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海外生活初心者向け!一人暮らし/ルームシェア/ホームステイのメリットとデメリット【ワーホリ・留学】

こんにちは!海外生活5年目、シェアハウス大好きなのぶよです。

留学やワーキングホリデー (以下ワーホリと呼びます) などで、これから海外で新生活を始めようという人も多いと思います。

ビザをとってしまえば、あとは出発までに語学スキルを磨いて、おいしい日本食をたくさん食べておいて、友達に会って…。
日本にいるうちに出来るだけのことをしておこうと考えている人が多いでしょう。

それでは、現地到着後の準備はどうでしょうか。まずは何から始めようと考えていますか?

仕事を探したり、語学学校へ通ったり、友達を作ったり…。

その前にしなければならないことが一つあります。

それは、現地での部屋探しです。

留学先のプログラムなどで、すでに住居が決まっている場合はとりあえず安心。
右も左もわからない外国で、ゼロから部屋探しをしなくてもいいというのはかなりのメリットだと思います。

しかし、のぶよはあらかじめ住居を決めてから渡航することには反対です

今までフランス、カナダ、ポルトガルといろいろな国で暮らしてきたのぶよですが、基本的に現地到着後に部屋探しを始めました。
だって、実際に部屋や周りの環境を見てから決めたいし、なによりあらかじめ準備するのが面倒くさいためです。

日本で部屋探しをするときだって、実際に下見してから契約するのが一般的。
なんで海外だと実物を見ずに決定できちゃうんでしょうか。不思議で仕方ありません。

そしていくら日本で万全に準備をしたところで、予想外の出来事が起こるのが海外生活

個人的な経験から言うと、日本人の長期滞在者でホームステイや住居でのトラブルを抱えている人のほとんどが、日本であらかじめ住居を決定してから、実際に見学もしないで渡航した人たちです。

もう、部屋なんて現地着いてから決めたらよくない?

そんな考えから、現地で住居を探す人の助けに少しでもなればと書き始めたこちらの記事。
実際に渡航して、部屋探しを始めればなんとかなるんですが、その前に「自分がどんな生活をしたいのか」を知っておくことは大切です。

今回の記事では、

アパートを借りて一人暮らし
シェアハウスの一室を借りて共同生活
ホームステイ

の3つの生活スタイルについて考えていきたいと思います。
あなたが海外でどんな毎日を過ごしたいか考える手掛かりになれば。

言葉ができなくても、知り合いが一人もいなくても、初めての海外生活でもだいじょうぶ。
絶対になんとかなります。

てゆうか、自分でなんとかできなさそうな人はそもそも行かない方がいいと思います(笑)

海外でアパートを借りて一人暮らしをする

まずは、「部屋探し」と聞いて多くの人がイメージするであろう、アパートを借りて一人暮らしをするという生活スタイル。
日本ではこのスタイルが最も一般的だと思います。

一方で、海外での一人暮らしはなかなかハードルが高いのは事実。
言葉がわからない国で外国人でも契約できるアパートを探して、契約を交わして、公共料金の支払いなどの手続きをして…。

考えただけで気が遠くなりそうじゃありませんか。

ざっと考えてもかなり大変そうなイメージを持ってしまう、アパートを借りての一人暮らし。

実際にのぶよはフランスのパリのアパートで一人暮らしをしていたことがあります
その経験を踏まえながら、メリット・デメリットを考えていきましょう。

アパートで一人暮らしのメリット

プライベートな時間を満喫できる

プラベートな時間が大切な人にとって、最優先事項となる点。
勉強や食事など、誰にも気を遣うことなく自分のリズムで生活ができるのは一人暮らしならでは。

自分の生活スタイルを変える必要がない

他人の生活リズムとは無縁の生活なので、いつ起きようがいつシャワーを浴びようが自由。
他人と生活をするシェアハウスなどではどうしても自分の生活スタイルを維持できない場合も多いです。

なんかおしゃれ

「海外で一人暮らし」ってなんだかオシャレな響きではありませんか。
誰もが一度は夢見る、海外の小さなアパートで自分だけの空間を満喫する大人のたしなみが味わえるかもしれません。

一人暮らしのデメリット

自分から動かないと、人付き合いなどがしづらい

非アクティブ派にとって一番の問題となるであろう点。

一人でいるのはやっぱり心地いいもの。出不精になってしまう可能性も多くあり、「あれ?私ここで何してるんだろう?」とふと自問自答するときがくるはず。(経験談)

滞在先の天候にもよりますが、雨や雪が多い地域では外に出るのすら面倒くさく感じてしまうことも。
下手したら、一日誰とも話してない日を過ごす羽目に…。(これも経験談)

