがお得
一日目にリスボン→カスカイス→ロカ岬→シントラと移動して宿泊、翌日にシントラ観光をする場合は、Train&Busを購入しても元が取れません。
一日目:移動は全て普通運賃で
二日目:シントラ市内のバス・リスボンへの近郊鉄道と観光地への入場料がセットになったSintra Green Cardを購入
という組み合わせが最も安くなります。
二日目にSintra Green Cardを利用せずに普通運賃&入場料を支払った場合は、
・シントラ434番バス(往路):€3.90(=¥468)
・シントラ434番バス(復路):€3.90(=¥468)
・ペーナ宮殿入場料:(€14=¥1680)
・シントラ王宮入場料:(€10=¥1200)
・リスボン~シントラ間近郊鉄道:€2.25(=¥270)
合計:€34.05(=¥4088)
となるので、シントラ観光だけを考えてもSintra Green Card(€31=¥3722)購入のほうがお得になります。
移動や入場チケット購入などを考えなくて済むリスボン発の現地ツアー参加も一つの手。
混雑激しい路線バスを炎天下の中待たずとも、専用車で移動できるのはかなりのメリットです。
・【プライベートツアー】レガレイラ宮殿と世界遺産シントラ、ペーナ宮殿、ロカ岬 1日観光<車貸切/リスボン発>by[みゅう]
・世界遺産シントラとペーナ宮殿、ユーラシア大陸最西端のロカ岬 1日観光<リスボン発/昼食付き/日本語ガイド>by[みゅう]
リスボン発!シントラ~ロカ岬~カスカイス周遊観光日帰りプラン
リスボンから日帰りで周遊する場合は、先述の通りTrain&Busを購入するのが最もお得。
見どころがたくさんあるシントラ観光を先にまわして、最後にカスカイスをもってくる反時計回りが基本となります。
- 8:00リスボン・ロシオ駅を出発
- 9:00シントラ着・観光
- 17:00シントラからロカ岬へ
- 17:30ロカ岬到着・観光
- 18:30ロカ岬出発・カスカイスへ
- 19:00カスカイス到着・ディナー
- 21:00リスボン、カイス・ド・ソドレ駅到着
リスボンから日帰りプランのメリット&デメリット
メリット1:限られた時間でできるだけ多くのものが見られる
限られたリスボンの滞在時間では、なかなか二日間をシントラ&ロカ岬エリアの観光に充てにくいもの。
かなりハードスケジュールにはなるものの、一日で主要な見どころを制覇できるのは最大のメリットです。
メリット2:交通費が抑えられる
このエリアの全ての交通をカバーした一日券・Train&Busを購入してしまえば、他に交通費を払わなくて良いのもメリット。
宿泊するプランでは、どちらか片方の日は普通運賃を支払わなければなりません。
デメリット1:カスカイスはほぼ観光不可
どんなに朝早く出発しても、見どころがたくさんあるシントラ観光には半日かかってしまいます。
ロカ岬には夕日の時間帯の到着となるので、その後にカスカイスに到着する時はもう真っ暗。
レストランでディナーくらいしかできません。
夜の雰囲気も素敵なカスカイスですが、やはりそこは「海の町」。
昼間の開放的な雰囲気が味わえないのは残念です。
デメリット2:冬場はさらにハードスケジュールに
上で紹介したモデルプランは、日が長い夏場の場合。
日没が17時台の冬場では実現不可能なスケジュールです。
冬場に周遊観光する場合は、シントラの四大観光スポット制覇はまず不可能。
行きたい場所を取捨選択する必要があります。
デメリット3:バスがとにかく混雑する
多くの観光客が反時計回りに日帰りで周遊するこのエリア。
鉄道やバスは、そのキャパシティーを超えた観光客で溢れかえり、常に混雑します。
特に、シントラ~ロカ岬~カスカイス間の路線バス403番は地獄。
かなりの山道を爆走する&乗車時間も長いので、座れないと正直辛いです。
シントラ&ロカ岬観光→カスカイスに1泊する反時計回りプラン
反時計まわりで周遊してカスカイスに宿泊、翌日にカスカイス観光をするプランの場合も、Train&Busの購入がお得。
日帰りプランとほぼ同じ行程となりますが、「海の町」カスカイスや周辺のビーチを心ゆくまで満喫できます。
「シントラやロカ岬はもちろん、美しい海沿いの風景も外せない!」
という人にはかなりおすすめのプランです。
- 日帰りプランと同じ
- 19:00カスカイス到着・宿泊先へ
- 10:00カスカイス観光スタート
- 13:00ランチ
- 14:00ビーチor海沿いのプロムナード散策
- 18:00カスカイス出発
- 19:00リスボン、カイス・ド・ソドレ駅到着
カスカイスに1泊する反時計回りプランのメリット・デメリット
メリット1:カスカイス観光を満喫できる
