こんにちは。最近ポルトガル料理しか食べてない、リスボン在住ののぶよ(@nobuyo5696)です。
「ポルトガル料理」と聞いて、料理名や具体的なイメージが浮かんだあなたは、もうのぶよと友達になれます(笑)
そうでない一般の人にとって、ポルトガル料理と聞いてもあまりパッとしないのではないのでしょうか。
「ヨーロッパの料理なんてどこも同じようなもんでしょ?肉料理にこってりしたソースとパンみたいな。」
と考えるのはちょっと待っていただきたい。
ポルトガルにもこってりしたB級グルメ的な料理はありますが、むしろそれは例外。
基本的には味付けはあっさり目で、素材の旨味を活かした調理法が主流のポルトガル料理。
大陸の反対側に位置する日本が誇る和食との共通点も多く見られ、ヨーロッパでは珍しい「だし文化」まで見られるほどです。
今回の記事では、日本人には知られていないポルトガル料理の特徴と、のぶよが実際に食べたポルトガル料理の中でおすすめしたい絶品15品を紹介していきます。
ポルトガル料理ってどんな料理?
ヨーロッパ髄一の日照時間の長さを誇るポルトガル。
その肥沃な大地で育った食材はどれも新鮮で、はっきりとした味わいが特徴的です。
野菜はとても瑞々しくて風味豊かですし、ポルトガル人を生き写しにしたようにのんびりと育った牛や豚、鶏などの肉類の美味しさはおそらくヨーロッパで一番です。
(そして西ヨーロッパで最も安価な部類)
500年以上前の大航海時代に礎を持つ海洋大国でもあるポルトガルの食卓には、新鮮な魚介類を使った料理が上がるのはごく普通のこと。
ポルトガル人の多くが一日一回は米料理を食べるという、西ヨーロッパにありながらかなりの米文化であるという点もポイントです。
総じて言えることは、なぜか日本の食文化と共通する点が多いのがポルトガル料理。
醤油や味噌こそ用いられないものの、素材の旨味を活かした調理法でとにかく日本人の口に合う素朴な味が一番の魅力です。
ヨーロッパ(特に北側)では、食文化がかなり残念なことになっている国も多く、夕食に冷たいサンドイッチとビスケット(!)が普通なんて国もあるくらい。
(オランダ、ドイツ、デンマーク…お前らや。)
そういった国では味付けも塩・コショウのみと単調な場合が多く、そうでなくともこってりしたおフランス流の濃いソースや、とにかくトマトとチーズばかりのイタリアンで胃がもたれてしまいがち…なんてことも。
一方のポルトガル料理の味付けは、コリアンダー(パクチー)やピリピリ(唐辛子の一種)など、大航海時代に他大陸からもたらされた香辛料やハーブ類を多く用いるのが特徴的です。
また、他のヨーロッパ諸国では肉や魚を調理している最中にガッツリ味付けをしたり、仕上げに濃いソースやチーズを添えたりすることが多いのですが、ポルトガルでは肉には下味をつけて一晩寝かせておくのが基本です。
それもただの塩コショウではなく、オリーブオイルやニンニク、各種スパイスなどでマリネするように下味をつけるのです。(日本で唐揚げ用の鶏肉に下味をつけて冷蔵庫で寝かしておく感じ)
また、ポルトガル料理ではチーズや牛乳などがほとんど用いられないのも特筆すべき点。
ヨーロッパほぼ全国を訪れたのぶよですが、コリアンダー(パクチー)を料理に用いる国はポルトガル以外にありませんでしたし、肉に下味をつけて寝かせたものを調理する食文化の国もありませんでした。
だいたいの国が、「とりあえずチーズ入れときゃ文句ないっしょ!」みたいな感じでしたから(笑)
ヨーロッパ風の見た目でありながら、味付けや調理法はアジアやアフリカ、南米のエッセンスまで感じるポルトガル料理。
のぶよ的には「ヨーロッパのエスニック料理」と言えると思います。
軽食 (Petiscos)
パシュテイシュ・ドゥ・バカリャウ (Pasteis de Bacalhau)
ポルトガル人はみんな大好きなバカリャウ (Bacalhau)は、魚のタラのこと。