自分から外に出て、友達と会ったりイベントに参加したりしないことには、なかなか他人と関わりを持つ機会が得にくいのは、一人暮らしの大きなデメリットかもしれません。

契約などかなり面倒

日本でも、賃貸の入居契約の手続きはかなり面倒ですよね。

ご想像の通り、海外で正規の入居手続きをするのはその何倍も面倒です。

部屋を又貸ししている人から、正規の手続きを踏まずに部屋を借りるという方法もありますが、そこは海外。
何かトラブルがあったときには不利になりますし、全て自己責任となってしまいます。

シェアに比べてかなり高額

当たり前のことなのですが、家賃や光熱費などをシェアするシェアハウスやフラットシェアに比べて、アパートで一人暮らしをするのは割高になります。

家賃だけでもシェアの倍ほどかかるのは普通。
そこに光熱費やインターネットなど自分で全額払わなければなりません。

家具付きのアパートでない場合、自分で家具や日用品を買う必要がある

アパートによっては家具つきで貸出しされているものもありますが、家具なしの場合、全て一から買いそろえる必要があり、時間もお金もかかってしまいます。

ずっとその国に住み続けるのならいいかもしれませんが、1年~3年の滞在のために全て買い揃えるのはかなりもったいないと思います。

なんか寂しくなる

のぶよ的に、これが一番の問題点だと思います。

パリで一人暮らしをしていた時は、仕事とアパートの往復の毎日でした。
休日も外に出るのが面倒くさくて部屋でゴロゴロしたりすることが多かったです。(今考えるともったいないことをした…)

結局日本にいるときとあまり変わらない日々だった気がします。

個人的な考えですが、どの国でもどの町でも、渡航後数か月の「全てが新鮮で美しく見える期(「ハネムーン期」というらしい)」を過ぎると至って普通の場所に変貌を遂げます

憧れのパリだろうとニューヨークだろうと、基本はそう。

なぜなら、その場所に住むということは、そこで日常生活を送る=その生活が普通になるからです。
逆にワクワクドキドキしているうちは、まだその場所に住めているということにはならないと思います。

そんな普通になってしまった日常において大切なのは、友人関係でしょう。

日本人だろうと現地人だろうとなんでもいいんです。
一人暮らしをしているなら、とにかく外に出て人との関わりを保つこと!

そうでないと、ふとした瞬間に寂しくなります。なんというか、漠然とした寂しさ。(笑)

結論:こんな人に向いている!アパートで一人暮らし。

・毎日外に出て、友達と遊んで、海外生活を満喫してやるぜ!という意識がある人
・ある程度高い家賃や光熱費などに予算が割ける人
・どうしても他人と住むのには抵抗がある人
・自分の好きなものに囲まれて、自分のリズムで生活したい人

つまり、のぶよのような意識低い系ワーホリには一人暮らしはあまり向いていなかったようです。(笑)

続いて、一人暮らしの対極のライフスタイルであろう、「シェアハウス」について考えていきましょう。

海外シェアハウスで生活する

海外では学生や若者の間でかなりポピュラーなシェアハウスやフラットシェア

その名の通り、一軒家やアパート(フラット)を数人で分け合って、共同で生活をするというスタイルです。

日本でも都市部において少しずつ広がってきてはいるものの、まだまだメジャーな生活スタイルの選択肢とは言えません。

海外ではどのくらいポピュラーかというと、都市部で暮らす海外の若者(20~30代前半)のほとんどがこのスタイルで生活しているといっても過言ではないほどです。
逆に一人暮らしをしている子などは「お金持ちの家の子」というイメージを持たれるほど。

実家から出た学生や社会人がほとんど一人暮らしをするのが普通な日本 (とはいっても、ウサギ小屋と揶揄されるくらいの小さい部屋ですが)って、どれだけ恵まれた国なんでしょう。

とにかく、海外で生活をするなら考えてみる価値のあるシェアハウスでの生活。
フランス、カナダ、ポルトガルでシェア生活をしてきたのぶよと一緒に、そのメリットとデメリットを考えていきましょう。

「ルームシェア」という言葉が日本ではポピュラーかもしれませんが、この言葉は文字通り、「一つの部屋を複数の人で分け合う」という意味となり、ドミトリーなどの相部屋を意味するので注意。

この記事では、「一つの家やアパートを複数の人で分け合う」という意味で「シェアハウス」「フラットシェア」という言葉を使っています。

シェアハウスのメリット

安い!

