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カジュアルで一人でも入りやすい!セルビア・ベオグラードの日本食レストランMarukoshiに潜入【世界のジャパレスから。4】


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こんにちは!なんだかんだでセルビアの首都・ベオグラードに1週間も居座っているのぶよです。
(世界半周についてはこちらの記事へどうぞ。)

海外在住6年目、現在絶賛世界半周中ののぶよが、色々な国の日本食レストラン(ジャパレスと略される)へ行って、その実情を探るというゆるいコーナーである「世界のジャパレスから」のコーナー。

「世界のジャパレスから。」バックナンバー

1.ルーマニア・ブカレストのラーメン店 “JAPANOS”
2.モルドバ・キシナウの日本料理店 “KOTOBUKI”
3.ウクライナ・キエフのラーメン店 “MENYA MUSASHI”

番外編.ウクライナ・キエフの韓国料理店 “Arirang”

過去の「世界のジャパレスから。」シリーズの記事一覧はこちらから。

第四回目となる今回は、セルビアの首都・ベオグラードにあるカジュアルな日本食レストラン、“Marukoshi”に潜入してきました。

いまだに、モルドバ、キシナウの日本食レストランを超えるお店に出会えていない今日この頃。

セルビアの実力や、如何に。

一人でも気兼ねなく入れる!カジュアルな外観と内装。

ベオグラード旧市街(スタリイ・グラード)の東に位置する、ドルチョル地区。

隠れカフェや小さなレストランが点在する、ベオグラードのおしゃれさんご用達のこのエリアにひっそりと営業しているのが、今回お邪魔した日本食レストラン・Marukoshiです。

二階建ての建物を改装した小さなレストランは、大きな窓があって開放的。

観光客が訪れる繁華街からは距離があり、知る人ぞ知る隠れ家居酒屋のようなスポットです。

1階が禁煙席、2階が喫煙席と分煙されており、階によって内装のテーマも少し異なっています。

モダンでちょっと敷居が高そうに感じる雰囲気の1階に比べると、2階はポップでカジュアルな雰囲気。
日本でいう「食堂」をちょっとおしゃれにした感じです(笑)

大きなテーブルを囲むようにカウンター席があり、一人で訪れても気兼ねしなくていいのが嬉しいです。

手作り感が満載の2階の内装。

秋葉原(?)をモデルにしたデザインは、ところどころ漢字が間違っていたり、ところどころ中国語だったりとなんだか微笑ましいです。

わたしたちがセルビア語とマケドニア語、アルバニア語の区別なんて全くつかないように、彼らからしても同じことなのでしょう。

日本とほぼ同料金!良心的な価格のメニュー。

Marukoshiのメニューは、すべてにおいてお手頃な価格です。

セルビアの通貨・ディナールは、日本円とほぼ同じ価値(1ディナール=1.05円)なので、日本円=セルビア・ディナールと考えて問題ありません。

細かい数字が気になる人は、「日本円そのままで計算して、後から5%くらいの消費税をとられる」と考えておきましょう。

看板メニューらしきラーメンのメニュー。

日本円で700円~と、日本とほぼ同じ値段です。
場合によっては日本より若干安いかもしれません。

しょうゆ・みそ・塩の定番がそろっています。

丼ものも充実しており、牛丼、カツ丼、親子丼に、天丼まで。

天丼…。
正直すごく惹かれたのですが、他のものよりも高めだったのと、「とりあえずラーメンを食べてみないことには始まらない」という謎の使命感に邪魔されて断念しました。

海外で天丼が食べられる機会なんてなかなかないと思うので、惹かれる方は是非!

サイドメニューとして、餃子(8個入り)や揚げ出し豆腐、メインディッシュとしてはお好み焼き、カレーなどもあって、かなりバラエティーに富んだメニューだと思います。

いずれも日本で食べるのと同じくらいか少し安めの値段設定でした。

日本食レストランなのに寿司を置いていない。

Marukoshiが他の日本食レストランと大きく異なる点は、寿司を置いていないことでしょう。

「日本食=寿司」という概念は、もはや世界共通の認識になりつつあります。
どんなわけわからない国に行こうとも、どこかしらに寿司屋があるのがこのご時世。
(クオリティーはひとまず置いといて)

しかしながら、海外では魚料理やシーフードの値段は高いのが普通。
寿司も例外ではありません。

「日本食=おしゃれなお寿司をちょっと高いお金を払って食べるもの」というのが、世界での日本食の認知のされかたの現状です。
私たち日本人にとってのフランス料理のようなものです。

ベオグラードには、いくつか寿司を売りにしたレストランがありますが、そのほとんどが、おしゃれで敷居の高いものばかり。
カクテル片手に、テラスでカラフルな寿司を食べるような場所、そんなイメージです。

Marukoshiはそんなレストランとは一線を画し、寿司以外の庶民的な日本食しかおいていません。

私たち日本人だって、寿司を食べる機会よりも、ラーメンや牛丼、カレーを食べる機会の方がが多いですよね。

そんな「より身近な日本食」がテーマのMarukoshiのメニュー。
肩肘張らずに食事できる雰囲気も相まって、好感が持てます。

ラーメンのお味は?

のぶよが注文したのが、味噌ラーメン680DIN(=¥717)

海外のラーメンは、値段の割にボリュームが少ないことも多いのですが、Marukoshiではとにかく日本のラーメンと同じようなボリュームです。
サイドメニューなどなくても、ラーメン一杯でおなか一杯になります。

他のお客さんが注文していた丼ものや餃子も、かなりのボリュームでした。

見た目も日本のラーメンそのもの。
トッピングはチャーシュー3枚に味玉とたっぷりの青ネギ、コーンまでのっています。

肝心のお味は…。

「がんばってはいるのは認める。ただ、出汁をとれ!
と声を大にして言いたくなりました(笑)

だし文化であるわけがないセルビアで、かなり無茶な要求なのですが、ほんだしでも何でもいいから少し入れるだけで、かなり美味しくなると思います。

おろし玉ねぎとおろし生姜が大量に入っているスープは、もはや味噌の味などせず、ステーキソースを飲んでいるよう(笑)
とにかくしょっぱかったです。

他のテーブルで、同じくラーメンを注文していたセルビア人は、すでに塩辛いスープの中に、卓上にある醤油とラー油をドバドバと投入していました。
あなた、絶対長生きできないわ。

麺は中華麺というよりも、つけ麺の麺のようなかなりの太麺。
ボリュームを増やすのに一役買っています。こちらはまあ普通。

見た目が良かっただけに、かなりがっかりだったMarukoshiのラーメン。

しかし、海外で、700円くらいでラーメンが食べられたと思えば、まあいいでしょう。

もし再訪するなら、丼ものかカレーに挑戦しようと思います。

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おわりに

内装や価格、メニューの種類がのぶよ的にはかなり高ポイントだったために、ラーメンに対する落胆が大きくなる結果となったMarukoshi。

ラーメン以外のメニューは試していないので何とも言えませんが、これから訪れる人は、比較的当たりはずれの少ない丼ものに挑戦してみるのがいいかもしれません。

セルビアの他のレストランと同じように、Marukoshiのサービスはかなりゆっくりです。

ウエィターが二人しかおらず、いずれもあまりテキパキしていないので、混み合う時間帯は注文、提供、会計など全てにおいて待たされることになります。

食事時間には、短くとも1時間はみておきましょう。

インフォメーション

Marukoshi

住所:Kapetan-Mišina 37, Beograd 11000
営業時間:9:00~0:00 (月曜定休)
予算:600DIN(=¥632)~

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