【ルーマニア】ブコビナの五つの修道院の入口!スチャヴァの観光&おすすめレストラン・ホステル情報

【ルーマニア】ブコビナの五つの修道院の入口!スチャヴァの観光&おすすめレストラン・ホステル情報

こんにちは!ウクライナからルーマニアに無事再入国を果たしたばかりののぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

ルーマニアが誇る世界遺産の一つ、ブコビナ地方の五つの修道院。
歴史を感じさせる、色あせたフレスコ画で装飾された素朴な修道院は、人気の観光スポットです。

修道院がある南ブコビナ地方は、ルーマニア北東部に位置する伝統が色濃く残った地域。
その中心都市で、五つの修道院観光の起点となるのがスチャヴァ(Suceava)の町です。

世界遺産の修道院にばかり目が向けられて、スチャヴァはただの経由地として通過されてしまいがち。

しかし、のんびりとした南ブコビナの地方都市の雰囲気が漂うスチャヴァには、おすすめしたい場所がたくさんあります。

スチャヴァの町の主な観光スポットはもちろん、南ブコビナ地方の食文化に触れられるおすすめグルメスポット、スチャヴァで滞在したいおすすめホステルを紹介します。

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スチャヴァ観光地図

青:観光スポット
黄色:バスターミナル
赤:おすすめグルメスポット
紫:おすすめホステル

スチャヴァの観光スポット

1.スチャヴァ城塞

かつてこの地域にあったモルダヴィア公国の首都だったスチャヴァ。

町を見下ろす高台にあるスチャヴァ要塞は、スチャヴァがが繁栄を極めた600年前そのままの姿で残されています。
半分廃墟と化してはいるものの、歴史の深さを感じさせます。

要塞までは、林の中の遊歩道を通る気持ちのいい散策路。ただし、途中には長い階段があって結構しんどいです。

インフォメーション

スチャヴァ要塞

住所:Aleea Cetății, Suceava
料金:8LEI(=¥) ※ブコビナ村落博物館と共通チケット

2.ブコビナ村落博物館

スチャヴァ要塞のすぐ近くにあるのが、ブコビナ地方の伝統的な村の姿を再現したミュージアムです。

ミュージアム入口の木製の門は、ブコビナ地方特有のもの。現在でも多くの村で見られます。

ウクライナ領になっている北ブコビナ地方やカルパチア山脈の村でも、同じような造りの門が見られるのは、かつてブコビナは南北ともにルーマニア領で、ある程度共通の文化があるためです。

インフォメーション

ブコビナ村落博物館

住所:Aleea Cetății, Suceava 720028
営業時間:10:00~18:00 (月曜定休)
料金:8LEI(=¥) ※ブコビナ村落博物館と共通チケット

3.聖ジョルジュ教会

スチャヴァ城塞の丘と谷を挟んで反対方向、スチャヴァ中心街近くの丘の上に立つ、比較的新しめのルーマニア正教の教会です。

この教会付近からは、スチャヴァ城塞の全体を眺めることができます。

4.聖ジョン修道院

スチャヴァ城塞へと続く遊歩道の入口付近にある、スチャヴァで最も美しいであろう建造物がこちら。

この地方特有の、外壁一面にフレスコ画が描かれた教会を有する修道院です。

世界遺産に登録されている五つの修道院観光の拠点となるスチャヴァ。

こちらの教会は世界遺産に登録されてこそいないものの、色あせたフレスコ画は圧巻の一言です。

世界遺産の修道院を観光する前の予習として、立ち寄ってみるのもいいのではないでしょうか。

5.聖ドゥミトル教会

スチャヴァの中心街に建つ、存在感抜群の聖ドゥミトル教会。

こちらも例外ではなく、外壁に施されたフレスコ画が残されています。(保存状態はあまり良くありませんが)

スチャヴァの名物グルメスポット

ブコビナ地方の郷土料理を味わえる”Centrul Vechi”