ポルトガルではタラを生食するのはまれで、塩漬けにして干したタラを水で戻して調理することがほとんどです。
「タラのコロッケ」であるPasteis de Bacalhauは、マッシュポテトと干しダラを混ぜた生地を揚げたもの。
どんなレストランやバーにも置いてある定番メニューです。
作り置きしていることが多いですが、揚げたてに出会えたらラッキー。
ねっとりとしたじゃがいもと干しダラの程よい塩加減が絶妙です。
意外にボリュームがあって安いので、おやつにも、ビールのお供にもおすすめの一品です。
予算:0.5€~/1個
おすすめ:どこでも。リスボンには専門店もありますが、観光客向けでかなり高いのでその辺のバーでOK。
ピカパウ (Pica Pau)
豚肉 (もしくは牛肉)をニンニク、ピクルスとオリーブオイルで炒めて、コリアンダー (パクチー) を加えた軽食がピカ・パウ。
ピクルスの歯ごたえとニンニクの風味が染み込んだ柔らかい肉の食感が絶妙で、これまた上手な塩加減が最高の一品。
とにかくビールに合う一品です。
レストランよりも、スナックバーなどの軽食メニューでよく見かける軽食。
お酒のお供にはもってこいです。
予算:4€~6€
おすすめ:レストランにはあまり置かれておらず、バーなどでおつまみとして食べられます。
個人的には豚肉のピカパウがベスト。
ビファナ (Bifana)
ポルトガルの国民的ファストフードといえばビファナ。
「ポルトガル風ハンバーガー」のような存在で、どんな田舎のバーへ行こうと置いてある定番メニューです。
とにかく、ポルトガルに来たら絶対に食べるべき!
ポルトガル独特の、外は固くて中はふんわりしたパンに、マリネした豚肉を挟んだシンプルなもの。
(ポルトガルでは肉=豚肉です。牛肉は珍しい)
通常のハンバーガーのように、野菜やチーズが入ることはなく、ケチャップやマヨネーズも入りません。
この味付けがかなり絶妙。
日本の生姜焼きに近い味付けで、嫌いな人なんて存在しないのでは。
(たぶん生姜も醤油も使っていないでしょうが)
安くて手軽なファストフードだからといって、あなどることなかれ。
肉には下味をつけて一晩置いておくのが基本なポルトガル料理。
ファストフードであるビファナも例外ではありません。
この下味のつけ方と調味料の配合で味が決まるので、ビファナの味は店によって本当に異なります。
いくつか試してみて、お気に入りの味を見つけてみてはいかがでしょうか。
インフォメーション
予算:2~3€
おすすめ:バイシャ地区のAs Bifanas Do Afonsoは昔ながらのビファナの専門店。
リスボンの中心街にありながら、昔から変わらない価格(€2.5)と秘伝のソースが売りのおすすめのお店です。
肉料理 (Carne)
カルニ・ドゥ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ (Carne de porco a Alentejana)
「これを食べずしてポルトガル料理を語るな!」と言いたくなるほどに、ポルトガル料理の全てのエッセンスが詰まった一品が、カルニ・ド・ポルコ・ア・アレンテジャーナ。
簡単に言うと、「豚肉とあさりの炒め物」です。
「どんな組み合わせ?」と思うでしょう。
これが最強の組み合わせなんです。
これを発見したポルトガル人、本当にすごいと思います。
カルニ・ド・ポルコ・ア・アレンテジャーナの調理方法は、あくまでもポルトガル料理の基本に忠実。
サイコロ状に切った豚肉を、白ワイン、ニンニク、レモン汁、パプリカペースト、オリーブオイルと一緒にマリネして、下味をつけておきます。
そこにアサリを加えて調理し、最後にフライドポテトとコリアンダー (パクチー)を添えたもの。
絶妙に味がしみ込んだ豚肉に、あさりの旨味が加わって、もう最高の一品です。
「アレンテージョ地方風 (a Alentejana)」という名前ではあるものの、発祥は南部のアルガルヴェ地方(Algarve)というのもポイント。