みんなで家賃、光熱費などをシェアするということは、それだけ安く済むということ。

一人暮らしをしてきたのぶよですが、初めてシェアを始めたときは、「なんで今まで一人暮らしにこだわっていたんだろう。シェアならこんなに安く生活できるのに!」と思ったものです。

シェアメイトと気が合えば最高の生活が送れる

こればかりは天のみぞ知る、というところなのですが、シェアメイトとの相性は本当に大切だと思います。相性が合うシェアメイトと暮らせれば、少しくらいの生活スタイルの違いなど気にならなくなります。

一緒にポップコーン片手に映画鑑賞会をしたり、みんなでBBQをしたり、遊びに行ったり…。
きっとあなたがイメージする通りの海外生活が送れるはず!

毎日話すので、自然と社交的になる。ついでに語学も上達

誰かと一緒に住むということは、毎日必ず会話をするということ

シェアメイトとの関係性によって事務的な会話だけだったり、友達としての会話だったりいろいろなパターンがありますが、とにかく毎日誰かと話せる(話さざるを得ない)環境に身を置くと、自然と社交的な性格になっていきます。

現地人のシェアメイトと住めば、語学の上達にもつながります
本や語学学校でパターン化された会話を学ぶよりもよっぽど実用的な会話スキルが身につくはず。

家に帰れば誰かいるという安心感

一人暮らしと違って、基本的に家に帰れば誰かがいます。

これをどう捉えるかは人によりますが、のぶよ的にはかなりうれしいポイント。
寂しさを感じることもありません。

天気が悪くて外出したくない日は、シェアメイトにとっても同じ。家に居ながら誰かと過ごすことができ、会話もできます。

日本ではあまりできない、他人との共同生活という経験

個人のプライバシーや空間が究極に重んじられ、他人との関わりが希薄になりつつある日本社会 (特に都市部)。
そこでの生活が当たり前だった人にとっては、赤の他人と共同で生活をするということはかなりのカルチャーショックを伴うはず。

自分の常識が他人の常識ではないため、配慮や理解が必要となる場面は多々あるでしょうが、語学やスキル以外にも大切なことを身をもって学ぶことができるはず。

履歴書に書けるのかどうか知りませんが、せっかく海外に来たんだし、日本ではなかなかできない生活スタイルに身を置いてみるのも一種のチャレンジです。

シェアハウスのデメリット

プライベートな時間を必ず持てるとは限らない

これはシェアハウスのスタイルやシェアメイトによりますが、一人暮らしに比べるとどうしてもプライバシーの確保は難しくなります。

自分一人だけで過ごしたくても、家に誰かがいるとストレスに感じてしまうこともあるかも。

 

シェアメイトと気が合わないと、地獄の日々。

ちょっと大げさに書きましたが、シェアハウスを選ぶ際に、シェアメイトとの相性は家賃の安さや交通の便の良さよりも大切な基準です。
相性が合わないと、相手のちょっとした言動や価値観の違いに対してストレスを感じる原因になりかねません。

いくらシェアハウス入居時のシェアメイトとうまくやっていても、そのシェアメイトがいつまでもいるとは限りません。(シェアハウスの人の入れ替わりは結構激しい)
賭けみたいなもんです。

自分の基準が他人の基準とは限らない(清潔さ、生活リズム、考え方など)

もし日本でシェアハウスに住むなら、ある程度同じ文化圏で育った人同士で価値観を合わせやすいと思います。
たとえ他の国からの入居者が来ても、日本の価値観や基準に合わせてもらうことができます。

しかし、海外で暮らすということは、その国の価値観やそのシェアハウスの基準に合わせなければいけないのはあなたになります。
もちろん自分が育んだ価値観を捨て去る必要はありませんが、違いを理解しなければいけません。

生活のリズムや清潔さの尺度なども文化によって、人によって異なります。自分の基準を押し付けるばかりではなく、シェアメイトの基準を尊重する必要があります。

物音など、気を使わなければならないことが多い。

生活リズムの違いにも関連しますが、昼間働いている人や学生、深夜勤務の人などいろいろな生活リズムの人が共同生活を送るのがシェアハウス。

夜に物音を控えなければならなかったり、逆にシェアメイトが騒いでいてうるさいと感じたりと騒音問題はつきものです。

みんなが使う共同スペース(キッチン、リビング、シャワーなど)も、自分一人だけのものではないため、他の人のことを考えて利用しなければなりません。

結論:こんな人に向いている!シェアハウス暮らし。

・他人と暮らすことに抵抗がない、少しの違いは我慢できる人
・できるだけ家賃を安く済ませたい人
・一人で暮らすと絶対に出不精になってしまいそうな人
・人と話すのが好きで、友達をたくさん作りたい人
・せっかく海外にいるんだから、ユニークな経験をしてみたい人
・毎日会話することで、実践的に語学を上達させたい人