すぐそばに大西洋が感じられるカスカイスは、優雅な雰囲気漂う町。
ビーチ派にはもちろんおすすめですが、海沿いに整備されたプロムナードをのんびり歩いて、海洋大国の風を感じることができます。
メリット2一日目でシントラとロカ岬をまわるので、乗り放題券が利用できる
一日目に交通機関を多く利用することとなるので、Train&Busを利用して交通費を抑えることができます。
反対方向(時計回り)でまわる場合はTrain&Busが利用しにくいため、どうしても交通費がかさんでしまいます。
デメリット1:やっぱり一日目が忙しい
日帰りプランに比べるとカスカイスをゆっくりと満喫することができるのですが、その分一日目のシントラ&ロカ岬観光はかなり詰まった印象。
しかしながら、「一日目でガッツリ観光&移動、二日目はビーチでのんびり」と、メリハリがついたプランにもできるので、考え方によってはおすすめかもしれません。
デメリット2:やっぱりバスは混雑する
日帰りの場合と同じことなのですが、反時計周りの場合はとにかくバスが混雑することを覚えておきましょう。
夏場はリゾート地としてにぎわうカスカイスには、小規模なブティックホテルがたくさん。
中心街に宿泊すれば、食事や買い物に困らないのはもちろん、すぐそばに海があるのも大きな魅力です。
カスカイス&ロカ岬観光→シントラに1泊する時計回りプラン
「少し交通費はかさんでも、混雑をできるだけ避けてのんびりと観光したい!」
という人には、時計回りで周遊するプランがおすすめ。
先述の通り、1日目の交通費は乗車時に普通運賃を支払い、2日目はSintra Green Cardを購入してお得に観光&移動するのがおすすめです。
- 10:00リスボン、カイス・ド・ソドレ駅を出発
- 11:00カスカイス到着&観光
- 13:00ランチ
- 14:00カスカイス観光
- 16:00ロカ岬へ出発
- 16:30ロカ岬到着・観光
- 17:30シントラへ出発
- 18:00シントラへ到着・宿泊先へ
- 9:00シントラ観光スタート
- 17:00シントラからリスボンへ
- 18:00リスボン到着
シントラに1泊する時計回りプランのメリット・デメリット
メリット1:各スポットで時間をたっぷりとって観光できる
時計周りプラン最大のメリットは、各スポットで時間に余裕があるためにのんびりと観光ができる点。
カスカイスとロカ岬を一日目に観光した後シントラまで移動して宿泊するので、見どころの多いシントラ観光は二日目の丸一日を充てることができるのです。
メリット2:反時計回りに比べて超スムーズに移動&観光
こちらも大きなメリットなのですが、時計周りで周遊する旅行者はなぜかかなり少ないのです。
そのため、ロカ岬を結ぶ403番バスにもほぼ座れるので、移動がかなり快適なのがポイント。
混雑必至のシントラの各観光スポットも、宿泊翌日の朝一番に入場すれば、かなりスムーズに見学することができます。
メリット3:宿泊すればシントラ本来の雰囲気が感じられる
シントラの昼間の混雑はとにかくすごいです。
団体観光客も多く、ハイシーズンは阿鼻叫喚の地獄絵図。
王族の避暑地らしい優雅な雰囲気はぶち壊されます。
しかしながら、ほとんどの観光客が日帰りで訪れるため、夜~朝にかけては町本来の雰囲気が戻ってくるのがポイント。
この時間帯のシントラは、もはや昼間と同じ町とは思えないような静寂に包まれます。
シントラに宿泊すれば、誰も居ない中心街の路地を夕涼みがてら散策、なんてこともできるのです。
デメリット1:反時計周りよりも高くつく
先述の通り、このプランでは一日乗り放題券のTrain&Busが使えません。
(別に購入しても良いのですが、確実に元がとれません)
そのため、反時計回りの周遊プランに比べると、交通費が割高になってしまうのが一番のデメリットでしょう。
可愛らしい町並みと、夏でも比較的涼しいシントラは、古くから王族に愛された避暑地。
昼間こそ観光客であふれますが、夕方~朝にかけては本来の優雅で静かな雰囲気を取り戻します。
数日滞在して、のんびりと点在する観光スポットをまわるのもおすすめです!
おわりに
観光客に大人気のシントラ~ロカ岬~カスカイスのまわり方のポイントや交通チケット、モデルプランなどを詳細に解説してきました。
のぶよ的には、時計回り周遊でシントラに宿泊するプランがおすすめです。
観光地化が進んでいるにもかかわらず、いまいち観光客には分かりにくいシステムのものが多いポルトガル。
ガイドブックでは教えてくれない、在住者ならではの旅のヒントを、これからもお伝えできればと思います。
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