スチャヴァに来たら是非味わいたい、南ブコビナ地方の郷土料理。

一人でも入りやすく、リーズナブルに食事を楽しめるのが、スチャヴァ中心街にあるCentrul Vechiです。

かなり広い店内には、なんとピザやフォッカチオを焼くための窯があり、注文が入ってから焼き上げてくれます。

店員さんも愛想がよく、気持ちよく応対してくれました。

自慢の窯焼きピザをはじめ、様々なメニューがあるのですが、おすすめはこの”Ciorbă rădăuțeană”(14LEI=¥368)というスープ

後述のホステルの人のイチオシで、他のレストランでもよく見かけたメニューです。

南ブコビナ地方の郷土料理で、鳥肉と野菜のバタースープといった感じ。
好みでスメタナ(サワークリーム)やガーリックソースを混ぜながら食べます。

これが本当に絶品。
バターの風味が強いスープはとにかくまろやかで、初めて食べる味でした。

せっかくなので、窯焼きのフォッカチオ(4LEI=¥105)もつけてみましたが、こちらも完璧な焼き加減でした。

昼間は20LEIほどで、お得な定食メニューも提供しているので、スチャヴァ滞在の際はぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

インフォメーション

Centrul Vechi

住所:Strada Vasile Bumbac 3, Suceava 720003
営業時間:全日 8:00~0:00

ブコビナ地方の名物スイーツを味わえる”Dulce de Bucovina”

美味しいものがたくさんのブコビナ地方。
食後のデザートや朝食にぴったりの、ブコビナ名物の甘いパンを紹介させてください。

その名も、プラチンチェ(Plăcinte)

プラチンチェとは平たく焼かれたパンに肉や野菜などを乗せて焼いたもののことで、かつてのモルダヴィア公国領だったルーマニア、モルドバとウクライナの一部地域でポピュラーな軽食です。

しかし、ブコビナ地方でプラチンチェといえば甘い物。

スチャヴァ中心街にあるDulce de Bucovinaという小さなパティスリーでは、Plăcinte cu brânzăというブコビナ地方独特のプラチンチェを味わうことができます。

“brânză”とはルーマニア語で「チーズ」のこと。

チーズケーキのように甘酸っぱく味付けされた特製のチーズを、パンに乗せて焼いたものです。
例を挙げるなら、日本のクリームパンに酸味を加えたような感じの味。

一つ3LEI(=78)~と手ごろな値段ながら、チーズの風味がすごくて、かなりクオリティーが高いです。

ブコビナ地方でしか味わえない名物プラチンチェは、ぜひ食べておきましょう!

インフォメーション

Dulce de Bucovena

住所:Strada Ștefan cel Mare 26, Suceava 720005
営業時間:朝~18時頃

スチャヴァのおすすめホステル

Irene’s Hostel

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住所:Aleea Nucului Street, Suceava 720026
料金:55UAH (=¥540)
部屋:4ベッドドミトリー

・立地:9/10
スチャヴァの中心街のアパートの一室を改装したホステル。
バスターミナル、スーパー、レストランなど全て徒歩10分以内の好立地です。

・アクセス:7/10
バスターミナルからホステルへ向かう途中にいくつか看板が出ていて分かりやすく、入口も見つけやすいです。

常にスタッフがいるわけではなく、事前にメールなどで到着時間を知らせるシステム。
チェックインは17時からとなっていますが、無料でアーリーチェックインも可能なのが嬉しいです。(要事前連絡)

・スタッフ:9/10
ホステルの名前通り、イレーネという女性が管理しています。

英語も通じますし、ホスピタリティーも抜群。スチャヴァや五つの修道院のおすすめ情報なども教えてくれました。

・清潔さ:9/10
毎日掃除してくれているので、かなり清潔です。
ホステル自体はそんなに新しくてモダンではないものの、綺麗にされていました。

・設備:8/10
シャワーとトイレは一つだけですが、3〜4人部屋が2つだけという小規模なホステルなので、まあ問題ないでしょう。
キッチンは調理器具がちゃんと揃っていて、ガスコンロもあります。プリンターや洗濯機も利用可能。

