【NEW】初のフォトエッセイ「ジョージア場末食堂探訪記」とうとう発売! ▶
さぼわーる。へようこそ!

今年こそ...今年こそは...世界の状況が落ち着いて、みなさんが行きたい場所に行けますように...!

穴場スポットや旅行に役立つ情報、各国グルメまで...
ヨーロッパ~コーカサス地域のニッチな情報多めの個人ブログ「さぼわーる。」へようこそ!

サイトのトップページをみてみる!

【山男日記⑧】良い旅のつくり方。(メレ~パナガ)

前回の「山男日記」はこちら!

「ジョージアで最も閉鎖的な村」で迎える朝は、見事なまでの雨模様だった。

宿からの景色

山を歩くということは、天候に振り回されるということを意味する。

幸いにも、ここまで雨に降られたことはたったの一回だけ。それも三十分ほどのスコールのような類の雨だった。

天気に関する運は、人より強い方だと自覚している。
でも今日は、山の神の気分は芳しくないようだ。どう転んでも機嫌をとれそうにない。

宿の居心地が予想以上に良かったことと、雨の中を歩くことがとても厭わしく思えて、もう一泊しようか迷う。
しかし、ここに居たところで、何か特別にすることがあるわけでもない。

やっぱり歩こう。
数分の思索ののち、そう決心する。

本日のコース

今日歩くのは、メレ村からパナガ村までの14kmほどの簡単なコースだ。

基本的に緩やかな下り坂が延々と続いて行くだけ。
たとえ雨が降っていようが、濡れることさえ気にしなければ簡単に歩けてしまえるだろう。

だんだんと雨足が激しくなってくる。

あいにくの天気のせいか、メレ村には昨日にも増して閉塞感が漂う。
人の姿はなく、無表情でじいっと凝視されることがないのが、せめてもの救いかもしれない。

十五分ほどでメレ村のはずれに到着し、そこからは濃いもやに包まれた山々が周囲を取り囲む。

メレ村のはずれに建つ教会

相変わらず、雨はしとしとしずくを垂らし、合羽かっぱから零れ落ちた水滴が額に伝う。

出発する前は「これくらいの雨なら大丈夫」と見えていた風景も、いざ実際に歩いてみると快適とは言い難いし、じわりじわりと体温を奪っていく。

なによりも、靴が濡れていく感覚がもっとも不快だ。

はじめこそ、水たまりを避け、どろどろになった土を踏まないように躍起になっていた。でも、途中からどうでも良くなる。
どうせ、このままあと数時間も歩いていれば、靴なんてぐじょぐじょに濡れるのだ。