新鮮さが売りのアルガルヴェ地方のあさりは、ダシのおいしさが違います。
出来れば本場アルガルヴェ地方の海沿いで食べていただきたい。
それくらいにおすすめしたい一品です。
予算:7~8€
おすすめ:アルガルヴェ地方のファロにあるJosé dos Matosのものが至上最高。
リスボンでは日替わりメニューで提供されることが多いのですが、Restaurante o Freixoのものが確実においしいです。
アロシュ・ドゥ・パートゥ (Arroz de Pato)
「考えただけでよだれが出そうになる。」
そんな料理が一体いくつこの世界にはあるのでしょぷか。
のぶよ的にはこのアロシュ・ドゥ・パートゥはそんな料理の一つ。
いわゆる「ダックライス」ですが、中華料理にある、ご飯の上にローストしたダック(鴨)が乗っているものとは全くの別物です。
ポルトガルのダックライスは、「鴨肉の炊き込みご飯」。
美味しくないわけがないでしょう。
鴨肉と一緒に炊き込んでだしを効かせたご飯の表面を、仕上げにオーブンで焼いて焦げ目をつけたものです。
レストランによってはチーズやベーコン、ソーセージが乗っていることも。
鴨肉の風味はもちろん、ご飯全体にほどよく染みわたった鴨のだしと脂がとにかく絶品。
ぜひ挑戦してほしい一品です。
ポルトガル料理が日本人の口に合うと言われる理由の一つに、この「だし文化」があるのかもしれません。
素材の味を活かしながら余計な味付けをしないという食文化は、ヨーロッパではかなり貴重です。
予算:5€~6€
おすすめ:リスボンならRestaurante o Freixo、ポルトならCafé Lobitoが安くて美味しいです。
いずれのお店でも日替わりメニューでの扱いなのでご注意を。
シュラシュコ (Churrasco)
ブラジル料理として有名なシュラスコは、ポルトガルでもポピュラーな肉料理です。
ブラジル風バーベキューであるシュラスコは、とにかく肉!肉!肉!
下味をつけておいた牛肉や豚肉を炭火で豪快に焼いたものです。
休日に友達みんなで楽しめる、ソーシャルな家庭の味です。
インフォメーション
予算:10€~
おすすめ:一番は友達とワイワイ食べる自家製シュラスコですが、レストランで食べるならリスボンのArroios地区にあるRestaurante Primavera。
店内で豪快に炭火焼きをしています。
ビトック (Bitoque)
ポルトガル風牛肉のステーキであるビトックは、どこのレストランでも食べることができるポピュラーな一品。
目玉焼きを上にのせて提供されることが多く、ジューシーなステーキとトロりとした半熟の卵が絶妙のコンビネーションです。
単にビトック(Bitoque)というと、牛肉のステーキを指しますが、豚肉のステーキ (Bitoque de porco) や鶏肉のステーキ (Bitoque de frango) というバリエーションも存在します。
魚料理 (Peixe)
バカリャウ・ア・ブラシュ (Bacalhau a Bras)
すでに紹介したバカリャウ (干しダラ)を用いた料理の代表格が、バカリャウ・ア・ブラシュ。
水で戻したバカリャウに、玉ねぎと千切りにしたじゃがいもを加えて卵とじにしたものです。
「ポルトガルのおふくろの味」といった位置づけで、干しダラのほど良い塩気と、じゃがいもの食感が抜群の一品です。
予算:6€~8€
おすすめ:意外とスーパーのお総菜コーナーで売られているものが美味しかったりします。
サルディーニャ・アサーダ (Sardinha Assada)
やたらとイワシが推されているポルトガル。
お土産屋でイワシの形をした置物などを見かける機会も多いです。
初夏が旬のポルトガルのイワシは、大西洋の荒波の中で育ってかなり脂がのっていて風味が豊か。
そんなイワシを一番おいしく食べられる方法が、こちらのサルディーニャ・アサーダ。