・wi-fi:8/10
たまに電波が途切れたりはするものの、ホステル内のどこでもつながりました。

・雰囲気:9/10
宿泊客が自分一人だけだったので何とも言えないものの、小規模のホステルなので他の旅人ともコミュニケーションが取りやすそう。
静かなエリアにあって、まるで住むように落ち着いた滞在ができます。


総合:8.4/10
全てにおいて大満足のホステルでした。
特に、オーナーのイレーネのホスピタリティーには感謝。

気が向いた時に、中心街へ買い物や食事に行けるロケーションにも満足。
スチャヴァで安く滞在するならかなりおすすめのホステルです。

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→その他のスチャヴァの宿を探す

スチャヴァの市内交通・移動

スチャヴァの市内交通

スチャヴァはとても小さな町。
バスターミナル、中心街、観光スポットなど全てが近くにあるので、移動の基本は徒歩になります。

スチャヴァ鉄道駅は、中心街から5kmほど離れていて、かなり不便。
できる限り、中心部にあるバスターミナルを発着するバスを利用する方がいいでしょう。

スチャヴァから他都市への移動

スチャヴァはルーマニアの北東部、南ブコビナ地方に位置しています。

意外にもルーマニア他都市へのバス路線が発達しており、移動に困ることはありません。
しかし、ルーマニア距離が離れているため、時間がかかってしまうのがネック。

スチャヴァからブカレストへ

バス
スチャヴァのバスターミナルから、1日10本以上運行。※夜行便あり
所要時間:7~8時間
料金:80LEI (=¥2103)~

鉄道
スチャヴァ駅から1日6本。※夜行便あり
所要時間:7時間
料金:90LEI (=¥2366)~

スチャヴァからブラショフへ

バス
スチャヴァのバスターミナルから、1日3本運行。※夜行便なし
所要時間:8時間
料金:80LEI (=¥2103)~

鉄道
直行の鉄道はなし。

スチャヴァからヤシへ

バス
スチャヴァのバスターミナルから、1日10本以上運行。
所要時間:3時間
料金:30LEI (=¥1971)~

鉄道
スチャヴァ駅から1日9本。
所要時間:2~3時間
料金:18.3LEI (=¥481)~

スチャヴァからクルジュ・ナポカへ

バス
スチャヴァのバスターミナルから、1日4~5本運行。※夜行便あり
所要時間:8時間
料金:75LEI (=¥1971)~

鉄道
スチャヴァ駅から1日4本。※夜行便なし
所要時間:7時間
料金:70LEI (=¥1840)~

スチャヴァからグラ・フモールルイへ

バス
スチャヴァのバスターミナルから、1日10本ほど運行。
所要時間:50分
料金:10LEI(=¥262)

グラ・フモールルイからスチャヴァへの帰りのバスの最終出発時刻は16:49と早めなので注意。
のぶよは乗り過ごしてひどい目にあいました。

スチャヴァからチェルニフチ(ウクライナ)へ

バス
スチャヴァのバスターミナルから、1日1本(13:00)出発。(※日曜は12:00)
所要時間:3時間
料金:40LEI(=¥1051)

おわりに

多くの旅行者が、世界遺産の五つの修道院へアクセスする通過点として通り過ぎてしまいがちのスチャヴァ。

観光スポットはあまり多くはないものの、昔から南ブコビナ地方の中心であった歴史ある町に数日滞在してみるのもいいのでは。

地方色を感じられるリーズナブルな名物グルメと、居心地抜群のホステル。
正直これさえあれば、のぶよ的には「行く価値がある町」のリストに入ります。

有名な修道院だけではなく、地方都市らしいのんびりとした雰囲気を味わいながら、スチャヴァに滞在してみるのもおすすめですよ。

 

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