こんにちは!ポルトガル、リスボンで2019年を迎えたばかりののぶよです。
2018年最後の日は、友達とリスボンのカウントダウンイベントへ行ってきました。
無料のライブから始まり、年明けとともに花火が上がるリスボンのカウントダウンイベント。
かなり楽しんでかなり飲んだのにもかかわらず、5ユーロ (日本円で650円ほど) も使っていないという衝撃的な事実に気づいてしまったので、記事にしてみました。
東京やニューヨークなどのカウントダウンイベントは世界的に有名ですが、入場規制や場所取り、飲食店はかなり込み合う上に割高になります。
一方のリスボンのカウントダウンイベントでは大きな混乱もなく、入場規制などもありません。
カウントダウンの数時間前から場所取りをして、トイレを我慢して…そんなものとは無縁の世界です。
そして年が明けてイベントが終了した後に夜の街へと繰り出しても、いつもと変わらぬ格安な価格で目いっぱい飲んで、踊って楽しめます。
今回は、そんなリスボンの年末年始の楽しくて格安な過ごし方を少しだけご紹介します。
19:00~年内最後の夕食 (家で食べる)
「腹が減っては戦はできぬ」とはよく言ったもの。
年の瀬の夜、リスボンっ子はいつもより早いディナーを家で済ませます。
安く食事ができる食堂は年末年始はしまっていることが多く、大晦日でも開いているダウンタウンの観光客向けのレストランは値が張るためです。
これからの長丁場のためにたらふく食べた後は、カウントダウンイベントが行われるコメルシオ広場へ…
ではなく、まずはバイロ・アルト(Bairro Alto)というバーやクラブが連なる地区へ向かいます。
20:30~バイロ・アルトで安く、楽しく飲む
リスボンのナイトライフの聖地・バイロ・アルト地区では、すでにカウントダウンを目前に控えて徐々に熱気が高まっているのを感じます。
パイント (約500ml) の生ビールが€1~€1.50(=¥130~¥200)で飲めてしまうのがポルトガル。
年末の特別料金などはなく、いつもと変わらぬ格安プライスです。
もっと安く済ませたいなら、リスボンの若者にならって、スーパーマーケットで1リットルの瓶ビールを買って路上で飲むのもアリ。
ブランドによりますが、€1以下で買えるものも。
のぶよはいつもお世話になっています。笑
22:00~無料ライブ
ほろ酔い気分のリスボンっ子たちが目指すのは、カウントダウンイベントが行われるコメルシオ広場。
リスボンの観光の中心地でもあるこちらの広場では、年明けの瞬間の2時間前からポルトガルを代表するアーティストたちが交代でライブを行います。
ライブの観覧はなんと無料!
有名なポルトガルのヒット曲なども演奏してくれて、熱気は最高潮に!
23:59~カウントダウン&花火
いよいよお待ちかねのカウントダウン!
年明け10秒前からポルトガル語でカウントダウンが行われ、年明けとともに打ち上げられる花火。
熱狂とともに、“Feliz ano novo!” (あけましておめでとう)と皆が叫び、コメルシオ広場は歓喜に包まれます。
そして打ち上げられる色とりどりの花火。
来たる新しい年が希望に満ちているような、そんな感じがしました。
0:15~無料ライブ、再び。
新年を祝う花火のあとは、再びライブがスタート。
年明けの熱気も相まって、広場に集まった人たちのテンションは最高潮に。
人が多すぎてぎゅうぎゅうということもなく、至って平和な感じなので、老若男女問わずその辺で音楽に合わせて踊りだします。
こういうところ、海外にいるといいなあって思います。
2:00~コンサート終了。バイロ・アルトで激安ナイトライフ
実に4時間にわたって続いたライブも終了し、人々はコメルシオ広場から移動しだします。
のぶよがここまでに使った金額、スーパーマーケットで買っておいた瓶ビール2リットル・€1.8のみ。
帰路につく人、広場で友達と話し続ける人、まだまだ騒ぎ足りずにバイロ・アルト地区へ移動して飲みなおす人。
飲みなおす人であるのぶよは、バイロ・アルト地区へと至る急な坂を上ります。正直しんどい。
ライブ後のコメルシオ広場から移動する人々で、バイシャ地区の通りは一杯になります。
バイロ・アルトへ到着したのぶよは、噂の€1ビールと入場無料のクラブを楽しみました。
なぜかテキーラのショットが定期的にやってくるという謎のシステム。しかも無料。
まだまだ若いわ!(笑)
おわりに
結局のぶよがこの2018年最後の夜~2019年最初の朝に使った金額は、(記憶が正しければ) 3.5リットル飲んだビール代€4.8のみ!
(テキーラは無料でした)
日本円で600円ほどで、リスボンの年越しナイトライフを100%満喫してきました!
(というか酔っぱらって最後の方記憶がない)
ニューヨークやパリ、東京のカウントダウンもいいですが、ストレスフリーで、しかも格安で満喫できるリスボンの年越しもいかがでしょうか。
一年で最も寒い時期ですが、ここは冬でも温暖なポルトガル。
「寒すぎてカウントダウンどころじゃない」とはならないことも大きなポイントです。
(とはいっても長時間外で過ごすわけなので、ある程度の防寒対策はしておくべき)
街中がお祭り騒ぎではあるものの、決して治安は悪くありません。
現にのぶよは、最後の方の記憶がないにもかかわらず、何事もなく日常生活に戻れています(笑)
というわけで、みなさん。
次の年越しはぜひポルトガルでいかがでしょうか!
コメント