新鮮なイワシの炭火焼きです。
初夏になると見られる、各家庭のベランダで七輪を使ってイワシを焼いている光景は、ポルトガルの夏の風物詩と言えるでしょう。
味付けはあら塩のみというシンプルさですが、素材がいいので美味しいこと間違いなし。
どうせ食べるなら、屋外に炭焼き場があるレストランで食べるのがおすすめ。
注文が入ってから、あら塩をふって焼き上げてくれます。
インフォメーション
予算:4~6€
おすすめ:イワシは新鮮さが命。海沿いのレストランで炭焼き設備があるところなら間違いありません。
カルディラーダ (Caldilada)
ポルトガル風ブイヤベースと言えるカルディラーダ。
ブイヤベースとは、南フランス発祥の魚介類と野菜を煮込んだ料理です。
ポルトガルのブイヤベースは、かなり豪快。
なんと、調理した鍋ごと提供されます。
そして中には大きな魚がまるごと一匹入っています。
スープの赤色の秘密は、ポルトガル料理には欠かせないパプリカペースト。
様々な野菜や魚介類のダシが出ていて、素朴ながらかなり味わい深い一品です。
海辺のテラス席があるレストランで、新鮮な地元の魚介類を使った絶品カルディラーダを食べると、「ああ、ポルトガルに来たんだなあ」と感慨深くなるはず。
とても一人で食べきれる量ではないので、誰かとシェアするのがいいでしょう。
予算:12€~(二人分)
おすすめ:ナザレ(Nazaré)の町にある、Casa Dos Becosのカルディラーダが絶品。
店のおっちゃんもいい人でした。
アロシュ・ドゥ・ポルヴォ (Arroz de Polvo)
ポルトガル人は日本人と同様にタコ(polvo)を好んで食べます。
タコのグリル、タコのサラダなどいろいろなメニューで食べられますが、ぜひ挑戦してほしいのがアロシュ・ド・ポルヴォ。
日本語で「タコのリゾット」です。
味付けはニンニク、オリーブオイル、塩コショウのみで、あとはタコから出る旨味が決め手。
柔らかく調理されたタコはとてもおいしく、ハマってしまう日本人も多いという噂です。
予算:7~8€
おすすめ:ポルトガル中部・トマール(Tomar)の町にあるCervejaria Do Fernandoで食べたものがベストでした。
のぶよが二日連続で通ったレストランはポルトガル広しと言えどもここだけです。
ビフィ・ドゥ・アトゥン (Bife de Atum)
あまり生でマグロを食べる習慣がないポルトガルですが、グリルしたマグロもかなり美味しいです。
定番なのが、マグロのステーキであるビフィ・ドゥ・アトゥン。
ちょうど良い焼き加減で提供される肉厚のマグロの外側は香ばしく、中はマグロらしいしっとり感が残っています。
ポルトガル本土で提供されるマグロは淡白な味わいなことが多いのですが、大西洋に浮かぶアソーレス諸島産のものは風味豊かなことで有名です。
のぶよが食べたマグロのステーキ(上の写真)は、アソーレス諸島のサン・ミゲル島のレストランでのもの。
「マグロってこんなにおいしかったっけ?!」と感動してしまったほどでした。
わざわざ地球の反対側のアソーレス諸島まで行く日本人も少ないでしょうが、もし訪れたなら絶対に食べておくべき一品です。
予算:6~7€
おすすめ:アソーレス諸島のマグロはとにかく美味しいです。
Ponta DelgadaにあるTorrié O Caféのものは、安いのに見た目も味も洗練されていました。
アメイジョアシュ・ア・ブリャオ・パトゥ (Amêijoas à Bulhão Pato)
ひとことで言います。
とにかく食べてください。
やたらと名前が長い、アメイジョアシュ・ア・ブリャオ・パトゥはポルトガル風「あさりの酒蒸し」。
新鮮なアサリを鴨のだし汁(Bulhão Pato)と白ワインで酒蒸しにして、レモンとコリアンダーで仕上げたものです。
日本人なら必ず懐かしく感じる味です。
もはや地元の居酒屋の味といったところ。