一度割り切ってしまえば、それまで靴にばかり向いていた注意が解け、気が楽になる。
そして、周囲の風景を堪能する余裕が生まれる。

煙突から出る煙と雲
雨の村も美しい

ちょうど、名も知らぬ小さな集落に差しかかっていた。
雨で濡れた道路のせいか、厚い雲に覆われた空のせいか、なんだかモノクロの世界に見える。

これはこれで、なんとも美しいではないか。

雨の中の山村の風景は、どこか日本の山間部を思い出させる。そんな情緒が漂っている。

鬱蒼と茂った木々に覆われた山々。ミステリアスな雰囲気を演出する雲。じとっと肌にまとわりつくような湿気。

これで峠の釜めし屋なんかがぽつりとあれば最高なのだが。
あいにく、ここには釜めしどころか、煙草が買える店の一軒すらない。

一時間ほど歩いたところで、バケツを持った人たちが数人、腰をかがめてなにやら拾っている光景に出くわす。

いつもなら、こちらから「ガマルチョバ!」と挨拶し、何をしているのか尋ねる。
旅の恥はかき捨て。元来、他人に話しかけることにあまり抵抗を感じない方だ。

しかし、昨日のメレ村の人々の閉鎖的な、冷たい感じが脳裏にフラッシュバックし、自分には珍しいながらも少し躊躇ためらいつつ、近づいてみる。

夢中で拾い物をする老夫婦
老夫婦の車がなかなか良い味を出していた。

老夫婦はなんとも気さくな人で、何も尋ねずともバケツの中身を見せてくれた。

茶色い、ゴロッとした形の木の実が山盛り。胡桃くるみだった。

胡桃の殻の外側が、さらに緑の皮で包まれていることを初めて知った。

老夫婦は、その場で拾いたての胡桃を割ってくれ、「ほれ、食べてみろ」と差し出す。

あの独特の食感と芳醇な風味が口の中に広がる。そしてほのかに舌先に残る、秋の匂い。

バケツいっぱいの秋の味覚を両手で鷲掴みにしたおじいさん。
どうやら持っていけということらしいが、あいにく山歩きの最中だ。それに胡桃は重たいし、嵩張かさばる。

二、三個だけもらった胡桃を合羽のポケットに詰め込み、礼を言う。
屋根があるところに着いたら、ゆっくり味わって食べよう。

雨はだんだんと小降りに。

それにしても、立派な道路だ。
まだ敷かれて間もないような気もする。

なのに、相変わらず交通量はほとんどない。
天気のせいなのか、もともと車がほとんど通らないのかは分からないが、なんとも寂しい雰囲気がずっと続く。

出発してからおよそ2時間。ちょうど中間地点に位置するササシという村に入った。

ササシ村の風景

先ほどよりも雨足はだいぶ弱くなり、村の風景もやや明るく見える。
相変わらず人影はないが、なんとなく開放的な雰囲気が漂っている気もする。

ササシ村に入って五分ほど。村の中心部らしい一角に、一軒の商店があった。

昨日滞在していたメレ村のぼったくり商店で懲りていたし、「どうせここもぼったくり価格がまかり通っているのだろう」と何の期待もせずに、いちおう店内を覗いてみる。

冷蔵庫の中には、ヨーグルトや炭酸飲料、そしてビール。品揃えは思っていた以上に豊富だ。

なにより、各商品の下に値段が明記されている。ジョージア地方部の個人商店では珍しいことで、いちいち値段を尋ねなければならないのが旅行者にとってはしゃくなものだ。

驚いたのが、どの商品も山価格ではなく、この国の一般的な価格だったことだ。

山の中の村から村へと歩くこと、もう二週間になるだろうか。
メスティアを出発してはじめて、まともな商店に出会えたのだ。

昨日から切らしていた煙草とビール、ポテトチップスなんかを購入する。

気軽に、適正価格で欲しいものを購入できるのが、どれほど素晴らしいことか。
山岳部での滞在を通して不便さに慣れていたつもりではあったけれども、都市生活に慣れきった身にとっては、やはり心のどこかでストレスを感じていたのだな。と、今更ながらに気づかされた。

ササシ村の風景

昨日我慢した分の借りを返さんばかりに煙草を数本吸い、二週間ぶりのビールののど越しに感動する。指先にまとわりついて離れない、ポテトチップスの油分さえも愛おしく思える。

商店の軒先で一人酒盛りを楽しんでいると、先ほどまでしつこく降り続いていた小雨がとうとう止んだ。

まるで山の神様の気分と自分の気分の上がり下がりが、呼応し合っているみたいだ。

雨上がりの村を散歩する豚
だんだんと柔らかな光が差してくる

アニメのキャラクターのように、ポテトチップスの袋の隅に残った小さな破片をがあっと口に流し込み、缶の底に少しだけ残ったビールをクイっと飲み干し、最後にもう一本だけ煙草を吸い、上機嫌で出発する。