何を隠そう、フランスで9ヶ月、カナダで4年、ポルトガルで1年という、日本人としてはおそらくプロ級のシェアハウス歴を持つのぶよ。

当たりも外れもいろいろと経験してきましたが、やはりシェアハウスは安いです。

アパートを借りて一人暮らしする半額以下で生活できます。
そりゃそうだ、複数で暮らしてるんだから。

他人との生活スタイルの違いや、文化によって異なる習慣や常識、考え方の違いなどがあまり気にならない人や、「せっかく外国で生活しているんだから、普段はできない経験をしたい!」という好奇心旺盛派にはかなりおすすめ。

ただし、シェアメイトは一緒に毎日の生活を送るいわば相方。
本当に本当に、よく考えて選びましょう。

個人的には、どんなにアパートが良くなくても (中心部から遠い、古い、汚い、とにかく糞、etc…)、ルームメイトとの相性さえ合えば、かなり楽しい生活が送れると考えています。

ホームステイで生活する

以前は、「海外生活=ホームステイ」という図式が日本人の頭の中にありました。(いまでも、子供を送り出す親世代はそうかも)
あなたは、「ホームステイ」という言葉から、どんなイメージが湧きますか?

・一軒家に暮らす家族の中にとけこんで、家族同然の温かい生活。
・ご飯がついていて、毎日おいしいものが食べられる。
・休日にはホストファミリーとお出かけ。現地の生活を肌で感じられる。
・毎日現地の言葉で話せるから、語学の勉強になる。

なんだかあったかくて幸せで、「THE海外生活」な毎日を送れそうなイメージ…。

それ、留学会社や語学学校のパンフレットの見過ぎです。(笑)

海外、特に欧米では、ホームステイは立派なビジネス
あなたがお金を払うから、「家族の一員」になれるんです。

インターナショナルな環境を求めてボランティア(無償)でホストファミリーをする物好きな家族は日本人くらい。
それ、ちゃんとお金もらいましょうよ。

フランスで1ヶ月のホームステイ経験があるのぶよはホームステイ反対派なのですが、もちろんメリットもあります。

ホームステイのメリット

食事を作らなくてもいい

面倒くさがりな人にとってはおそらく一番のメリットなのでは。
「海外版実家暮らし(要金銭)」とも言えるホームステイなので、毎日食事を作ってもらえるのはうれしいポイントです。

ただし、ホストファミリーによってかなり当たりはずれがあります。

ホストファミリーが留学生の扱いに慣れている(ことが多い)

ホームステイ先のほとんどは語学学校や大学などに登録して許可をもらっているので、いわば「外国人受け入れのプロ(であることが多い)と言えます。

言葉ができなくても、文化が違っていても、優しく理解しようとしてくれるファミリーがほとんど。

右も左もわからない海外生活を始めるにあたって必要なことはサポートしてくれる(ことが多い)ので安心ですね。

ホストファミリーによっては、家族同然でかなり温かく迎えてくれる

これは本当に運試しとしか言いようがないのですが、良いホストファミリーに受け入れてもらえれば、かなり充実した海外生活の始まりを過ごすことができます

おいしい食事、家族のだんらん、つたない外国語で会話の練習をしたり、週末は車で遊びに連れて行ってもらったり…。
あなたがイメージする温かいホームステイ生活が送れるはず。

ホームステイのデメリット

自由が少ない

「ホストファミリー」というだけあって、他人の家族と同居することとなるホームステイ生活
その家族にはその家族の生活があります。

「夜は~時までに返ってくること!」といった、「門限」という懐かしい言葉に再び出会うことも珍しくありません。

また、ホームステイ先によってルールが異なることも知っておきましょう。

「シャワーは1回10分まで」「タバコ禁止」なんてザラです。
友達のホームステイ先では、その家族が信仰する宗教のお祈りをさせられたなんて話も…。

高い

先述の通り、ホームステイには食事が含まれていることがほとんど。
つまりホームステイの料金には家賃だけでなく食事代が上乗せされています。

そして語学学校などを介して紹介されるため、コミッション(紹介料)も。
食事なんて自分で作ればかなり安く済みますし、自力で部屋を探せばコミッションはかかりません。

食べたいものが食べられない

特に初めて海外で生活する人にとっては考えておくべき点です。

個人の好みや渡航先の食文化、果てはホストファミリーの料理の腕にもよりますが、食事が口に合わないというのは相当しんどいと思います。かといって食べないわけにもいきませんよね…。