ニンニクがきいていて、いくらでも食べられてそうに思えます。
ポルトガルのあさりはかなり身が大きく、茶色い殻のものが多いです。
反対に、白くツルツルとした殻のあさりは”Amêijoa Vietnamita”と呼ばれる輸入品で、冷凍されていたもの。
風味は格段に落ちてしまいます。
リスボンやポルトではなかなか地元産のあさりにお目にかかれないのが現実ですが、南部のアルガルヴェ地方に行くと、風味豊かで新鮮な茶色い殻のあさりにありつける機会がたくさん。
というのも、朝の干潮時に地元の人があさりを獲って、それをレストランに直接売り歩いているからです。
もはやヨーロッパとは思えない光景(笑)
予算:8~10€
おすすめ:アルガルヴェ地方、特にラグーンがあるファロでとれた新鮮なあさりは本当に絶品です。
アロシュ・ドゥ・マリシュコ (Arroz de Marisco)
ポルトガルに来たら絶対に挑戦してほしいのがアロシュ・ドゥ・マリシュコ。
シーフードリゾットのことです。
タコ、イカ、カニ、エビ、貝類などのシーフードがふんだんに使われたリゾットは、一口食べた瞬間に口の中が大西洋になります。いや冗談ではなく!
魚介類の旨味が凝縮した絶妙な味付けは、もはや神がかっているレベル。
余計なことはせずに、魚介類のうま味を最大限に引き出した調理法のたまものです。
ポルトガルの田舎の海沿いの町に行くと、よくお昼の定食メニューとして提供されています。
予算:5~6€
おすすめ:海沿いの町なら間違いなく美味しいです。
リスボンで食べるなら、Pastelaria Lido Ldaのものが安くて美味しかったです。
デザート (Sobremesa)
パシュテイシュ・ドゥ・ナタ (Pasteis de Nata)
ポルトガルを代表するといっても過言ではないほどの、超有名スイーツ、パシュテイシュ・ドゥ・ナタ。
日本では「エッグタルト」という名前で知られていますが、実はポルトガルが発祥なんです。
外はサクサク、中は濃厚なクリームがとろり。
こんなの美味しくないわけがありません!
焼きたてのパシュテイシュ・ドゥ・ナタは、一度食べたらもう忘れられなくなるほどの絶品です。
観光客の間では、世界遺産のリスボン・ベレン地区にある、パシュテイシュ・ドゥ・ベレン (Pasteis de Belém)のものが有名ですが、どんなカフェにも置いてあって、地元の人も大好きなおやつです。
お好みでシナモンをかけて食べるのがポルトガル流。
ポルトガルに来たら必ず、他の予定を削ってでも食べてください!
予算:0.5~1.2€
おすすめ:焼きたてを食べるなら、有名なPasteis de Belémが最強です。
リスボン中心街、シアド地区にあるManteigariaも負けず劣らず美味しいです。
おわりに
ポルトガル料理の何がすごいかというと、本当に何を食べても外れがないところ。
「絶対食べるたい絶品グルメ!」などと紹介されている海外の料理がが、実際食べてみると微妙…なんてこともありますが、この記事で紹介したポルトガル料理に関しては一切の誇張をしていません。
というか、そんな必要もないほどに、何を食べても美味しいのがポルトガル料理なのです。
ここで紹介した以外にも、まだまだたくさんの定番料理があるポルトガル。
国土は小さいものの、地方によって異なる郷土料理があったり、謎のB級グルメがあったりとその食文化は奥深く、全て制覇するのは至難の業でしょう。
値段が安くて量が多いのも、ポルトガル料理の大きな魅力の一つ。
フレンチのような飾りっ気とは無縁なものの、素材の旨味を活かした調理法にはきっと夢中になってしまうことでしょう。
観光客向けのレストランよりも、地元の人が通うローカルレストランの方が、華やかではないものの素朴なポルトガル料理本来の魅力を堪能できること間違いありません。
記事を書きながら、毎日食べているというのに今夜もポルトガル料理が食べたくなったのぶよでした。