なかなか良い村ではないか。
普通の商店が一軒あるだけで、村全体の印象が良くなるのだから、なんとも単純な思考回路だ。

美しい高床倉庫を備えた家が目立つ

ササシ村の民家は、どれも独特な意匠が施されている。

基本的にはスヴァネティ地方伝統の石造りなのだが、二階部分が木造だったり、細やかな装飾を施されたテラスがあったりと、こだわりが感じられて興味深い。

湿気が多い地域なのだろうか。
母屋の庭先に、食料保存用の高床式倉庫を備えた家もいくつか見られる。

建築様式もやや独特

建築とは、その土地の風土や文化の象徴であると考えている。

ここまで歩いてきた高地の村では、冬場は恐ろしいほどの極寒に見舞われると聞いた。
食料の保存に関しても、地下に設置された石造りの倉庫を利用する場合がほとんどだった。

それが、屋外の、しかも木造の倉庫で保存が可能であるということは、気候風土や文化がこれまでの地域とは大きく違うということを意味している。

そんなことを考えながら歩を進めていた矢先。
ササシの村はずれに建つ民家の庭先に、驚くべきものがたたずんでいるのが不意に目に入った。

かつてジョージアが生んだソ連の指導者・スターリンの巨大な銅像だ。

スターリンと言えば、大粛清に代表されるように「悪の帝王」という評価が世界的には普通だ。
かつての超大国・ソ連の負の歴史を象徴するような人物、と言っても過言ではないだろう。

彼の生誕地であるジョージアにおいても、スターリンに対しては批判的な人が圧倒的多数だ。タブーのような存在であると言えるかもしれない。
しかし中には、ひそかに彼の功績を誇り、その存在自体に半ば心酔している人間も存在する。

この民家の住人がどんな人なのかは分からないが、山奥の村はずれで庭先に堂々と巨大なスターリンの銅像を置くくらいなのだから、きっと一筋縄ではいかない人物であることは間違いないだろう。

すっかり雨が止んで歩きやすい。

建築の美しさに酔っていたら、予想外の光景に出くわしてしまったササシ村を後にして、相変わらず状態だけは申し分のない道路を歩く。

深い山々に両側を挟まれた渓谷地帯を抜けると、今日の目的地であるパナガ村に入る。

パナガの村はずれ

パナガ村の先には、周囲の緑の山々とは対照的な、雪をかぶった峰々が見える。

どこかで見たことがある山の形だと思い、地図を確認してみる。
すると、ゼモ・スヴァネティ地方とクヴェモ・スヴァネティ地方を隔てる山脈であることが分かった。

つまり、あの山の向こうにあるのは、二週間前に山歩きをスタートした町・メスティアだ。
すでに冬景色に包まれた峰々をぐるりと迂回するように、延々と歩き続け、いまここに立っているのだ。

改めて、ここまで歩いてきた道のりを地図上でたどる。

「我ながら、突拍子もないことをしているな」と可笑しく思うと同時に、ずっと思い焦がれていたスヴァネティ地方の山歩きを成し遂げつつある意志の強さを、自画自賛したくなった。

パナガ村の宿(というか、民家)

パナガ村を今日の宿泊先に選んだ理由は、昨日宿泊したメレ村の宿のオーナーが紹介してくれたからだ。

インターネット上に宿情報がまったく出回っていないクヴェモ・スヴァネティ地方では、村人同士の口コミが最大のネットワークだ。

良い宿の人が紹介してくれた人の宿なら、まず外れることはないだろう。
そうしてたどり着いた宿は、言うなればただの民家だった。

部屋。なかなか綺麗でびっくり
暖房・湯沸かし用の薪を割る

ゲストハウスとして営業しているわけではないそうだ。
老夫婦とその兄弟だという男性が三人で細々と生活する、ジョージア地方部によくある民家そのものだった。

メレ村の宿の主人から連絡が行っているものだと思いきや、どうやら家の人は何も聞いていなかったらしい。(そのあたりの大雑把さもジョージア地方部らしい)