海外経験が浅いうちは、いくら毎日おいしい現地の食事を出してもらっていても、食べ慣れた日本食の誘惑には勝てないものです。
のぶよの場合、近くのショッピングセンターの中華バイキングへ逃亡していました。懐かしい。

ホームステイ先を自分で決めることが基本的にできない

ホームステイ先は基本的に現地の語学学校や大学が手配するのですが、ホームステイ先を事前に見学することは基本的にできません。

どんなファミリーなのか、部屋の雰囲気、アクセスなど、希望を聞いてもらうことはできるものの、なかなか全て理想通りのホームステイ先を紹介してはもらえないもの。

つまり、ホームステイ先に入居する当日に、これからどんな海外生活になるのかがかかっているわけです。

ホームステイ先の当たり外れが非常に激しい

ホストファミリーに対して「当たり」や「外れ」という表現を使うのはあまり適切ではないのですが、ここではあえて使います。それほど、当たり、外れが激しいんです。

のぶよがフランスの小さな町で1ヶ月ホームステイをした時は、それこそ「大当たり」でした。

毎日おいしいフランス料理を食べられたし、ホストマザーの友達をたくさん紹介してもらったり(おばちゃんばっかりだったけど。笑)、動物の名前を覚えるために動物園に連れて行ってもらったり…。
今でもいい思い出です。

しかしながら、語学学校で友達のホストファミリーについて尋ねると、みんなかなり否定的だったのにはびっくりしました。

「朝食がビスケット一つだけ」、「頑張って話しかけても聞いてもらえない」、「ものすごく山奥のステイ先」など。
文句を言っていてはきりがないものの、なかなか「当たり」のホームステイ先に巡り合うのは難しいんじゃないかと思います。

結論:こんな人に向いている!ホームステイ暮らし。

・初めての海外生活はやはり不安。最初はホームステイで安心して生活したい人
・アパートを探したり食事を作ったりする時間があったら勉強したい人
・実家から出たことがなく、とりあえずは似た環境から海外生活を始めたい人
・なんでも食べられる人
・本当に現地語の能がゼロで右も左もわからない人

ホームステイは、「受け入れ先の家族に囲まれて安心して過ごせる」というイメージがあり、海外生活初心者や彼らを送り出す親たちにいまだ根強い人気があります。

でも、のぶよは思います。
せっかく海外いくんだから、ゼロからチャレンジしてみるのもいいんじゃない?と。

それでもやっぱり不安だし、初めてだからホームステイにしようかな。と思っている人は、とりあえず1ヶ月だけホームステイしてみるのがおすすめ

先述のように、ホームステイ先の良し悪しは一種の賭け事のようなものでもあります。
もしホームステイ先が自分にあまりにも合わない場合は、留学先で変更してくれることもありますが、一朝一夕にはいきません。

だったら初めから、1ヶ月という短期間に限定してホームステイをしてみるのもアリだと思います。
1ヶ月なら、最悪我慢できる期間だと思いますし、もし良いホストファミリーに当たったら現地で延長したっていいんです。

留学斡旋業者は「最低でも3ヶ月」という魔法の呪文を唱えますが、それは紹介料が多く入るから。
別にあなたのこと考えてくれてるわけじゃないです。

何でもかんでも出発前に決めて手配しておく必要なんて全くありません。
不安な気持ちはわかりますが、「行けばどうにかなる」という楽観的な気持ちを持つことも大切だと思います。

おわりに:初めての海外におすすめの生活スタイルは?

どんな海外生活が送りたいかはあなた次第。
それぞれの生活スタイルのメリットとデメリットを考慮して、自分に合いそうなものを選びましょう。

もちろん、実際に生活を始めて「やっぱり別の方がいい」となったら変えることだってできます。
(多少の苦労は伴いますが。)

のぶよ的には、せっかく海外で生活をするのなら、シェアハウスに住むのがおすすめです。

特に、すでに海外生活の経験があるエキスパートには、初めからシェアハウスに絞って部屋探しをすることを強くおすすめします。
家賃が節約できますし、シェアメイトと仲良くなって友達の輪が広がる可能性もかなりあります。

反対に、初めての海外生活でどうしても不安がぬぐえない人は、慣れるまで短期間のホームステイをして、慣れてきたらシェアハウスなどに引っ越すという手もあります。

同世代の人同士で共同生活を送るなんて、若いうちしかなかなかできない経験。

せっかくの海外生活なので、日本での生活とは全く異なる生活にチャレンジするのもいいのでは?

今回の記事で、海外のシェアハウス生活をもっと知りたくなったあなたへ。

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