つまり、いきなりどこの馬の骨とも知れぬ外国人が家の前に現れ、「一晩泊めてほしい」なんて言い出す。そんな状況なわけだ。

「田舎に泊まろう」なんてテレビ番組が昔あったが、思いがけずにそれと同じようなことをしてしまっている。

お湯は薪ストーブで沸かすシステム

予想だにせぬ来客であったことは疑いようもないが、決して小綺麗な身なりではない外国人を、笑顔で迎え入れてくれる家族。

案内された二階の部屋で荷物を下ろし、一階に向かうと、シャワー用のお湯の準備までしてくれていた。

わざわざ薪を割り、火を起こし、お湯を沸かす。

現代の暮らしに慣れきった人間からすると、なんとも非効率的で不便に思える。
しかし、本来人間はずっと、こうしてきたのだ。

お湯の大切さが身に染みるから、無駄遣いしないように心がけようとする。
手間と時間をかけてお湯を沸かしてくれたことへの感謝の気持ちが、自然と口をついて出てくる。

蛇口をひねれば水もお湯も自動で、台所ではいつでも火が使え、スイッチを入れれば明かりが灯る。たかだかここ数十年間で生活の隅々にまで染みきった「普通」に慣れきっていると、その「普通」が実は「特別」であることをなかなか意識できない。

だから、こうして不便さを目の当たりにしたときにいだく、心からの感謝の気持ちは、とても大切なのかもしれない。

居間には300ℓのポリタンクに入ったワインが鎮座していた…
倉庫には冬用の保存食がずらり。

心も体も温まったシャワーのあとは、家族みんなで食卓を囲む時間だ。

どちらも庭で採れたものだという、じゃがいものソテーとトマトのサラダ。とうもろこし粉のパン・ムチャディ。サツェベリとツケマリなど自家製のソース類。

飾り気や豪華さとは程遠いが、これがジョージア地方部の一般的な夕食だ。
いや、本来はパンとチーズだけであったりと、さらに質素な場合も多い。

質素ながらも味わい深い夕食

ここ、クヴェモ・スヴァネティ地方は、気候が厳しく、土壌は瘦せている。
じゃがいもやとうもろこしくらいしか育たない土地も多いそうで、その他の野菜類や肉類は貴重品だ。

ジョージアを象徴するワイン文化に欠かせない葡萄の生育にも適しておらず、下界ではそれこそ水のように扱われるワインでさえも、他の地域に出向いて購入しなければならないそうだ。

それがわかっているからこそ、できる限りのもてなしをしてくれていることが強く感じられる。

見た目の華美さよりも、気持ちだ。

ピッチャーに並々と用意された血のように濃い赤色のワイン。それを次から次へと注いでくれるおじいさんの、来客を心底楽しんでいるような表情。「このムチャディ、美味しい!」と言ったら、さらに焼いてくれているおばあさん。その香ばしい匂いに包まれる食卓。匂いにつられてやって来る飼い犬。薪ストーブの中の木がぜる音。

またひとつ、この国の良いところを見つけたような気がした。
そして、まるでこの状況を客観的に俯瞰しているかのように、「ああ、いま本当に良い旅をしているな」と心から感じた。

「山男日記」バックナンバー

山男日記(序章)「スヴァネティの山に呼ばれて。」
山男日記①「スヴァネティの真髄に酔う一日。」(メスティア~チュヴァビアニ)
山男日記②「中世の村を目指して。」(チュヴァビアニ~アディシ)
山男日記③「最高の一日に、最高の絶景を。」(アディシ~イプラリ)
山男日記④「山の神に捧ぐ歌」(イプラリ~ウシュグリ)
山男日記⑤「光ではなく、影が観たくなる村。」(ウシュグリ)
山男日記⑥「死の楽園と死にゆく楽園。」(ウシュグリ~ツァナ)
山男日記⑦「ジョージアで一番閉鎖的な村の、オアシス。」(ツァナ~メレ)
山男日記⑧「良い旅のつくり方。」(メレ~パナガ)
山男日記⑨「世界一美味しい、クブダリ。」(パナガ~レンテヒ)
山男日記⑩「あの山の向こうを、確かに歩いていた。」(レンテヒ~ツァゲリ)
山男日記(終章)「結局、私たちは何者にもなれない。」

このエリアを実際に旅する人向け。お役立ち情報

この区間のトレッキング情報

メレ~パナガ間コース詳細

・所要時間:片道3時間
・距離:片道14km
・高低差:▼218m
・難易度:★☆☆☆☆

この区間を歩く際の注意点

現金は十分に用意しておく

この区間のみならず、ゼモ・スヴァネティ地方(メスティアやウシュグリがあるエリア)~クヴェモ・スヴァネティ地方に共通する注意点なのですが、ATMの数にものすごく限りがある点に要注意。

それぞれの地方で最寄りのATMがある町は以下の通り。

ATMがある町

・ゼモ・スヴァネティ地方:メスティア(TBC Bank / Bank of Georgia / Liberty Bank / Credo Bank etc…)
・クヴェモ・スヴァネティ地方:レンテヒ(Liberty bank)

この二つの町以外には、銀行はおろかATMは一台もありません。
また、クレジットカードの通用度はほぼ絶望的なので、現金がなければ詰みます。

スヴァネティ地方を観光する場合は、必要な現金をあらかじめ計算し、余裕を持って下ろしておくのが絶対です。

商店はササシ村のものを利用する

メレ~パナガ間に唯一ある商店は、この区間のちょうど中間地点にあるササシ(Sasashi)という集落の中心部にあるお店。
パナガ村には商店はありません。

メレ村からツァナ方面はいっさい商店の類は存在せず、ザガリ峠を越えた先のウシュグリに二軒の商店があるだけです。(ウシュグリの商店はぼったくり価格ではないですが、山価格なので普通よりも高め)

徒歩以外のアクセス情報

記事内では、実際に徒歩で歩いたようすをレポートしていますが、この区間は他の移動手段を利用することも可能です。

クタイシ~レンテヒ~メレ

ジョージア他都市からパナガ村や周辺へ直接アクセスしたい場合は、クタイシレンテヒ(Lentekhi)のいずれかの町が拠点となります。

クタイシの中央バスステーションから1日1本、レンテヒ経由メレ(Mele)行きのミニバスが出ています。(クタイシ発15:00 / 20GEL)
目的地の村に差し掛かったら途中下車すればOKです。

メレ発レンテヒ経由クタイシ行きのミニバスは、毎日朝7:00~8:00頃にメレ村を出発し、30分後くらいにパナガ村を通るそうです。(乗客の集まり具合で出発時間は変動)

パナガ村の宿情報

【謎の民家】

・料金:夕食付40GEL
・部屋タイプ:ダブルルーム

「山男日記」バックナンバー

山男日記(序章)「スヴァネティの山に呼ばれて。」
山男日記①「スヴァネティの真髄に酔う一日。」(メスティア~チュヴァビアニ)
山男日記②「中世の村を目指して。」(チュヴァビアニ~アディシ)
山男日記③「最高の一日に、最高の絶景を。」(アディシ~イプラリ)
山男日記④「山の神に捧ぐ歌」(イプラリ~ウシュグリ)
山男日記⑤「光ではなく、影が観たくなる村。」(ウシュグリ)
山男日記⑥「死の楽園と死にゆく楽園。」(ウシュグリ~ツァナ)
山男日記⑦「ジョージアで一番閉鎖的な村の、オアシス。」(ツァナ~メレ)
山男日記⑧「良い旅のつくり方。」(メレ~パナガ)
山男日記⑨「世界一美味しい、クブダリ。」(パナガ~レンテヒ)
山男日記⑩「あの山の向こうを、確かに歩いていた。」(レンテヒ~ツァゲリ)
山男日記(終章)「結局、私たちは何者にもなれない。」

コメント

error: さぼわーるの全記事は保護されています。
タイトルとURLをコピーしました